統率者2016 新カード
2016年10月27日 EDHカード考察 コメント (2)
☆画像1枚目
上から10枚めくり、各対戦相手がそれぞれ別の土地でないカードを指定、それが手に入る(残りはライブラリーの底にランダム)、という3マナソーサリー。
4人戦が一般的なEDHなら、3マナで必ず土地以外が手に入る3ドロー。効率がかなり良い。
土地が大体3割入ってるとして、土地以外のカードの期待値は7枚。マナファクトばかり押し付けられる事も多そうだが、それでも3マナのドローと考えれば十分。
シングルシンボルなのも使い勝手がよく、結構見かける事になりそう。
☆画像2枚目
4マナ設置、タップのみで土地以外のパーマネントを全部破壊……ただしコイン無げに勝てれば。
不安定過ぎて《破滅的な行為/Pernicious Deed》のように構えるのには不向きだが、雑にリセット乱打するデッキなら再チャレンジを繰り返しながらコイン無げまくるのは十分アリな行動。
構える使い方でも、対戦相手の身になって考えると1/2で勝ちまで整えた盤面がオシャカになるので非常にいやらしい。その使い道だと起動にマナがいらない軽さが本当に偉い。
1/2で助かるとはいえ、自分は対戦相手がコイツをキャストする姿は見たくないねw
☆画像3枚目
青緑の共闘レジェンド。
4マナと起動は重いものの、占術1からのアドバンテージを得る能力がある。
起動に色マナもタップも必要としないため、無限マナからの間接的なフィニッシュ手段となれる。
本人が2マナ1/3という、非常に軽くて《紅蓮地獄/Pyroclasm》で死なない頼れるスペックなのも嬉しい。
普通のジェネラルなら「まあ結構強いよね」で終わるけど、コイツは共闘持ちなのでさらに色々と夢が広がる。
単純に色を増やす事が可能で、さらには相方にコンボ補助や勝ち筋の確保を頼む事も出来るのだから。
単体で実用的なカードとコンボする共闘ジェネラルが出てきたりすると一気に化ける可能性もある。
今回のプレビューはホント熱いカードばかりだ。
色々とデッキが組みたくなるカードが多い。
上から10枚めくり、各対戦相手がそれぞれ別の土地でないカードを指定、それが手に入る(残りはライブラリーの底にランダム)、という3マナソーサリー。
4人戦が一般的なEDHなら、3マナで必ず土地以外が手に入る3ドロー。効率がかなり良い。
土地が大体3割入ってるとして、土地以外のカードの期待値は7枚。マナファクトばかり押し付けられる事も多そうだが、それでも3マナのドローと考えれば十分。
シングルシンボルなのも使い勝手がよく、結構見かける事になりそう。
☆画像2枚目
4マナ設置、タップのみで土地以外のパーマネントを全部破壊……ただしコイン無げに勝てれば。
不安定過ぎて《破滅的な行為/Pernicious Deed》のように構えるのには不向きだが、雑にリセット乱打するデッキなら再チャレンジを繰り返しながらコイン無げまくるのは十分アリな行動。
構える使い方でも、対戦相手の身になって考えると1/2で勝ちまで整えた盤面がオシャカになるので非常にいやらしい。その使い道だと起動にマナがいらない軽さが本当に偉い。
1/2で助かるとはいえ、自分は対戦相手がコイツをキャストする姿は見たくないねw
☆画像3枚目
青緑の共闘レジェンド。
4マナと起動は重いものの、占術1からのアドバンテージを得る能力がある。
起動に色マナもタップも必要としないため、無限マナからの間接的なフィニッシュ手段となれる。
本人が2マナ1/3という、非常に軽くて《紅蓮地獄/Pyroclasm》で死なない頼れるスペックなのも嬉しい。
普通のジェネラルなら「まあ結構強いよね」で終わるけど、コイツは共闘持ちなのでさらに色々と夢が広がる。
単純に色を増やす事が可能で、さらには相方にコンボ補助や勝ち筋の確保を頼む事も出来るのだから。
単体で実用的なカードとコンボする共闘ジェネラルが出てきたりすると一気に化ける可能性もある。
今回のプレビューはホント熱いカードばかりだ。
色々とデッキが組みたくなるカードが多い。
統率者2016 新カード
2016年10月26日 EDHカード考察
☆画像1枚目
装備品。
《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》フレイル。あるいは《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf》フレイル。
2マナセット2マナ装備で、装備されている限りあなたのターンに対戦相手は呪文を唱えられない。
それに加え、コントロールしているパーマネントの色ひとつにつき+1/+1の修正が入る。
EDH的には修正の価値はそれなりだけど、2-2の装備品で簡単に+4/+4とか+5/+5とか入るのはかなり大きな修正値。
どの色でも使えるアーティファクトなので、装備品サーチしやすい白絡み、かつ生物の多いデッキ、(かつ撤廃者や道三の方が手っ取り早いし楽な緑絡みではない)の打ち消し対策として使われるかも。
自分で書いておいてなんだけど条件キツイな!
☆画像2枚目
後出し《倍増の季節/Doubling Season》みたいなお魚。
生物なので、踏み倒しや再利用がしやすい。重いが、ちょっと工夫をすると悪さをしそうなスペック。
☆画像3枚目
4マナ1/1だが収斂で最大5/5になり、+1/+1カウンターを取り除くと好きな色のマナを出せる。さらには自力で+1/+1カウンターを増やすシステムも。
ちょっと重いが多色デッキだと色々便利そうに見える。
《面晶体の這行器/Hedron Crawler》くんというか、《搭載歩行機械/Hangarback Walker》くんというか、《五元のプリズム/Pentad Prism》くんというか、なんかそんな生き物。
装備品。
《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》フレイル。あるいは《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf》フレイル。
2マナセット2マナ装備で、装備されている限りあなたのターンに対戦相手は呪文を唱えられない。
それに加え、コントロールしているパーマネントの色ひとつにつき+1/+1の修正が入る。
EDH的には修正の価値はそれなりだけど、2-2の装備品で簡単に+4/+4とか+5/+5とか入るのはかなり大きな修正値。
どの色でも使えるアーティファクトなので、装備品サーチしやすい白絡み、かつ生物の多いデッキ、(かつ撤廃者や道三の方が手っ取り早いし楽な緑絡みではない)の打ち消し対策として使われるかも。
自分で書いておいてなんだけど条件キツイな!
☆画像2枚目
後出し《倍増の季節/Doubling Season》みたいなお魚。
生物なので、踏み倒しや再利用がしやすい。重いが、ちょっと工夫をすると悪さをしそうなスペック。
☆画像3枚目
4マナ1/1だが収斂で最大5/5になり、+1/+1カウンターを取り除くと好きな色のマナを出せる。さらには自力で+1/+1カウンターを増やすシステムも。
ちょっと重いが多色デッキだと色々便利そうに見える。
《面晶体の這行器/Hedron Crawler》くんというか、《搭載歩行機械/Hangarback Walker》くんというか、《五元のプリズム/Pentad Prism》くんというか、なんかそんな生き物。
統率者2016 新カード
2016年10月26日 EDHカード考察 コメント (2)
☆写真1枚目。
緑抜き4色のジェネラル。
戦場に出た時に2体の1/1飛行機械を連れてくる4/4。
2マナと2枚のアーティファクトを生け贄に色んな事が出来る。
とりあえず思い付いたのが、《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》+《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》or《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》で無限マナ→無限トークン→無限ダメージ。
☆写真2枚目
共闘持ちののドロソ生物。
戦闘終了後メインに、戦闘ダメージを与えられた対戦相手の数だけライフを払ってそれと同数ドロー出来る。
キャストが軽い、能力の起動にマナがいらない、本人が絆魂持ちでライフも賄ってくれる、といろいろと便利。
色々な共闘ジェネラルの相方として活躍しそうな予感。
さっき紹介した緑青ジェネラルなんかとも相性良さそう。この組み合わせだと4色使えるのもカードの選択肢が増えておいしい。
緑抜き4色のジェネラル。
戦場に出た時に2体の1/1飛行機械を連れてくる4/4。
2マナと2枚のアーティファクトを生け贄に色んな事が出来る。
とりあえず思い付いたのが、《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》+《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》or《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》で無限マナ→無限トークン→無限ダメージ。
☆写真2枚目
共闘持ちののドロソ生物。
戦闘終了後メインに、戦闘ダメージを与えられた対戦相手の数だけライフを払ってそれと同数ドロー出来る。
キャストが軽い、能力の起動にマナがいらない、本人が絆魂持ちでライフも賄ってくれる、といろいろと便利。
色々な共闘ジェネラルの相方として活躍しそうな予感。
さっき紹介した緑青ジェネラルなんかとも相性良さそう。この組み合わせだと4色使えるのもカードの選択肢が増えておいしい。
統率者2016 新カード
2016年10月25日 EDHカード考察
共闘持ちの緑青ジェネラル。
2緑青の2/3の人間ウィザード。
能力は、タップでこのターンに引いたカードの枚数分の無色マナを出す。
青は大量ドローや手札入れ替えの手段が豊富なので、色々悪い事が出来そう。
出るマナが無色なのでちょっと扱いにくいのが残念。
《記憶の壺/Memory Jar》のような無色のドロソやマナフィルターを準備してチェインコンボとか?
青や緑にはアンタップするカードが多めにあるので、色マナさえ確保できれば案外動きそう。
あとは共闘を誰とするか。まだまだ出てきてないジェネラルは沢山いるので、これからに期待。
速攻付与かドロー能力持ちが来てくれれば好相性なのだけど。
2緑青の2/3の人間ウィザード。
能力は、タップでこのターンに引いたカードの枚数分の無色マナを出す。
青は大量ドローや手札入れ替えの手段が豊富なので、色々悪い事が出来そう。
出るマナが無色なのでちょっと扱いにくいのが残念。
《記憶の壺/Memory Jar》のような無色のドロソやマナフィルターを準備してチェインコンボとか?
