《秘宝奪取/Steal Artifact》ライフカウンター
2013年4月27日 シャドーアート
メインのEDHデッキである《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》に合わせて新しくライフカウンター作ったったのでお披露目。
選んだのは、Amy Weberさんのイラストの《秘宝奪取/Steal Artifact》。
好きなイラストレーターのイラストだし、色も効果も非常にジェネラルに合っているので気持ちよく使えそうである。
使ったカードは4th英語。
色々一長一短で迷ったんだけど、結局これにした。
迷った候補とその理由は、
☆β
黒枠英語が素晴らしい・「これβなんすよwww」って言うだけで周りをドン引きさせられる・テキストボックス内の文字が細々していて見栄えがイマイチ・他の3~5倍ほどお高い・使われてないとはいえ貴重なβを複数枚潰すのはどうよ(頑張れば1枚で済むけど)
☆4th英語
英語だけど白枠・お値段お手頃・テキストがシンプル(Gain control of target artifact.)で見栄えが良いので望ましい
☆4th日本語限定版
黒枠だけど日本語・お値段結構お手頃・テキストがシンプル(対象のアーティファクトのコントロールを得る。)で見栄えが良いので望ましい
とりあえず一番気に入っているテキストボックスである4th英語を使用しつつ、気が向いたら上から枠部分にβを1枚被せて架空の理想型に改造する道を残した。
という訳で、どうでもいい雑談でした。
早速明日北上に持って行くよー。
選んだのは、Amy Weberさんのイラストの《秘宝奪取/Steal Artifact》。
好きなイラストレーターのイラストだし、色も効果も非常にジェネラルに合っているので気持ちよく使えそうである。
使ったカードは4th英語。
色々一長一短で迷ったんだけど、結局これにした。
迷った候補とその理由は、
☆β
黒枠英語が素晴らしい・「これβなんすよwww」って言うだけで周りをドン引きさせられる・テキストボックス内の文字が細々していて見栄えがイマイチ・他の3~5倍ほどお高い・使われてないとはいえ貴重なβを複数枚潰すのはどうよ(頑張れば1枚で済むけど)
☆4th英語
英語だけど白枠・お値段お手頃・テキストがシンプル(Gain control of target artifact.)で見栄えが良いので望ましい
☆4th日本語限定版
黒枠だけど日本語・お値段結構お手頃・テキストがシンプル(対象のアーティファクトのコントロールを得る。)で見栄えが良いので望ましい
とりあえず一番気に入っているテキストボックスである4th英語を使用しつつ、気が向いたら上から枠部分にβを1枚被せて架空の理想型に改造する道を残した。
という訳で、どうでもいい雑談でした。
早速明日北上に持って行くよー。
EDH北上交流会に盛岡から北上に行く人に質問
2013年4月26日 TCG全般 コメント (9)みんなの28日の移動の予定はどんな感じになってるのー?
時間が合うなら同じ電車で行かん? 時刻表は、
8:51-9:33
9:06-9:54
な感じ。
時間が合うなら同じ電車で行かん? 時刻表は、
8:51-9:33
9:06-9:54
な感じ。
《企業秘密/Trade Secrets》の抜けた穴
2013年4月24日 EDHサーダ・アデール取りあえず同じくらいのマナコストのドローか
↓
《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》は遅くて信用ならない
↓
《嘘か真か/Fact or Fiction》は特にフィニッシュ直前攻めに行く時だと費用対効果が悪い。墓地を使えるデッキでもないし
↓
それならまだ《集中/Concentrate》の方が安定して引けるし引いたカードを見られなくて済むので偉い
↓
《企業秘密/Trade Secrets》との性能差を見て悲しくなる。1マナ増えて1枚引く枚数が減るとか
↓
そういえば良く考えなくても《企業秘密/Trade Secrets》に効率で負けないあのカードがあったじゃないか! 1マナ増えるが3枚も多く引けるぞ!
↓
《先細りの収益/Diminishing Returns》が投入される
これでとうとう自分も自殺志願者な勇者の一員に。
大量ドローの味を覚えさせた責任……取ってくださいよぉ……
☆豆知識
ちなみにこの《先細りの収益/Diminishing Returns》、他の7ドロー系と違って「カードを7枚引く」ではなく「カードを最大7枚まで引く」なので、キャストスタックで害悪泥棒が出て来た場合でも「今回は7:0:0:0枚で勘弁しといてやるぜ!」と負け惜しみを言う事が可能。すごいね!
↓
《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》は遅くて信用ならない
↓
《嘘か真か/Fact or Fiction》は特にフィニッシュ直前攻めに行く時だと費用対効果が悪い。墓地を使えるデッキでもないし
↓
それならまだ《集中/Concentrate》の方が安定して引けるし引いたカードを見られなくて済むので偉い
↓
《企業秘密/Trade Secrets》との性能差を見て悲しくなる。1マナ増えて1枚引く枚数が減るとか
↓
そういえば良く考えなくても《企業秘密/Trade Secrets》に効率で負けないあのカードがあったじゃないか! 1マナ増えるが3枚も多く引けるぞ!
