タルキール龍紀伝 新コラガン
テキスト意訳


4黒赤

伝説のクリーチャー-エルダー・ドラゴン 神話レア

飛行、速攻
あなたがコントロールする他のクリーチャーは速攻を持つ。
対戦相手1人がそのプレイヤーの墓地にあるのと同名のクリーチャーかプレインズウォーカー・カードを唱えた時、そのプレイヤーは10点のライフを失う。

6/5


《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》以来、一部でずっと待望されていた、色の少ない自軍ドラゴン全体に速攻を与える事の出来るドラゴン。
これで、緑を含まない赤黒デッキでも《ドラゴンの嵐/Dragonstorm》から即殺出来るように。

《ヴァルカスの災い魔/Scourge of Valkas》
《ウトヴァラのヘルカイト/Utvara Hellkite》
《玉座の災い魔/Scourge of the Throne》
新コラガン

の、ストーム3で3人分の致死量オーバー(攻撃全部通る前提・廃位1回目のみ誘発、で多分145点)ダメージ達成。
主流とは言えない勝ち筋(「先に出したいドラゴン引いちゃうと《ドラゴンの嵐/Dragonstorm》で出せない」「9マナに加えてストーム条件もある」という点から色を気にしないなら、《歯と爪/Tooth and Nail》で大体間に合う)だけど、色が減るのは大幅パワーアップ。
特に比べられる歯と爪の色から離れられたのはかなり大きいんじゃない? 赤黒系のデッキでの活躍が期待出来るかも。
ドラゴンを引いても出しやすい《巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast》ジェネラルにこの勝ち筋を仕込む、なんてのも良さそう。

タルキール龍紀伝 新カード
タルキール龍紀伝 新カード
・上
《生命の律動/Biorhythm》おじさん。
すげー重いけどすげー悪い事出来そう。《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》にいわされそう。

・下
これはともかく、見た感じ各氏族でサイクルっぽい予感なので注目。

タルキール龍紀伝 新カード
もうすでに結構話題になっていて出遅れ気味だけど流石に衝撃的だったので。



アンデッドの大臣、シディシ 3黒黒

伝説のクリーチャー-ゾンビ・ナーガ レア

接死
濫用(このクリーチャーが戦場に出た時、あなたはクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい)
アンデッドの大臣、シディシがクリーチャー1体を濫用したとき、あなたはあなたのライブラリーからカードを1枚探してもよい。そうしたなら、それをあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。

4/6



という訳で新シディシ。通称死ディシ。

濫用は、自分自身を生け贄に捧げてもOK。
つまり、事実上統率者領域に置ける5マナのクリーチャー付き《悪魔の意図/Diabolic Intent》。

真っ先に思い浮かぶのは《むかつき/Ad Nauseam》デッキ。チューターの不安定な枚数や重さに悩まされる事無く、大量のマナ加速とフィニッシュ、少々の妨害を入れるだけでデッキが成り立つので、一度ライフが減った状況からゲームを取り戻す手段は少ないながらも安定性自体は高そう。

だが、黒単だと色々辛い部分も目立ちそうにも思える。
どうしても柔軟さには欠けるし、単色だとフィニッシュパターンも重くなる(軽く枚数が少ない所でも《不快な夢/Sickening Dreams》+《不死のコイル/Immortal Coil》など)。《天使の嗜み/Angel’s Grace》なんかも使えないのでライフが減るとジリ貧になりがち。

なによりむかつきデッキはネタが割れると始動ターンが見え見えになるので止められやすい。《泥炭の沼地/Peat Bog》からスタートした3T目、5マナでシディシキャストしてターンエンド、なんてやったらみんなの警戒はマックスになる事だろう。
使うにしても、《弱者選別/Culling the Weak》や《Lake of the Dead》なんかを使った突然の大幅マナジャンプから10マナ出して「シディシ→むかつき」とでもやらないと通すのは難しそう。

なので、こいつをジェネラルとして使うのなら《むかつき/Ad Nauseam》特化でない方が強そうに思える。
軽めの黒単の通常コンボ系として立ち回りつつ、合間を見たジェネラルキャストで時にはコンボパーツを、時には《むかつき/Ad Nauseam》を手札に、みたいな。



ジェネラルとして使わないと考えると、似た性質を持つクリーチャーとして《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon》がいる。
比べた時の違いは、

・5マナとキャストが軽い
・チューター能力を使うと墓地に落ちる(落とせる)

といった所。
マナコストが軽いのはどう見てもプラウ要素。
墓地に落ちるデメリットも、墓地利用の得意な黒なので上手く扱えば利点にする事も出来そう。


なんにせよ、夢が大きく広がりそうなレジェンドである。

EDH対戦記録

2015年2月27日 TCG全般
EDHで遊んで来たのでレポート。超簡易版。
使ったのは《時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage》と《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》。

・1戦目 タシグル スリヴァーの首領 テフェリー
首領に《法の定め/Rule of Law》置かれるも、超過《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》で捌いて《時のらせん/Time Spiral》からコンボ入って勝ち。

・2戦目 テフェリー タシグル 首領
《鎖のヴェール/The Chain Veil》コンボ入って勝ち。

・3戦目 首領 テフェリー タシグル
カウンター大量に抱えて《鎖のヴェール/The Chain Veil》コンボ。カウンター使い切って通して勝ち。

・4戦目 テフェリー タシグル 首領
タシグルが《編直し/Reweave》から《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》に繋げて勝ち。

・5戦目 首領 テフェリー タシグル
テフェリーが未来独楽で勝ち。

・6戦目 テフェリー タシグル 始祖ドラ
《無限への突入/Enter the Infinite》ぶっぱで勝ち。

・7戦目 始祖ドラ 新ラクドス アナフェンザ タシグル
《むかつき/Ad Nauseam》から入った所を《沈黙/Silence》《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》で止め、タシグルと始祖ドラを死に追いやるも、ラクドスが巨大生物バンバン並べて来てどうしようもなくなってアナフェンザも死亡。ラクドスの勝ち。

・8戦目 タシグル 始祖ドラ 新ラクドス アナフェンザ
パーマネントが土地1枚だけだから大丈夫だろうと《ドルイドの誓い/Oath of Druids》張ったらそこから《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》コンボを完成させてきてタシグルの勝ち。

・9戦目 新ラクドス アナフェンザ タシグル 始祖ドラ
《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》コンボでアナフェンザの勝ち。

・10戦目 アナフェンザ タシグル 首領 新ラクドス
《心霊スリヴァー/Psionic Sliver》他のスリヴァーを大量に使ったコンボで首領の勝ち。

・11戦目 タシグル 始祖ドラ 新ラクドス アナフェンザ
始祖ドラが《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》コンボで勝ち。



テフェリー  4人戦 0勝0敗  3人戦 5勝1敗 総合 5勝1敗
アナフェンザ 4人戦 1勝4敗  3人戦 0勝0敗 総合 1勝4敗
総合     4人戦 1勝4敗  3人戦 5勝1敗 総合 6勝5敗

前回(http://kakkokari.diarynote.jp/201502271046003150/)の続き
ここからはコンボカード以外のカードを中心に


◎《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》
ジェネラルに据えられ、「マナクリーチャーをドローソースに換えながら大量ドロー→追加ターン」のループで対戦相手を圧倒するデッキタイプとして活躍している。
マナクリーチャーが、序盤は展開、中盤以降はドローソースとなるためマナフラッドが起こりにくく、追加ターンは単純に強い。起点となるエドリックも、3マナと軽く再キャストも容易い上、固有色にカウンター有する青を含んでいるので少量の除去ならどうという事はない。
現在最強アーキタイプの一角。

・対策
まずはなんといってもインスタントのクリーチャー除去。少量の除去なら効きにくいとは言え、ジェネラルでドローを進められていないうちは追加ターン山盛りのマナフラデッキ。除去を重ねてエドリックによるドローを止められ続けると結構つらい。
ただ、《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》などの置物型ジェネラルがデッキに入っていて、そこを起点にループが発生する事もあるため、それらに警戒する必要もあるのが難点。
小型クリーチャーに頼っているため、全体除去や継続的なパーマネントの除去源も苦手。マナクリがドローも加速も出来るという事は、逆に言うとマナクリを潰されるとドローも加速も出来ないという事。極論、エドリック単体しかいないといつまでたっても回避能力のない《知謀の将軍 陸遜/Lu Xun, Scholar General》レベルなので大して怖くない。
追加ターンを打ち消せるカウンターもそれなりに有用。ただ、これをキャストされている時点である程度カードを引かれている事が主なので、根本的な解決にはなりにくいし、そもそも増えた手札からカウンターが飛び出してくる可能性もある。あくまで受けの広いカードだから出来る次点程度の対策として過信は禁物。
また、少ない追加ターンを使い回す目的で《有毒の蘇生/Noxious Revival》《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》などの墓地利用も入っている事が多い。墓地対策も次点の次点程度の対策にはなる。
基本的には、とにかくクリーチャーを潰し続けれるデッキ構成なら対処しやすいという事だ。