青や緑にはアンタップするカードが多めにあるので、色マナさえ確保できれば案外動きそう。
あとは共闘を誰とするか。まだまだ出てきてないジェネラルは沢山いるので、これからに期待。
速攻付与かドロー能力持ちが来てくれれば好相性なのだけど。
統率者2016新カード
2016年10月25日 EDHカード考察 コメント (4)
☆写真1枚目
「共闘」のみならず、ストレートな4色ジェネラルも入る模様。
戦闘能力がちょっと高め程度ではEDHでは殴り殺すには難しいので、増殖を毎ターン行う点を利用する感じになるか。
☆写真2枚目
版図で発生するマナの量が変わる5マナのマナファクト。
4色以上のデッキでは(基本土地タイプをちゃんと並べられるなら)《金粉の水蓮/Gilded Lotus》以上の効率を持つマナファクトになる。
基本土地タイプ3種でも、色の組み合わせを自由に変えられるので水蓮の上位互換なのは中々良さ気。1枚で《最後の賭け/Final Fortune》を撃ちながら《神秘の教示者/Mystical Tutor》でフィニッシュカードを探しに行ったりできる。
でもマナファクトのくせに《ハルマゲドン/Armageddon》に弱いっていう頼りなさもある。
☆写真3枚目
4人戦なら色拘束の薄い《審判の日/Day of Judgment》。
5人以上の対戦はあまり主流じゃないので、Undauntedで超強いのは期待出来なさそう。
「共闘」のみならず、ストレートな4色ジェネラルも入る模様。
戦闘能力がちょっと高め程度ではEDHでは殴り殺すには難しいので、増殖を毎ターン行う点を利用する感じになるか。
☆写真2枚目
版図で発生するマナの量が変わる5マナのマナファクト。
4色以上のデッキでは(基本土地タイプをちゃんと並べられるなら)《金粉の水蓮/Gilded Lotus》以上の効率を持つマナファクトになる。
基本土地タイプ3種でも、色の組み合わせを自由に変えられるので水蓮の上位互換なのは中々良さ気。1枚で《最後の賭け/Final Fortune》を撃ちながら《神秘の教示者/Mystical Tutor》でフィニッシュカードを探しに行ったりできる。
でもマナファクトのくせに《ハルマゲドン/Armageddon》に弱いっていう頼りなさもある。
☆写真3枚目
4人戦なら色拘束の薄い《審判の日/Day of Judgment》。
5人以上の対戦はあまり主流じゃないので、Undauntedで超強いのは期待出来なさそう。
ウーナと《Candelabra of Tawnos》
2016年10月18日 EDHカード考察 コメント (8)ツイッターの話題を輸入する。
昨日「《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》を組みたい人がいるのだけど、カンデラ(《Candelabra of Tawnos》)って必須?」みたいな話題が出た。
とりあえず、カンデラを知らない人のためにテキストから。
XマナでX枚の土地を起こす。マナフィルター的に使ったり、複数マナが出る土地があればマナ加速になったりする。
EDHでの遭遇率としてはちょっと珍しめのカードだと思う。レガシーのHigh Tideで使うので非常にお高い。
で、長らくウーナを使っていたcoza君に昔聞いた所だと「カンデラは必須」との事だったのだが、cozaくん謹製ウーナの性質含めてその理由を改めて整理してみる。
◎直接的な勝ち筋
・《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》
《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》を出し、《汚れた契約/Tainted Pact》や《Demonic Consultation》でライブラリーを吹き飛ばして勝つ。
失敗するとそのまま敗北しかねないというリスクはあるが、実質2枚コンボで、必要なマナも軽いという利点がある。
・無限マナからのライブラリーアウト
《Power Artifact》や《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》を利用しての無限マナから、ウーナの能力で全員のライブラリーを追放する。
無色無限マナまでは結構楽に出せるのだが、そこから「ウーナキャスト→ライブラリー吹き飛ばし」と行うためには、4人戦の場合、青か黒のマナを合計6つも必要とする。
そのため、無限マナ達成からすぐに勝つにはちょっと準備がいる場合が多い。
◎間接的な勝ち筋
直接的な勝ち筋を手軽に揃える、実質的に勝ち同然の状況を作る、などの方法。
・《ネクロポーテンス/Necropotence》
初期ライフが40あるゲームなので、1ライフが1ドローに変わるネクロはとても効率が良いドローとなる。
《暗黒の儀式/Dark Ritual》などで早いターンに設置し、毎ターン手札が溢れるほどの物量を維持し続け、ライフが切れる前にコンボに入って勝つ。
・《むかつき/Ad Nauseam》
撃ち切りのネクロみたいなカード。ただしカード1枚に対して減るライフは1:1ではなく、マナコストが参照される。
デッキのマナコストが低ければ、手札に入るタイミングをインスタントにした《ネクロポーテンス/Necropotence》同然の効果を発揮するため、非常に強力。
☆《Candelabra of Tawnos》の価値
という訳で、ここまで説明してきたようなデッキにおけるカンデラの価値を読み解いていく。
・色マナの確保
勝ち筋のひとつである、無限マナライブラリーアウトの色マナ確保に大きく貢献する。
無色マナは無限にある前提なので、土地から出る色マナ分を単純にそのまま増やせる換算。おおまかに、使える色マナの数が倍になる感じ。
《ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs》なんかがあると非常に捗る。
・サーチのしやすさ
「1マナのアーティファクト」なので、非常にサーチしやすい。
黒の万能サーチはもちろん有効だし、コンボパーツがアーティファクトに寄っているのでそれ用のサーチの流用も出来る。それどころか、《粗石の魔道士/Trinket Mage》ですらサーチ出来る。
必要な時に即座に手札に加える事が出来るのだ。
・単体での便利さ
決して強くはないが、1マナのマナフィルターとして考えると案外悪くない仕事はする。
青茶系は《魔力の墓所/Mana Crypt》や《太陽の指輪/Sol Ring》のようなカードのおかげで無色マナが余りがちになるので、それを色マナに変えられる効果は行動回数の増加などに貢献できる。
まあ、そうは言ってもカード1枚使ってやるような事ではないので、あくまで「うっかり引いてしまっても完全なゴミにはならないよ」くらいに割り切った方が良さそう。
☆結論
単体ではゴミ。まあ最悪ちょっとしたマナフィルター。
だが、《むかつき/Ad Nauseam》の負担にならない低いマナコストで、必要な時にサーチが容易で、キャストも起動も無色のみなのでシンボルがキツキツの状態からでも色を増やす事が出来、無限マナフィニッシュに貢献する。
シンボル6個は、早いターンにコンボに入った場合・《Power Artifact》で青青消耗して無限マナに入った場合など特に達成が難しいので、無色から色マナを大きく増やせるこれは大事。
色マナが足りない時、任意でサーチして一気に色マナを増やせるのカードでは、恐らく最も使い勝手がいい。
サーチ先として、お値段さえ気にしないならデッキに入れた方が良いかも知れない。
☆代替品
比較的安いカードで同じような効果を得られるカードも幾つかある。
・《汚物の雨/Rain of Filth》
土地から倍の色マナが出る、という点だけ見れば大体カンデラ。
ただし後戻りは許されないし、1マナのアーティファクトに比べると流石にサーチはしにくい。始動に黒マナがいるため、完全に色マナが枯れた状態からは色マナの数を伸ばせない。
・《ダークウォーターの卵/Darkwater Egg》
・《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
・《彩色の星/Chromatic Star》
1~2マナをフィルターしてくれる。しかも使いきりとは言え1ドロー付き。土地に依存しないので盤面状況に左右されない。フィニッシュ時に使えば使いきりでもどうって事ない。
サーチのしやすさはカンデラと同等なのだが、フィルター出来る数が1~2で固定なのが難点。爆発的に色マナを増やす事は難しい。(カンデラの場合、土地の枚数分なのでフィニッシュ直前なら3、4マナくらいは軽くいく)
・《暗黒の儀式/Dark Ritual》
・《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
始動に色マナが必要な点、サーチのしやすさなど《汚物の雨/Rain of Filth》に近い性質。
増える色の数が固定であるが、汚物の雨に比べて低リスクであり、序盤の加速や《ネクロポーテンス/Necropotence》《むかつき/Ad Nauseam》のキャストに貢献してくれる丸いカード。
最近EDHの記事書いてないなー、って思ったから、なんて事ないお話をだらだらと書いてみた。
昨日「《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》を組みたい人がいるのだけど、カンデラ(《Candelabra of Tawnos》)って必須?」みたいな話題が出た。
とりあえず、カンデラを知らない人のためにテキストから。
Candelabra of Tawnos (1)
アーティファクト
(X),(T):土地X個を対象とし、それらをアンタップする。
XマナでX枚の土地を起こす。マナフィルター的に使ったり、複数マナが出る土地があればマナ加速になったりする。
EDHでの遭遇率としてはちょっと珍しめのカードだと思う。レガシーのHigh Tideで使うので非常にお高い。
で、長らくウーナを使っていたcoza君に昔聞いた所だと「カンデラは必須」との事だったのだが、cozaくん謹製ウーナの性質含めてその理由を改めて整理してみる。
◎直接的な勝ち筋
・《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》
《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》を出し、《汚れた契約/Tainted Pact》や《Demonic Consultation》でライブラリーを吹き飛ばして勝つ。
失敗するとそのまま敗北しかねないというリスクはあるが、実質2枚コンボで、必要なマナも軽いという利点がある。
・無限マナからのライブラリーアウト
《Power Artifact》や《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》を利用しての無限マナから、ウーナの能力で全員のライブラリーを追放する。
無色無限マナまでは結構楽に出せるのだが、そこから「ウーナキャスト→ライブラリー吹き飛ばし」と行うためには、4人戦の場合、青か黒のマナを合計6つも必要とする。
そのため、無限マナ達成からすぐに勝つにはちょっと準備がいる場合が多い。
◎間接的な勝ち筋
直接的な勝ち筋を手軽に揃える、実質的に勝ち同然の状況を作る、などの方法。
・《ネクロポーテンス/Necropotence》
初期ライフが40あるゲームなので、1ライフが1ドローに変わるネクロはとても効率が良いドローとなる。
《暗黒の儀式/Dark Ritual》などで早いターンに設置し、毎ターン手札が溢れるほどの物量を維持し続け、ライフが切れる前にコンボに入って勝つ。
・《むかつき/Ad Nauseam》
撃ち切りのネクロみたいなカード。ただしカード1枚に対して減るライフは1:1ではなく、マナコストが参照される。
デッキのマナコストが低ければ、手札に入るタイミングをインスタントにした《ネクロポーテンス/Necropotence》同然の効果を発揮するため、非常に強力。
☆《Candelabra of Tawnos》の価値
という訳で、ここまで説明してきたようなデッキにおけるカンデラの価値を読み解いていく。
・色マナの確保
勝ち筋のひとつである、無限マナライブラリーアウトの色マナ確保に大きく貢献する。
無色マナは無限にある前提なので、土地から出る色マナ分を単純にそのまま増やせる換算。おおまかに、使える色マナの数が倍になる感じ。
《ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs》なんかがあると非常に捗る。
・サーチのしやすさ
「1マナのアーティファクト」なので、非常にサーチしやすい。
黒の万能サーチはもちろん有効だし、コンボパーツがアーティファクトに寄っているのでそれ用のサーチの流用も出来る。それどころか、《粗石の魔道士/Trinket Mage》ですらサーチ出来る。
必要な時に即座に手札に加える事が出来るのだ。
・単体での便利さ
決して強くはないが、1マナのマナフィルターとして考えると案外悪くない仕事はする。
青茶系は《魔力の墓所/Mana Crypt》や《太陽の指輪/Sol Ring》のようなカードのおかげで無色マナが余りがちになるので、それを色マナに変えられる効果は行動回数の増加などに貢献できる。
まあ、そうは言ってもカード1枚使ってやるような事ではないので、あくまで「うっかり引いてしまっても完全なゴミにはならないよ」くらいに割り切った方が良さそう。
☆結論
単体ではゴミ。まあ最悪ちょっとしたマナフィルター。
だが、《むかつき/Ad Nauseam》の負担にならない低いマナコストで、必要な時にサーチが容易で、キャストも起動も無色のみなのでシンボルがキツキツの状態からでも色を増やす事が出来、無限マナフィニッシュに貢献する。
シンボル6個は、早いターンにコンボに入った場合・《Power Artifact》で青青消耗して無限マナに入った場合など特に達成が難しいので、無色から色マナを大きく増やせるこれは大事。
色マナが足りない時、任意でサーチして一気に色マナを増やせるのカードでは、恐らく最も使い勝手がいい。
サーチ先として、お値段さえ気にしないならデッキに入れた方が良いかも知れない。
☆代替品
比較的安いカードで同じような効果を得られるカードも幾つかある。
・《汚物の雨/Rain of Filth》
土地から倍の色マナが出る、という点だけ見れば大体カンデラ。
ただし後戻りは許されないし、1マナのアーティファクトに比べると流石にサーチはしにくい。始動に黒マナがいるため、完全に色マナが枯れた状態からは色マナの数を伸ばせない。
・《ダークウォーターの卵/Darkwater Egg》
・《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
・《彩色の星/Chromatic Star》
1~2マナをフィルターしてくれる。しかも使いきりとは言え1ドロー付き。土地に依存しないので盤面状況に左右されない。フィニッシュ時に使えば使いきりでもどうって事ない。