↓
《先細りの収益/Diminishing Returns》が投入される
これでとうとう自分も自殺志願者な勇者の一員に。
大量ドローの味を覚えさせた責任……取ってくださいよぉ……
☆豆知識
ちなみにこの《先細りの収益/Diminishing Returns》、他の7ドロー系と違って「カードを7枚引く」ではなく「カードを最大7枚まで引く」なので、キャストスタックで害悪泥棒が出て来た場合でも「今回は7:0:0:0枚で勘弁しといてやるぜ!」と負け惜しみを言う事が可能。すごいね!
まあもうみんな書いてるから今更だけど。
☆モダン:《第二の日の出/Second Sunrise》禁止
1ターンに15分かかるとか遅すぎるんだよ大会の追加ターンで毎回やられたら進行に支障を来すんだ死ね、みたいな理由らしい。
デッキパワーに関してというより、進行に問題が出るのと対戦相手や観戦者がつまんなくて盛り下がる、みたいな物理的要因。《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》みたいな。
ヴィンテージ:《Regrowth》制限解除
1994年以来ずっと禁止だったけど、この19年で《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》やら《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》やら印刷されたし、《Regrowth》自体もさっぱり見かけなかった。制限解除でどんなデッキが出てくるかは分かんないけど、まあとりあえず解禁するよ、みたいな理由らしい。
ちょっと前に解禁されたレガシーの《土地税/Land Tax》枠。行き着く結果も多分土地税枠w 元から入れていたデッキが2枚に増やす可能性は0でないにしても、多分4枚入れるようなデッキは出てこねーだろ。
EDH:《威圧の杖/Staff of Domination》禁止解除《企業秘密/Trade Secrets》禁止
《威圧の杖/Staff of Domination》は、昔は手広く使える強力なコンボカードだったけど、今はもっと怖いコンボが跳梁跋扈してる。単体で色々出来る便利カードとしての側面を加えても、制限解除には十分だろう、みたいな理由。
あんま強くないよね、昔は強かったってやつ? 的な。
《企業秘密/Trade Secrets》は、他の一部の禁止カード(多分《限りある資源/Limited Resources》とか)同様に多人数戦に向いていない要素がある。4枚8枚引いてる分にはいいけど、2人で80枚ずつとか引いたらタイマンになるじゃねーか、ってのが理由。
ある意味今更な気もしないでもないが、まあ色々面倒な事が起きなくなったので良かった良かった。
とりあえず《企業秘密/Trade Secrets》はデッキに入ってるので、さっそく何かしらと交換しよう。
誰も繰り返してくれなくても3マナ4ドローという結構なパワーカードだったので、何を入れるか結構迷う。同じマナ域でドロー枠を加えるのなら《強迫的な研究/Compulsive Research》辺り、パワー面でも同程度のものを求めるのなら遅さを無視して《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》だけど……。
軽い所で《選択/Opt》《衝動/Impulse》《金言/Words of Wisdom》なんかで掘るのも考慮に入れておこう。
☆モダン:《第二の日の出/Second Sunrise》禁止
1ターンに15分かかるとか遅すぎるんだよ大会の追加ターンで毎回やられたら進行に支障を来すんだ死ね、みたいな理由らしい。
デッキパワーに関してというより、進行に問題が出るのと対戦相手や観戦者がつまんなくて盛り下がる、みたいな物理的要因。《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》みたいな。
ヴィンテージ:《Regrowth》制限解除
1994年以来ずっと禁止だったけど、この19年で《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》やら《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》やら印刷されたし、《Regrowth》自体もさっぱり見かけなかった。制限解除でどんなデッキが出てくるかは分かんないけど、まあとりあえず解禁するよ、みたいな理由らしい。
ちょっと前に解禁されたレガシーの《土地税/Land Tax》枠。行き着く結果も多分土地税枠w 元から入れていたデッキが2枚に増やす可能性は0でないにしても、多分4枚入れるようなデッキは出てこねーだろ。
EDH:《威圧の杖/Staff of Domination》禁止解除《企業秘密/Trade Secrets》禁止
《威圧の杖/Staff of Domination》は、昔は手広く使える強力なコンボカードだったけど、今はもっと怖いコンボが跳梁跋扈してる。単体で色々出来る便利カードとしての側面を加えても、制限解除には十分だろう、みたいな理由。
あんま強くないよね、昔は強かったってやつ? 的な。
《企業秘密/Trade Secrets》は、他の一部の禁止カード(多分《限りある資源/Limited Resources》とか)同様に多人数戦に向いていない要素がある。4枚8枚引いてる分にはいいけど、2人で80枚ずつとか引いたらタイマンになるじゃねーか、ってのが理由。
ある意味今更な気もしないでもないが、まあ色々面倒な事が起きなくなったので良かった良かった。
とりあえず《企業秘密/Trade Secrets》はデッキに入ってるので、さっそく何かしらと交換しよう。
