統率者2017 新カード
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統率者2017 新カード
今日までで全部出たみたい?

↓はサルベのURL。
http://www.mtgsalvation.com/spoilers/184-commander-2017



☆画像1枚目
グリクシスカラーの4マナ3/4飛行、各ターン1回墓地からインスタントかソーサリーを唱える事が出来るレジェンド。
《死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lord》強化型みたいな。今回のこの色のジェネラルは結構いい感じだけど、その中でも特に強そう。
クセなく強力な能力。青白テイガムと並んで今回の危険みレジェンド。

グリクシス筆頭の《ネファリアの災い、ジェリーヴァ/Jeleva, Nephalia’s Scourge》に迫る事が出来るか。



☆画像2枚目
普通に使うと、毎ターン別の生物に変わりながら速攻でぶつかって行ける愉快型エンチャント。

実質的には変則的な《変身/Polymorph》的な。
3マナだけど、1ターンのタイムラグがある。軽いのはとても偉いので採用され得るかも。



☆画像3枚目
《精神の願望/Mind’s Desire》メイガス。

青タップで起動なので1ターンのラグが発生するが、逆に言うとアンタップステップを挟むのでストームは稼ぎやすい。

重いけど、能力の強力さ自体は《精神の願望/Mind’s Desire》でお墨付き。
能力は強力だけど、タップによるタイムラグの影響が思っているより大きいのは《輪の大魔術師/Magus of the Wheel》や《意志の大魔術師/Magus of the Will》でお墨付き。

中々扱いは難しそう。



☆ 告知 ☆

http://kakkokari.diarynote.jp/201707202125225233/

8/20に北上でEDHの大会開くですよ。
ご参加よろしくお願いします。



☆ 宣伝 ☆
新しいシリーズのEDH対戦動画を作りました。

第0話 A http://www.nicovideo.jp/watch/sm31720899
第0話 B http://www.nicovideo.jp/watch/sm31724335

ご視聴よろしくお願いします。
統率者2017 新カード
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昨晩レガシーで遊んでいる間に色々出てた。


☆1枚目
指定したクリーチャータイプが戦場に出るか攻撃したら1ドロー。
1マナ重くて部族限定になったけどドロー効果が強くなった《沿岸の海賊行為/Coastal Piracy》みたいな。強い。

《蝗の神/The Locust God》大幅強化。
「引いても良い」じゃないから処理手段準備しとかないと死ぬけど、デッキ引き切れば大抵そんなんどうとでもなるしまあ勝ちでしょ。



☆2枚目
前にリークされてた通りのテイガム。
強い。4マナと軽めなのも素敵。


☆3枚目
土地でないパーマネントを追放し、そのコントローラー以外のプレイヤーにそのトークンをばらまく。
5マナはちょっと重いけど、《押収/Confiscate》を思えばまあこんなものなのか? 他人に配って意図しないナチュラルコンボが発生して大変な事になるパターンは結構ありそうなのが気になる。

あとは《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》をみんなに配るドリームコンボくらいか。

統率者2017 新カード
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なんかポンポンとプレビューが続いているのでもう一回。

☆画像1枚目
白い《概念泥棒/Notion Thief》的な。
3白の瞬速3/4で、対戦相手が2枚以上のカードを引く時、代わりに自分と対戦相手がその枚数を引く。

《Timetwister》に合わせれば自分28ドロー、他7ドローと、概念泥棒程ではないけど爆アドが取れる。
そこまでのものでなくとも、《知識の渇望/Thirst for Knowledge》や《渦まく知識/Brainstorm》、《夜の囁き/Night’s Whisper》に合わせるだけでも結構良い。

ただしリス研やレモラを前にしてイライラする。

白でアド源になり得るカードは珍しいので、特にアド源の不足が目立つ白単とかで使われそうな予感。



☆画像2枚目、3枚目
白緑のレジェンドと、それ関係の装備品。

6マナの《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で、画像の装備品をサーチした場合のみ手札ではなく戦場に出る。
さらにコイツが装備していた場合、アタック時に防御側クリーチャーを1体タップ。

装備品の方の効果は、+2/+0破壊不能付与と、これや他の装備品が戦場に出た時にクリーチャーを対象に取ってそれを装備する、っていう奴。

一応、指定装備品を持って来ればパワー7破壊不能+攻撃補助能力になるからカジュアルに殴るデッキには出来るかも知れない。

統率者2017 新カード
統率者2017 新カード
統率者2017 新カード
主に白緑の猫デッキに入ってる新録カードがプレビューされてる模様。

☆画像1枚目
5マナのX枚ランパン。
Xは自軍クリーチャーの内で最も高いパワーの値。
タップインだし特殊地形持って来れないしなので残念賞。


☆画像2枚目
リメイクミリー。
条件を満たしている状況なら、一方的な《果たし合いの場/Dueling Grounds》みたいな事をする。
ブロッククリーチャーに関してはミリーが攻撃している場合、アタッククリーチャーに関してはミリーがタップ状態の場合。基本的に毎ターン殴ってれば自分が絡むコンバットは常時《果たし合いの場/Dueling Grounds》状態と思っていい。

なんつーか全体的にスタンダードのレジェンドっぽい。新サリアとか。
EDHのジェネラルとしてはお察し。



☆画像3枚目
コンスピラシーみたいなやべーやつ。

戦場に出た時に秘密裏にプレイヤーを指定して、そのプレイヤーのコントロールするクリーチャーがあなたにアタックして来た時、プレイヤー名を公開する事で攻撃クリーチャー1体を追放。使えるのは1回だけ。

1対1ならどうせ対戦相手になるから問題ないけど、多人数戦だと指定したプレイヤー名をどっかに記録しておかなきゃならないから微妙にめんどい。

これ系の能力で実戦レベルのが来ると本当に面倒臭そうで嫌な予感がしている。

統率者2017 情報
情報の出所が公式ではないので、当たるも八卦当たらぬも八卦。

3緑白

伝説のクリーチャー 猫・アバター

Eminence-あなたターンの戦闘の開始時、~が統率者領域か戦場にある場合、対象の他の猫・クリーチャー1体はターン終了時まで+3/+3の修正を得る。

あなたがコントロールする他の猫が攻撃するたび、あなたは1緑白を支払ってもよい。そうしたなら、それはターン終了時までトランプルと+X/+Xの修正を得る。Xはそのクリーチャーのパワーに等しい数である。

5/5



2つ目の部族は(多分)猫。アバターワンチャン。(能力がめっちゃ猫に言及してるから100%無い)
色は白緑の2色。

《老いざる苦行者、アローロ/Oloro, Ageless Ascetic》みたいに統率者領域にいるだけで仕事してくれる系はなんやかんやで強い。他がどんなにゴミでもキャストしなくていいからね!