サーチのしやすさはカンデラと同等なのだが、フィルター出来る数が1~2で固定なのが難点。爆発的に色マナを増やす事は難しい。(カンデラの場合、土地の枚数分なのでフィニッシュ直前なら3、4マナくらいは軽くいく)
・《暗黒の儀式/Dark Ritual》
・《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
始動に色マナが必要な点、サーチのしやすさなど《汚物の雨/Rain of Filth》に近い性質。
増える色の数が固定であるが、汚物の雨に比べて低リスクであり、序盤の加速や《ネクロポーテンス/Necropotence》《むかつき/Ad Nauseam》のキャストに貢献してくれる丸いカード。
最近EDHの記事書いてないなー、って思ったから、なんて事ないお話をだらだらと書いてみた。
EDHは、圧倒的に広いカードプールの上に、1デッキ辺り100種類もカードを使わなければいけないため、他フォーマットでは出番のないようなカードも多く使われ、それゆえにルール上の疑問やおかしな挙動も多い。
そんな訳で、知ってる人は知ってる、知らない人は意外と知らない細かいカードの豆知識を書いていく。
昔に書いた事と被ってるのも結構あると思うけど勘弁な。
☆《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》と《白金の天使/Platinum Angel》
多人数戦の条件勝利カードは、その条件で勝利する時、代わりに対戦相手全員を敗北させる。
例えば《研究室の偏執狂》なら、ライブラリーが空の時にドローすると全員を敗北させる。
対戦相手が「対戦相手はゲームに勝利する事はない」と書いてある《白金の天使》をコントロールしている場合、その対戦相手以外も条件勝利カードによって敗北する事はない。
☆《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》と《反射池/Reflecting Pool》
《風変わりな果樹園》がマナを生み出す時に参照するのは「色」、《反射池が》参照するのは「タイプ」。
「色」は「白青黒赤緑」の5つであり、「タイプ」はそれに加えて「無色」が含まれる。
つまり対戦相手が《荒地》しかコントロールしていない場合、果樹園からはマナが出ない。自分が他に《荒地》しかコントロールしてない場合、反射池からはマナが出る。
また、「生み出すことが出来るマナ」に関しては、結構ややこしいのでルール参照で。
頻出する所だと、
・クリーチャーのいない《ファイレクシアの塔》は黒マナを生み出せる。(コストが払えるかどうかは考慮しない)
・他に土地のない《雨雲の迷路》は青、白、無色のマナを生み出せる。(条件を満たしているかは考慮しない)
・《崩壊する痕跡》は全てのマナを生み出せる。(誘発型能力でも条件を満たす)
・クリーチャーのいない《ガイアの揺籃の地》はマナを生み出さない。運勢カウンターの乗っていない《宝石の洞窟》は、無色マナしか生み出さない。(起動したと仮定して、それで出せないマナは生み出せない)
☆《Jeweled Amulet》
上の話に関連して。
EDHだと良く見るこのカードも参照しているのは「タイプ」なので、無色マナも溜められる。
また、マナを溜める能力は起動型能力であるため、《ブライトハースの指輪》でコピー可能。
その場合、蓄積カウンターが2つ乗る。
蓄積カウンターを取り除いて発生できるマナは最後に記録されたタイプのマナ。
「赤マナで蓄積を起動→解決前に《通電式キー》でアンタップ→青マナで蓄積を起動」と行った場合、カウンターを2つ乗せられるが、マナを出す時は2回とも(最後に解決され、記録された)赤マナが出る。
☆《リスティックの研究/Rhystic Study》と《覚醒の兜/Helm of Awakening》
《覚醒の兜》は呪文のコストを1減らす常在型能力。《リスティックの研究》は呪文を唱えた時に誘発する誘発型能力。
兜とリス研の両方が並んでいる状況だからと言って、本来のマナコストを支払えば《リスティックの研究》のドローを免れるとは限らない。
シンボルが濃いカードや0マナのカードといった、マナコストに不特定マナを含まない呪文で起こるので注意。
☆《花の絨毯/Carpet of Flowers》
《花の絨毯》からマナが出る条件は、あなたの各メインフェイズの開始時、まだこの能力によってマナを得ていない場合。
戦闘前メインフェイズにこれをキャストした場合、戦闘後メインフェイズには条件を満たすため、マナが出る。
☆《Mana Drain》
《Mana Drain》が無色マナを発生させるのは、あなたの次のメインフェイズの開始時である。
そのため、自分の戦闘前メインや戦闘中に《Mana Drain》をキャストした場合、マナが出るのは第2メインフェイズ。
《Mana Drain》が見え見えの場合、対戦相手はこれを利用してちょっとした妨害をかけたりできる(例:《Mana Drain》構えている対戦相手の色マナが少ないようならので、対戦相手の戦闘前メインに《吸血の教示者》をキャスト)ので、覚えておくとちょっと便利。
☆《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》と《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》
《ウラモグ》の墓地からライブラリーに戻る能力は墓地に落ちた時の誘発型能力、《巨像》の墓地からライブラリーに戻る能力は置換型能力。
《フェアリーの忌み者》などで妨害しようとする場合、《ウラモグ》は一度墓地に落ちるので妨害可能だが、《巨像》は墓地に落ちる代わりにライブラリーに戻るので妨害不可である。
☆《一日のやり直し/Day’s Undoing》
このカードは、呪文の解決中に、呪文の効果で「ターンを終了」する。
解決した場合、墓地に落ちるのではなくスタックから追放されて追放領域に移動するので注意。
また、カードプールが広いので、一般にデメリットとして見られるこのターン終了能力を役立てる事も可能。
・《最後の賭け》で得た追加ターンに使用し、敗北を踏み倒す。
・《騙し討ち》で出したクリーチャーを生き延びさせて戦場に残す……のは不可能。生け贄にするのが「次の終了ステップ」なので、《一日のやり直し》で終了ステップ自体を飛ばしてしまう結果、自分の次の手番プレイヤーの終了ステップに生け贄になる。
☆複数の追加ターン
複数の追加ターンを得た場合、後から得た物から逆順で解決していく。
例えば、同一ターンに《時間のねじれ》→《戦士の誓言》→《瞬間の味わい》とキャストした場合、そこから得られる追加ターンは、
1:アンタップステップを飛ばす追加ターン
2:終了ステップ開始時に敗北する追加ターン
3:普通の追加ターン
の順番で訪れる事となる。
実際の対戦でたまに見る気もする、思い付いた辺りをつらつらと。
また思い付いたら色々書くかも。
そんな訳で、知ってる人は知ってる、知らない人は意外と知らない細かいカードの豆知識を書いていく。
昔に書いた事と被ってるのも結構あると思うけど勘弁な。
☆《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》と《白金の天使/Platinum Angel》
多人数戦の条件勝利カードは、その条件で勝利する時、代わりに対戦相手全員を敗北させる。
例えば《研究室の偏執狂》なら、ライブラリーが空の時にドローすると全員を敗北させる。
対戦相手が「対戦相手はゲームに勝利する事はない」と書いてある《白金の天使》をコントロールしている場合、その対戦相手以外も条件勝利カードによって敗北する事はない。
☆《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》と《反射池/Reflecting Pool》
《風変わりな果樹園》がマナを生み出す時に参照するのは「色」、《反射池が》参照するのは「タイプ」。
「色」は「白青黒赤緑」の5つであり、「タイプ」はそれに加えて「無色」が含まれる。
つまり対戦相手が《荒地》しかコントロールしていない場合、果樹園からはマナが出ない。自分が他に《荒地》しかコントロールしてない場合、反射池からはマナが出る。
また、「生み出すことが出来るマナ」に関しては、結構ややこしいのでルール参照で。
頻出する所だと、
・クリーチャーのいない《ファイレクシアの塔》は黒マナを生み出せる。(コストが払えるかどうかは考慮しない)
・他に土地のない《雨雲の迷路》は青、白、無色のマナを生み出せる。(条件を満たしているかは考慮しない)
・《崩壊する痕跡》は全てのマナを生み出せる。(誘発型能力でも条件を満たす)
・クリーチャーのいない《ガイアの揺籃の地》はマナを生み出さない。運勢カウンターの乗っていない《宝石の洞窟》は、無色マナしか生み出さない。(起動したと仮定して、それで出せないマナは生み出せない)
☆《Jeweled Amulet》
上の話に関連して。
EDHだと良く見るこのカードも参照しているのは「タイプ」なので、無色マナも溜められる。
また、マナを溜める能力は起動型能力であるため、《ブライトハースの指輪》でコピー可能。
その場合、蓄積カウンターが2つ乗る。
蓄積カウンターを取り除いて発生できるマナは最後に記録されたタイプのマナ。
「赤マナで蓄積を起動→解決前に《通電式キー》でアンタップ→青マナで蓄積を起動」と行った場合、カウンターを2つ乗せられるが、マナを出す時は2回とも(最後に解決され、記録された)赤マナが出る。
☆《リスティックの研究/Rhystic Study》と《覚醒の兜/Helm of Awakening》
《覚醒の兜》は呪文のコストを1減らす常在型能力。《リスティックの研究》は呪文を唱えた時に誘発する誘発型能力。
兜とリス研の両方が並んでいる状況だからと言って、本来のマナコストを支払えば《リスティックの研究》のドローを免れるとは限らない。
シンボルが濃いカードや0マナのカードといった、マナコストに不特定マナを含まない呪文で起こるので注意。
☆《花の絨毯/Carpet of Flowers》
《花の絨毯》からマナが出る条件は、あなたの各メインフェイズの開始時、まだこの能力によってマナを得ていない場合。
戦闘前メインフェイズにこれをキャストした場合、戦闘後メインフェイズには条件を満たすため、マナが出る。
☆《Mana Drain》
《Mana Drain》が無色マナを発生させるのは、あなたの次のメインフェイズの開始時である。
そのため、自分の戦闘前メインや戦闘中に《Mana Drain》をキャストした場合、マナが出るのは第2メインフェイズ。
《Mana Drain》が見え見えの場合、対戦相手はこれを利用してちょっとした妨害をかけたりできる(例:《Mana Drain》構えている対戦相手の色マナが少ないようならので、対戦相手の戦闘前メインに《吸血の教示者》をキャスト)ので、覚えておくとちょっと便利。
☆《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》と《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》
《ウラモグ》の墓地からライブラリーに戻る能力は墓地に落ちた時の誘発型能力、《巨像》の墓地からライブラリーに戻る能力は置換型能力。
《フェアリーの忌み者》などで妨害しようとする場合、《ウラモグ》は一度墓地に落ちるので妨害可能だが、《巨像》は墓地に落ちる代わりにライブラリーに戻るので妨害不可である。
☆《一日のやり直し/Day’s Undoing》
このカードは、呪文の解決中に、呪文の効果で「ターンを終了」する。
解決した場合、墓地に落ちるのではなくスタックから追放されて追放領域に移動するので注意。
また、カードプールが広いので、一般にデメリットとして見られるこのターン終了能力を役立てる事も可能。
・《最後の賭け》で得た追加ターンに使用し、敗北を踏み倒す。
・《騙し討ち》で出したクリーチャーを生き延びさせて戦場に残す……のは不可能。生け贄にするのが「次の終了ステップ」なので、《一日のやり直し》で終了ステップ自体を飛ばしてしまう結果、自分の次の手番プレイヤーの終了ステップに生け贄になる。
☆複数の追加ターン
複数の追加ターンを得た場合、後から得た物から逆順で解決していく。
例えば、同一ターンに《時間のねじれ》→《戦士の誓言》→《瞬間の味わい》とキャストした場合、そこから得られる追加ターンは、
1:アンタップステップを飛ばす追加ターン
2:終了ステップ開始時に敗北する追加ターン
3:普通の追加ターン
の順番で訪れる事となる。
実際の対戦でたまに見る気もする、思い付いた辺りをつらつらと。
また思い付いたら色々書くかも。
サルベより新レジェンド。
条件付きとはいえ、マナがかからずドローカードな《三日月の神/Kami of the Crescent Moon》の亜種。
使うんなら追加ターン連打系デッキになるだろう。
ドローを活かすためにはマナコストが高めのカードを気持ち多めに入れておく必要があるだろう。とはいえ、《金粉の水蓮/Gilded Lotus》や《スランの発電機/Thran Dynamo》で概ね条件を満たす事は出来るだろう。単体で役立つ《ニンの杖/Staff of Nin》くらいは入れてもいいかな?
気持ちバウンスを多めにしておけば、他人の重アーティファクトに触ってドローを維持する事が出来るのでそんな感じの構成になりそう。
4マナはちょっと重めだが、シングルシンボルなのは、単色にもかかわらずシンボルが足りなくなりがちな青茶系では非常に望ましい。《魔力の櫃/Mana Vault》なんかからぽろっと出せる。
自分のアーティファクトに呪禁が付く除去耐性はかなり偉い。
本人がタフネス4と案外固いのもまずまず嬉しい。
伝統の《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》コンボがメインの勝ち手段かなー。
《Power Artifact》も、付けた先のモノリスを除去される心配が薄いのでアド損しにくく中々よろしい。
凄くオーソドックスな青茶に凄く自然になじむ感じ。
青茶単汎用パーツの塊みたいなデッキのジェネラルに最適かと。
しかしそれゆえに構築がつまらないとかいう贅沢な悩みにより、実際組む人は案外少なそうw ビジュアル的にも好きって人少なそうだしw
4マナはネックだが、案外強そうだと思っている。
Padeem,Consul of Innovatiion 3青
伝説のクリーチャー ヴィダルケン・工匠
あなたがコントロールするアーティファクトは呪禁を持つ。
あなたのアップキープ開始時、あなたが最もマナコストの高いカード(同率含む)をコントロールしていた場合、カードを1枚引く。
1/4
条件付きとはいえ、マナがかからずドローカードな《三日月の神/Kami of the Crescent Moon》の亜種。
使うんなら追加ターン連打系デッキになるだろう。
ドローを活かすためにはマナコストが高めのカードを気持ち多めに入れておく必要があるだろう。とはいえ、《金粉の水蓮/Gilded Lotus》や《スランの発電機/Thran Dynamo》で概ね条件を満たす事は出来るだろう。単体で役立つ《ニンの杖/Staff of Nin》くらいは入れてもいいかな?