◎《Timetwister》《Wheel of Fortune》
手札を一気に7枚に揃える強力ドローカード。
手札が少ない時はもちろん、対戦相手が《Demonic Tutor》でカードを手札に加えた直後や、枚数は多くても弱い手札の時などにも撃ち込むチャンスは訪れる。
欠点は対戦相手にも手札を7枚に増やすメリットを与えてしまう事なのだが、逆に言うと他人にメリットは与えても自分が背負うデメリットはゼロ。存分に増えた手札で展開出来る。

・対策
まずは構築段階での対策。
対戦相手にキャストされる事を期待して構築するのは論外だが、存在を意識しておくのは悪くない。全体的にデッキのパーマネントを軽めにしておくと、他人の《Wheel of Fortune》で「元の手札が多くて損をした」という事は少なくなるはずだ。
もちろん、他人からそれらが飛んで来ないとジリ貧になるだけなので、細かいドローソースをそれなりにデッキに仕込んで置く必要があるのだが。
次にプレイング段階での対策。
例えば4人戦の場合、自分のターンを終了し、再び返ってくるまでに3人のターンを挟む。つまり、それだけ手札リセットの飛んで来る機会があるという事だ。
なので、特にそのターンに使い道がなくても《Mana Crypt》は戦場に出しておいた方がいい。3点受ける可能性が1ターン増える事より、手札リセットで強力なマナ加速が消える方が痛い。
また、同じ理由で《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》《金属モックス/Chrome Mox》なども先出ししてしまった方がいい場合も多い。1ターン加速が早まるだけでなく、手札リセットを受けた時のお得具合が雲泥の差になる。ただ、こちらの場合は大きくアドを失う動きであるため、キャスト出来るなら必ずキャストしろ、とならないのが難しい所。
《神秘の教示者/Mystical Tutor》などのサーチカードも、自ターン直前まで待った方がいい。暇だからと自ターンに撃っていると、手札リセットでマナの無駄遣いになってしまう事もある。


◎《概念泥棒/Notion Thief》
瞬速で出て来て、対戦相手の通常ドローを吸い取ってしまう強力カード。
特に《Wheel of Fortune》《意外な授かり物/Windfall》などの手札リセットに合わせるのが凶悪で、対戦相手の手札を0にしつつ、自分の手札をドロー予定の4倍に増やしてしまう。

・対策
ドロースペル、特に手札リセットを撃つ時には必ず存在を意識しておくようにしたい。2青黒のマナが立っている時はもちろん、青黒でも《暗黒の儀式/Dark Ritual》から出てくる事が稀にあるので注意。
「リセットで手札無くなるし、手札で余ってたクリーチャー除去をそこの適当なクリーチャーに撃っておこう」なんていう安易なプレイは最悪。放って置くと速やかに負けそうな盤面以外では、概念泥棒が出てきそうな状況では控えるべきプレイングとなる。
インスタントのクリーチャー除去は、ギリギリまで構え得。



◎《血染めの月/Blood Moon》《月の大魔術師/Magus of the Moon》
おなじみ多色デッキ殺しエンチャント。
ありとあらゆる特殊地形を《山/Mountain》にしてしまい、多色デッキを機能不全に陥らせる。「色が増えるとカードプールも大幅に増える」というゲームの性質上、多色デッキが多くなりがちなので広範な有効範囲を期待出来る。
それを除去するカードのキャストすら制限してくるため、各種対策カードの中でも最も強力な部類となる1枚。

・対策
3色以上のデッキは、構築段階で「基本地形を少しは入れる」「印鑑、タリスマンなどの色の出るマナアーティファクトを採用する」「特殊土地以外のマナソースで撃てる、シンボルの薄い除去を仕込んで置く」といった事を意識しておいた方がいい。
また、プレイング段階では赤くて《血染めの月/Blood Moon》が怖くなさそうなデッキを見たら、「余裕があればフェッチで基本土地を優先的に持って来る」「余裕があるならインスタント妨害を構えておく」という事を意識してプレイしたい。
実際の対戦では、この『余裕があれば』の状況が少ないのがもどかしいのだが。まあ使う側からすれば、対策カードなんだから強力な対策になってくれなきゃ困るって話なのだけれど。



自分が、構築・プレイ段階で特に意識に置いているカードは大体この辺り。
意識してても突っ張らなきゃいけない盤面も結構あって、そこで綺麗に嵌められて死んだりする事も頻発するのはご愛嬌。覚えておくとせめて納得して死ねるのでよろしいと思っている。
一部でEDH必須カードがちょっと話題になっていたので。

自分はこのフォーマットを、「ハイランダーのくせに初手に必ず複数回キャスト出来るジェネラルがいる」という構築ルールのおかげで、デッキの動きがジェネラル中心になりがちなため、どうしてもデッキによって強いカードが変わるため、必須カードと言えるものは非常に少ないフォーマットだと考えている。
(ほぼ同じカードプールのレガシー・ヴィンテージほどではないが。60枚構築だと土地すら1枚も入らないデッキもあるし、《Mana Crypt》みたいな色も選ばない問答無用のパワーカードもない)


だが、「対戦していて頻出しそうなカード」「無警戒だとあっさり負けてしまうカード」ってのは確かにある。
なので、今回は『デッキ構築に必須なカード』ではなく、構築段階・プレイ中に意識に残す必要のある、『対戦相手が使ってくると想定するのが必須なカード』と、『その対策カード』についていくつか書いていこうと思う。



◎《隠遁ドルイド/Hermit Druid》
ライブラリーを全部ひっくり返し、《戦慄の復活/Dread Return》で締めるのが主。
非常に広い範囲の妨害が刺さるが異常に早い、現状EDH最速コンボの一角。
ソーサリー含めたクリーチャー除去、ソーサリーに対するカウンター、墓地対策、変な所ではインスタントで対戦相手にドローさせる手段なんかでも詰ませる事が出来る。

・対策
どの色のデッキでも投入可能な、クリーチャーに触れる除去は入れておいても損はない。どうせ他のデッキもジェネラルというクリーチャーは必ず持っているのだから。(PWジェネラル? 例外だ例外)
青いデッキならカウンター。クリーチャー除去以上に受けが広いので、無駄になりにくい。
どちらにせよ、相手の挙動は早いので軽めのカード選択が望ましい。



◎《ドルイドの誓い/Oath of Druids》
非常に緩い条件で、デッキに1枚のクリーチャーをサーチ、戦場にタダで出せる。ついでに墓地が肥える。
《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》や《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》など、同じく1枚コンボなクリーチャーが採用されがち。たまにライブラリーをひっくり返して《補充/Replenish》や《蔵の開放/Open the Vaults》で勝ちに行く事もある。
《隠遁ドルイド/Hermit Druid》とほぼ同じ、EDH最速級の1枚コンボ。

・対策
クリーチャーが出る事によってはもちろん、墓地が肥えただけでもある程度有利を取れるデッキも存在するし、自分以外のプレイヤーがオースの恩恵に与るのが気に食わない事もあるだろう。そんな理由もあり、理想の対策はエンチャント除去。しかしEDHでは警戒すべきエンチャントが少なく、投入しにくいのが難。
《ドルイドの誓い/Oath of Druids》自体はエンチャントではあるが、高速フィニッシュルートはクリーチャーに頼っている。インスンタントのクリーチャー除去でも十分に有効。キャストから起動までタイムラグがあるので、除去を構えるのは難しくないはず。
墓地利用を絡めているタイプの場合、墓地対策が有効になる場合もある。ただ、代表格の《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》には《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》などの起動型対策が効きにくいのが難点。《安らかなる眠り/Rest in Peace》のような常在型対策で臨むのが理想。


◎《むかつき/Ad Nauseam》
デッキの総マナコストを非常に低くし、《むかつき/Ad Nauseam》キャストから大量にカードを引いてフィニッシュするデッキ。
上記2種に加えれば圧倒的に重い5マナのカードであるのだが、インスタントであるために除去が効かず、対処が難しい。
フィニッシュはパーマネントである事も少なくないが、今度はそれを大量に引いたカードの中にある《沈黙/Silence》や《否定の契約/Pact of Negation》で守られるので弾くのが難しい。

・対策
青ならカウンター。マナ加速から高速で攻めてくるので、対策とするカウンターも1マナ以下が望ましい。《白鳥の歌/Swan Song》《狼狽の嵐/Flusterstorm》《Force of Will》などが比較的受けも広くて使いやすい。
白なら《沈黙/Silence》。ただし上家のターンエンドに《むかつき/Ad Nauseam》を撃ち、アンタップステップを挟んでマナの増えた自ターンに攻めに来るようなタイプには効きにくいので注意。
その他の色だと、特化型の対策以外では対処が難しい。黒の手札破壊は多人数戦では非常に弱いし、手札リセットも悪くはないが裏目がある。ライフを減らすのも、相手のキルターンを考えると現実的ではない。
多色であれば《血染めの月/Blood Moon》のようなマナ否定戦略が有効である場合もあるが、それでも出来ているのは遅延でしかない事は覚悟しておこう。
《むかつき/Ad Nauseam》デッキはどうしても妨害が薄くなるし、平均3~4キル程度。その上むかつきデッキに他人の妨害が集中しがちなので、自分のデッキがそれと同レベルの速さを持つ事によって対策とするのが一番手っ取り早いか。