誰も繰り返してくれなくても3マナ4ドローという結構なパワーカードだったので、何を入れるか結構迷う。同じマナ域でドロー枠を加えるのなら《強迫的な研究/Compulsive Research》辺り、パワー面でも同程度のものを求めるのなら遅さを無視して《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》だけど……。
軽い所で《選択/Opt》《衝動/Impulse》《金言/Words of Wisdom》なんかで掘るのも考慮に入れておこう。
ちょっとした小ネタ。
多人数戦で、あるプレイヤーが《概念泥棒/Notion Thief》が出ている状況で、それを出していない他のプレイヤー同士で《企業秘密/Trade Secrets》のやり取りひたすら繰り返すと、概念泥棒の効果は「引いてもよい」ではなくて「引く」なので、最終的に置換しまくったドローでカードが引けずに死ぬ。
で、ここまではいいとして。
その時の挙動なんだけど、企業秘密が
というテキストのため、企業秘密のコントローラーが、手順一回毎に、先に対戦相手の2枚を置換する形で概念泥棒のコントローラーに2~6枚引かせるように選び続ける形になる。
この時、フィニッシュ直前の泥棒コントローラーのライブラリーの枚数を1枚にしておくと、
・企業秘密の対象になったプレイヤーの2ドロー→泥棒に置換(2枚目で泥棒プレイヤー死亡)→1枚も引けない
・自分→泥棒がいなくなっているので普通に4ドロー
と、とってもお得!
泥棒の引く枚数を2~6枚に調整出来るから、最後に1枚にするのも楽勝!
《企業秘密/Trade Secrets》さん最高や!!
多人数戦で、あるプレイヤーが《概念泥棒/Notion Thief》が出ている状況で、それを出していない他のプレイヤー同士で《企業秘密/Trade Secrets》のやり取りひたすら繰り返すと、概念泥棒の効果は「引いてもよい」ではなくて「引く」なので、最終的に置換しまくったドローでカードが引けずに死ぬ。
で、ここまではいいとして。
その時の挙動なんだけど、企業秘密が
そのプレイヤーはカードを2枚引き、その後あなたはカードを4枚まで引く。
というテキストのため、企業秘密のコントローラーが、手順一回毎に、先に対戦相手の2枚を置換する形で概念泥棒のコントローラーに2~6枚引かせるように選び続ける形になる。
この時、フィニッシュ直前の泥棒コントローラーのライブラリーの枚数を1枚にしておくと、
・企業秘密の対象になったプレイヤーの2ドロー→泥棒に置換(2枚目で泥棒プレイヤー死亡)→1枚も引けない
・自分→泥棒がいなくなっているので普通に4ドロー
と、とってもお得!
泥棒の引く枚数を2~6枚に調整出来るから、最後に1枚にするのも楽勝!
《企業秘密/Trade Secrets》さん最高や!!
EDH視点でDGM新カード 4
2013年4月20日 EDHカード考察サルベより。
とってもとっても地味ながらも、ようやく青単でそこそこ使えそうな暗号が。
《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》や《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》みたいな頻繁にパンチするジェネラルならばマナ加速。土地しかなくても1青始動で2マナ増える。複数のマナを出すマナファクトや《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》みたいな土地があればさらにどん。
タップの方の能力も、インスタントのピン除去は無理だがカウンターを牽制してくれるのは地味にありがたい。エドやサーダは「戦闘→そこで得たリソースを使って大きなアクション」という動きがちょくちょくあるので。
単体だと結構弱いが、それでも最低限フリースペルよりも融通の利くマナ加速になってくれたりはする。
流石に「これつえー」とはならないが、試しにちょっと使ってみるくらいの価値はあるんじゃないかと思った。
ドラゴンの迷路のスポイラーもいい感じに出揃ってきましたね。
あとはまだ出ていない、恐らくもう1枚あるであろう青単色のレアに期待。
とってもとっても地味ながらも、ようやく青単でそこそこ使えそうな暗号が。
Hidden Strings 1青
ソーサリー
パーマネント1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。その後別のパーマネント1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。
暗号
《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》や《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》みたいな頻繁にパンチするジェネラルならばマナ加速。土地しかなくても1青始動で2マナ増える。複数のマナを出すマナファクトや《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》みたいな土地があればさらにどん。
タップの方の能力も、インスタントのピン除去は無理だがカウンターを牽制してくれるのは地味にありがたい。エドやサーダは「戦闘→そこで得たリソースを使って大きなアクション」という動きがちょくちょくあるので。
単体だと結構弱いが、それでも最低限フリースペルよりも融通の利くマナ加速になってくれたりはする。
流石に「これつえー」とはならないが、試しにちょっと使ってみるくらいの価値はあるんじゃないかと思った。
ドラゴンの迷路のスポイラーもいい感じに出揃ってきましたね。
あとはまだ出ていない、恐らくもう1枚あるであろう青単色のレアに期待。
その名はセレズニアの迷路走者、《イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris》ちゃん。
その驚きのスペックは!