気持ちバウンスを多めにしておけば、他人の重アーティファクトに触ってドローを維持する事が出来るのでそんな感じの構成になりそう。
4マナはちょっと重めだが、シングルシンボルなのは、単色にもかかわらずシンボルが足りなくなりがちな青茶系では非常に望ましい。《魔力の櫃/Mana Vault》なんかからぽろっと出せる。
自分のアーティファクトに呪禁が付く除去耐性はかなり偉い。
本人がタフネス4と案外固いのもまずまず嬉しい。
伝統の《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》コンボがメインの勝ち手段かなー。
《Power Artifact》も、付けた先のモノリスを除去される心配が薄いのでアド損しにくく中々よろしい。
凄くオーソドックスな青茶に凄く自然になじむ感じ。
青茶単汎用パーツの塊みたいなデッキのジェネラルに最適かと。
しかしそれゆえに構築がつまらないとかいう贅沢な悩みにより、実際組む人は案外少なそうw ビジュアル的にも好きって人少なそうだしw
4マナはネックだが、案外強そうだと思っている。
☆画像1枚目
2白インスタント、自分のコントロールをブリンク、キャントリップ付き。
3マナは重いけど、シングルシンボルなので《Rasputin Dreamweaver》なら実質1マナ。
それよりもキャントリップでハンド減らさずマナを増やせるという事実の方が偉い。かなりラスプーチン向けのカードでは?
あとは《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》。zamaくんが《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》+CIP生物で色々やってたけど、これなら2枚コンボで無限ドローを実現できる! 凄い!
分かりやすい効果で地味目に見えるけど、実はデッキ相性さえ考慮すればかなり強いスペルだと思う。
☆画像2枚目
ちょっと面白い効果の黒のドロソエンチャント。ドローが増えるけど、毎ターン手札上限が減っていく+ディスカードでロスライフ。
《呪文書/Spellbook》置けば手札減少に関してはノーリスクだ。
トップダウンなデザインが気に入ったのでピックアップしたけど、EDH的には4マナの時点で厳しいと思ってる。
これ使うなら《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》を素直に使いましょう。
もっと素直にいくなら《ネクロポーテンス/Necropotence》でぐちゃぐちゃにしましょう。《呪文書/Spellbook》との相性で見ても異常な上位互換だ。
☆画像3枚目
《集合した中隊/Collected Company》を思わせるカード。
ソーサリーになったとはいえマナコスト据え置きで、見れるカードはなんと10枚! ただし選んだ生物の内1体は対戦相手の戦場に出る。しかも選ぶのは対戦相手が先だ。
《家路/Homeward Path》なんかの補助が無ければ流石にきつそう。
これまた《集合した中隊》を意識しまくったデザインぷりが気に入ったのでピックアップしたけど、実際はさっぱり使われなそうと思っている枠。
《集合した中隊》の時点でEDHの採用率がお察しなので、それより使い難そうなコイツの出番はないだろう。
※ 追記 ※
戦場にいるだけで迷惑振りまくヘイトベアー系のデッキなら行けそうかも? 自分と似た戦略のプレイヤーに渡さないと自殺されるけど、上手くやれば2体並べられる。
1枚目のブリンクはマジで結構革新的なカードだと思ってる。
地味目かつ良く見る効果2つだけど、組み合わせると案外悪さをするってカード(EDHで良く見る所だと《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》とか)は結構好きなのでデザイン的にも好みだ。
2白インスタント、自分のコントロールをブリンク、キャントリップ付き。
3マナは重いけど、シングルシンボルなので《Rasputin Dreamweaver》なら実質1マナ。
それよりもキャントリップでハンド減らさずマナを増やせるという事実の方が偉い。かなりラスプーチン向けのカードでは?
あとは《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》。zamaくんが《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》+CIP生物で色々やってたけど、これなら2枚コンボで無限ドローを実現できる! 凄い!
分かりやすい効果で地味目に見えるけど、実はデッキ相性さえ考慮すればかなり強いスペルだと思う。
☆画像2枚目
ちょっと面白い効果の黒のドロソエンチャント。ドローが増えるけど、毎ターン手札上限が減っていく+ディスカードでロスライフ。
《呪文書/Spellbook》置けば手札減少に関してはノーリスクだ。
トップダウンなデザインが気に入ったのでピックアップしたけど、EDH的には4マナの時点で厳しいと思ってる。
これ使うなら《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》を素直に使いましょう。
もっと素直にいくなら《ネクロポーテンス/Necropotence》でぐちゃぐちゃにしましょう。《呪文書/Spellbook》との相性で見ても異常な上位互換だ。
☆画像3枚目
《集合した中隊/Collected Company》を思わせるカード。
ソーサリーになったとはいえマナコスト据え置きで、見れるカードはなんと10枚! ただし選んだ生物の内1体は対戦相手の戦場に出る。しかも選ぶのは対戦相手が先だ。
《家路/Homeward Path》なんかの補助が無ければ流石にきつそう。
これまた《集合した中隊》を意識しまくったデザインぷりが気に入ったのでピックアップしたけど、実際はさっぱり使われなそうと思っている枠。
《集合した中隊》の時点でEDHの採用率がお察しなので、それより使い難そうなコイツの出番はないだろう。
※ 追記 ※
戦場にいるだけで迷惑振りまくヘイトベアー系のデッキなら行けそうかも? 自分と似た戦略のプレイヤーに渡さないと自殺されるけど、上手くやれば2体並べられる。
1枚目のブリンクはマジで結構革新的なカードだと思ってる。
地味目かつ良く見る効果2つだけど、組み合わせると案外悪さをするってカード(EDHで良く見る所だと《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》とか)は結構好きなのでデザイン的にも好みだ。
☆画像1枚目
1黒黒と、マナコスト的にはちょっとお安くなった《記憶殺し/Memoricide》の亜種……なんだけど、このカードの独特な点として、手札から追放した分はドローに変わってしまうという効果が付いた。
今までの《記憶殺し》系の場合は対戦相手の手札に指定したカードがあればアドバンテージが取れてお得だったんだけど、このカードに関してはそういった方法でアドが取れなくなっている。
と、ここまでは対戦相手に撃つ普通の使い方をした場合の話。
自分を対象に撃つと、指定したカードを追放してその分ドローするという、疑似ルーティング的な効果が発生する。
もちろん、ただ適当なカードを追放するだけだと《失われた遺産》を使ってる分アド損なので、追放し得なカード、例えば《食物連鎖/Food Chain》の相方となる《永遠の災い魔/Eternal Scourge》《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》なんかを追放するのが常道となる。
また、EDH的には《影生まれの使徒/Shadowborn Apostle》を大量に入れ、プチ《最後の審判/Doomsday》みたいな効果を期待する事も出来る。
その際、ハンドで腐っていた《影生まれの使徒》もルーティングされるので、アドをほとんど失わず(《失われた遺産》をキャストした1枚分ハンドは減っている)、ハンドもライブライリーも綺麗な状態で圧縮できるという寸法だ。
《むかつき/Ad Nauseam》などで適度に引き、これでライブラリーをガッツリ圧縮して……てやる前にそれ用の構築すればむかつきだけで勝てるな。
EDHだと、《執拗なネズミ/Relentless Rats》デッキ、《影生まれの使徒》デッキのサブプランがいい所か?
☆画像2枚目
白黒の新ジェネラル。対戦相手のスペルキャストに制限をかける系。
こいつ自身が軽いのと、EDHだとノンクリーチャースペルが多く飛び交うという点ではいいんだけど、ライフ40もあるとゴリ押しが案外通るので工夫が必要そう。
実際の対戦でクレンコに2T目に《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》を置かれてすら勝率がそこそこだった所を見るに、ビートダウンプランの補助としては心もとない。こいつ本人のサイズもそんなに大きくないからクロック小さいしね。
なので、こいつは細かなゲインライフを主な仕事として考えた方が良さそう。
具体的に言うと、ジェネラルに据えるよりは《幽霊議員カルロフ/Karlov of the Ghost Council》の横で副官張ってる方が輝きそうな系。
能力が能動的なものでなく、対戦相手依存であるため不安定な面を見ても、ジェネラルとしての活躍は難しそう。
1黒黒と、マナコスト的にはちょっとお安くなった《記憶殺し/Memoricide》の亜種……なんだけど、このカードの独特な点として、手札から追放した分はドローに変わってしまうという効果が付いた。
今までの《記憶殺し》系の場合は対戦相手の手札に指定したカードがあればアドバンテージが取れてお得だったんだけど、このカードに関してはそういった方法でアドが取れなくなっている。
と、ここまでは対戦相手に撃つ普通の使い方をした場合の話。
自分を対象に撃つと、指定したカードを追放してその分ドローするという、疑似ルーティング的な効果が発生する。
もちろん、ただ適当なカードを追放するだけだと《失われた遺産》を使ってる分アド損なので、追放し得なカード、例えば《食物連鎖/Food Chain》の相方となる《永遠の災い魔/Eternal Scourge》《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》なんかを追放するのが常道となる。
また、EDH的には《影生まれの使徒/Shadowborn Apostle》を大量に入れ、プチ《最後の審判/Doomsday》みたいな効果を期待する事も出来る。
その際、ハンドで腐っていた《影生まれの使徒》もルーティングされるので、アドをほとんど失わず(《失われた遺産》をキャストした1枚分ハンドは減っている)、ハンドもライブライリーも綺麗な状態で圧縮できるという寸法だ。
《むかつき/Ad Nauseam》などで適度に引き、これでライブラリーをガッツリ圧縮して……てやる前にそれ用の構築すればむかつきだけで勝てるな。
EDHだと、《執拗なネズミ/Relentless Rats》デッキ、《影生まれの使徒》デッキのサブプランがいい所か?
☆画像2枚目
白黒の新ジェネラル。対戦相手のスペルキャストに制限をかける系。
こいつ自身が軽いのと、EDHだとノンクリーチャースペルが多く飛び交うという点ではいいんだけど、ライフ40もあるとゴリ押しが案外通るので工夫が必要そう。
実際の対戦でクレンコに2T目に《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》を置かれてすら勝率がそこそこだった所を見るに、ビートダウンプランの補助としては心もとない。こいつ本人のサイズもそんなに大きくないからクロック小さいしね。
なので、こいつは細かなゲインライフを主な仕事として考えた方が良さそう。
具体的に言うと、ジェネラルに据えるよりは《幽霊議員カルロフ/Karlov of the Ghost Council》の横で副官張ってる方が輝きそうな系。
能力が能動的なものでなく、対戦相手依存であるため不安定な面を見ても、ジェネラルとしての活躍は難しそう。
扱いやすそうな軽いドロー操作アーティファクトが来たので。
2マナのアーティファクトで、タップして手札を1枚捨てる事により、1体までの対象のクリーチャーをアンブロッカブルに。そうして、コレがアンタップした時にカードを1枚引く。
素直に使えばちょっと遅いルーティングカード。
攻撃を通したい生物が戦場にいれば、アンブロ効果でちょいとお得。
この手のアーティファクトにしては非常に軽いのが素晴らしい。2マナで出て、生物じゃないので召還酔いが無く、起動にマナが一切いらない。気になるのはルーティングのタイミングが遅いくらい。
素直じゃなく使うならば、《前兆の時計/Clock of Omens》なんかと組み合わせて、手札を捨てずにタップする方法。これで手札を捨てずにドローだけできるので、いい感じにアドバンテージが取れる。
《Key to the City》+何かアーティファクトタップ→《Key to the City》アンタップで1ドローなので、実質アーティファクト1枚をタップするごとに1ドローの効果。強い!