◎《生き埋め/Buried Alive》
これまで紹介して来たコンボと違い、ここから《再活性/Reanimate》などのリアニメイトスペルを挟む必要があるため、非常に揃えにくい。
しかしそれでも受けの広い2枚コンボであり、また始動に必要なマナが4~6マナ程度と軽く、さらには《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》という《むかつき/Ad Nauseam》同様パーマネント除去が効かないコンボもあるため、対処しにくい部類に入る。
早い時には《隠遁ドルイド/Hermit Druid》、《むかつき/Ad Nauseam》並みの速度で

・対策
スペルでコンボを組みたてていくため、カウンターは有効。リアニメイトスペルはデッキに複数枚ある事が多いので、基本的には《生き埋め/Buried Alive》の時点で止めに行く事。
また、必ず墓地にクリーチャーを落とす事を経由するコンボであるので、《むかつき/Ad Nauseam》と違い、墓地対策が非常に有効。
《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》の場合パーマネント除去が効かないため、カウンターを持たない色は墓地対策でカバーしていく事になる。同じく対策すべき強カードである《隠遁ドルイド/Hermit Druid》に対処出来る事もあり、青くないデッキは墓地対策の1、2枚はデッキに入れておく事を意識した方がいいだろう。



長くて読みにくくなりそうなのでその2に続く
ふっと思い立ったので空いた時間につれづれなるまま。
5月に発売するモダンマスターズ2015の再録カードを、自分なりに理由を考えて予想してみようって話。当たるも八卦当たらぬも八卦。


☆《タルモゴイフ/Tarmogoyf》など、モダマス再録済みのカードの再録
分かんない。
もしもウィザーズが、モダマスを昔の基本セットのように「2年に一度発売する、モダン用の再録セット」と位置付けるのなら、現在モダン環境で使われている主要なカードの再録は当然のようにあるだろうと思う。そうして、そういった方針でセットを維持するのも、モダンを盛り上げようとしている公式側の意図と合致するため、あり得ない話ではない。
しかし、その方針を活かした上でも「まだ売り上げや市場の影響が安定してないから、『2年に一度の定期的なモダマス』になる状況から手を引けるようにしておく」という意図で、今回のセットをモダマス以外からの再録カードのみで構成する事もないとは考えられない。
という訳で、どっちもあり得る理由があるので分からない。


☆個別カード
◎発表済みカードから予想
前回のモダマスは、「強力なアーキタイプが組めるパワードラフト」をウリにしていて、それは恐らくモダマス2015でも継続される路線だと予想される。(モダマスのパワードラフト路線が好評だった事、発売に合わせてリミテッドのGPが行われる事)
その事から、再録が勝っていしている《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》と《刻まれた勇者/Etched Champion》、現在のモダンの環境からある程度の予想は出来そう。


《刻まれた勇者/Etched Champion》再録から間違いなく金属術のアーキタイプは設定されるため
・《オパールのモックス/Mox Opal》
は、目玉カードにもなれるろうからまず確実に再録されると見ている。
また、トーナメントで良く見かける
・《感電破/Galvanic Blast》
も期待して良さそう。


また、エムラクールの番号が3番である事から、「英語名がEmrより先に来る、アーティファクトでない無色カード」は2枚再録される事が確定している。よって、
・《全ては塵/All Is Dust》
・《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》

・《コジレックの職工/Artisan of Kozilek》
から2枚が再録されるのは確定。この中から落ちるのは、統率者2014で再録されている《コジレックの職工/Artisan of Kozilek》になるのでは、と予想する。


さらに、上記カードの再録がアーキタイプとして影響するとすれば、マナランプ戦略・コスト踏み倒し戦略がドラフト用に設定される可能性が高い。(250枚程度のセットで、ドラフト部分以外の遊びを重量スペルだけで3枚も使うとは考えにくいため)

そこから、
・《ウルザの塔/Urza’s Tower》
・《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
・《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》

エルドラージの具合によっては
・《ウギンの目/Eye of Ugin》
・《巣の侵略者/Nest Invader》

と、
・《裂け目の突破/Through the Breach》
・《召喚の罠/Summoning Trap》

あたりが入ってくるのでは、と読んでいる。

また、《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》が入って来そうなので、
・《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》
も可能性ありと見ている。




◎構築環境から予想
未再録カードの中で、特に望まれているのを見る構築級のカードは
・《貴族の教主/Noble Hierarch》
・《血清の幻視/Serum Visions》
・《解放された者、カーン/Karn Liberated》
・《沸騰する小湖/Scalding Tarn》等ZENフェッチ
あたり。
なんだけど、この辺公式がどう考えているのか分からないので予想できない。再録予想は保留。


◎ドラフト環境から
強力なアーキタイプとして構築でも存在し、ある程度のレベルのものも作れそうなアーキタイプのカードが入ってくるだろう。
前述した金属術を除くと、

感染
・《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》
・《荒廃の工作員/Blighted Agent》
・《巨森の蔦/Vines of Vastwood》
・《古きクローサの力/Might of Old Krosa》
・《地うねり/Groundswell》

辺りから2、3枚は来そう。
特に《地うねり/Groundswell》は「上陸」がアーキタイプに入ってくると高確率で再録されそうだと思っている。

双子
・《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
・《欠片の双子/Splinter Twin》

あとは
・《呪文滑り/Spellskite》
なんかも再録されるかも。双子ばかりではなく、上の感染のサイドで良く見るし、金属術とも好相性なのでドラフトでの受けが広く入れやすく思える。

呪禁オーラ
・《夜明けの宝冠/Daybreak Coronet》
・《コーの精霊の踊り手/Kor Spiritdancer》
・《ぬめるボーグル/Slippery Bogle》

《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》がオーラであるため、オーラ推しはありそう。


赤単
・ 《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
・《稲妻/Lightning Bolt》
・《焼尽の猛火/Searing Blaze》
・《欠片の飛来/Shard Volley》

ドラフトだとオーバーパワー&すでに再録しまくりな《稲妻/Lightning Bolt》がちょっと怪しいか。


あたりが来ると予想している。
パーツが綺麗に再録圏内にいる構築アーキタイプとしてはスケープシフトもあるのだが、流石にレア2枚に偏ったアーキタイプをドラフトでやらせようとするとは考えられないので《風景の変容/Scapeshift》《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》の再録の可能性はちょっと低めに見てる。単体として、赤単バーン向けっぽくヴァラクートが採用される可能性はあるかもだけど。


大体こんな感じ。
うだうだ再録予想でした。
とりあえず告知からw
3月15日に統率者戦大会『第2回 チビ・ドラゴン杯』を行います。
詳しくはこちら

http://kakkokari.diarynote.jp/201502192035006316/

よろしくお願いいたします。


それはそれとして、今日の対戦レポート。
使ったのは《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》。
普段青いカウンター使うデッキばっかりだから、前のめり気味でストレスフリーなこいつホント楽しいわw 特化型からカウンターに対する脆さを取った《むかつき/Ad Nauseam》みたいな。
自分より早い墓地コンをナチュラルに潰していけるのがホント素晴らしい。

時間も遅くなっちゃったし簡単に。


・1戦目 始祖ドラ アナフェンザ 原形質
軽くぐだった末にアナフェンザが《ドルイドの誓い/Oath of Druids》で勝ち。

・2戦目 アナフェンザ 原形質 始祖ドラ
《むかつき/Ad Nauseam》ぶっぱして勝ち。

・3戦目 原形質 始祖ドラ アナフェンザ
原形質が《生き埋め/Buried Alive》《ネクロマンシー/Necromancy》で《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》コンボして勝ち。

・4戦目 始祖ドラ アナフェンザ 原形質
始祖ドラの《破滅的な行為/Pernicious Deed》でぐだる。圧力かけて起動させた後、改めてみんなが盤面構築。その末にアナフェンザが《むかつき/Ad Nauseam》から勝ち。

・5戦目 アナフェンザ デリーヴィー 原形質 始祖ドラ
ぐだる。アナフェンザのヘイトが高くてライフがピンチに。《ドルイドの誓い/Oath of Druids》に賭けるも割れる。
しかし《ドルイドの誓い/Oath of Druids》を拾い直し、さらにはその上からコンボを被せて来た原形質に《むかつき/Ad Nauseam》《天使の嗜み/Angel’s Grace》を叩きつけて勝ち。

あと、本人が希望していたので書いておく、最終的な盤面に関する戒文。
アナフェンザが、戦場にLED置きつつオース起動をスタックに乗せている状況。
ミリーの悪知恵でむかつきが見えたので、オースをスタックに乗せたまま、独楽でアドグレイスをキャスト。さらにLEDを切って白白白を発生。
原形質がそれに合わせて大慌ての捜索→ネクロマンシーキャストでウーズコンを完成させようとしてくる。
アナフェンザは墓地にクローサ流再利用があったので、 FBでキャスト。残っているマナは白白白。
ここまでのやりとりで、その他のスペルのやりとりも挟んでいたためにストームは7になっていた。ここで原形質は狼狽の嵐。対象は、守り切れば確実に勝てると全力で再利用カウンターにつぎ込む。
結果、それでも改めて墓地対されてコンボは止まり、アドグレイスが通ってアナフェンザが勝つ。
むかつきに4、再利用に4と振っていれば両方カウンター出来た。(どうせLEDのおかげでアナフェンザの手札はないのだからマナの数が増える事を警戒する必要もほとんどない(一応、他プレイヤーが使えずにいた精神的つまづきとかを再利用対象のカウンターに使い、支払いマナがギリギリ払える3マナになり、コンボを止められる危険性はあった))