これが最新セット、『ドラゴンの迷路』のレアカード。
最近のプレイヤーはクリーチャーインフレでその強さに麻痺している所があるので、大昔のセットから見た場合、彼女がどれだけ優れているのかを見てみる事にした。
まず、比較のため、出来る限り近い性能のクリーチャーを探した。
雰囲気的に大分近いものが出て来たのは、『レジェンド』のアンコモン。
問題なく非常に古いセットだし、レアリティーすらこちらの方が低い。時代的にも、レアリティー的にも、イマーラの圧勝は目に見えているだろう。
そんな訳で早速、まずはその『レジェンド』のクリーチャーを紹介。
イマーラの方が1マナ重く、レアリティーが1段階上がっている代わりに、「パワー+1」「人間→シナジーの多いエルフ」「騎士→シナジーちょっと多いシャーマン」「自軍のクリーチャー・トークンに与えられるダメージを0にする」が加わっている。
これが1マナ、レアリティー+1以上の価値のある利点なのかどうか。
他のカード達と比較してちょっと考えてみよう。
・古いカード(前例と同じ『レジェンド』)
↓
・新しいカード(前例から2個遡ったセット『アヴァシンの帰還』)
同じ色の組み合わせ、かつマナコスト+白、レアリティー+1と、かなり近い例を見つける事が出来た。
そうして+白でシガルダがケイ・タカハシに比べて得たものは、
「パワー+3」「タフネス+3」「飛行」「呪禁」「相手の生け贄を封殺する能力」となった。
1マナに色が付いた分と、「クリーチャー限定の2点軽減するタップ能力」と「人間・クレリック→シナジーの少ない天使」のマイナス分を差し引けば、まあだいたいイマーラが得た「パワー+1」「トークン限定軽減能力」とトントン……な訳ねぇだろ! パワー+3だけでお釣りがくるわ!
おいこれ一体何考えて作ったんだよR&Dは。本当にクリーチャーインフレに一石を投じる目的なのかと疑うレベルなんだけど。
そしていくら思い立ったとはいえなんでこんなくだらない日記書いてるんだ俺は。EDHもくそもない話だというのに。
まあいい書いてしまったものは仕方がないからアップしよう。
その驚きのスペックは!
イマーラ・タンドリス 5緑白
伝説のクリーチャー エルフ・シャーマン レア
あなたがコントロールするクリーチャー・トークンに与えられるすべてのダメージを軽減する。
5/7
これが最新セット、『ドラゴンの迷路』のレアカード。
最近のプレイヤーはクリーチャーインフレでその強さに麻痺している所があるので、大昔のセットから見た場合、彼女がどれだけ優れているのかを見てみる事にした。
まず、比較のため、出来る限り近い性能のクリーチャーを探した。
雰囲気的に大分近いものが出て来たのは、『レジェンド』のアンコモン。
問題なく非常に古いセットだし、レアリティーすらこちらの方が低い。時代的にも、レアリティー的にも、イマーラの圧勝は目に見えているだろう。
そんな訳で早速、まずはその『レジェンド』のクリーチャーを紹介。
Sir Shandlar of Eberyn 4緑白
伝説のクリーチャー 人間・騎士 アンコモン
4/7
イマーラの方が1マナ重く、レアリティーが1段階上がっている代わりに、「パワー+1」「人間→シナジーの多いエルフ」「騎士→シナジーちょっと多いシャーマン」「自軍のクリーチャー・トークンに与えられるダメージを0にする」が加わっている。
これが1マナ、レアリティー+1以上の価値のある利点なのかどうか。
他のカード達と比較してちょっと考えてみよう。
・古いカード(前例と同じ『レジェンド』)
ケイ・タカハシ 2緑白
伝説のクリーチャー 人間・クレリック レア
T:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを2点軽減する。
2/2
↓
・新しいカード(前例から2個遡ったセット『アヴァシンの帰還』)
鷺群れのシガルダ 2緑白白
伝説のクリーチャー 天使 神話レア
飛行、呪禁
あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力は、あなたにパーマネントを生け贄に捧げさせることができない。
5/5
同じ色の組み合わせ、かつマナコスト+白、レアリティー+1と、かなり近い例を見つける事が出来た。
そうして+白でシガルダがケイ・タカハシに比べて得たものは、
「パワー+3」「タフネス+3」「飛行」「呪禁」「相手の生け贄を封殺する能力」となった。
1マナに色が付いた分と、「クリーチャー限定の2点軽減するタップ能力」と「人間・クレリック→シナジーの少ない天使」のマイナス分を差し引けば、まあだいたいイマーラが得た「パワー+1」「トークン限定軽減能力」とトントン……な訳ねぇだろ! パワー+3だけでお釣りがくるわ!