……とは言えいくら無料とは言え猫専用+3/+3を上手く使うのは難しそう。
取りあえずざっと+3/+3を活かせる猫を探してみたけど、《隠れ潜むエイリンクス》とかいう救いようのないカードしかヒットしなかったぞ。

基本は獰猛や圧倒で良いのがあれば、って感じ?(検索してないけどあまり期待出来なそう)

他のクリーチャーのパワー参照能力持ちのクリーチャーは緑に結構いるので、それらを活かすのがメインになるか。サーチのしやすさ的にも。


カジュアルな楽しいコンバットの臭いがするなー。

破滅の時 新カード
破滅の時 新カード
破滅の時 新カード
☆画像1枚目
5マナの土地サーチソーサリー。
効果は《原始のタイタン/Primeval Titan》のCIP。おまけはフレイバーテキスト。

特殊地形をサーチして直接戦場に出せるスペルは案外少なく、比較的良く使われているのは《発見の誘惑/Tempt with Discovery》くらい。
他人にメリットを渡す心配がなくなった代わりに、1マナ増えてタップインになった、と考えれば……唱えたその場で加速にならないタップインが物凄くキツイな。

緑のマナランプ系デッキで使ったり使わなかったりかなー?



☆画像2枚目
2青の2/1、戦場に出た時、コイツのパワー分の枚数ドローして2枚ディスカードしても良い。
あと永遠5青青。

瞬間的にパワーを上げる手段があれば大量ドローに。
クリーチャーのサーチが得意でパワーの操作も容易な緑と組み合わせる感じになるのかな?
《憎悪/Hatred》と組めば《ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain》みたいな事も出来る。ワンチャン。



☆画像3枚目
3黒黒の《Demonic Tutor》。サイクリング黒。

サイクリングが軽く、地味に使いやすい。
EDHはハイランダーなのでサーチが大事なのだが、稀に積み過ぎたサーチが手札に滞ってテンポがクソ悪くなるパターンがある。
「5マナと重いので序盤やマナが詰まっている時は取りあえずサイクリング」、という定番の使い方だけでなく、マナ加速が十分あるマナフラハンドな状況でも「手札にサーチが滞っている時にはサーチ撃ちつつサイクリング」「他にサーチが無い時には手札にキープしておき、マナ加速後に必要カードをサーチ」と選ぶ使い方は結構柔軟性がありそうだ。
もちろん、「軽いサーチ→これ」と順に撃って必要カードを揃えるのもいい。

個人的には結構強いんじゃないかと思っている。
黒系の、重めのジェネラル(ジェネラルキャストのためマナソースが多めに入るため)に向いてそう。
破滅の時 新カード
破滅の時 新カード
破滅の時 新カード
\ジェネラルだー/

なんか伝説のクリーチャーがたくさん来てた。


☆画像1枚目
3白白の4/3警戒。
戦場出た時に《ゲートウォッチ招致/Call the Gatewatch》をする。

白単に限るが、実質PWをジェネラルに出来るようになったと言っても過言ではないのでは?
なお再キャスト。

問題は、白単のPWでEDH的に強いヤツがいくら考えても出て来ないって事。
結局は白単PWなので、トークンとゲインライフと戦闘特化に偏ってるのがどうしてもねー。



☆画像2枚目
4青青で4/4飛行のスフィンクス。
スフィンクスのキャスティングコストが2下がる。
こいつか他のスフィンクスが戦場に出た時に4枚版《嘘か真か/Fact or Fiction》誘発。

とにかくアドアドしい。
デッキに入るスフィンクスは、自力でブリンクしまくれる《銀白のスフィンクス/Argent Sphinx》や、単純に強い《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》、とにかく軽い多相連中などが候補か。

また、クローン系ならマナコストは下がらないし使い捨てながら、ジェネラルコピーで能力が2回誘発するのでいい感じ。
クローンは単体でも使い勝手が良いし、実用的なスフィンクスの数も少ないのでコイツらが主要なメンバーになりそう。

《人工進化/Artificial Evolution》+何かもりもりトークン出るものってのもアリかも。


《我々の刃/Blade of Selves》はサーチしやすい上、大量に誘発するのでとても強い。
4人戦なら12回。マジか。
キッカー《複製の儀式/Rite of Replication》なら30回。
デッキが全部ひっくり返る。マジか。



☆画像3枚目
3柱目の神。
3青黒の5/5。
アップキープ開始時にコントロールするゾンビの数だけ占術X+対戦相手Xライフロス。
2青黒で対象の墓地のクリーチャーを永遠(4/4、黒のゾンビである事を除いたコピーを生成)する。
死亡時、次の終了ステップに手札回収。


色々てんこ盛り。

占術はじっくり戦う盤面だと結構中々に良いおまけだし、元になるゾンビも永遠能力で自給自足出来る。
4マナと少し重めとは言え墓地対策&リアニも強い。
自力で手札に帰ってくるのも継戦能力高くて粘れる。
色も青黒で頼りがいがある。

全体的に、結構強いけど何かちょっと重い、という印象。

《裏切り者の王、セドリス/Sedris, the Traitor King》に近い性質なので、実際組むと意外ともっさりしそう。(今まで見てきたセドリスが大抵もっさり気味になっていたので)
多分「墓地に準備→マナ払ってジェネラルキャスト→マナ払って能力起動」って感じで踏む手順が多いのが原因か。《擬態の原形質/The Mimeoplasm》的なCIPだったら良かったのだけど。



スフィンクスがめっちゃアドアドしくて楽しそうなので、ちょっと形にしてみたい感じ。
破滅の時 新カード その2
破滅の時 新カード その2
破滅の時 新カード その2
主にEDH向け

☆画像1枚目
新ジェネラル。ゾンビ化したネヘブ。
3赤赤、4/6で加虐3。戦闘後メイン開始時に、このターン対戦相手が失ったライフ1点につき(赤)を得る。

《追い討ち/Aggravated Assault》で十分なマナが出れば無限コンバット。
ライフを失わせるのはネヘブ本人でなくてもいいので、大ダメージが担保出来るのならば「ネヘブキャスト→戦闘挟んで出たマナで追い討ちセット・起動」なんて事も可能なので案外取り回しはしやすい。

問題はコイツが赤単だって事。追い討ちがクッソサーチしにくいクソ。
ゾンビなんだからちゃんと黒くなれ。

強いんだけど惜しい。



☆画像2枚目
墓地対土地。
《ボジューカの沼/Bojuka Bog》と違ってどの色でも使える無色土地なので、今後ちょくちょく見かける事になりそう。
特に土地サーチを得意とする緑デッキではいい感じの仕事をしてくれる事だろう。

緑以外でもスペルの枠を使わずに墓地対を確保できるのは偉いので、色拘束が少なく無色土地を入れる余裕のあるデッキにお守り的に入れられる事もありそう。《家路/Homeward Path》的な。

効果が全墓地全カード追放なので、自分の墓地を使う系統のデッキには使いにくい。
《アルゴスの庇護者、ティタニア/Titania, Protector of Argoth》とか相性良さそうで良くない。惜しい。