・6戦目 デリーヴィー 原形質 始祖ドラ アナフェンザ
デリーヴィーが《爆破基地/Blasting Station》《浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician》《夜明けの反射/Dawn’s Reflection》の付いた《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》の新コンボ決めて勝ち。

・7戦目 始祖ドラ アナフェンザ デリーヴィー 原形質
《沈黙/Silence》が飛び交ってコンボが止まりまくるおかしな場。
最終的には《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》を出し、《汚れた契約/Tainted Pact》でがっつり掘ってから《意外な授かり物/Windfall》で残りを引き切った原形質の勝ち。

・8戦目 デリーヴィー 原形質 始祖ドラ アナフェンザ
原形質の《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》と始祖ドラの《概念泥棒/Notion Thief》が組み合わさって2人の手札がぐちゃぐちゃに。
最終的には原形質が制して勝ち。

・9戦目 アナフェンザ 新ラクドス 原形質 始祖ドラ
2T目《ドルイドの誓い/Oath of Druids》置くも《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》に《剣を鍬に/Swords to Plowshares》が飛んで来てストップ。
そうして残ったオースで、新ラクドスが《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》、《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》と捲ってぶんぶんモード。とりあえずキキジキでコピーして速攻付けてアナフェンザを毒殺。
そうして《暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots》パンチ+《はらわた撃ち/Gut Shot》で秘匿達成した《背骨岩の小山/Spinerock Knoll》から出てくるのは《ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas》。ブラコロを食べて11ドロー。
《白金の天使/Platinum Angel》を0マナでキャスト、黒黒で《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon》をキャスト、《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》でマナを確保して《最後の賭け/Final Fortune》。
あとはデッキに入ってるファイナルターンをルーン傷コピーでかき集めつつ乱射しながらブラコロではたき続けて勝ち……という状況でトップから《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》降って来たのでコンボに入って素直に勝ち。



アナフェンザ 4人戦 1勝4敗  3人戦 3勝1敗 総合 4勝4敗
総合     4人戦 1勝4敗  3人戦 3勝1敗 総合 4勝4敗


昨日はたまやで大会に出て来たよ。
デッキは相変わらずのURストーム。《ぶどう弾/Grapeshot》を2枚にして《信仰無き物あさり/Faithless Looting》を1枚足したくらいであとは前回のまんま。


◎1回戦 ノリンシスターズ
・G1 初手7 後手
相手がマナフラ起こしてて、最初のアクションが4T目《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》。それを《稲妻/Lightning Bolt》で焼いて、あとはゆっくりコンボ入って勝ち。

・G2 初手7 後手
管理人を3枚並べてぺちぺち殴ってくるも、その程度のクロックだと楽々間に合って勝ち。


◎2回戦 ジェスカイけちコンタッチ黒(zamaくん)
・G1 初手6 後手
軽量ドローでじっくり手札を整えつつマナを伸ばし、隙ついて《炎の中の過去/Past in Flames》通して勝ち。

・G2 初手7 後手
《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》をウザく思いながらも3T目《血染めの月/Blood Moon》通して行動を制限し、《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》からコンボスタート。途中《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》で《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》を見るも、ライブラリー掘って《白鳥の歌/Swan Song》まで辿り着いて勝ち。


◎3回戦 WBトークン(石像くん)
自分のデッキなので、相手のすべての動きは読み切っている。
勝利の方程式も分析済みだ。メイン7:3有利、後手4:6不利。つまり僕はこのラウンドで負ける可能性が高い!

・G1 初手7 後手
3T目、《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》のクエスト達成させておいて次ターン決めようと《血清の幻視/Serum Visions》撃ったら、とっぷから《血清の幻視/Serum Visions》が降ってきてそのままコンボに行けるようになったのでスタートして勝ち。

・G2 初手7 後手
2T目《町民の結集/Gather the Townsfolk》のトークンにノータイムで《稲妻/Lightning Bolt》。3T目《精神染み/Stain the Mind》を拒否しつつ非ダメを抑えるプレイング。君の動きは読み切っている! そして僕はこの後の3T目じゃとてもコンボ始動が間に合わず《精神染み/Stain the Mind》を喰らう! ほら見ろ! 予想通りだ! 死んだ!

・G3 初手7 後手
2T目《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》をトークンありの状態で《隔離する成長/Sundering Growth》で割られて居住される。
速攻を潰されてしまい、《無形の美徳/Intangible Virtue》を《摩耗+損耗/Wear+Tear》で割りつつ延命しつつ手札を調整するも、全力ビートされて間に合わなくなり負け。


◎4回戦 トリコトラフトタッチタルモ
・G1 初手7 後手
《天界の列柱/Celestial Colonnade》から入って来たので「ゆっくり戦えるかな?」と思ったら2T目に《タルモゴイフ/Tarmogoyf》が出てくる。さらには3T目に《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》も出て来て、5キルが確定状態に。
しかし4T目に《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》からのコンボ始動が間に合って勝ち。

・G2 初手7 後手
向こうにクロックはないものの、相手が山ほどカウンター持ってて、《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》《血染めの月/Blood Moon》と必要な所が何も通せず。
やがて向こうにタルモが降ってきて、それでも懲りずに《炎の中の過去/Past in Flames》ルート狙いの動きを狙うもカウンターで守り切られて負け。

・G3 初手7 後手
手札に《捨て身の儀式/Desperate Ritual》と《血染めの月/Blood Moon》、土地2枚という「《呪文貫き/Spell Pierce》だけ怖いなー」っていう初手で、土地置いてターンを返したら、向こうの1T目が《天界の列柱/Celestial Colonnade》だったのでご愁傷様でした。
向かい側の赤単デッキが《稲妻/Lightning Bolt》とかで頑張ってた。



という訳で3-1で3位。
3回戦は、微不利ではあるが決して勝てない相手じゃなかったので悔しい。
あと、サイドを強くし過ぎた。どうせ自分で使わないんだから《精神染み/Stain the Mind》と《安らかなる眠り/Rest in Peace》くらいは抜いておくんだったわw
明日石像くんに貸す事になったので、レシピをアップ。


・メイン
《急報/Raise the Alarm》4
《町民の結集/Gather the Townsfolk》4
《未練ある魂/Lingering Souls》4
《機を見た援軍/Timely Reinforcements》2
《幽体の行列/Spectral Procession》4

《無形の美徳/Intangible Virtue》4
《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor》2

《流刑への道/Path to Exile》4
《盲信的迫害/Zealous Persecution》2

《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》3
《思考囲い/Thoughtseize》3

・土地 24
《幽霊街/Ghost Quarter》2
《湿地の干潟/Marsh Flats》4
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》4
《神無き祭殿/Godless Shrine》3
《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》2
《風立ての高地/Windbrisk Heights》4
《平地/Plains》4
《沼/Swamp》1



・サイドボード
《安らかなる眠り/Rest in Peace》2
《石のような静寂/Stony Silence》3
《機を見た援軍/Timely Reinforcements》2
《喉首狙い/Go for the Throat》2
《精神染み/Stain the Mind》3
《隔離する成長/Sundering Growth》2
《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor》1



除去の的になるだけだし、《無形の美徳/Intangible Virtue》にも引っかからないから《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》は解雇した。あと、無駄にタルモを大きくしたくない。

自分から結構ライフ減らすし、3T目とかならトークンをチャンプさせたり美徳を先に置いたりで、特にアグロ相手にそこそこ条件達成しやすいので《機を見た援軍/Timely Reinforcements》をメイン投入。
ナチュラルにバーン対策しつつ3マナ3体は偉い。

クリーチャー除去はちょっと薄め。《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》とか怖いけど、まあそんなのいないいない。

WBトークンだと定番の《悪臭の荒野/Fetid Heath》だけど、使ってみたら異様に弱かったので《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》に。もうちょっと《沼/Swamp》が多くてその上で《幽体の行列/Spectral Procession》したいっていう構成ならともかく、ほぼ白単だと単体で無色土地にしかならないのが弱すぎる。

これまた定番の《大天使の霊堂/Vault of the Archangel》は遅すぎると判断して不採用。代わりに《幽霊街/Ghost Quarter》を2枚。トロンや、流行の護符ランプに効く。

サイドのソリンは、主にコントロール系やジャンク相手にした時の追加パワーカード枠なんだけど、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》も悪くない。ただ、バーン相手に頼りになるカードとしてサイドイン出来る事を評価してソリンにした。

《隔離する成長/Sundering Growth》は、《解呪/Disenchant》と迷ったんだけど居住を評価。《血染めの月/Blood Moon》相手に撃ちにくいけど、そもそも他の部分が月が効きにくいので出される事もないかなー、と。

サイドの除去が《喉首狙い/Go for the Throat》なのは、親和相手には使わないので。どうせ《四肢切断/Dismember》だと痛すぎてきついし。
《呪文滑り/Spellskite》を躱しつつ双子を止めたり、《包囲サイ/Siege Rhino》が辛いジャンク戦でのストッパーとして期待してる。

《精神染み/Stain the Mind》大好きマン。
コンボはもちろん、コントロール相手でも少量挿したい。全除去か、フィニッシャーが薄かったらそれか、あるいはクッソ重い《陰謀団式療法/Cabal Therapy》といった感じで使っておけば無駄にはならないでしょw


大体こんな感じ?