タップするのは何も起動型能力ばかりではない。さっきの記事の直後でタイムリーだけど、《電位式の天才、シドリ/Sydri, Galvanic Genius》で生物にしてパンチする、って方法もある。
シドリジェネラルだと稀に見るかもねw
ルーティングもアンブロ効果も案外便利そうなので、《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》に入れるかも。
《メムナーク/Memnarch》ジェネラルとかで楽しく動きそうよね。アーティファクト多いし、《前兆の時計/Clock of Omens》も良くデッキに入ってるし。
2マナのアーティファクトで、タップして手札を1枚捨てる事により、1体までの対象のクリーチャーをアンブロッカブルに。そうして、コレがアンタップした時にカードを1枚引く。
素直に使えばちょっと遅いルーティングカード。
攻撃を通したい生物が戦場にいれば、アンブロ効果でちょいとお得。
この手のアーティファクトにしては非常に軽いのが素晴らしい。2マナで出て、生物じゃないので召還酔いが無く、起動にマナが一切いらない。気になるのはルーティングのタイミングが遅いくらい。
素直じゃなく使うならば、《前兆の時計/Clock of Omens》なんかと組み合わせて、手札を捨てずにタップする方法。これで手札を捨てずにドローだけできるので、いい感じにアドバンテージが取れる。
《Key to the City》+何かアーティファクトタップ→《Key to the City》アンタップで1ドローなので、実質アーティファクト1枚をタップするごとに1ドローの効果。強い!
タップするのは何も起動型能力ばかりではない。さっきの記事の直後でタイムリーだけど、《電位式の天才、シドリ/Sydri, Galvanic Genius》で生物にしてパンチする、って方法もある。
シドリジェネラルだと稀に見るかもねw
ルーティングもアンブロ効果も案外便利そうなので、《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》に入れるかも。
《メムナーク/Memnarch》ジェネラルとかで楽しく動きそうよね。アーティファクト多いし、《前兆の時計/Clock of Omens》も良くデッキに入ってるし。
《霊気貯蔵器》あれこれ
2016年9月8日 EDHカード考察
☆《電位式の天才、シドリ/Sydri, Galvanic Genius》
仕事中に「《電位式の天才、シドリ》と組み合わせれば、51ライフから生物化+絆魂付与で何人でも殺せる! これをシドリ砲と名付けよう!」と思い付いたはいいが、昼に見た時点でもDN上でとっくに気付いてる人達がいて完全に出遅れた。悲しい。
そんな訳で、条件付きとはいえコレもジェネラルとの1枚コンボなので、シドリがちょっとばかりガチ寄りジェネラルに変身しそう。
ライフの獲得も、霊気貯蔵器の能力のみならず、シドリで適当に重いアーティファクトを《殴打頭蓋/Batterskull》にしてバシバシ殴ってれば稼げるのが無駄牌入れる必要なくていい感じ。
ライフ47以上なら、絆魂生物化した霊気貯蔵器がパンチしてライフ51以上にしてそのままコンボにいける。この場面を見てみたいw
ちなみに自分はシドリ持ってないし、なによりワクショがないのでデッキは組みません。
☆ライフを得る誘発型能力
他人のDNから得たネタ。
ライフの回複数である「このターンにあなたが唱えた呪文」は解決時に参照されるため、回復がスタックに乗った状態でインスタントを唱えると余分に回復出来るらしいです。
例えば3回呪文を唱えると計6点回復ですが、後2回をインスタントで回復をスタックに乗せたまま唱えていくと9点回復に。
意図して連打は難しそうだけど、ストームコンボを狙うならある程度のインスタントを混ぜ込む事で数回分は省略できそう。
仕事中に「《電位式の天才、シドリ》と組み合わせれば、51ライフから生物化+絆魂付与で何人でも殺せる! これをシドリ砲と名付けよう!」と思い付いたはいいが、昼に見た時点でもDN上でとっくに気付いてる人達がいて完全に出遅れた。悲しい。
そんな訳で、条件付きとはいえコレもジェネラルとの1枚コンボなので、シドリがちょっとばかりガチ寄りジェネラルに変身しそう。
ライフの獲得も、霊気貯蔵器の能力のみならず、シドリで適当に重いアーティファクトを《殴打頭蓋/Batterskull》にしてバシバシ殴ってれば稼げるのが無駄牌入れる必要なくていい感じ。
ライフ47以上なら、絆魂生物化した霊気貯蔵器がパンチしてライフ51以上にしてそのままコンボにいける。この場面を見てみたいw
ちなみに自分はシドリ持ってないし、なによりワクショがないのでデッキは組みません。
☆ライフを得る誘発型能力
他人のDNから得たネタ。
ライフの回複数である「このターンにあなたが唱えた呪文」は解決時に参照されるため、回復がスタックに乗った状態でインスタントを唱えると余分に回復出来るらしいです。
例えば3回呪文を唱えると計6点回復ですが、後2回をインスタントで回復をスタックに乗せたまま唱えていくと9点回復に。
意図して連打は難しそうだけど、ストームコンボを狙うならある程度のインスタントを混ぜ込む事で数回分は省略できそう。
寝る前に。
コイツ面白すぎだろ。
1ターンに呪文を15回唱えれば120ライフ、初期40点からダメージ喰らってなければ160ライフ、3人殺せる!
ゲインライフジェネラルとか、呪文チェインジェネラルとかの愉快なフィニッシュカードになりそう。
コイツ面白すぎだろ。
1ターンに呪文を15回唱えれば120ライフ、初期40点からダメージ喰らってなければ160ライフ、3人殺せる!
ゲインライフジェネラルとか、呪文チェインジェネラルとかの愉快なフィニッシュカードになりそう。
☆画像1枚目。
条件が、「緑のクリーチャー」から「+1/+1カウンターが乗っているクリーチャー」に変わった《威厳の魔力/Regal Force》。
本人がカウントされないし、条件の達成が難しくなった代わりに、マナコストは3緑と圧倒的に軽くなった。
相性のいいジェネラルもそこそこいるので、そういったジェネラル使いには嬉しいカードではないのでしょうか?
《腹音鳴らし/Borborygmos》とか《議事会の合唱者/Chorus of the Conclave》とか、そうそう、《不屈のダガタール/Daghatar the Adamant》とか《昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star》もいますね。
こいつら使ってるプレイヤー見た事ないけど。あ、マイナー所だと《クラージ実験体/Experiment Kraj》なら見た事あったな。
冗談は置いておいて、もっとマシな所だと、《進化の爪、エズーリ/Ezuri, Claw of Progress》とか《胞子の教祖、ゲイヴ/Ghave, Guru of Spores》とか《野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild》とか《クロールの死の僧侶、マジレク/Mazirek, Kraul Death Priest》とか。
多くのジェネラルだと、準備にマナがかかったり、ばら撒くには悠長だったりと重さが目立つけど、マジレクだと条件達成が非常に楽なので役立ちそう。
☆画像2枚目
世の中がチャンドラで大騒ぎしてる中、EDHなのでニッサ推し。
おもに《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》で使われそう。
戦場に出た時に《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》や《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》をアンタップしつつ、無事にダメージを受けずに帰ってきたら一人《どん欲の角笛/Horn of Greed》の権利を得られるというナイスカード。
ハンド次第では忠誠度6あっても再びマナを出したり《自然のらせん/Nature’s Spiral》モードを選ぶのも効果的。もちろん、戦場に出たターンに回収してもいい。(5マナなので効率は微妙に思えるが)
5マナというマナコストは結構重いものの、噛み合うデッキなら十分な仕事をしてくれそうな気がしている。
☆画像3枚目
自分ですら以前のプレビューで見てるので今更感だけど。
みんなで《踏査/Exploration》と条件付き3ドローしようぜ。《栄華の儀式/Rites of Flourishing》を思わせる性能なのだが、ドローが条件付きの上に一度に3枚という破格の枚数であるため、構築による悪用がしやすい。
何らかの手段で手札を隠したり、手札をバンバン使える構成に出来れば、1人だけ3倍《風見の本殿/Honden of Seeing Winds》できる。
手札を投げ捨てるのが得意で、かつ構えるのがそんなに得意ではない赤黒系統のデッキには相性が良さそうだ。
条件が、「緑のクリーチャー」から「+1/+1カウンターが乗っているクリーチャー」に変わった《威厳の魔力/Regal Force》。
本人がカウントされないし、条件の達成が難しくなった代わりに、マナコストは3緑と圧倒的に軽くなった。
相性のいいジェネラルもそこそこいるので、そういったジェネラル使いには嬉しいカードではないのでしょうか?
《腹音鳴らし/Borborygmos》とか《議事会の合唱者/Chorus of the Conclave》とか、そうそう、《不屈のダガタール/Daghatar the Adamant》とか《昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star》もいますね。
こいつら使ってるプレイヤー見た事ないけど。あ、マイナー所だと《クラージ実験体/Experiment Kraj》なら見た事あったな。
冗談は置いておいて、もっとマシな所だと、《進化の爪、エズーリ/Ezuri, Claw of Progress》とか《胞子の教祖、ゲイヴ/Ghave, Guru of Spores》とか《野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild》とか《クロールの死の僧侶、マジレク/Mazirek, Kraul Death Priest》とか。
多くのジェネラルだと、準備にマナがかかったり、ばら撒くには悠長だったりと重さが目立つけど、マジレクだと条件達成が非常に楽なので役立ちそう。
☆画像2枚目
世の中がチャンドラで大騒ぎしてる中、EDHなのでニッサ推し。
おもに《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》で使われそう。
戦場に出た時に《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》や《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》をアンタップしつつ、無事にダメージを受けずに帰ってきたら一人《どん欲の角笛/Horn of Greed》の権利を得られるというナイスカード。
ハンド次第では忠誠度6あっても再びマナを出したり《自然のらせん/Nature’s Spiral》モードを選ぶのも効果的。もちろん、戦場に出たターンに回収してもいい。(5マナなので効率は微妙に思えるが)
5マナというマナコストは結構重いものの、噛み合うデッキなら十分な仕事をしてくれそうな気がしている。
☆画像3枚目
自分ですら以前のプレビューで見てるので今更感だけど。
みんなで《踏査/Exploration》と条件付き3ドローしようぜ。《栄華の儀式/Rites of Flourishing》を思わせる性能なのだが、ドローが条件付きの上に一度に3枚という破格の枚数であるため、構築による悪用がしやすい。
何らかの手段で手札を隠したり、手札をバンバン使える構成に出来れば、1人だけ3倍《風見の本殿/Honden of Seeing Winds》できる。
手札を投げ捨てるのが得意で、かつ構えるのがそんなに得意ではない赤黒系統のデッキには相性が良さそうだ。
今更サルベ漁って新カード見てる人。
EDH的に気になったカードを何枚か。
☆画像1枚目。
これ強くない?
《Mana Crypt》をはじめとした軽量マナファクトが色々使えるEDHだと、撃ってマナが増えるまである。
実際、何らかの事情で戦闘中に《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》超過で撃たれ、第二メインでマナが増える、なんて状況もたまに見るし。それを自発的に行えるんだからもう少し率は上がるはず。
《Jeweled Amulet》まで取ってるような軽快に動く青茶系デッキに入りそう。少なくとも自分は試す。
☆画像2枚目
クリーチャーかアーティファクトを生け贄に捧げ、そのマナコスト分だけドロー。
アーティファクトもサクれるところが、なんとなく昔のカードを思わせる。《Priest of Yawgmoth》とか。
マナコスト参照だから、単体だと《ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas》みたいにマナレシオ無視したドローが出来ない点では使い勝手が悪いけど、《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》みたいな探査生物とか、親和とか使えば案外引けそう。
☆画像3枚目
好きに自殺できるカードがまた1枚増えた。
モダンだと《白金の帝像/Platinum Emperion》をフィニッシャーにしたデッキが出てきそう。
EDHだと……ライフが多いので使いやすくはあるけど、デッキに1枚じゃ流石にライフが持たない。
戦場に出るという事を考慮しても、幅広いカードを指定できない点で《大霊堂の戦利品/Spoils of the Vault》より弱そう。これと比較されてる時点で色々アレだ。
個人的には、EDHだとワンチャンぽく見えるノーチャンだと思う。
こんな感じで画像にコメント付ける形式だと楽でいいな。
続く。
EDH的に気になったカードを何枚か。
☆画像1枚目。
これ強くない?