まあ強い。



☆画像3枚目
蝗の神。リミテお化け。
4赤青、4/4飛行、カードを引くたびに1/1飛行が発生。2赤青でルーティング。

運用の仕方としては、重くて赤くなった《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner》的な?
トークン発生誘発条件が楽になったのはいいんだけど、コイツ自身のコストが重くなったのが致命的な気もするぞ。

ターランドプランをベースに変身潮吹きを仕込むのも良さそう。有色無限から好きなだけルーティング→追加ターン2回くらいすればイナゴの群れで勝てるでしょ、的な。
ジェネラルを変身の種にするのを考えても、コストが重いのが致命的。

サイズはもう少し小さくていいから、5マナだったら考えた。

※ 追記
と思ったら《頭蓋骨絞め/Skullclamp》とかいうクソカードで大量ドロー出来るのか。
《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》と組めば好きなだけドロー(アシュノッドなら無色沢山)
やっぱり6マナは重いけど《火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind》とどっちか、ってくらいには強いかも知れない。
破滅の時 非公式スポイラー
破滅の時 非公式スポイラー
破滅の時 非公式スポイラー
サルベとかから。


☆画像1枚目
1赤のインスタントで、クリーチャーに3点か対象のアーティファクトを破壊するか選べる。

2マナは気持ち重たいけど、小回りは利くので赤系デッキの除去枠として採用される可能性アリと見ている。
アーティファクト破壊と墓地対策の二択(と、一応無限トークン対策になる三択)で使い勝手の良い《ラクドスの魔除け/Rakdos Charm》みたいな。


☆画像2枚目
2緑、2/3の生きている《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》。

《世界のるつぼ》を使っていたようなデッキ(《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》《ギトラグの怪物/The Gitrog Monster》など)には大歓迎されそう。
なにしろ緑のクリーチャーなので、るつぼと違ってサーチが非常にしやすい。これは強い。


☆画像3枚目
3赤、1/4の呪文踏み倒し生物。
ブロックされなかった時、手札からインスタントかソーサリーをマナ・コストを支払わず唱えられる。
ちょっとしたブロックする気を無くす系能力持ち。

ライフ40のコンボ環境ゆえ、ブロック牽制用の能力であるAfflict 4(ブロックされたら防御側プレイヤーが4ライフ失う)の影響は小さいが、対戦相手は多いので攻撃を通せる機会は多いはず。
《無限への突入/Enter the Infinite》したい。《召し上げ/Expropriate》したい。

TwitterでMTG質問箱さんに質問投げてちょっと賢くなったので。最近、他にもいくつかルールの話を聞いていて、いい機会だし幾つか小話でも。
前に書いた事のある内容も混ざるけど、当時は無かったカードとの絡みもあるので書くよ。


☆《Transmute Artifact》
忘れられがちなルールなんだけど、デッキからカードをサーチする時に順番を変えてはいけないというものがある。

なので、《Transmute Artifact》によってカードをサーチし、そのカードと生け贄に捧げたカードとの差分を支払う時、《帰還した探検者、セルヴァラ/Selvala, Explorer Returned》や《ミリキン人形/Millikin》が絡むと問題が発生する事がある。
サーチしたカードがライブラリーの一番上だった場合、差分のマナを《セルヴァラ》で支払おうとするとそのサーチカードを引く事になり、戦場に出せなくなってしまう。
また、《ミリキン》で支払うと墓地に落ち、こちらも戦場に出せなくなってしまう。




☆《帰還した探検者、セルヴァラ/Selvala, Explorer Returned》
しばらく前に現れた問題児。

呪文を唱える時に必要なコストを支払えなかった場合には、「不正な処理」とされてその手順は巻き戻される。
通常はその際に起動されたマナ能力も巻き戻されるのだが、コイツはマナ能力のくせにライブラリーの公開・およびライブラリーからの領域移動を伴うので、巻き戻すことが出来ない。(CR720.1)


で、このセルヴァラと上の項で書いた「サーチ中にライブラリーの順番を変更してはならない」ルールを組み合わせると、ちょっと便利な動きが出来る。

◎まず、デッキに《氷河跨ぎのワーム/Panglacial Wurm》を投入します。
これをサーチ中にライブラリーから唱える時には、
1:ライブラリーをサーチ
2:氷河跨ぎのワームを唱える
3:サーチを再開し、探す効果の解決を終了
4:氷河跨ぎのワームがスタックに乗った状態でアクティブ・プレイヤーが優先権を得る

という手順を踏む事になっています。


◎「サーチ(探す)」という行動は、(非公開領域であっても)その領域にあるカードをすべて見て、条件に合うカードを見つける事を意味します。
つまり、サーチ中にはライブラリーの内容を、その順番含めてすべて見る事が出来ます。

◎そして上で書いた通り、呪文を唱える時のコストを支払えなかった場合には「不正な処理」として呪文を唱える行動は巻き戻され、しかし《セルヴァラ》のようなマナ能力は巻き戻されません。

◎なので、これらを組み合わせる事により適当に何かでサーチ、ライブラリーの内容確認→ライブラリートップが引きたいカードだった場合、《氷河跨ぎのワーム》を唱える事を宣言→セルヴァラ起動でライブラリートップを引く(→マナが足りないのでワームのキャストは巻き戻し)という行動が可能なる!

……はず、です。(個別のカードの話は聞いたのだけど、この組み合わせ自体の質問はジャッジにしていないので未確認)
機会があれば質問箱か身近なレベル2ジャッジことosaさんに聞いてみよう。


ちなみに、で豆知識の豆知識。
ライブラリートップが《氷河跨ぎのワーム/Panglacial Wurm》だった場合、《氷河跨ぎのワーム》は唱え始める時にスタックに移動するので、セルヴァラで公開するのはライブラリーの上から2番目となる。




☆《地下牢の管理人、グレンゾ/Grenzo, Dungeon Warden》

効果によってオブジェクトが公開領域に移動した場合、その効果の他の部分はそのオブジェクトを見つけることができる。呪文や能力のコストによってオブジェクトが公開領域に移動した場合、その呪文や能力の効果はそのオブジェクトを見つけることができる。(CR400.7h)

つまり、《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》環境下で《地下牢の管理人、グレンゾ》を起動して《グレンゾ》のパワー以下のクリーチャーが墓地に落ちる場合、《ヨーグモスの意志》の効果によって墓地に落ちる代わりに追放されるけど、グレンゾの能力はそれを追跡するので、そのクリーチャーは追放領域から戦場に出るよ、という事。
「ヨグウィル→墓地から最後の審判→そのターンの内にグレンゾ起動でWIN!」も可能ってこった。やったぜ。

これは《ヨーグモスの意志》のみならず、《安らかなる眠り/Rest in Peace》や《虚空の力線/Leyline of the Void》でも同じ。
グレンゾの能力は、墓地に落ちる事を追放で置換するカードならば気にせず起動して行ってOK。

ただし、《太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon》は駄目。
置換先が非公開領域である「ライブラリーの一番下」であるため、グレンゾの能力はそれを追跡できないため。