おいこれ一体何考えて作ったんだよR&Dは。本当にクリーチャーインフレに一石を投じる目的なのかと疑うレベルなんだけど。
そしていくら思い立ったとはいえなんでこんなくだらない日記書いてるんだ俺は。EDHもくそもない話だというのに。
まあいい書いてしまったものは仕方がないからアップしよう。
概念泥棒/Notion Thief 2青黒
クリーチャー 人間・ならず者
瞬速
対戦相手1人が自分の各ドローステップで引く1枚目のカード以外にカードを1枚引く場合、代わりにそのプレイヤーはドローを飛ばし、あなたはカードを1枚引く。
3/1
EDHだと、多人数だったりこいつが複数並んだりで色々混乱しそうなので、今のうちにルール確認。
突っ込みあったらよろしくお願いします。
☆置換効果の基本
パーマネントの場合とか自己置換とか軽減の場合とか色々あるけど概念泥棒には関係ないので適当に省略。
・置換効果はひとつのイベントに対して一度しか働かない。
・あるイベントに対して適用可能な複数の置換効果があるならば、「その影響を受けるプレイヤーがそのうち1つを選び、それを適用する」という手順を適用可能な置換効果が残っている限り繰り返す。適用する順序は任意に選択できる。
☆例1
プレイヤーA・B・Cで対戦中。
AとBがそれぞれ概念泥棒を1体ずつコントロールしている状況で、Aが《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》をキャストした。
この場合、「AのドローがBの概念泥棒の効果で置換→そのBのドローがAの概念泥棒の効果で置換」という手順を経て、Aがカードを引く。
Aの2回目のドローは、すでにBの概念泥棒の置換が適用されたイベントなので、同じ効果によってさらに置換される事はない。
☆例2
プレイヤーA・B・Cで対戦中。
AとBがそれぞれ概念泥棒を1体ずつコントロールしている状況で、Cが《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》をキャストした。
この場合、Aの概念泥棒とBの概念泥棒のどちらかの効果がCのドローを置換する。それは置換効果の影響を受けるプレイヤーであるCが選ぶ。
例えばCがAの概念泥棒を選択した場合、「CのドローがAに置換→AのドローがBに置換」という手順を経て、Bがカードを引く。
☆例3
プレイヤーA・B・Cで対戦中。
Aが概念泥棒を1体コントロールしており、BがAを対象に《盗用/Plagiarize》をキャストしている状況で、Cが《Timetwister》をキャストした。
この場合、Aのドローが「Bに盗用で置換→Aに概念泥棒で置換」となり、Aが7枚引く。
Bのドローが「Aに概念泥棒で置換→Bに盗用で置換」となり、Bが7枚引く。
Cのドローが「Aに概念泥棒で置換→Bに盗用で置換」となり、Bが7枚引く。
最終的に、Aが7枚、Bが14枚、Cが0枚引く。
☆例4
プレイヤーA・B・Cで対戦中。
Aが概念泥棒を1体コントロールしており、BがCを対象に《盗用/Plagiarize》をキャストしている状況で、Cが《Timetwister》をキャストした。
この場合、Aのドローに置換はなく、Aが7枚引く。
BのドローはAの概念泥棒で置換し、Aが7枚引く。
Cのドローは、Aの概念泥棒で置換してAが7枚引く、あるいは「Bに盗用で置換→Aに概念泥棒で置換」となってやはりAが7枚引く。
最終的に、Aが21枚、Bが0枚、Cが0枚引く。
☆例5
プレイヤーA・B・Cで対戦中。
AとBとCがそれぞれ概念泥棒を1体ずつコントロールしている状況で、Aが《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》をキャストした。
この場合、まずAがB、Cどちらの概念泥棒の効果を置換するか選択する。
例えばBを選択した場合、「AのドローがBの概念泥棒の効果で置換」となる。そうして今度はBがそのドローをAかCいずれかの概念泥棒の効果を置換するか選択する。
例えばBがCを選択した場合、「AのドローがBの概念泥棒の効果で置換→置換されたBのドローがCの概念泥棒に置換」となる。
そうして最後にまだ効果を適用されていないAの概念泥棒の効果が置換し、最終的に「AのドローがBの概念泥棒の効果で置換→置換されたBのドローがCの概念泥棒に置換→置換されたCのドローがAの概念泥棒の効果で置換」となり、Aがカードを1枚引く。
最終的に誰がカードを引くかは、それぞれの選択によって変化する。
多分これであってると思うんだけどどうかな?