《Mana Crypt》をはじめとした軽量マナファクトが色々使えるEDHだと、撃ってマナが増えるまである。
実際、何らかの事情で戦闘中に《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》超過で撃たれ、第二メインでマナが増える、なんて状況もたまに見るし。それを自発的に行えるんだからもう少し率は上がるはず。
《Jeweled Amulet》まで取ってるような軽快に動く青茶系デッキに入りそう。少なくとも自分は試す。
☆画像2枚目
クリーチャーかアーティファクトを生け贄に捧げ、そのマナコスト分だけドロー。
アーティファクトもサクれるところが、なんとなく昔のカードを思わせる。《Priest of Yawgmoth》とか。
マナコスト参照だから、単体だと《ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas》みたいにマナレシオ無視したドローが出来ない点では使い勝手が悪いけど、《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》みたいな探査生物とか、親和とか使えば案外引けそう。
☆画像3枚目
好きに自殺できるカードがまた1枚増えた。
モダンだと《白金の帝像/Platinum Emperion》をフィニッシャーにしたデッキが出てきそう。
EDHだと……ライフが多いので使いやすくはあるけど、デッキに1枚じゃ流石にライフが持たない。
戦場に出るという事を考慮しても、幅広いカードを指定できない点で《大霊堂の戦利品/Spoils of the Vault》より弱そう。これと比較されてる時点で色々アレだ。
個人的には、EDHだとワンチャンぽく見えるノーチャンだと思う。
こんな感じで画像にコメント付ける形式だと楽でいいな。
続く。
4マナのアーティファクトで、クリーチャーかアーティファクトが戦場に出た時の効果を誘発する場合、それを追加で1回誘発させる、というもの。
少しばかり重いが、いかにもコンボの臭いがぷんぷん。
アーティファクトなので、青系のデッキだとサーチがしやすく使いやすそう。
真っ先に思い付いたのが《パリンクロン/Palinchron》+青青含めた土地6枚。
あとは、白タイタン周りで何かしらは出来そうだけど、こいつがタイタンで拾えない4マナなので使い勝手は悪くなりそう。半分は墓地経由とは言え結局4枚コンボだし。
ゼガーナ・シャルムみたいなデッキに雑に突っ込むとただ強そうで良さ気。
シャルムなんかは特に、アーティファクトシナジーが強いしね。
少しばかり重いが、いかにもコンボの臭いがぷんぷん。
アーティファクトなので、青系のデッキだとサーチがしやすく使いやすそう。
真っ先に思い付いたのが《パリンクロン/Palinchron》+青青含めた土地6枚。
あとは、白タイタン周りで何かしらは出来そうだけど、こいつがタイタンで拾えない4マナなので使い勝手は悪くなりそう。半分は墓地経由とは言え結局4枚コンボだし。
ゼガーナ・シャルムみたいなデッキに雑に突っ込むとただ強そうで良さ気。
シャルムなんかは特に、アーティファクトシナジーが強いしね。
もう1枚。
疑似続唱的な。
唱えられるものが出るまで、ではなく1枚しかめくらないけど、唱えられないカードだったらハンドに加わるのでアドは取れる。(唱えられるカードでも手札に加える事を選んでもOK)
なんとなく、《シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary》を思わせるようなデザイン。色的にも、唱える誘発でアドを得るという点でも。
続唱誘発が最初の1回のみなので、モミールみたいに連鎖して一気に勝ったりアド取ったり、みたいな事は出来なそうなのが残念。
続唱というよりドローとして考えると、《遺跡潜り、ジョリー・エン/Jori En, Ruin Diver》のが近いのか。
ジョリーと比べると、手間をかけずにドロー出来る代わり、本体が1マナ重い。赤の代わりに緑。
最近は(特に青に多いスペル系と組むと)赤も強いから、どっちが強いかは使ってみないと分からないけど、ジョリーが結構強かったのでコイツも中々やれそう。ジェネラルとしての1マナの重みに唸る事もありそうだけどw
試しに組んでみようかなー。
Rashmi, Eternities Crafter 2緑青
伝説のクリーチャー エルフ・ドルイド
各ターン、あなたが最初の呪文を唱えるたび、あなたのライブラリーの1番上にあるカードを公開する。もしそれが点数で見たマナ・コストがその呪文未満である土地でないカードであった場合、あなたはマナ・コストを支払うことなくそれを唱えてもよい。あなたが公開したカードを唱えなかった場合、それをあなたの手札に加える。
2/3
疑似続唱的な。
唱えられるものが出るまで、ではなく1枚しかめくらないけど、唱えられないカードだったらハンドに加わるのでアドは取れる。(唱えられるカードでも手札に加える事を選んでもOK)
なんとなく、《シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary》を思わせるようなデザイン。色的にも、唱える誘発でアドを得るという点でも。
続唱誘発が最初の1回のみなので、モミールみたいに連鎖して一気に勝ったりアド取ったり、みたいな事は出来なそうなのが残念。
続唱というよりドローとして考えると、《遺跡潜り、ジョリー・エン/Jori En, Ruin Diver》のが近いのか。
ジョリーと比べると、手間をかけずにドロー出来る代わり、本体が1マナ重い。赤の代わりに緑。
最近は(特に青に多いスペル系と組むと)赤も強いから、どっちが強いかは使ってみないと分からないけど、ジョリーが結構強かったのでコイツも中々やれそう。ジェネラルとしての1マナの重みに唸る事もありそうだけどw
試しに組んでみようかなー。
新カードが色々出て来たので軽く。
……と、その前に。
カードそのもの、というよりは、システムが(視覚デザイン的なもの含めて)奇妙なものが多くて軽く衝撃だったのでそっちを軽く。
初期のドラフトとかプレリではウッカリ勘違いを結構やりそうw
・機体にP/T表示はビジュアル的な利点抜きにしても勘違いしやすいのでは? 分かりにくさはテーロスの神ほどではないのだが、コモンでもあるのがリミテでミスする機会を増やす。
ビジュアル的なインパクトは落ちるが、ミシュランみたいな表記で良かった気もするが……。
「製造」で出したトークンが機体に「搭乗」する、SFみたいな絵面がリミテでは頻繁に見られそうw
・エネルギーカウンター、プレイヤーが得るのを勘違いしてパーマネントに置く人いそう。
起動型能力に必要なエネルギーが非常に重いので、沢山並べてなんぼって事か。
改めて、カードについて
☆1枚目
黒単の新ジェネラル。
アドバンテージを得る能力ではあるのだが、対戦相手依存で不安定。
無限ブリンクすれば全部追放出来るけど、黒単でなんかあったっけ? あらゆる手段使って他人の《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》ぱくった方が早そうなレベルで思いつかないw
☆2枚目
白赤の新ジェネラル。
なんと! とうとう! 白赤のジェネラルにして初めて! それなりに期待出来るアドバンテージ能力持ちだ!!
問題は機体とドワーフに一体何がいたのか。期待の性質と本人のサイズ感・ロード能力による戦闘力も中々なので、結局は相変わらず白赤らしい殴りジェネラルにはなりそう。
調べてないのではっきりとは言えないが、細々と便利なドワーフがいればワンチャン。
個人的には、ファンタジーの定番種族のうちで妙にはぶられてたのが気になっていたので、ドワーフの復権はとても嬉しい。
普通のファンタジーなら、ドワーフとかマーフォークよりもメジャーなはずだろ。
☆3枚目
かわいい。実物が欲しい。
スタンだと現出のお供として普通に活躍しそう。
……と、その前に。
カードそのもの、というよりは、システムが(視覚デザイン的なもの含めて)奇妙なものが多くて軽く衝撃だったのでそっちを軽く。
初期のドラフトとかプレリではウッカリ勘違いを結構やりそうw
・機体にP/T表示はビジュアル的な利点抜きにしても勘違いしやすいのでは? 分かりにくさはテーロスの神ほどではないのだが、コモンでもあるのがリミテでミスする機会を増やす。
ビジュアル的なインパクトは落ちるが、ミシュランみたいな表記で良かった気もするが……。
「製造」で出したトークンが機体に「搭乗」する、SFみたいな絵面がリミテでは頻繁に見られそうw
・エネルギーカウンター、プレイヤーが得るのを勘違いしてパーマネントに置く人いそう。
起動型能力に必要なエネルギーが非常に重いので、沢山並べてなんぼって事か。
改めて、カードについて
☆1枚目
黒単の新ジェネラル。
アドバンテージを得る能力ではあるのだが、対戦相手依存で不安定。
無限ブリンクすれば全部追放出来るけど、黒単でなんかあったっけ? あらゆる手段使って他人の《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》ぱくった方が早そうなレベルで思いつかないw
☆2枚目
白赤の新ジェネラル。
なんと! とうとう! 白赤のジェネラルにして初めて! それなりに期待出来るアドバンテージ能力持ちだ!!