明日たまやの大会に出る予定なので戒めリスト
一部基本的なプレイングについても。

☆URストーム
・《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》《魔力変/Manamorphose》の無駄撃ちは避ける。《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》のために1枚墓地に落としておくのは悪くない。

・同じ理由で1枚目の《稲妻/Lightning Bolt》はさっさと除去に使って行っていい。通算被ダメージを効率よく抑え、墓地が肥える。

・《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》がクエスト達成してる状態で《炎の中の過去/Past in Flames》をキャストした時、「コピー解決→墓地の《思考掃き/Thought Scour》キャスト→本体解決」で余分にFBを与えられる可能性がある。

・《炎の中の過去/Past in Flames》ルートに行く時は、必ずマナ加速合わせて6マナ以上出る状態で。《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》がいると土地3枚からとかでも行けるが、速すぎると十分に墓地が肥えていない可能性がある。

・《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》《炎の中の過去/Past in Flames》の組み合わせにより、《白鳥の歌/Swan Song》《稲妻/Lightning Bolt》が勝ち筋になり得る時もある。

・クエスト達成した《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》で発生する《ぶどう弾/Grapeshot》のコピーはストームしない。

・《巣穴からの総出/Empty the Warrens》は、マナはかかるが少ないストームでも勝ちに行けるので、基本的に対手札破壊デッキ用。

・《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》などがあるので、黒系サイド時には《巣穴からの総出/Empty the Warrens》を投入しつつも《ぶどう弾/Grapeshot》は1枚残しておく。

・《神聖の力線/Leyline of Sanctity》《虚空の杯/Chalice of the Void》はどの色のデッキからも出てくる可能性がある。《巣穴からの総出/Empty the Warrens》プランなら躱せるので、不安なら1~2枚サイドイン。

・特に白系は上記カードに加えて《法の定め/Rule of Law》があるので《摩耗+損耗/Wear+Tear》は忘れずに。下手すると即死する。

・《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》は《摩耗+損耗/Wear+Tear》で割れる。

・《血染めの月/Blood Moon》は神。2色デッキでも刺さるデッキには刺さるので、メイン戦で相手の土地は良く見ておく事。

・2ターン目に《発熱の儀式/Pyretic Ritual》などから置けるならガンガン置いてっていい。フェッチを殺せる。




☆WBトークン
・《血染めの月/Blood Moon》警戒するような状況なら、フェッチは真っ先に基本土地を持って来る。意外と色拘束は薄いので、基本土地1枚ずつあれば十分回る。ケアも楽なレベル。

・特に1枚挿しの《沼/Swamp》は優先して持って来る。《幽体の行列/Spectral Procession》はあるが、それ以外は色拘束緩いし、いざとなったら2白白とかでも撃てる。

・《風立ての高地/Windbrisk Heights》で秘匿するカード、急いで殴り倒したい時にはインスタントの《盲信的迫害/Zealous Persecution》を。《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor》や《無形の美徳/Intangible Virtue》だと効果が1ターン遅れる。

・《精神染み/Stain the Mind》が手札にあって、一見トークンがアタックしにくそうな状況でも、《無形の美徳/Intangible Virtue》を置けば警戒を持つので両方キャスト+アタックできる状況に持っていける事も多い。

・《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》は《隔離する成長/Sundering Growth》で割れる。

・居住を忘れてはいけない。

・サイド後は《神聖の力線/Leyline of Sanctity》を警戒して《隔離する成長/Sundering Growth》を1枚2枚入れておくのも悪くないんじゃないかな? 外れる場合もあるけど。対策なしに力線を通した場合、下手するとデッキの死に札が10枚くらい一気に増える恐れがある。

・バーン相手に手札破壊全アウトは愚策。《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》くらいは残しておくと、《頭蓋割り/Skullcrack》ケアして《機を見た援軍/Timely Reinforcements》や《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor》に繋ぐ事が出来て悪くない。





忘れそうな事、機を付けておいたほうが良い事は思い付く範囲で大体こんな所。

※ 参加要項 ※
☆開催日
2015年3月15日(日)

☆会場
北上駅前、おでんせプラザぐろーぶ3階生涯学習センター小会議室

☆参加費
1000円

☆大会スケジュール
開場:10時
受付開始予定:10時15分~
大会開始予定:10時30分~
大会終了予定:16時
閉場:17時

備考:建物の裏に駅前駐車場があります。1時間あたり100円、建物1階のスーパー「WELLゆう」で買い物をすると2時間無料になります。



※ 大会形式・ルール ※
基本的には統率者戦のルールに従います。(http://logicwolf.sakura.ne.jp/magic/edh.html
選択式ルール(デッキ入れ替え枠、代替勝利条件など)は用いません。



☆予選
組み合わせをランダムに行った、4人、または3人による統率者戦3回戦。
誰か1人を残し他全員が敗北条件を満たす、または誰か1人が勝利条件を満たす事により勝者が決定します。

・マッチの組み合わせに関しては、不戦勝が最大でも1名になるように、また、その上で可能な限り4人戦の数が増えるように行います。
・ゲーム開始時のマリガンは、部分パリ式マリガンで行います。
・一番手プレイヤーのファーストドローはあります。
・ターン進行は時計回りで行います。
・試合時間は50分+エクストラターンです。
・エクストラターンは、試合終了時間になった時点で始まり、「一番手プレイヤーのターンが始まる直前」で終了します。
・エクストラターンには、追加ターンを得る事は出来ません。

◎ポイントについて
勝者:3P
不戦勝:3P
引き分け:1P

◎引き分けについて
止められない無限ループ、相討ちによるプレイヤー全滅、時間切れなどにより引き分けが発生します。
引き分けのポイントを得られるのは、「引き分けが決定する直前まで敗北条件を満たしていなかったプレイヤー」です。

◎投了について
全てのプレイヤーは投了の宣言を自由に行う事が出来ます。
ただし、「他の生存プレイヤー全員がそれを認めた場合」にのみ有効となります。



☆決勝
予選のポイント上位4人による決勝戦。
および優勝決定後、優勝者を除いた3人による2位決定戦。

・決勝、および2位決定戦に関しては基本的に時間制限を設けません。
・ただし、会場の使用時間など進行の都合により、あとから制限を設ける場合があります。
・引き分けが発生した場合、十分に時間が取れるならば、その時点で敗北条件を満たしていたプレイヤー含めて再試合、時間が取れないと判断された場合はランダムに順位を決定します。
・それ以外については予選に準じます。



※ その他 ※
決勝進出者につきましては、対戦動画の撮影、および大会終了後のデッキリスト提出をお願いする予定になっております。
ご協力お願いいたします。

ゲーム進行その他において、なんらかの判断が必要な事態が発生した場合には運営側の指示に従っていただきます。
なにとぞご了承ください。

※ 順位決定方法・大会賞品に関して ※
☆順位決定方法
1位、2位は、それぞれ決勝の勝者、2位決定戦の勝者となります。
3位以下に関しては、予選のポイントにより決定いたします。
同点の場合、それまで対戦した対戦相手の総ポイントの合計が高い人が上位となります。
対戦相手のポイント含めて同点で、さらに賞品授与の都合などによって順位を決定する必要が出た場合にはランダムで上位者を決定します。

☆大会商品(予定)
◎通常賞品
1位
《チビ・ドラゴン/Dragon Whelp》4th・限定版 日本語
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》 日本語
モダンマスターズブースターパック 2パック

2位
モダンマスターズブースターパック 1パック
エクソダスブースターパック 英語版 1パック
運命再編ブースターパック 日本語版 3パック

3位
モダンマスターズブースターパック 1パック
運命再編ブースターパック 日本語版 2パック

4位
モダンマスターズブースターパック 1パック
ホームランド 他言語 1パック




◎ビートダウン賞
予選ラウンドにおけるおまけ要素です。

☆予選ラウンドにおいて、各卓に「ラヴニカへの回帰 日本語版」を1パックずつが賞品として準備されます。

☆そのパックは、そのゲーム中、一番最初に

・いずれかの対戦相手のライフを0以下にして敗北させた
・いずれかの対戦相手に21点目の統率者ダメージを与えて敗北させた
・いずれかの対戦相手に10個目の毒カウンターを与えて敗北させた

プレイヤーに与えられます。



※ !注意! ※
・ライブラリーアウトや、《否定の契約/Pact of Negation》などを原因とするいわゆる『契約死』させる方法など、条件に設定された方法以外で敗北させた場合には条件を満たす事は出来ません。(誰がトドメをさしたかが分かりにくくなる場合が発生し得るため)