EDH視点でDGM新カード 3
2013年4月17日 EDHカード考察 コメント (4)取り急ぎサルベから。
4マナ3/1瞬速のならずもの。
能力は、対戦相手がドローステップの最初に引く1枚以外にカードを引いた時、それを飛ばして代わりにあなたが1枚カードを引く。
4マナはちょっと重めとはいえクソカード過ぎるwww どうすんだよコレw
これから《Timetwister》や《Wheel of Fortune》撃つ時は、相手に2青黒あった場合は最低限インスタントのピン除去構えてね、って事か。
そしてコレを出す側はコイツを出してTT撃てば《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》+《Timetwister》クラスの爆アドという訳か。他のプレイヤーが引けないから余計にタチ悪いわwwww
Notion Thief 2UB
Creature - Human Rogue
Flash
If an opponent would draw a card except the first one he or she draws in each of his or her draw steps, instead that player skips that draw and you draw a card.
3/1
4マナ3/1瞬速のならずもの。
能力は、対戦相手がドローステップの最初に引く1枚以外にカードを引いた時、それを飛ばして代わりにあなたが1枚カードを引く。
4マナはちょっと重めとはいえクソカード過ぎるwww どうすんだよコレw
これから《Timetwister》や《Wheel of Fortune》撃つ時は、相手に2青黒あった場合は最低限インスタントのピン除去構えてね、って事か。
そしてコレを出す側はコイツを出してTT撃てば《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》+《Timetwister》クラスの爆アドという訳か。他のプレイヤーが引けないから余計にタチ悪いわwwww
昨日のピラミッドで、トキアくん経由でまのさんが《荊州占拠/Capture of Jingzhou》をくれた。
こんな高額カードをポンとプレゼントだなんて流石一関の主催は太っ腹だね!
エキスパンションシンボルを見ると☆なのでどうやらスターターらしい。
スターターに荊州占拠が再録されてたとか初耳だね! びっくり!
そして黒枠。スターターは白枠のセットだと認識していたんだけれど、どうやら黒枠もあったようだね! びっくり!
その上枠と絵柄の所がなんかデコボコしていてイラスト同じなのにポータル三国志とアーティスト名が別でその人の名前はProxy-Onlyさんて
パチもんだよ!!
そんな訳で、自分がMTGを再開してから約一年。
一関でフリプしてた時にみんなカード価格を結構安見しているのを見て、カードの値上がりを実感したのでカードの価格についてちょっと書いてみようかと。
本当はもっと前、それこそ一関から帰ってすぐにでも書くつもりだったんだけど、ドラゴンの迷路とかデッキ改造電波とかのせいでここまで延び延びになってしまった。
まあ思うままに書き散らす雑文なので、暇な人は読んでやってください。
☆ここ一年でのカードの値上がりの実例
再開を機会に通販でカードを集めたので、一年前くらいのショップ相場はそこそこ覚えている。それから約1年。モダンやレガシーで活躍しているカードは軒並み値上がりしている。最近それが大分顕著なので、いくつか実例を挙げてみようかと。
ショップや通販をあまり頻繁に利用しない人はびっくりするかも。そこそこ利用してるつもりの自分でもびっくりしたくらいだからw
対象は、自分が再開時点で発売され、価格が付いていたセットであるイニストラード以前。当時はもうすぐ闇の隆盛が発売って頃だった。
カード剪定基準は特になしで、なんとなく高そうなカードを適当に。あえて言うなら英語版準拠ってくらい。価格は自分の持っている大まかなイメージなので、実際の相場とは乖離している可能性があります注意。
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》6000→13000
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》7000→13000
《思考囲い/Thoughtseize》3000→6500
《闇の腹心/Dark Confidant》4500→8000
《Force of Will》5500→7500
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》4000→8000
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》2500→4000
《実物提示教育/Show and Tell》2800→6000
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》1500→3000
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》1800→4000
《汚染された三角州/Polluted Delta》4000→8500
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》1800→3000
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》2800→4200
《Underground Sea》(3ED)12000→16000
《Timetwister》(2ED)28000→38000
結論:みんな頭おかしい。
☆どうしてこうなった
・ひとつに、モダンというフォーマットの定着があると思う。
レガシーと違って全カード再録可能で、ある程度大規模の人数が参戦しても間に合うくらいのカード供給があり、さらには公式が禁止裁定を繰り返してバランス取りしたり積極的に盛り上げていた。
そうして盛り上がった所でのモダンマスターズの発売決定。明らかに公式が推しているというのもあり、将来的にはレガシーに換わってエターナルフォーマットの代表になりそうな雰囲気すらある。(全カード再版できるモダンの方が商売的にも理想的だろうし)