問題は機体とドワーフに一体何がいたのか。期待の性質と本人のサイズ感・ロード能力による戦闘力も中々なので、結局は相変わらず白赤らしい殴りジェネラルにはなりそう。
調べてないのではっきりとは言えないが、細々と便利なドワーフがいればワンチャン。
個人的には、ファンタジーの定番種族のうちで妙にはぶられてたのが気になっていたので、ドワーフの復権はとても嬉しい。
普通のファンタジーなら、ドワーフとかマーフォークよりもメジャーなはずだろ。
☆3枚目
かわいい。実物が欲しい。
スタンだと現出のお供として普通に活躍しそう。
もうご存知の皆さんも多いと思うけど。
青茶系、特にサーチの乏しかった青単や青赤デッキで追加の《加工/Fabricate》として活躍しそう。
起動が重いので、マナが沢山出る系のジェネラルだと活かしやすそう。
自分が良く使ってる《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》《時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage》がもろにそういうマナフラするデッキなので、喜び勇んでデッキに投入する予定。
巷では、《艦長シッセイ/Captain Sisay》ジェネラルで
《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》+《コーマスの鐘/Kormus Bell》+《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
のコンボが、間接的ながら全部サーチ可能になったという喜びの声も聞かれている。
どの色でも使える《加工/Fabricate》とか、そらまあ素敵よね。
これから出てくるカードプール次第だけど、基本的にはスタンダードだとそこまで強くなさそうな能力だから安く買えると良いなー。
Inventor’s Fair
伝説の土地
あなたのアップキープの開始時アーティファクト3つ以上コントロールしている場合、1点のライフを得る。
T:あなたのマナ・プールに(C)を加える。
4,T,~を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーからアーティファクトを1枚探し、公開し、手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。これはあなたが3つ以上のアーティファクトをコントロールしている場合にのみ起動できる。
青茶系、特にサーチの乏しかった青単や青赤デッキで追加の《加工/Fabricate》として活躍しそう。
起動が重いので、マナが沢山出る系のジェネラルだと活かしやすそう。
自分が良く使ってる《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》《時間の大魔道士、テフェリー/Teferi, Temporal Archmage》がもろにそういうマナフラするデッキなので、喜び勇んでデッキに投入する予定。
巷では、《艦長シッセイ/Captain Sisay》ジェネラルで
《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》+《コーマスの鐘/Kormus Bell》+《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
のコンボが、間接的ながら全部サーチ可能になったという喜びの声も聞かれている。
どの色でも使える《加工/Fabricate》とか、そらまあ素敵よね。
これから出てくるカードプール次第だけど、基本的にはスタンダードだとそこまで強くなさそうな能力だから安く買えると良いなー。
EDH視点 『コンスピラシー:王位争奪』 カード評価
2016年8月24日 EDHカード考察 コメント (2)という訳で、発売直前でリストも出たのでちょくちょく見ていきます。
基本的に新カードで。うっかり再録のレビューしてても優しくスルーしてくれ。
(※ 追記:と思ったら、新規と再録分けて書いてくれてた。ありがとう公式)
リスト(http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/conspiracy-take-crown)の上から順に。
☆《カストーディの魂呼び/Custodi Soulcaller》
微妙に形は違うがプチ《死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Death》みたいな能力。本人もアリーシャで釣れるので、枠があれば入るかも。
「アリーシャでコイツを釣る→同戦闘中にコイツで別の生物釣る」ってのは出来ないのがちょっと残念。
☆《宮殿の看守/Palace Jailer》
☆《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》
統治者は白にとって貴重なドローなので、ちょくちょく使われる事になりそう。
看守は疑似除去能力持ちなのだが安定性が低く、さらにはタフネスも低いため統治者を守るにも除去を維持するにも安定性が低い。
カードの意図としては「対戦相手の凶悪な生物を人質にした交渉で、第三者から殴られる状況でも統治者を維持できる」って辺りなんだろうけど、ぶっちゃけ黙って殴って統治者貰ってドローする方が嬉しい事のが圧倒的に多そうなので役立たなそう。
白単に入る純粋なドローとしては、色拘束も少ない歩哨の方がまだ良く使われそうである。4マナシングルで2/4の壁役が付いてくる疑似アリーナ、白なら十分でしょ。
《王位の守護者/Protector of the Crown》? 流石に6マナなら白単でももっといいドローがある。《ニンの杖/Staff of Nin》とか。
☆《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
前に記事で書いたし、わざわざ説明しなくてもみんな分かってるだろうから細々書く事はしない。強い。
☆《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
レガシーだとともかく、EDHだとちょっと使いにくそう。性質上自分も被害を受ける事が多いし、マナコストもばらついている。上手く被害を避けるようなカードも通常構築と違って安定して確保できない。
ただ、クリーチャー中心の白緑デッキなら、マナ加速をクリーチャーに寄せられるので、効果的な軽いマナコスト帯も臆せず禁止できるので強そうではある。
特に、《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》《毒の濁流/Toxic Deluge》で涙を呑んでいた《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》やそれを使う《艦長シッセイ/Captain Sisay》あたりにはありがたい。裏目があるのはまあ仕方ない。
とはいえ、EDHでの《虚空の杯/Chalice of the Void》の使用率を見るに、クリーチャーを打ち消さない点を悪用出来る分でそれより少し良いとはいえ、前評判ほど頻繁に見かける事はなさそうである。
☆《召し上げ/Expropriate》
《ネファリアの災い、ジェリーヴァ/Jeleva, Nephalia’s Scourge》《悟った達人、ナーセット/Narset, Enlightened Master》のようなマナ踏み倒し系の玩具。
のみならず、《明日の標/Beacon of Tomorrows》まで使っていたような追加ターン系デッキでも採用が考えられる。フィニッシャー兼任で重いのを許容されていた明日の標とは方向性が別ではあるが、このカードもまた重さを許容されるだけの性質を持っていると自分は思っている。
☆《選択の幻影/Illusion of Choice》
溢れ出る《急かし/Quicken》感。
最悪1マナ1ドローインスタントなので、《急かし/Quicken》同様噛み合いを期待して入れるデッキが少量ありそう。
《急かし》と違って後打ち必須な受動的効果なので、ターンエンドの突然の《急かし》ほどうっただけでは盛り上がらないのが残念ではある。
☆《替え玉/Stunt Double》
インスタント《クローン/Clone》。
以前公式が話していた「クローン系を強化したい」プロジェクトが物凄く見える、単純上位互換な1枚。
相変わらず4マナは少々重いとはいえ、「マナを寝せずにターンを回せるので隙が少ない」「CIPなどとの組み合わせでインスタント妨害のように使え得る」と非常に小回りが利くので、使ってみれば案外軽く思えるかもしれない。
瞬速が、《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》の持つ「1マナ・色拘束なし」の壁を越えられるかは個人的に微妙に興味がある。
加えて《彫り込み鋼/Sculpting Steel》まで出来る変形者に勝る事はないであろうものの、生物コピーの分だけならあるいは。
☆《カストーディのリッチ/Custodi Lich》
統治者生物の中ではかなりやり手。
5マナは少々重いが、CIPで布告除去+ターンエンドに1ドロー、それに加えて統治者権限のやり取りが行われた時にもおまけで除去が付いてくる、となればまあコスト通りと見てもいいかも。
主に黒単で存在する、黒の生物をごちゃごちゃするリアニメイトジェネラル(《狂気を操る者チェイナー/Chainer, Dementia Master》《汚らわしき者バルソー/Balthor the Defiled》など)デッキでの活躍の場があるかも知れない。
《黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose》
黒の統治者カードでは、なんだかんだでコレが一番使いやすそう。
シングルシンボルの4マナで、1/3接死の防衛力の高い生物が付いてくるっていうのは、統治者全体で見てもかなり高いコスパ。
問題は、それなりにドローの確保が可能である黒で統治者カードを使うかという事。1マナ増やせば《カストーディのリッチ/Custodi Lich》というおまけつきもいるので、やっぱりコイツが使われる事はなさそうだ。
☆《騒乱の発端、グレンゾ/Grenzo, Havoc Raiser》
自軍生物の攻撃が通るたび、近年赤に与えられたライブラリートップ追放型ドローが誘発するアドバンテージ生物。
2マナという軽さは優秀。赤い《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》になれるか。
ただ、他の同様の追放ドローと違って「他人のカードなので安定性が低い」「『唱えてもよい』なので土地はプレイ出来ない」という欠点がある。
特に安定性が問題で、自前のカードはマナ加速と効率のいいトークン生成カードで固め、他人のカードでそのまま圧殺……と行こうにも「赤単で悠長にターンを回す」「土地ばかりめくれるとアド取れず辛い」「《紅蓮地獄/Pyroclasm》とかいらんカードがめくれてもアド取れず辛い」と考えると色々怪しい。
エドリックの友である追加ターンが使えない(《最後の賭け/Final Fortune》は追加ターンとは呼ばない)のも痛い。
むしろ《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》あたりの赤系トークンもりもりデッキでの汎用アドバンテージゴブリンとして活躍しそうな予感もする。
☆《地底の揺れ/Subterranean Tremors》
恐るべきゴミクズカード。マナベースまとめて壊すマン。
小粒のマナクリを《地震/Earthquake》的効果で壊滅させ、X=4以上で《粉砕の嵐/Shatterstorm》のおまけが付いてくる。
4点もばら撒けば大概のマナクリは死滅するので、ほとんど5マナの《壊滅/Devastation》亜種みたいな感覚で使えそうだ。
自分のマナベースも吹き飛ぶので、唯一吹き飛ばず、種類も豊富なマナランプスペルを中心とした赤緑系統のデッキで特に活躍しそうである。
X=8以上でゴジラ出すのは気が向いた時にでもどうぞ。
☆《絢爛なビヒモス/Regal Behemoth》
統治者時に、自分専用《春の鼓動/Heartbeat of Spring》がおまけで付いてくる統治者カード。
6マナ5/5トランプルというサイズは、奪われた統治者を取り戻すのに非常に向いているので、マナ倍加能力の維持が楽っぽいのが偉い。
さらには統治者の1ドローがある事がマナフラの受けにもなっていて、それぞれの能力の噛み合いが非常に良い。「統治者を維持・奪い取りながら」「手札を増やし」「マナに余裕を持ってそれらをキャスト」ってのは有能過ぎじゃないですか?
個人的にはかなり強いんじゃないかと思っている。
☆《野生の心、セルヴァラ/Selvala, Heart of the Wilds》
緑単になった新セルヴァラ。
相変わらず、本人のマナコストが軽めで、ドロー出来て、マナ加速も出来る、という優等生。
ただ、旧セルヴァラに比べるとドローが圧倒的に安定しないのと、色が減っている事の弊害が大きいイメージ。
サーチしやすい《原初の腕力魔道士/Primal Forcemage》などの組み合わせで安定して手札・マナが伸びるのは嬉しいのだが、それでも旧セルヴァラに加えると頼りなさが目立つ。
本人をジェネラルとするより、《艦長シッセイ/Captain Sisay》辺りに入れたの方が活躍の場が多そう。
他の3マナ兼の強い緑単ジェネラル(《クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector》《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》《放浪の吟遊詩人、イーサーン/Yisan, the Wanderer Bard》)と比較してみても、個人的には、ジェネラルとしてはイマイチ評価出来ない。
☆《セルヴァラの暴走/Selvala’s Stampede》
まず、1つの見方が6ママナソーサリーの《ドルイドの誓い/Oath of Druids》。誓いと違って対戦相手がクリーチャーをコントロールしてなくても動くのが偉い。
手札から出す方も、うっかりフィニッシャーを引いてしまった時のケアに使えるので強い。
ただし、本当に《ドルイドの誓い/Oath of Druids》効果オンリーで考えると、相手の動議が完全に死に能力になるので少々重さが目立ってしまう。
手札にフィニッシャーが無い状態で自分が「解放」を選ぶと、展開を嫌った対戦相手が「野生」×3の方を取ってくれてちょっと得する可能性もある。恐い賭けではあるが。
もう1つの見方が、一方的な《実物提示教育/Show and Tell》。しかもプレインズウォーカーも出せる。
ただ、こちらの使い道の場合は対戦相手に「野生」を選ばれた時のケアをしておくとぐっとお得なので、例えば出したいのが《全知/Omniscience》でもある程度のクリーチャーは入れておいた方が良いだろう。
強力な効果とは言え、流石に一人《実物提示教育/Show and Tell》で6マナではコスパが悪すぎるので。
《ドルイドの誓い/Oath of Druids》用法だと重さが気になるので、重量級カード山積みデッキに入れ、《実物提示教育》メインとしての役割を期待するのが一番損はなさそう。
《アニマのメイエル/Mayael the Anima》なんかは一番うまく使えそう。これを入れたデッキで一番強いのは? って聞かれると青緑系の別のジェネラル(ゼガーナとか)になりそうだけど。
《護衛隊長、アドリアナ/Adriana, Captain of the Guard》
脳筋。赤白ジェネラルはどうしてこう殴るしか能のない奴らばかりなんだ……。
という訳で、色的には必然的に激戦区。そしてギセラやジョーさんより強いかと聞かれるとノーなので出番はなさそう。
1枚でいいから小器用な能力持ちが出れば、それだけで他赤白ジェネラルと差別化できるのに。
☆《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》