今回はこんな所で。
大分ニッチな話題だった。
でもグレンゾにヨグウィルを安心してぶち込める話は、知らなかったグレンゾ使いにとってはきっと役に立つ内容だったはず。(実際役立った人)
統率者2017 新ジェネラル
統率者2017 新ジェネラル
テイガムとレイモス。
多分両方ともドラゴンの部族デッキに入っているカード。

☆画像1枚目
タルキールから、テイガム。龍記伝世界の方。

白青2の3/4で、インスタント、ソーサリー、ドラゴン呪文が打ち消されなくなる常在型能力。
それに加え、攻撃に参加していた場合、そのターンに唱えるインスタント、ソーサリーに反復を付ける能力持ち。

オジュタイ氏族らしく、首長たる《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》ジェネラル同様に追加ターンしながらぺちぺち殴ってアドを稼ぐ動きになりそう。5マナの追加ターンが《時間の伸長/Time Stretch》になるのは強い。
3/4というパワー/タフネスも、システムクリーチャー多めになりがちなEDHなら返り討ちの心配がほぼないスペックなので頼りがいがある。

かなり強そう。
《アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV》や《永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal》、《Rasputin Dreamweaver》に並ぶ青白ジェネラルの代表になるんでないかと見ている。




☆画像2枚目
まさかのレイモス。
6マナ4/4飛行で、唱えた呪文の色の数だけの+1/+1カウンターが乗る能力と、+1/+1カウンターを5個取り除く事によって「白白青青黒黒赤赤緑緑」を出す(ただしターンに1回のみ)能力を持つ。
マナを出す方の能力が回数制限ありのため、ループコンボは望めなそう。どっちかっていうと育ててパンチするのが主な使い方になるのかな?

このレイモスの能力を見て、ウルザがもしカード化されるんなら5色PWなんだろうなーって思った。ドミナリア連合も5色にまたがるグループだったし。



テイガムは組む人多そう。
http://kakkokari.diarynote.jp/201705232303183352/)の続き。


◎サクリ台
マナがかからないのが最低条件。召還酔いに影響されるタップ能力は論外。
軽ければ軽いほど良い。

実際この先を読んでもらえば分かるのだが、現実的なサクリ台はほぼ黒にしかない。
そのため、黒を使わないデッキは、ハルクでサーチ出来ないサクリ台(《ファイレクシアの供犠台》《よりよい品物》など)をデッキ内に準備し、先置きしてコンボに行くのもアリかも。どっちにしろ、黒以外だと最初にハルクをサクるのもままならないしね。



・《屍肉喰らい》《臓物の予見者》
1マナ。
1マナで、マナもタップも必要ない、好きな回数使い回せる黒いサクリ台が2枚ある。
この時点で、2マナ以上の黒いサクリ台にはほぼほぼ存在意義がない。墓地や追放領域にいた場合に対する保険にしたって、3枚目は流石に余分だ。
多くの使い回しルートにおいて、この2枚を使う事になるだろう。


・《シディシの信者》
1マナ。
単発のサクリ台。《臓物の予見者》と比べたら悲しくなる使い勝手だ。
とはいえ、黒以外でマナもタップも必要ないクリーチャーのサクリ台としては破格の性能。
これに続くサクリ台が、《シルムガルの魔術師》《罪からの解放者》といきなり3マナ単発になる事から、こいつの性能の高さを理解してもらえると嬉しい。
これにより、非黒の青緑系デッキにおいても、1度だけハルクの使い回しが可能になっている。





◎マナを増やす
タップアウトでハルクを生け贄に捧げても勝てるようにするのが望ましいため、基本的にコンボにマナを使う要素を持ち込みたくないのだが、どうしても必要な場合はハルクでサーチしたクリーチャーで確保する事になる。


・《根の壁》
2マナ。
緑を1回だけ出せる。

・《水蓮のコブラ》
2マナ。
《ドライアドの東屋》(0マナ)との組み合わせにより、好きな色のマナを1回だけ出せる。

・《フェアリーの大群》
2マナ。
土地を2枚アンタップし、事実上のマナ発生を行う。
増えるマナは概ね2マナ~。




◎勝ち筋
で、ここまで書いて来た使い回し要素を合わせながら、何らかの方法で勝つのだけれど。
これがまた沢山ある。
真面目で綺麗にまとまったものから、明らかに製作者の趣味全開の変なものまで、とても網羅できるものではない。
とりあえずは、自分が見聞きして覚えている範囲で主要なものを何点か。


・《不浄なる者、ミケウス》《臓物の予見者》《歩行バリスタ》
合計7マナ。
必要固有色は黒緑。
5マナ以下のリアニ要素を1度挟む事で揃える(「リアニ要素+臓物の予見者」→ハルク生け贄→「ミケウス+バリスタ」)

揃った後の手順は、
1:予見者で1/1(ミケウスの能力で+1/+1修正が入っている)のバリスタ生け贄
2:ミケウスがいるので不死で+1/+1乗って帰還
3:バリスタから+1/+1カウンターを取り除いてダメージ
4:1に戻る

固有色もパーツもコンパクトにまとまっているのが偉い。




・《セファリッドの幻術師》《コーの遊牧民》《研究室の偏執狂》《フェアリーの大群》
合計8マナ。
必要固有色は白青緑。
《ヴォルラスの多相の戦士》と《シディシの信者》の組み合わせで1度ハルクを使い回して揃える。

手順は、
1:ハルク誘発、多相の戦士・信者・大群とサーチ、土地を2枚アンタップ
2:サイドハルク誘発、幻術師・遊牧民・偏執狂とサーチ。
3:幻術師と遊牧民の組み合わせでライブラリーをすべて墓地へ。
4:アンタップした土地から2マナ出して《綿密な分析》フラッシュバック

黒を使わないパターン。




・《隠遁ドルイド》《モーギスの匪賊》《朽ちゆくインプ》または《臓物の予見者》《ドライアドの東屋》
合計6マナ。ただし条件付き。
↑かんななさんから指摘を受けて改善。東屋サーチする事により無条件に緑マナ確保可能(元は死儀礼だった)

必要固有色は黒緑。
6マナなのでハルクの使い回しはなし。

手順は、
1:匪賊で東屋と隠遁に速攻付与
2:東屋からマナを出し、隠遁起動してライブラリーを墓地へ
3:《戦慄の復活》で《壊死のウーズ》リアニメイト
4:ウーズが、墓地の《根の壁》で緑を出し《茨異種》で速攻付与
5:《献身のドルイド》+《媒介者の修練者》で無限マナ、《歩行バリスタ》で無限ダメージ