特にZENフェッチなどは、モダマス発表から少しして爆騰したクチ。
その他《闇の腹心/Dark Confidant》や《思考囲い/Thoughtseize》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》などのモダン・レガシー双方で活躍するカードも需要が大きく、元からじりじり価格を上げていた所からさらに価格上昇が加速した。
・次に、プレイヤーの平均年齢の高齢化。
MTGを始めた当初学生だったプレイヤーの多くがその後もMTGを続けた結果、「社会人になってお金に余裕が出来、かつスタンダード落ちカードの資産もそこそこ溜まって来た」という状態になり、「それじゃあちょっとお金をかけて下のフォーマットにでも手を出してみますか」となってエターナル環境のカードを買い漁り出したのも高騰の原因のひとつと思われる。
結果高額カードの売れ行きが昔に比べて上がり、売れるたびにショップはじりじりと価格を釣り上げていき、それでも社会人パワーで課金して、のループが今現在の状況ではないだろうか? 急な爆騰でない、ゆっくりとした値上がり基調はこの要素が大きいと自分は思っている。
・それから、MTG人気の再燃。
最盛期ほどの人気はないにせよ、一時の落ち込みからは完全に回復した。
特にアメリカではトップに返り咲いており、GPなどの大規模大会の参加人数は増加傾向にある。
最近は、そういったスパイク向けの競技志向のサービスのみならず、プレリリースパーティーにちょっとしたゲーム要素を加えたりしてカジュアル層へのアピールも公式がしっかりやってくれているのは大きそうだ。
ちょっとしたパーティー気分で1日遊べて、場合によっては参加費の元が取れてしまうリミテッドなら敷居は低い。特に都市部では、大昔に比べればはるかに初心者参入はしやすくなっていると思う。(いわゆるガチデッキを組み上げて大きな大会に参加し入賞出来るかどうかはまた別の話。あくまでFNMメインなど草の根プレイヤーの話)
・最後に、円安。
ここ1~2か月のカードの値上がりペースがそれまでより早いように思える。
タイミング的にも、これは国内ショップの一部がカードを海外からの仕入れに頼っていたため、円安の影響をもろに受けたのが原因だろう。
☆これから数年後の予想。
最後に、こんな感じで価格上昇が続いたとして、数年後に大きく価格が上がりそうな現行スタンダードカードを何枚か予想してみる。
まあ大体評価も固まってるし、みんな予想がついてるだろうけどね。
評価のポイントにしたのは、ひとつがマナ発生・プレイヤーへのダメージ・アドバンテージ取得などのMTGの基本動作を高効率で行えるカード。
これらは基本的なカードゆえに多くのデッキに投入しやすく、そのため需要が大きくなって価格が上がりやすい。
また、今後類似カードが出てこなそうなオンリーワン的なカードも高めに評価した。専用デッキでしか使えないオンリーワンカードは通常そこまで大きく上がらないはずなのだが、キキジキの事例を見るに使用デッキがメタの一線を走り続けられるスペックがあると高騰する模様。
そんな訳で再確認になりそうながらカードピックアップ。
・《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
手軽にアドを稼げる。2マナ2/1瞬速というそれだけで最低限のクリーチャースペック。シングルシンボルで投入しやすい。
結果的には《永遠の証人/Eternal Witness》などのカード回収系に近い効果だが、「フラッシュバックのおかげで使い切りになるからマナ・コスト軽くしてやるよ」とのお達しで圧倒的なコスパを得るに至った。
特にレガシーでは1マナの強力呪文が目白押しなのでタチが悪い。
フラッシュバックがセットになければ通常セットには再録できない、という再録のしにくさも値上がりを予想させる要素。
今でも高いがまだ上がりそう。
・《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
バードオブグリムラバマンサーの軟泥。マナクリで、プレイヤーに直接ダメージが飛ばせて、墓地除去が出来る。これで1マナ。何考えてんだ。
スペックが特殊過ぎて再録に期待しにくく、そのくせ緑と黒どちらかしか入っていないデッキでも使えない訳ではない、というのも触りやすさに拍車をかける。
特に黒にとってはオンリーワンな1マナの《極楽鳥/Birds of Paradise》型マナクリとなるため、換えが効かない大事なカードとなる。
多分5年で今のボブに追いついちゃうんじゃないかと大胆予想。
・《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
主な戦場はモダン。3マナのPWのくせに自分を守れてしっかりアドも取れるというのは強い。そのくせ場に残りっぱなしだと+1で状況に蓋をしてくるとか非常にコントロール力が高い。
使い切りの《残酷な布告/Cruel Edict》+《濃霧/Fog》になる事もあるが、3マナならまあ許容範囲。そしてそんな使い方をせざるを得なくなる状況は意外と多く、そのためデッキに4枚投入がザラとなる。
高速デッキにはあまり合わない(まったく合わない訳ではないのがまたいやらしい)点と、色拘束の強さが不安要素だが、それでも4枚集めたい神話レアとなると高騰は必至。
今の所軽量PWが非常に少なく、しかもPWの強さもすっかり証明されてしまったため、今後も換えが効かないカードであり続ける可能性も高い。
・《グリセルブランド/Griselbrand》
釣ったりコスト踏み倒したりしたいクリーチャー代表。
多くの場合《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》には劣るため、次の踏み倒し候補の超絶クリーチャーが登場した際には《大祖始/Progenitus》のように悲しく消えていく可能性もあるが、それでも価格は安定すると思っている。
その理由は釣りやすさ。他の多くの凶悪クリーチャーはリアニメイト防止のための能力が色々と付いているのだが、こいつにはそれが一切存在しない。もう釣り放題。
そんな訳で、そもそもこれ以上のスペックのクリーチャーなんてそうそう出なそう、という事も含め、値上がりが予想される。
とはいえ使用デッキが限定的であり、頑張っても5年で2倍辺りがいい所だと思うが。
……なんかほとんど黒だった。
ボブといい思考囲いといい、なんか最近の黒の価格がヤバくないか?