・倒す条件となるプレイヤーは「対戦相手」であるため、《ネクロポーテンス/Necropotence》でライフを0まで支払うなどの、いわゆる自殺によって条件を満たす事は出来ません。

・ただし、自殺によって他プレイヤーが条件を達成するのを回避する事は認められています。存分に死んでください。

・ライフが0以下になる直前で《天使の嗜み/Angel’s Grace》をキャストする、などによってその場の敗北を回避した場合でも、「誰が条件を満たしたか」は有効となり続けます。このまま何も変わらず敗北した場合、最後にライフを失わせて0以下にしたプレイヤーがパックを得ます。

・同じく《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》の場合、ライフが0以下の状況でこれが戦場を離れた場合は、ライフを0にしたプレイヤーが条件を満たします。
また、《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》が戦場に残ったまま毒カウンターが10個になって敗北した場合には、10個目の毒カウンターを与えたプレイヤーが条件を満たします。




☆誰も条件を満たす事無く、いずれかのプレイヤーが勝利条件を満たした場合(ライブラリーアウト勝ち、《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》など)には、そのゲームの勝者にパックが与えられます。

☆誰も条件を満たす事無く、そのゲームが引き分けになった場合には、「引き分けが決定する直前まで敗北条件を満たしていなかったプレイヤー」の中からランダムで1名を選び、そのプレイヤーにパックが与えられます。





☆最後に
今回は、ランダム賞の代わりに、ビートダウンプレイヤーにも楽しめるようにおまけのビートダウン賞を設定してみました。

細々と面倒くさい部分があり、ルール設定に抜けが発生しやすいので怖い所もありますが、完全に運任せなランダム賞よりは個人の頑張りが認められていいかなー、と思ったので。
ルール周りで何か問題があった場合は、他の場合と同じく主催者の指示に従っていただきます。なにとぞご了承ください。



ルール・運営についてなど、質問があればコメント欄へお願いいたします。

プレイマットデビュー
長らくプレイマットって奴を使ってなかったんだけど、大好きなAmy Weberがイラストを描いたプレイマットが手に入ったので、これからは自分も場所アド取りに行く勢になります。
《Time Walk》モチーフのプレイマット用描き下ろしw すげー嬉しいw




※ 宣伝 ※
3月15日に統率者の大会を開きます。
場所はいつも通り北上駅のすぐ隣のあそこ。
詳細は後日。
出来たよー。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm25594223


試合時間が決勝の1/4くらいだったおかげで、1日で編集完了、スムーズにエンコ完了、即日アップ、と前回とは大違いだったw
お前ら、動画撮ってる時はさっさと全員殺せよ。


※ 宣伝 ※
3月15日(日)で第2回チビ・ドラゴン杯の開催予定が立ちました。
大会詳細は明日以降のつもり。お楽しみに!

今日の帰り、cozaくんzamaくんと話してて妙に盛り上がったモダンのエスパーアンコウデッキ。
ぐぐったらレシピ出て来たから参考までに貼り付けておく。


《汚染された三角州/Polluted Delta》4
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》2
《湿地の干潟/Marsh Flats》2
《闇滑りの岸/Darkslick Shores》4
《湿った墓/Watery Grave》2
《神聖なる泉/Hallowed Fountain》1
《神無き祭殿/Godless Shrine》1
《島/Island》1
《沼/Swamp》1

《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》4
《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》4

《未練ある魂/Lingering Souls》2
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》3
《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》4
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》4
《血清の幻視/Serum Visions》4
《思考掃き/Thought Scour》4
《頑固な否認/Stubborn Denial》4
《流刑への道/Path to Exile》4
《思考囲い/Thoughtseize》2
《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》2


サイド
《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》3
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》3
《機を見た援軍/Timely Reinforcements》2
《未練ある魂/Lingering Souls》1
《翻弄する魔道士/Meddling Mage》1
《呪文滑り/Spellskite》1
《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》2
《平地/Plains》1
《死の印/Deathmark》1


ジョン=フィンケルがインタビューしてたんだけど、そこで話してた「《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》はヴェリアナから手札を隠せるし、フェッチランドがあると擬似占術として使える」って話は中々アツイと思った。

EDH対戦記録

2015年2月14日 TCG全般
今日はピラミッドで対戦して来たよ。
使用ジェネラルは《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》。

《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》では無く《マグマ地雷/Magma Mine》でも十分量の人数を殺せる事が判明(サルベイジャーで回収orブライトハース&無限ドローの最中に手札に入ってくるリグロウスとかを絡める)したので、ちょっとデッキが軽くなったよ。
あと、やっぱり動きがもっさりしそうだったので《壌土からの生命/Life from the Loam》エンジンは解雇。



・1戦目 始祖ドラ アナフェンザ シャルム
始祖ドラ2T目《Timetwister》、シャルム2T目《Timetwister》。
そこでマナが伸びたアナフェンザが自ターンに《むかつき/Ad Nauseam》ぶっぱ。
大量に手札を増やした後、始祖ドラがアナフェンザの《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》に合わせて《エラダムリーの呼び声/Eladamri’s Call》で《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》手札に加えて来て、サルベイジャールートが止まるも《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》コンボに切り替えての《マグマ地雷/Magma Mine》で勝ち。

・2戦目 始祖ドラ ナース アナフェンザ
始祖ドラが《背信のオーガ/Treasonous Ogre》から《騙し討ち/Sneak Attack》。《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon》《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》とつないで自分の終了ステップに《ネクロマンシー/Necromancy》から無限コンボスタート。CIPを繰り返すルーン傷で《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》をサーチしてきて勝ち。


・3戦目 シャルム 始祖ドラ ナース アナフェンザ
シャルムがぶんぶん。2T目《記憶の壺/Memory Jar》の3T目壺起動から《概念泥棒/Notion Thief》キャスト、4T目にシャルムで壺拾って起動からコンボ決めて勝ち。

・4戦目 アナフェンザ シャルム 始祖ドラ ナース
アナフェンザが3T目に《ドルイドの誓い/Oath of Druids》置くも、ナースがオース回したら《進歩の災い/Bane of Progress》が出て来て台無しに。
ぐずぐずになるもそこからシャルムが盛り返してジェネラルコンボで勝ち。

・5戦目 アナフェンザ シャルム 始祖ドラ ナース
2T目に張った《ドルイドの誓い/Oath of Druids》を割られて減速するも、その後《むかつき/Ad Nauseam》でサルベイジャーコンボ揃えてアナフェンザの勝ち。

・6戦目 シャルム 始祖ドラ ナース アナフェンザ
全体的にぐだり、ライフも少なめに。始祖ドラが殴り倒され3人戦に。
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》をリムーブされたものの、粘った末に《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》コンボに入ってアナフェンザの勝ち。

・7戦目 ナース アナフェンザ シャルム 始祖ドラ
マナ加速した始祖ドラが、シャルムの《Timetwister》後に《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》をキーにしたコンボをあっさり決めて勝ち。

・8戦目 シャルム 始祖ドラ ナーセット アナフェンザ
シャルムがぶんぶん。ナーセットが2T目に出てくるも、攻撃させる間もなくシャルムが3キル。

・9戦目 始祖ドラ ナーセット アナフェンザ シャルム
ナーセットが高速でキャストされ、10マナくらいある状態で《嵐の獣群/Storm Herd》《追い討ち/Aggravated Assault》と捲れて危険な感じに。
そうして嵐の獣軍を巡るカウンター合戦が起こったターンの返し、アナフェンザが横からサルベイジャーコンボ決めて勝ち。

・10戦目 アナフェンザ シャルム 始祖ドラ ナーセット
シャルムが《Mystic Remora》で大量にカードを引いて展開。始祖ドラが《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》超過で減速させるも、結局はそのアド差を活かして未来独楽決めて勝ち。

・11戦目 アナフェンザ シャルム 始祖ドラ ナーセット
ナーセットが《発生器の召使い/Generator Servant》を使って2T目パンチ。《精神の願望/Mind’s Desire》が捲れ、そのデザイアから《無限への突入/Enter the Infinite》が捲れちゃって2キル。



アナフェンザ 4人戦 3勝6敗  3人戦 1勝1敗 総合 4勝7敗
総合     4人戦 3勝6敗  3人戦 1勝1敗 総合 4勝7敗


そこそこ勝てた。

 
という訳でレシピ。


・ジェネラル
《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》

・コンボパーツ 6
《ドルイドの誓い/Oath of Druids》
《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》
《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》
《調和の中心/Concordant Crossroads》

・ドロー 18
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《彩色の星/Chromatic Star》
《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
《妖術師のガラクタ/Conjurer’s Bauble》
《陽光の呪文爆弾/Sunbeam Spellbomb》
《屍気の呪文爆弾/Necrogen Spellbomb》
《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb》
《活生の呪文爆弾/Lifespark Spellbomb》
《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
《土地税/Land Tax》
《ミリーの悪知恵/Mirri’s Guile》
《占骨術/Skeletal Scrying》
《巻物棚/Scroll Rack》
《夜の囁き/Night’s Whisper》
《森の知恵/Sylvan Library》
《壌土からの生命/Life from the Loam》
《血の署名/Sign in Blood》
《むかつき/Ad Nauseam》