固有色が少な目で、ハルクの使い回しなく勝てるのだが、ミケウスバリスタルートに比べて必要パーツが非常に多い。
隠遁デッキの別ルート的な要素が強い。

《臓物の予見者》と《朽ちゆくインプ》の2択は、戦場に余分なクリーチャーがいた場合と手札に余分なクリーチャーがいた場合で有効な方を使う感じで。



・《鍛冶の神、パーフォロス》《ズーラポートの殺し屋》《臓物の予見者》他
合計7マナ。
必要固有色は黒赤緑。
ハルクを1度だけ使い回す。

手順は、
1:ハルク誘発、予見者・《ボディ・スナッチャー》・《大霊堂の信奉者》サーチ
2:ハルク再利用、パーフォロス・殺し屋・0マナクリーチャー全部サーチ
3:パーフォロスのCIPと、殺し屋・信奉者のPIGを駆使して40点オーバーのライフを奪う


無駄牌の塊。
ロマンコンボ。



他にも可能性は無限大。
とりあえず、今までごちゃってたハルクコンボ周りを、

1:リアニ+生け贄によるハルク再利用でサーチ先マナコスト水増し
2:実際の勝ち筋


で分解して書いたので多少は整理されたはず。
ひっさびさに長々書いた。疲れた。
という訳で、昨日のひみつ日記に書いてたハルクまとめ。
自分がここしばらくで見聞きしたハルクの勝ち筋をまとめていく。

とはいえ、ルート多過ぎパターン多過ぎなので色々忘れたり見落としたりはしてるかも。
みんなのコメントで完成させていく企画だよ!


◎基本
《変幻の大男/Protean Hulk》の死亡誘発で、ライブラリーから「マナコストの合計が6以下」の範囲でクリーチャーをサーチして戦場に出せる。

「マナも使わず」「ターンも返さず」「合計6マナ以下」で勝ち筋を揃える事は可能なのだが、その場合どうしても色が多く(4~5色)必要になりがちだし、弱いパーツも多くなりがちである。

・5色パターン例
《セファリッドの幻術師》+《コーの遊牧民》+適当な1マナ生物(《朽ちゆくインプ》など)サーチ
→幻術師と遊牧民の組み合わせで、ライブラリーをすべて墓地へ
→《戦慄の復活/Dread Return》で《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》リアニメイト
→《つまみ食い貯め》+《献身のドルイド》の組み合わせで無限マナ
→《竜英傑、ニヴ=ミゼット》で無限ダメージ


そのため、多くの場合はハルクを6マナ以下のクリーチャーで使い回す手段を用いる事になる。
ハルクを6マナ以下で使い回す事により、『6+使い回し時の差額分』を勝ち手段用の枠として使う事が出来るため、使える実質総マナコストを増やす事が可能となり、それによって色を減らす余裕が出来たり、デッキ内の弱いパーツを減らす事が出来るようになるのである。


『ハルクを使い回したい』となった際、使われるのが、リアニメイト(やそれに準ずる)クリーチャークリーチャーによるサクリ台の組み合わせである。
この組み合わせにより、複数回《変幻の大男》を戦場→墓地と移動させる事が出来るため、コンボ用のパーツの合計が7マナ以上のコンボも成立可能になる。



そんな訳で、まずはコンボパーツとして活用されるリアニメイト要素サクリ台から。





◎リアニメイト系
基本的に5マナ以下が必要条件。
6マナ一杯使ってハルクを再利用しても、それだと結局サーチ出来るマナコストの余裕が増えないので、一部例外状況を除くと意味がない。(後述)
まあ、そもそも6マナにはマナを使わず即座に釣れるリアニクリーチャーはいないんだけどね。


・《ヴォルラスの多相の戦士》(条件付き)
3マナ。
墓地の一番上がハルクだった場合にハルクに化ける。
「ハルクをサクった結果で出てくる=大抵は墓地トップがハルク」であるため条件の達成は案外緩い……ように見えて意外と厳しい。
《生命の遺産》のようなスペルで生け贄に捧げるとそっちがライブラリートップになるし、《閃光》の場合も墓地トップが閃光になってしまう。
とはいえ3マナのリアニ要素はかなり軽い部類なので偉い。


・《ボディ・スナッチャー》(条件付き)
4マナ。
死亡誘発でリアニメイト。
手札にクリーチャーがいない状況で戦場に出た時の能力を解決すると追放されてしまうので、それをスタックに乗せたまま生け贄に捧げる手段が必要。
上で書いた通り、ハルクの使い回しにはどちらにせよサクリ台が必要なので、その点は案外困らない。


・《アカデミーの学長》(条件付き)
4マナ。
死亡誘発で《動く死体》などをサーチする事により、ハルクをリアニメイトできる。
《ボディ・スナッチャー》同様、運用にはサクリ台の準備が必要だが、スナッチャーの項で書いた通りサクリ台の準備は使い回しの必要条件となるため、実際はそんなに困らない。


・《影武者》
5マナ。
墓地のハルクのコピーになる、実質リアニメイト。
癖がなく、なんらかの条件が必要ない代わり、5マナと単純に重い。


・《霊体の先達》《ファイレクシアの発掘者》
5マナ。
戦場に出た時にリアニメイト。
発掘者の方はリアニ時にライフを失うので下位互換……のようにも見えるのだが、「固有色に白を使わなくてもよい」という条件を満たす事が出来るので出番は案外ある。
コイツらの能力自体には癖がないのだが、性質上後述する特殊な再利用ルートの鍵となる。


・《幻影の像》
2マナ。
先述した「一部例外状況」。《霊体の先達》などの戦場に残るリアニ要素のコピーとなる事で、リアニを行う事が出来る。
下準備が必要とはいえ、リアニメイトで2マナは破格。こいつのおかげで(現実にはいないのだが)6マナの、戦場に残る系リアニメイトクリーチャーにも存在意義が発生する。


・《ファイレクシアの変形者》《替え玉》など、その他クローン系
4マナに複数いる。
基本的に、微妙に重いだけで《幻影の像》と同じ「一部例外状況」。
とはいえ4マナなら2マナも空きがあるので、《霊体の先達》をコピーしまくれば細かいクリーチャーを複数並べる事は案外難しくない。
そんな事をしてもパーツが増える一方なので、魅せコンボ以外では現実的ではないけどね。


・《サッフィー・エリクスドッター》(条件付き)
2マナ。
先述した「一部例外的状況」その2。《霊体の先達》などの戦場に残るリアニ要素に能力を起動し、それを生け贄とする事で再度CIPを使い回す事が出来る。
《霊体の先達》を使い回すにはサクリ台が必要だが、(ここまで何度も書いている通り)どっちにしろサクリ台は準備する事になるので問題ない。
《幻影の像》同様に軽く、とても偉い。


・《改革派の結集者》(条件付き)
3マナ。
「一部例外的状況」の「一部例外的状況」。
《サッフィー・エリクスドッター》や《幻影の像》を使い回す事により、リアニ要素を使い回す事が出来るようになる、事によってハルクが使い回せる。どんだけ遠回りだ。
とは言え3マナなので偉い。
サクリ台問題は例によって全く問題なく、紛争に関してはそもそもハルクの死亡誘発で出てくるので問題外に問題ない。


・《墓所の勇者》(条件付き)
4マナ。
《改革派の結集者》同様の遠回り使い回し要素。
紛争達成が確実なため、正直《改革派の結集者》が扱いにくくなっただけ感。3マナ戻せるメリットも薄いしね。
対戦相手の墓地によっては詰む。