発表時からすでにみんな注目していて、記事を書かれたりデッキを組まれたりしている人気ジェネラル。
色が強く、能力が強く、マナコストが軽いんだからそりゃ強いわ。
敢えて欠点上げるなら、直接フィニッシュにはつながらない、能動的に自分のアドバンテージを増やす動きがしにくい、ってくらい。
細かい分析は自分の他の記事や他の人の記事でやられているので割愛。
EDH的には、コイツがコンスピラシー2の台風の目となりそう。
☆《マルチェッサ女王/Queen Marchesa》
レオヴォルドの陰に隠れつつも、個人的には中々優秀なジェネラル候補だと思っているクリーチャー。
色が多めでカードプールが広く、マナコストも軽め、確定アドバンテージ能力持ちで、アドバンテージとなる統治者を守ったり奪取する手段にも長けている、というのが中々器用。
色は3色とは言え白赤含みと弱いのだが、だからこそコイツの統治者1ドローの価値が高くて良さ気に見える。
色的にもジェネラルの能力的にも、デッキはコントロール気味のものになるだろうか? 白赤を中心とした置物で減速しつつ、ジェネラルの能力を中心としてじりじりとアドバンテージを獲得、物量とマナに余裕を持った状態でコンボ揃えて切って捨てて勝ち、みたいな。
空呑くん辺りが大喜びでデッキ組みそうだけど、近場でレオヴォルド組んでる人がいて、マルチェッサ組んでない人がいたら試しに組んでみようかな、ってくらいには興味がある。
《高層都市の玉座/Throne of the High City》
どの色でもお手軽に統治者になれる土地。
とりあえず無色アンタップインの土地として最低限の仕事をしつつ、隙と暇を見て1ドロー~それ以上に変わるのだから悪くないカードだろう。
実際使うのは、色拘束に余裕があり、ドローに乏しいデッキ(つまり白単)くらいだろうが。
個人的にはこういう小回りのきく雰囲気のある(実際に小回りがきくとは言っていない)土地は結構好きだ。
個人的に気になったのはこんな感じ。
新録少ないから楽かと思ったけど、結構疲れたw
基本的に新カードで。うっかり再録のレビューしてても優しくスルーしてくれ。
(※ 追記:と思ったら、新規と再録分けて書いてくれてた。ありがとう公式)
リスト(http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/conspiracy-take-crown)の上から順に。
☆《カストーディの魂呼び/Custodi Soulcaller》
微妙に形は違うがプチ《死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Death》みたいな能力。本人もアリーシャで釣れるので、枠があれば入るかも。
「アリーシャでコイツを釣る→同戦闘中にコイツで別の生物釣る」ってのは出来ないのがちょっと残念。
☆《宮殿の看守/Palace Jailer》
☆《宮殿の歩哨/Palace Sentinels》
統治者は白にとって貴重なドローなので、ちょくちょく使われる事になりそう。
看守は疑似除去能力持ちなのだが安定性が低く、さらにはタフネスも低いため統治者を守るにも除去を維持するにも安定性が低い。
カードの意図としては「対戦相手の凶悪な生物を人質にした交渉で、第三者から殴られる状況でも統治者を維持できる」って辺りなんだろうけど、ぶっちゃけ黙って殴って統治者貰ってドローする方が嬉しい事のが圧倒的に多そうなので役立たなそう。
白単に入る純粋なドローとしては、色拘束も少ない歩哨の方がまだ良く使われそうである。4マナシングルで2/4の壁役が付いてくる疑似アリーナ、白なら十分でしょ。
《王位の守護者/Protector of the Crown》? 流石に6マナなら白単でももっといいドローがある。《ニンの杖/Staff of Nin》とか。
☆《護衛募集員/Recruiter of the Guard》
前に記事で書いたし、わざわざ説明しなくてもみんな分かってるだろうから細々書く事はしない。強い。
☆《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》
レガシーだとともかく、EDHだとちょっと使いにくそう。性質上自分も被害を受ける事が多いし、マナコストもばらついている。上手く被害を避けるようなカードも通常構築と違って安定して確保できない。
ただ、クリーチャー中心の白緑デッキなら、マナ加速をクリーチャーに寄せられるので、効果的な軽いマナコスト帯も臆せず禁止できるので強そうではある。
特に、《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》《毒の濁流/Toxic Deluge》で涙を呑んでいた《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》やそれを使う《艦長シッセイ/Captain Sisay》あたりにはありがたい。裏目があるのはまあ仕方ない。
とはいえ、EDHでの《虚空の杯/Chalice of the Void》の使用率を見るに、クリーチャーを打ち消さない点を悪用出来る分でそれより少し良いとはいえ、前評判ほど頻繁に見かける事はなさそうである。
☆《召し上げ/Expropriate》
《ネファリアの災い、ジェリーヴァ/Jeleva, Nephalia’s Scourge》《悟った達人、ナーセット/Narset, Enlightened Master》のようなマナ踏み倒し系の玩具。
のみならず、《明日の標/Beacon of Tomorrows》まで使っていたような追加ターン系デッキでも採用が考えられる。フィニッシャー兼任で重いのを許容されていた明日の標とは方向性が別ではあるが、このカードもまた重さを許容されるだけの性質を持っていると自分は思っている。
☆《選択の幻影/Illusion of Choice》
溢れ出る《急かし/Quicken》感。
最悪1マナ1ドローインスタントなので、《急かし/Quicken》同様噛み合いを期待して入れるデッキが少量ありそう。
《急かし》と違って後打ち必須な受動的効果なので、ターンエンドの突然の《急かし》ほどうっただけでは盛り上がらないのが残念ではある。
☆《替え玉/Stunt Double》
インスタント《クローン/Clone》。
以前公式が話していた「クローン系を強化したい」プロジェクトが物凄く見える、単純上位互換な1枚。
相変わらず4マナは少々重いとはいえ、「マナを寝せずにターンを回せるので隙が少ない」「CIPなどとの組み合わせでインスタント妨害のように使え得る」と非常に小回りが利くので、使ってみれば案外軽く思えるかもしれない。
瞬速が、《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》の持つ「1マナ・色拘束なし」の壁を越えられるかは個人的に微妙に興味がある。
加えて《彫り込み鋼/Sculpting Steel》まで出来る変形者に勝る事はないであろうものの、生物コピーの分だけならあるいは。
☆《カストーディのリッチ/Custodi Lich》
統治者生物の中ではかなりやり手。
5マナは少々重いが、CIPで布告除去+ターンエンドに1ドロー、それに加えて統治者権限のやり取りが行われた時にもおまけで除去が付いてくる、となればまあコスト通りと見てもいいかも。
主に黒単で存在する、黒の生物をごちゃごちゃするリアニメイトジェネラル(《狂気を操る者チェイナー/Chainer, Dementia Master》《汚らわしき者バルソー/Balthor the Defiled》など)デッキでの活躍の場があるかも知れない。
《黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose》
黒の統治者カードでは、なんだかんだでコレが一番使いやすそう。
シングルシンボルの4マナで、1/3接死の防衛力の高い生物が付いてくるっていうのは、統治者全体で見てもかなり高いコスパ。
問題は、それなりにドローの確保が可能である黒で統治者カードを使うかという事。1マナ増やせば《カストーディのリッチ/Custodi Lich》というおまけつきもいるので、やっぱりコイツが使われる事はなさそうだ。
☆《騒乱の発端、グレンゾ/Grenzo, Havoc Raiser》
自軍生物の攻撃が通るたび、近年赤に与えられたライブラリートップ追放型ドローが誘発するアドバンテージ生物。
2マナという軽さは優秀。赤い《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》になれるか。
ただ、他の同様の追放ドローと違って「他人のカードなので安定性が低い」「『唱えてもよい』なので土地はプレイ出来ない」という欠点がある。
特に安定性が問題で、自前のカードはマナ加速と効率のいいトークン生成カードで固め、他人のカードでそのまま圧殺……と行こうにも「赤単で悠長にターンを回す」「土地ばかりめくれるとアド取れず辛い」「《紅蓮地獄/Pyroclasm》とかいらんカードがめくれてもアド取れず辛い」と考えると色々怪しい。
エドリックの友である追加ターンが使えない(《最後の賭け/Final Fortune》は追加ターンとは呼ばない)のも痛い。
むしろ《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》あたりの赤系トークンもりもりデッキでの汎用アドバンテージゴブリンとして活躍しそうな予感もする。
☆《地底の揺れ/Subterranean Tremors》
恐るべきゴミクズカード。マナベースまとめて壊すマン。
小粒のマナクリを《地震/Earthquake》的効果で壊滅させ、X=4以上で《粉砕の嵐/Shatterstorm》のおまけが付いてくる。
4点もばら撒けば大概のマナクリは死滅するので、ほとんど5マナの《壊滅/Devastation》亜種みたいな感覚で使えそうだ。
自分のマナベースも吹き飛ぶので、唯一吹き飛ばず、種類も豊富なマナランプスペルを中心とした赤緑系統のデッキで特に活躍しそうである。
X=8以上でゴジラ出すのは気が向いた時にでもどうぞ。
☆《絢爛なビヒモス/Regal Behemoth》
統治者時に、自分専用《春の鼓動/Heartbeat of Spring》がおまけで付いてくる統治者カード。
6マナ5/5トランプルというサイズは、奪われた統治者を取り戻すのに非常に向いているので、マナ倍加能力の維持が楽っぽいのが偉い。
さらには統治者の1ドローがある事がマナフラの受けにもなっていて、それぞれの能力の噛み合いが非常に良い。「統治者を維持・奪い取りながら」「手札を増やし」「マナに余裕を持ってそれらをキャスト」ってのは有能過ぎじゃないですか?
個人的にはかなり強いんじゃないかと思っている。
☆《野生の心、セルヴァラ/Selvala, Heart of the Wilds》
緑単になった新セルヴァラ。
相変わらず、本人のマナコストが軽めで、ドロー出来て、マナ加速も出来る、という優等生。
ただ、旧セルヴァラに比べるとドローが圧倒的に安定しないのと、色が減っている事の弊害が大きいイメージ。
サーチしやすい《原初の腕力魔道士/Primal Forcemage》などの組み合わせで安定して手札・マナが伸びるのは嬉しいのだが、それでも旧セルヴァラに加えると頼りなさが目立つ。
本人をジェネラルとするより、《艦長シッセイ/Captain Sisay》辺りに入れたの方が活躍の場が多そう。
他の3マナ兼の強い緑単ジェネラル(《クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protector》《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》《放浪の吟遊詩人、イーサーン/Yisan, the Wanderer Bard》)と比較してみても、個人的には、ジェネラルとしてはイマイチ評価出来ない。
☆《セルヴァラの暴走/Selvala’s Stampede》
まず、1つの見方が6ママナソーサリーの《ドルイドの誓い/Oath of Druids》。誓いと違って対戦相手がクリーチャーをコントロールしてなくても動くのが偉い。
手札から出す方も、うっかりフィニッシャーを引いてしまった時のケアに使えるので強い。
ただし、本当に《ドルイドの誓い/Oath of Druids》効果オンリーで考えると、相手の動議が完全に死に能力になるので少々重さが目立ってしまう。
手札にフィニッシャーが無い状態で自分が「解放」を選ぶと、展開を嫌った対戦相手が「野生」×3の方を取ってくれてちょっと得する可能性もある。恐い賭けではあるが。
もう1つの見方が、一方的な《実物提示教育/Show and Tell》。しかもプレインズウォーカーも出せる。
ただ、こちらの使い道の場合は対戦相手に「野生」を選ばれた時のケアをしておくとぐっとお得なので、例えば出したいのが《全知/Omniscience》でもある程度のクリーチャーは入れておいた方が良いだろう。
強力な効果とは言え、流石に一人《実物提示教育/Show and Tell》で6マナではコスパが悪すぎるので。
《ドルイドの誓い/Oath of Druids》用法だと重さが気になるので、重量級カード山積みデッキに入れ、《実物提示教育》メインとしての役割を期待するのが一番損はなさそう。
《アニマのメイエル/Mayael the Anima》なんかは一番うまく使えそう。これを入れたデッキで一番強いのは? って聞かれると青緑系の別のジェネラル(ゼガーナとか)になりそうだけど。
《護衛隊長、アドリアナ/Adriana, Captain of the Guard》
脳筋。赤白ジェネラルはどうしてこう殴るしか能のない奴らばかりなんだ……。
という訳で、色的には必然的に激戦区。そしてギセラやジョーさんより強いかと聞かれるとノーなので出番はなさそう。
1枚でいいから小器用な能力持ちが出れば、それだけで他赤白ジェネラルと差別化できるのに。
☆《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》
発表時からすでにみんな注目していて、記事を書かれたりデッキを組まれたりしている人気ジェネラル。
色が強く、能力が強く、マナコストが軽いんだからそりゃ強いわ。
敢えて欠点上げるなら、直接フィニッシュにはつながらない、能動的に自分のアドバンテージを増やす動きがしにくい、ってくらい。
細かい分析は自分の他の記事や他の人の記事でやられているので割愛。
EDH的には、コイツがコンスピラシー2の台風の目となりそう。
☆《マルチェッサ女王/Queen Marchesa》
レオヴォルドの陰に隠れつつも、個人的には中々優秀なジェネラル候補だと思っているクリーチャー。
色が多めでカードプールが広く、マナコストも軽め、確定アドバンテージ能力持ちで、アドバンテージとなる統治者を守ったり奪取する手段にも長けている、というのが中々器用。
色は3色とは言え白赤含みと弱いのだが、だからこそコイツの統治者1ドローの価値が高くて良さ気に見える。
色的にもジェネラルの能力的にも、デッキはコントロール気味のものになるだろうか? 白赤を中心とした置物で減速しつつ、ジェネラルの能力を中心としてじりじりとアドバンテージを獲得、物量とマナに余裕を持った状態でコンボ揃えて切って捨てて勝ち、みたいな。
空呑くん辺りが大喜びでデッキ組みそうだけど、近場でレオヴォルド組んでる人がいて、マルチェッサ組んでない人がいたら試しに組んでみようかな、ってくらいには興味がある。
《高層都市の玉座/Throne of the High City》
どの色でもお手軽に統治者になれる土地。
とりあえず無色アンタップインの土地として最低限の仕事をしつつ、隙と暇を見て1ドロー~それ以上に変わるのだから悪くないカードだろう。
実際使うのは、色拘束に余裕があり、ドローに乏しいデッキ(つまり白単)くらいだろうが。
個人的にはこういう小回りのきく雰囲気のある(実際に小回りがきくとは言っていない)土地は結構好きだ。
個人的に気になったのはこんな感じ。
新録少ないから楽かと思ったけど、結構疲れたw