・サーチ 9
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
《Demonic Tutor》
《悪魔の意図/Diabolic Intent》
《引き裂かれた記憶/Shred Memory》
《真の木立ち/Sterling Grove》
《残酷な教示者/Cruel Tutor》
《Grim Tutor》

・妨害・復帰 15
《自然の要求/Nature’s Claim》
《崩壊/Crumble》
《浄化の印章/Seal of Cleansing》
《殺戮の契約/Slaughter Pact》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《流刑への道/Path to Exile》
《奉納/Oblation》
《有毒の蘇生/Noxious Revival》
《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》
《写本裁断機/Codex Shredder》
《沈黙/Silence》
《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》
《不愉快の拒絶/Rebuff the Wicked》
《信仰の盾/Faith’s Shield》
《新たな芽吹き/Regrowth》

・マナ加速 20
《Mana Crypt》
《金属モックス/Chrome Mox》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《Jeweled Amulet》
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《通電式キー/Voltaic Key》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《繁茂/Wild Growth》
《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《汚物の雨/Rain of Filth》
《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet》
《ゴルガリの印鑑/Golgari Signet》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《肥沃な大地/Fertile Ground》
《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》

土地 31
《平穏な茂み/Tranquil Thicket》
《やせた原野/Barren Moor》
《隔離されたステップ/Secluded Steppe》
《Scrubland》
《Savannah》
《Bayou》
《神無き祭殿/Godless Shrine》
《寺院の庭/Temple Garden》
《草むした墓/Overgrown Tomb》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《統率の塔/Command Tower》
《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《真鍮の都/City of Brass》
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《沼/Swamp》 3
《平地/Plains》 2
《森/Forest》 2


総マナコストは97。
リムーブなんて怖くないぜ! って言って《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》抜いたり《リスの巣/Squirrel Nest》ベースにコンボを換えたりすればもうちょい軽くなると思う。

コンボ要素にもなる《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》に加え、ジェネラルの《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》、復帰用カードにもなる《有毒の蘇生/Noxious Revival》、サーチ兼任の《引き裂かれた記憶/Shred Memory》と入っており、デッキが妙に墓地利用殺すマンになった。
あとは《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》と《沈黙/Silence》でむかつきに対処出来ればいいな感。

《むかつき/Ad Nauseam》投入した関係で、コンボ要素や妨害で地味にゲインライフ要素がちょくちょく入ってるのがおしゃれポイント。

青の入っていないデッキで頑張ってみようと思った。
可能な限りガチで、まともな勝率を取れるように。

という訳で、選んだジェネラルがタイトル通りのアナフェンザなんだけど、まずは「どうして選んだか」から順に書いていこうと思う。


☆どうして《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》?

◎色
青を抜くのなら、黒と緑が頭一つ抜けている。なのでぜひともこの色は使いたい。
緑は爆発力とクリーチャーサーチが、黒は癖の少ない軽量ドローとサーチの優秀さが図抜けているので、可能ならば両方。どうしてもどちらかひとつに絞るなら黒を優先か。ドロー・サーチのあるなしは死活問題。

単色でもいいんだけど、それだとブン回りは強いが対応力に難が出る。
ブン回りする勝ち方は、長期戦に強い青相手には望ましい勝ちパターンだし、平均以上の勝率を得る目的なら誰よりも早いブン回りを4回に1回決めれればいいんだけど、この場合、ブン回り回に上手く妨害を刺されるだけで安定した勝率を得るのは厳しくなる。
黒や緑だとカウンターに対する防衛手段が非常に少ないため、「青系がブン回る=パーマネントには対処出来るもスペルに触れず負ける」「黒緑がブン回る=あらゆるカードがカウンター・バウンスで対処可能」となりがちで、つまり一方的にスペルの面で減速を認める事になる。
まあ、幸いにも黒も緑も墓地対は得意な方なので、速攻で殺しに来る系のデッキの多くである墓地利用には対処しやすい方だと思う。
ただ、双方ともに《むかつき/Ad Nauseam》耐性が低く、さらには緑単だと《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》に綺麗に持ってかれる率が上がるのが不安要素だし、黒単は置物に全く触れない不安定さが付きまとう。

そんな訳で、ある程度の対応力を求める事にした。赤なら《紅蓮破/Pyroblast》でカウンターに対抗出来るし、《締め付け/Stranglehold》や《血染めの月/Blood Moon》嵌めなどの要素を加えられる。
白なら《沈黙/Silence》などでカウンターやむかつきに対抗出来る。ピン除去の性能も、バウンスが使えない条件で考えると性能は悪くない。

で、選んだ色が黒緑両方に触りつつ《沈黙/Silence》も使えるアブザンカラー。
ジャンドやナヤも悪くないが、《カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher》や《野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild》があまりに定番過ぎるので、あえて避けたw



◎ジェネラル選定
アブザンカラーと言えば《胞子の教祖、ゲイヴ/Ghave, Guru of Spores》だが、選んだのは《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》。
ゲイヴと比べたコイツの利点は、

・単体で盤面に影響を与えに行ける。
ゲイヴは5マナもかかるくせに対戦相手にまともなプレッシャーを与える事も出来ない。
しかしアナフェンザは3マナと軽く、さらに出すだけでクリーチャーの墓地コンボを封殺できる。(=対抗したい高速デッキの一角を潰せるメタカードを確実に初手にもっていられる。)

・また、3マナなので序盤から手軽にキャスト出来る(隙を作りにくい)《悪魔の意図/Diabolic Intent》の生け贄役にもなる。
アドバンテージ面ではトークン作成が出来るゲイヴだが、これで生け贄を賄おうとするとどうしてももっさりする。


この辺り。
特に前者の理由が非常に大きく、後述する勝ち手段も含めて特に何も意識しなくても勝手に墓地コンに対する耐性が付くのが高評価となった。
ジェネラルは、対処する部分の変わった《野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild》のようなものだと思っている。マラスはいるだけで小型生物を牽制するのに対し、アナフェンザは墓地利用を牽制する。そして双方とも3マナと非常に軽い。


☆勝ち手段
青を含んだデッキとアドバンテージ合戦や呪文の差し合いをしても不利は覆らないので、目標は隙を窺っての速攻狙い。

◎《ドルイドの誓い/Oath of Druids》
メインの勝ち手段がこれ。おなじみの《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》コンボ。
最速2ターンキル、コンボ発動直前までなら最も対処しやすいクリーチャー除去を受け入れない。(追放除去以外なら、ある程度形は出来上がったままでゲームを続行できる)
マラスと違って単体だと勝てないので、フィニッシュカードを探すためのドローほぞを大量投入する必要がある。
で、その際に入る各種呪文爆弾の内、《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》とかいう《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》がメタりたい墓地利用に刺さる。さらにはコンボ・復帰用の《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》《有毒の蘇生/Noxious Revival》辺りも墓地対策になる。
全く墓地対策に枠を割かずとも、ナチュラルにジェネラル+3枚のカードが墓地利用を咎めてくれるのだ。


◎《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》
おなじみ無色のブライトハースコンボ。フィニッシュは《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》アーティファクトサーチのない非青デッキだとなんとも使い難い感じだが、オースコンボをメインに選んでしまった以上はノンクリーチャーに頼るしかない。どっちにしろ無限マナからの勝ち筋は欲しいのし、《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》が単品で邪魔になりにくいという事で、採用。
サーチしやすいエンチャントコンボである《リスの巣/Squirrel Nest》《大地の知識/Earthcraft》も考えたが、そうすると1ターン回すかその場で撲殺する要素のために《爆破基地/Blasting Station》(コンボ枚数増えるしこれがアーティファクトなため本末転倒)などカードを足すかしなければならない事を考えて不採用とした。
サーチしたいエンチャントは《ドルイドの誓い/Oath of Druids》に絞り、あとは黒の万能サーチで賄う事にした。

また、《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》リムーブ時の保険として、追加のフィニッシュカードとなる《調和の中心/Concordant Crossroads》を採用。
勝ち方は、

・サルベイジャー
《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》で《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb》無限回収で無限トークン。
その後《妖術師のガラクタ/Conjurer’s Bauble》か《写本裁断機/Codex Shredder》で《調和の中心/Concordant Crossroads》を回収し、速攻付けて勝ち。

・ブライトハース
《写本裁断機/Codex Shredder》の回収能力をコピー、《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb》と写本裁断機自身を回収するループを繰り返して無限トークン。
その後《調和の中心/Concordant Crossroads》を回収、速攻付けて勝ち。


◎《むかつき/Ad Nauseam》
そしてこれ。
青が使えないので、破壊力高い所をガンガン突っ込んでいく。
総マナコストは100前後になるため、特化デッキのようにメインぶっぱは出来ない。基本的には自ターン直前に放つ超強いドロースペル扱いになるだろう。


そんな感じで完成したデッキ。
レシピは次の記事で。

今日はピラミッドで遊んで来たよ。
使用ジェネラルは《時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage》時間がホントにないから凄い簡易で。