・《死体の運び屋》(条件付き)
4マナ。
死亡誘発で《改革派の結集者》的な事をする遠回り使い回し要素。
固有色が黒のみ、対戦相手にメリットを与えないなど、全体的に墓所の勇者より使い勝手が良い。



ある程度以上現実的なのはここらが限界なはず。




長くなったので、サクリ台編以降は次回。
EDHの禁止改訂が出ましたね。完全に出遅れたw

http://mtgcommander.net/Forum/viewtopic.php?f=1&t=18588

《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》禁止

《変幻の大男/Protean Hulk》解禁


正直、レオヴォルドは強いけど1人じゃゲームを決められない決定力不足もあって、強過ぎるってほどの感覚じゃなかったから禁止は意外だったけど、《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》とか《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》みたいな不快枠と考えれば納得出来るか。

《変幻の大男/Protean Hulk》は、考えてみたらそこまで危険じゃないと思うので妥当ではないかと思います。
ハルクフラッシュは2マナで軽いが、手札で2枚集めるコンボなのでそこまでハードル低くない。その他のルートになればなおさら。さらには《隠遁ドルイド/Hermit Druid》のように、デッキ内に複数枚のパーツを積み込む必要があるので。



☆《変幻の大男/Protean Hulk》の使い方
上で色々と禁止解除に納得いく理由を書いた。決して強くなかったと。
じゃあ《変幻の大男/Protean Hulk》は弱いのか、っていうと、そうではないと思う。

個人的に非常に近いと思っているのが《加護織りの巨人/Boonweaver Giant》コンボで、そこからパーツを減らせるようになった+ルートがちょっとだけ増えた、って印象。
加護織りの巨人コンボは決して弱いものではないので、変幻の大男もまた同じく弱くはない、と言う結論。


実際のルートは、

1・《変幻の大男/Protean Hulk》死亡
2・死亡誘発で《臓物の予見者/Viscera Seer》《霊体の先達/Karmic Guide》を出す。
3・先達で大男を釣り、予見者で生け贄に。
4・死亡誘発で《目覚ましヒバリ/Reveillark》《死の信者/Death Cultist》を出す。
5・死の信者起動、その後予見者でヒバリ生け贄に。
6・ヒバリ誘発。先達と死の信者を釣る。
7・先達でヒバリを釣り、予見者で先達を生け贄に。

手順7の時点で手順4の状態に戻っているので、ループして死の信者で無限ドレイン成立。

これは、《加護織りの巨人/Boonweaver Giant》コンボ同様に、サクリ台+大男リアニでも行けるし、サクリ台+《再誕のパターン/Pattern of Rebirth》でも行ける。
それどころか、大男の一回目の死亡誘発でサクリ台を自力で持って来れるので、大男リアニから《悪魔の意図/Diabolic Intent》や《生命の遺産/Life’s Legacy》のような単発生け贄でもコンボに持っていける。
大男自身も、緑のクリーチャーであるために《自然の秩序/Natural Order》などでサーチ出来るので加護織りの巨人に比べて準備しやすい。

その上コンボパーツが減る(《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》が必要なくなるし、《再誕のパターン/Pattern of Rebirth》も必須ではなくなる)のだから、これは《加護織りの巨人/Boonweaver Giant》を過去にすると言えるのでは?

EDH 似たようなカード
EDH 似たようなカード
EDH 似たようなカード
最近良く出てくる気がしている、EDHではある程度良く見るカードの互換カードについて。
性質が違うと上位互換にはなりきらなかったり、惜しい感じになったりするよね、っていう話。



☆《戦闘の祝賀者》
青を含まないタイプの《鏡割りのキキジキ》軸のコンボ要員。
「キキジキで祝賀者コピー→コピーがパンチするとキキジキアンタップ」で延々コンバットし続ける。

白赤なら、《村の鐘鳴らし》と違って《護衛募集員》でサーチ出来る点が優秀。
これまでだと青赤のみで可能だった、《帝国の徴募兵》→キキジキサーチ→徴募兵コピーで詐欺師の総督サーチでコンボ完成、みたいな1枚で勝つ動きが可能に。

……なんだけど、祝賀者は総督と違って戦場に出ただけだとアンタップを誘発しないので、コンボ完成したはいいけどその時にはキキジキが寝てる不具合。
1ターン待つのー?


赤黒なら、《士気溢れる徴集兵》との比較。
マナコストが軽いので、《むかつき/Ad Nauseam》絡みの動きをする場合には祝賀者の方が偉い。

……が、この色組和わせでありがちな《生き埋め》で《鏡割りのキキジキ》《士気溢れる徴集兵》《ファイレクシアの発掘者》と墓地に落とし、「発掘者でキキジキ釣る→キキジキで発掘者コピー→コピーで徴集兵釣る→コンボ完成」って動きが、鐘鳴らし比較の時と同様の理由で出来ない。
コンボ完成させて1ターン回すとか無茶なんで。



☆《叱責の風》
《分散》上位互換のうちの1枚。
バウンスにも使えるし、チューター潰しにも使える、微妙に幅広い汎用妨害カード。
邪魔な同名カードが並ぶ事があまりないので活躍の機会が少ない《残響する真実》や、4マナが重すぎるせいでキッカーされる事は非常に稀な《乱動への突入》に比べ、おまけが有効に仕事できるタイミングは間違いなく多い。
これは今までの2マナ汎用バウンス最強か?

……というのは、あくまで相手の妨害としての性質のみを見た場合の話。墓地回収が不得手なデッキの場合、適当にバウンスを撃ったらコンボカードが落ちて致命的に勝ちが遠のく、なんて事も起こりかねない。
墓地回収が《Timetwister》で雑にライブラリーに混ぜて引き直す、みたいな事しか出来ないデッキだと、下手に投入しない方が安全っぽい。



☆《歩行バリスタ》
マナコスト0で《粗石の魔道士》でサーチ可能、むかつきとも好相性、単体でもそこそこの性能、と《ゴブリンの大砲》を過去にした無限マナフィニッシャーさん。

……なんだけど、色々と不便な事もある。
《呪われたトーテム像》で止まる。クリーチャーだから仕方がない。
そして何より、青茶デッキで良く見るサーチの多くがバリスタを上手にサーチ出来ない。《粗石の魔道士》でサーチ出来るようになったのはいいのだが、《Transmute Artifact》《作り直し》《求道者テゼレット》でサーチすると0/0で即死するため、青茶デッキの場合のサーチカードはむしろ減ってしまっている。
《Power Artifact》《ブライトハースの指輪》の古典的な無限マナを使うようなデッキのフィニッシャーとしては、今まで通り《ゴブリンの大砲》を使った方が良さそうである。




最近のセットはEDHの強カード互換みたいなものが良く出てくる気がする。ここで挙げてないカードだと《力ずく》(《汚損破》《破壊放題》枠)、《刻み角》(《再利用の賢者》枠)、《歯車組立工》(《ゴブリンの大砲》枠)などなど。
なんにせよ、欠点・利点が違うカードを、デッキに合わせて選択出来るようになっただけでも十分素晴らしい事だよね。
すでに書いたのもあるけど適当に目に留まった所をコメント。
もっとマニアックで深い考察ならぎゃすたーさんがやってくれるはずなのでそっちを待て。


・テジェルの決意
取りあえず1マナでアンタップするので、セルヴァラ、シッセイなどの候補に。
EDHだとあまり見ないけど、火力除去を避けられるのが稀に役立ちそう。

・療治の侍臣
頑強で-1/-1カウンターが乗らなくなるので無限頑強のお供に。タフネス1が頼りないので、緑使えるならメリーラで良さそう。アナフェンザと比べると、シングルシンボルが偉い。
あと、《献身のドルイド/Devoted Druid》と合わせて無限マナ。

・予言により
EDHだと流石に遅くてテンポ取れなそう。
回り始めると、インスタントを駆使すれば4回0マナキャストが出来るけど……。

・知識のカルトーシュ
CIP1ドローエンチャントなのでとりあえずブレイゴ候補。

・周到の神ケフネト
破壊不能で先置きが比較的安心、無限マナの捌け口になる、シングルシンボル3マナと軽め。色々な要素が変身暴君向き。

・明日からの引き寄せ
天才のひらめきとどっちが上か、って感じの無限マナの吐き出し口。あるいはリアニデッキにおける手札が増えるルーンの解読。
ダブルシンボルがちょっと面倒だけど、案外強そう。

・知識の試練
CIPドローエンチャントなのでこれまたブレイゴ候補。
4マナは流石に重いか。

・砂時計の侍臣
青単で3マナのキオーラの追随者みたいな。
3マナは重たいが、サイクリング能力が小回り利くのは偉い。

・叱責の風
何枚目かになる分散の上位互換。
チューターに合わせて適当なカードをバウンスする事で、積み込んだカードを落とせる。
おまけの中ではかなり現実的な部類なので、個人的には《サイクロンの裂け目》に続く2マナバウンス2番手候補を《残響する真実》《乱動への突入》から奪い取る可能性大と見ている。
かなり強い。

・スカラベの饗宴
《急速な衰微》は使われないけど、キャストもサイクリング1マナ、とここまで軽くなるとお守りで使う人も出てきそう。
大祖始の遺産と比べた場合、妨害が見えにくい、ドローに換える際のマナが少な目、自分の墓地を追放しないといった点は優位。

・葬送の影
《Wheel of Fortune》など、構築段階で無理なく手札を捨てる方法は豊富とは言え、流石にEDHだと安定しないか。
夢はあるけど電波を受信しても60枚構築送りな予感。

・力ずく
Xこアーティファクトを壊す、X赤のソーサリー。
分かりやすく強い。柔軟性が増した(代わりに1枚破壊選択時は微妙に重い)汚損破、って感じ。
今後頻繁に見かけそうでうんざりだ。

・過酷な指導者
一部コンボデッキを機能不全に陥らせたり陥らせなかったりするクリーチャー。
シングルシンボル2マナ2/2という扱いやすさと、これまでのカードでは替えの効かない性質から、ヘイトベア系デッキの有力候補になりそう。

・焼けつく双陽
何枚目かの3マナ3点火力。同じ枠を奪い合う候補。
サイクリングコストがちょっと重めなのが気になるが、タイミングを選ぶ性質の除去なので、いらない時に交換出来るのはありがたい。

・嘲笑+負傷
ダメージ2倍な碑出告カード。
のみならず、コンバットジェネラルでも使い出があるかも。
ダメージ軽減も封じれたり、対象取らずに全体だったり、負傷側もおまけとしては十分レベルの除去になったりと何気にいろいろ小器用。

・ロナスの勇者
エルフの笛吹きが使われない現状、マナがかからないとは言えコイツに出番が来るのだろうか。

・楽園の贈り物
マラスのアースクラフトコンボの相方がまた増えた。
3ライフより手がかりを寄越せ。

・刻み角
CIPも常在型も有能な強化型《ウークタビー・オランウータン》。
緑のクリーチャーなのでサーチしやすいのが偉い。《再利用の賢者》クラスの大型新人。
《力ずく》同様、今後頻繁に見かける事になりそう。

・生類の侍臣
クリーチャー多めのデッキでアドアドしく仕事をしそうな未来予知亜種。
シングルシンボル4マナ、緑のクリーチャー、とキャストしやすそうな要素は多いので、嵌るデッキだと大活躍しそう。アニマー、シートン、ゼガーナとか?

・先手+必勝
2倍パワーとダブルストライク。
脳筋ジェネラルしかいない赤白にふさわしい効果と言えよう。
2倍2回は流石にデカイ。コンバットジェネラルで良く使われそう。

・枕戈+待旦
2マナとは言え一応白緑でアンタップだからセルヴァラとかシッセイとか。正直流石に2マナじゃ微妙だと思ってる。
待旦側が、曲がりなりにも除去になるので、その柔軟性から一応ワンチャン? って事でピックした。
でもやっぱり重すぎて駄目そう。

・木端+微塵
表がそこそこレベルの除去で、裏が無限マナの捌け口。
微塵が墓地からキャストなので、墓地をひっくり返す系のデッキのフィニッシャー候補としてかなり有力そうに見える。
《Splintering Wind》と《木っ端みじん》と《金輪際》と《撲滅》でややこしい事になって欲しい。

・バントゥの碑
クリーチャーを出し入れするコンボのフィニッシャーに。
ハゾレトの碑(無限ルーティング)よりも直接的で偉い。
アニマー祖先の像だとクリーチャーでないためにサーチしにくいのがマイナスなので、使うなら潮吹きの暴君系で使う事になりそう。
黒いジェネラルだと一応クリーチャー軽くなるのが役立つかもだしそっち系で

・不朽処理者の道具
青黒緑シディシのおもちゃ。
ゾンビが出てきてゾンビが削ってゾンビが出てきて……ってやりたい。
削るのは1枚だけだから言う程ヒット率高くないけど。

・神託者の大聖堂
重いし遅いけどアドソース。
石材が乗り切るとかなりの悪さをしそうな効果に化けるので、どうにかして手早く石を乗せまくりたい。

・陽焼けした砂漠
ピラニアの湿地と違ってアンタップインなのが偉い、ゴージャーコンボの相方。
EDHだと、タップインとアンタップインの差は非常に大きいので、ピラニアの湿地を使っていたデッキはこっちが主流になりそう。



気になったのは大体こんな所。
……アーティファクトへのヘイト高過ぎませんか?
アモンケット新カード
1黒のインスタント、このターン、サイクリングしたか捨てたかしたカードをすべて手札に戻す。

シングルシンボル2マナで、サイクリングはもちろん、《信仰無き物あさり/Faithless Looting》でも《Wheel of Fortune》でも《スカージの使い魔/Skirge Familiar》でも帰ってくる。
《無駄省き/Waste Not》と違って自前で捨てたカード依存なので扱いやすいのも良い。