・1戦目 シャルム テフェリー 始祖ドラB デリーヴィー
差し合いの末テフェリーが《鎖のヴェール/The Chain Veil》コンボ決めて勝ち。

・2戦目 始祖ドラA シャルム テフェリー 始祖ドラB
テフェリーが3T目に《鎖のヴェール/The Chain Veil》コンボで勝ち。

・3戦目 シャルム テフェリー 始祖ドラB 始祖ドラA
《鎖のヴェール/The Chain Veil》テンパイ後バウンスと《赤霊破/Red Elemental Blast》で誤魔化されるも再度テフェリーからマナ増やしてコンボ再開で勝ち。

・4戦目 始祖ドラA テフェリー デリーヴィー 始祖ドラB
始祖ドラAが《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》で2キル。

・5戦目 始祖ドラB 始祖ドラA テフェリー デリーヴィー
テフェリーが大量のマナを背景に未来独楽決めて勝ち。

・6戦目 始祖ドラA テフェリー デリーヴィー 始祖ドラB
始祖ドラAが《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》コンボを3ターン目に決めて勝ち。

・7戦目 テフェリー デリーヴィー 始祖ドラB 始祖ドラA
テフェリーが追加ターンの差し合いで負け、そこに出来た隙にデリーヴィーが《水の帳、マゴーシ/Magosi, the Waterveil》コンボねじ込んで勝ち。

・8戦目 デリーヴィー 始祖ドラB テフェリー シャルム
デリーヴィーの《Timetwister》に合わせた始祖ドラBの《概念泥棒/Notion Thief》に、シャルムが《記憶の壺/Memory Jar》を重ねて阻止。全体的にぐずぐずになりつつも、《概念泥棒/Notion Thief》のコピーが並ぶ状況に。
全員ジリ貧気味の中、シャルムが《直観/Intuition》からコンボ決めて勝ち。

・9戦目 テフェリー シャルム 始祖ドラA 始祖ドラB
テフェリーがマナファクトバウンスされて《否定の契約/Pact of Negation》で契約死。
その後シャルムが《生き埋め/Buried Alive》でパーツ埋め、1周回した後にジェネラルキャストでループスタートして勝ち。

・10戦目 デリーヴィー テフェリー シャルム 始祖ドラA
テフェリーが《鎖のヴェール/The Chain Veil》コンボに行くも《もみ消し/Stifle》。その後ヴェールはバウンス+《記憶の壺/Memory Jar》で墓地へ。
最終的には、テフェリーがデリーヴィーがキャストした《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》を《Copy Artifact》して、《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》と揃えて勝ち。


テフェリー 4人戦 5勝5敗  3人戦 0勝0敗 総合 5勝5敗
総合    4人戦 5勝5敗  3人戦 0勝0敗 総合 5勝5敗


半分勝てた。大勝利。

大会前日にモダンの大会が夜からある事を知り、デッキ弄って仕事上がりに参加してきました。
ダメ元で誘ったらcozaくんとzamaくんが釣れた。付き合ってくれてありがとう。
石像くんは一刻も早くデッキの半分を占めるプロキシを現物化するように。


そんな訳で簡易レポ。使用デッキはURストーム。
デッキは↓

☆メイン
《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》4
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》4
《血清の幻視/Serum Visions》4
《手練/Sleight of Hand》4
《思考掃き/Thought Scour》4
《信仰無き物あさり/Faithless Looting》2
《魔力変/Manamorphose》4
《捨て身の儀式/Desperate Ritual》4
《発熱の儀式/Pyretic Ritual》4
《稲妻/Lightning Bolt》4
《ぶどう弾/Grapeshot》3
《炎の中の過去/Past in Flames》3

《沸騰する小湖/Scalding Tarn》4
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》4
《蒸気孔/Steam Vents》3
《硫黄の滝/Sulfur Falls》1
《島/Island》3
《山/Mountain》1

☆サイド
《白鳥の歌/Swan Song》3
《血染めの月/Blood Moon》3
《巣穴からの総出/Empty the Warrens》3
《粉砕の嵐/Shatterstorm》2
《摩耗+損耗/Wear+Tear》3
《神聖なる泉/Hallowed Fountain》1



まず、一般のレシピだと定番の《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》が信用ならなかったので抜いた。
出してターンを回しても生きて帰ってくる気がせず、そこを割り切って、キャストしたその場でマナ的に得をしようと思うとマナ加速系3枚とかそれだけで勝ってるような手札が必要とか役立たず臭がしたので。
代わりに通常サイドにある《稲妻/Lightning Bolt》をメインに持って来てサイドの枠を開ける形に。《漁る軟泥/Scavenging Ooze》とかメインから焼けるのは偉そうとか考えたのもある。
結果的には成功だったっぽい。《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》で対戦相手の手札に除去が腐ってるパターンを結構見る事が出来た。

あとは、《ぶどう弾/Grapeshot》を一般的なレシピから1枚増やした。
《稲妻/Lightning Bolt》4枚と多めに取った《ぶどう弾/Grapeshot》でビート系のメイン戦が楽になるだろ、という魂胆。あと、1人回ししてたらフィニッシュまで掘り進むのに結構苦労するパターンもあったから。


サイドは、親和、トロン、BGw、トリコ、スケシなんかを意識。
あと、一番危険なのは《法の定め/Rule of Law》や《安らかなる眠り/Rest in Peace》、《虚空の杯/Chalice of the Void》なので、それ対策に《摩耗+損耗/Wear+Tear》を。《残響する真実/Echoing Truth》が微妙な気がしたので白マナソースを加えてこっちにした。
親和相手だとハサミ+何か壊してアド取りも期待出来るしね。
稲妻メインのおかげで枠は取れたのは大きかった。





◎という訳で、そんなデッキで大会参加。

・1回戦 BUGコン
R1
見た感じ、フィニッシャーは《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》っぽい。
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》で手札を見るとカウンターが3枚とかあってゆっくりゲームを進める事を強いられる。幸い向こうもダメージソースは持ってなかったから、カウンターを吐き出させつつじっくり手札を整えて保険かけつつスタートしたら追加のカウンターとか引いてなくてカウンターが尽きてたw

R2
2T目に《発熱の儀式/Pyretic Ritual》から《血染めの月/Blood Moon》置いたら静かになった。


・2戦目 UWトラフト
R1
結構いい手札で、2T目に調子よく《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》置いたら向かい側が《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》ぶっぱ。
以降何かするたび《謎めいた命令/Cryptic Command》でカウンター+昇天バウンス繰り返されてトラフトに分からされる。

R2
0T目に《神聖の力線/Leyline of Sanctity》を置かれる。
消耗戦になり、半ば詰んだ状況から、《炎の中の過去/Past in Flames》をトップして展開。《血染めの月/Blood Moon》を掘り当てて置き、《巣穴からの総出/Empty the Warrens》で並べて勝ち。

R3
エクストラターンに《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》から《炎の中の過去/Past in Flames》に繋いで勝ち。


・3戦目 スリヴァー
R1
凄い勢いで、《変わり谷/Mutavault》《霊気の薬瓶/AEther Vial》《風乗りスリヴァー/Galerider Sliver》《捕食スリヴァー/Predatory Sliver》《血吸いスリヴァー/Leeching Sliver》と並べられ、3T目には詰めたをかけられる。
しかしこっちの手札と引きもよく、3T目にそれらを《ぶどう弾/Grapeshot》と《稲妻/Lightning Bolt》で処理する。
そうして出来た猶予に《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》が決まって勝ち。

R2
《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》置かれるも手札のマナ加速から強引にストームを稼いでストーム5の《巣穴からの総出/Empty the Warrens》。
向かい側は《菅草スリヴァー/Sedge Sliver》《筋力スリヴァー/Sinew Sliver》《風乗りスリヴァー/Galerider Sliver》と並べて来て詰めたをかけてくるも、それを《稲妻/Lightning Bolt》と《ぶどう弾/Grapeshot》で捌いて猶予を作って殴り勝ち。


・4戦目 UWBコン
R1
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》で手札を見たら《呪文嵌め/Spell Snare》と《マナ漏出/Mana Leak》が。《魔力変/Manamorphose》とかチラつかせて嵌めを誘い、《捨て身の儀式/Desperate Ritual》で払える準備を整えつつ《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》キャストして通す。
あとはカウンター乗せてブンブンして勝ち。

R2
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》で見たら《けちな贈り物/Gifts Ungiven》《堀葬の儀式/Unburial Rites》とぶっ殺される未来が見えたので、とりあえずは4T目にマスカンを目標に手札を調整。上手い事《血染めの月/Blood Moon》と《白鳥の歌/Swan Song》、4枚の土地を準備する事が出来、けちのキャストを遅らせながら《血染めの月/Blood Moon》で嵌める事に成功する。
あとはタイミングを見て《巣穴からの総出/Empty the Warrens》。マナがギリギリだったせいで《白鳥の歌/Swan Song》を構える事も出来ず、28体ゴブリン並べるも《けちな贈り物/Gifts Ungiven》にひやひやしつつターンを回す。しかし向こうは基本土地の《沼/Swamp》をトップする事なく勝ち。



という訳でゆーしょー。
地力で組んだデッキで初めて出たにしては出来過ぎた結果にかっこかりさんもご満悦です。

< 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 >

 

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