単純にデッキに入れるだけだと安定した運用は難しそうだけど、ちょっとルーティングにカードを寄せればいいカードに化けそう。
アモンケット新カード
アモンケット新カード
アモンケット新カード
赤いEDH向けカードが沢山来たので

☆画像1枚目
対戦相手が、アーティファクト、クリーチャー、土地のマナ能力じゃない起動型能力を戦場で起動するたび2点ダメージ。
EDHの勝ち手段はコンボが多い。その中でも、マナ能力じゃない起動型能力の繰り返しで勝つコンボはかなりの量があるのだが、その多くを止める事が出来るのは偉い。
シングルシンボル2マナというキャストのしやすさや、制限が対戦相手だけってのも使い勝手が良い。
禁止する訳ではなく、回数に制限を設けるような効果なので色々穴はあるが、妨害置物の選択肢にはなりそう。特に赤系のビートダウンとか。



☆画像2枚目
歴史の流れでぼちぼち増えていく、赤の3マナ3点全体火力。サイクリング付き。
これまでは、プレイヤー(PW)へのダメージを選択できる《金屑の嵐/Slagstorm》、生物再利用を咎める《神々の憤怒/Anger of the Gods》とかが選択肢だったが、それらに比べると対戦相手への依存が弱い、非常に安定した能力なので一番クセなく使えそう。

起動が少し重いとはいえ、役に立たなかったらサイクリング出来るのは良い。呪文自体のスペックが並み程度にあるのが本当に偉い。《スクラップ/Scrap》とかが使われないのは呪文のスペックが異様に低いからで、これのマナコストが赤だったら普通に使われてたはずだろうし。



☆画像3枚目
X赤でX個のアーティファクト破壊。凄く分かりやすい。
《破壊放題/Shattering Spree》に似た性質で、「同じマナだと破壊出来るアーティファクトが1つ減る」「赤マナが1つでいい」「打ち消しに弱い」辺りが効果の違い。
赤マナ1つでキャスト出来る利点が非常に大きく、赤が薄めなデッキで《汚損破/Vandalblast》のような仕事をする事が予想される。
白や緑を含まない赤系2色デッキだと、汚損破と一緒に投入される光景が良く見られそう。




立て続けに赤の強そうなところが来た。
特に3枚目は本当に良く見かけそう。
アモンケット新カード
アモンケット新カード
アモンケット新カード
ここしばらくで公開されたものの内、EDH向けっぽいと思った物をいくつか。

☆画像1枚目
対戦相手のアーティファクトがタップインになる常在型能力を持った《ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan》。
一番伸びてる対戦相手のマナファクトを割って減速、その後のマナファクトもタップインでさらに減速。
EDHはアーティファクトを沢山使うので、緑だと定番の《再利用の賢者/Reclamation Sage》とどっちが強いかってレベルの採用圏内だと思う。
EDHで置きっぱなしになるエンチャントはそう多くはないんだけど、そのどれもが強力だから再利用の賢者も強い。迷う迷う。(普通にどっちもデッキに入りそうだけど)


☆画像2枚目
ざっくり書くと、4マナ3/4で、キャスト出来るのがクリーチャー限定な《未来の大魔術師/Magus of the Future》。
実際は細々した所で結構違う。(支払うマナ自在、ライブラリートップ公開ではなく好きな時にライブラリートップを見られる)差異は基本メリット。

クリーチャーが多めの構築になる、緑デッキのアド源に。
本人がシングルシンボルで、かつ色マナ自在のメリット能力があるため、多色デッキだと真価を発揮しそう。アニマーとかにはばっちりかもね。



☆画像3枚目
1マナのマナファクト。
基本は起動の度に石材カウンターが乗る《天界のプリズム/Celestial Prism》。マナが減る。
ただし石材カウンターが3つ乗ると、《金粉の水蓮/Gilded Lotus》にパワーアップ。
序盤の手すきに浮いたマナを石材カウンターに換えて行ければ望ましいのだけど……。
1~3ターン目くらいの動きで1マナ余る事自体はちょくちょくあるんだけど、キャスト+起動3回分の4ターンもそういう事があるか、っていうと疑問形。

色々否定的な事書いたけど、1マナのマナファクトではあるからちょっとは期待しておく。




あとは、画像ないけど惜しい所をいくつか。

督励で手札からクリーチャーを戦場に出せる緑の4マナ3/3生物。
(踏み倒しは悪事の筆頭だけど、《エルフの笛吹き/Elvish Piper》あんまり使われてないし、同じような匂いがしないでもない)

X青青の、Xドロー1ディスカードインスタント。
(そもそもフィニッシャーにする青頂点以外でXドローをあまり使わない気が。無限マナからだと《天才のひらめき》のシングルシンボルの方がありがたい事が多そうだし)

6白のソーサリーで、2回目唱えた時に勝利する奴。1回目は7ライフゲインしてライブラリーの上から7枚目に移動するので1枚で全部やれちゃう。
(白の7マナソーサリーで勝つとか、不朽の理想でいい気がする。白単ならあるいは?(ソーサリー撃って勝ちたいなら黙って色を足せ))


EDH的に色々強力なカードが多かった霊気紛争程ではないけど、ちょくちょく試してみたくなるのがある感じ。
アモンケット新カード
アモンケット新カード
アモンケット新カード
☆画像1枚目
マナコスト踏み倒しエンチャント。アップキープにカウンターが乗り、それ以下のマナコストの呪文を0で唱えられる。
踏み倒しはターン1枚制限ながら、「3マナと軽め」「シングルシンボル」「カウンター”以下”のマナコスト」「インスタント・瞬速なら他人のターンでも踏み倒し可能」と使い勝手が中々良さ気に見える。
EDHだとちょっと悠長かもだけど、パワー自体は高そう。踏み倒しがコンセプトで《祖先の幻視/Ancestral Vision》がナチュラルに入る《大渦を操る者、イドリス/Yidris, Maelstrom Wielder》なんかに入れるのはちょうど良さそう。

ジェネラルも踏み倒せるぞ。(ただし2回目以降キャストの追加マナは支払う必要あり)



☆画像2枚目
赤白の余波呪文。
表が3マナインスタントでパワー2倍、裏が3マナソーサリーでダブルストライク。
いかにもコンバットジェネラルで使って下さいと言わんばかりのカード。

残っているマナや状況に合わせて、キャストするターンを分けて倍ダメージを2回入れたり、ひとまとめで4倍ダメージ出したり、とりあえず不要な時にルーティングで捨てておいて後出しダブストしたりとそこそこ器用そう。
どっちにしろ3マナと、使い切りの倍ダメカードとしては気持ち重めではあるけれど。



☆画像3枚目
青白のレジェンドさん。とりあえず軽い。
《約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End》に突っ込んで墓地に叩き落されても、地力で統率者領域に帰還できるぞ! それだけ。

よわそう。

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