レガシー参入の敷居が一番高い色として君臨する青に迫る勢いだわ。
こんな高額カードをポンとプレゼントだなんて流石一関の主催は太っ腹だね!
エキスパンションシンボルを見ると☆なのでどうやらスターターらしい。
スターターに荊州占拠が再録されてたとか初耳だね! びっくり!
そして黒枠。スターターは白枠のセットだと認識していたんだけれど、どうやら黒枠もあったようだね! びっくり!
その上枠と絵柄の所がなんかデコボコしていてイラスト同じなのにポータル三国志とアーティスト名が別でその人の名前はProxy-Onlyさんて
パチもんだよ!!
そんな訳で、自分がMTGを再開してから約一年。
一関でフリプしてた時にみんなカード価格を結構安見しているのを見て、カードの値上がりを実感したのでカードの価格についてちょっと書いてみようかと。
本当はもっと前、それこそ一関から帰ってすぐにでも書くつもりだったんだけど、ドラゴンの迷路とかデッキ改造電波とかのせいでここまで延び延びになってしまった。
まあ思うままに書き散らす雑文なので、暇な人は読んでやってください。
☆ここ一年でのカードの値上がりの実例
再開を機会に通販でカードを集めたので、一年前くらいのショップ相場はそこそこ覚えている。それから約1年。モダンやレガシーで活躍しているカードは軒並み値上がりしている。最近それが大分顕著なので、いくつか実例を挙げてみようかと。
ショップや通販をあまり頻繁に利用しない人はびっくりするかも。そこそこ利用してるつもりの自分でもびっくりしたくらいだからw
対象は、自分が再開時点で発売され、価格が付いていたセットであるイニストラード以前。当時はもうすぐ闇の隆盛が発売って頃だった。
カード剪定基準は特になしで、なんとなく高そうなカードを適当に。あえて言うなら英語版準拠ってくらい。価格は自分の持っている大まかなイメージなので、実際の相場とは乖離している可能性があります注意。
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》6000→13000
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》7000→13000
《思考囲い/Thoughtseize》3000→6500
《闇の腹心/Dark Confidant》4500→8000
《Force of Will》5500→7500
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》4000→8000
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》2500→4000
《実物提示教育/Show and Tell》2800→6000
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》1500→3000
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》1800→4000
《汚染された三角州/Polluted Delta》4000→8500
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》1800→3000
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》2800→4200
《Underground Sea》(3ED)12000→16000
《Timetwister》(2ED)28000→38000
結論:みんな頭おかしい。
☆どうしてこうなった
・ひとつに、モダンというフォーマットの定着があると思う。
レガシーと違って全カード再録可能で、ある程度大規模の人数が参戦しても間に合うくらいのカード供給があり、さらには公式が禁止裁定を繰り返してバランス取りしたり積極的に盛り上げていた。
そうして盛り上がった所でのモダンマスターズの発売決定。明らかに公式が推しているというのもあり、将来的にはレガシーに換わってエターナルフォーマットの代表になりそうな雰囲気すらある。(全カード再版できるモダンの方が商売的にも理想的だろうし)
特にZENフェッチなどは、モダマス発表から少しして爆騰したクチ。
その他《闇の腹心/Dark Confidant》や《思考囲い/Thoughtseize》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》などのモダン・レガシー双方で活躍するカードも需要が大きく、元からじりじり価格を上げていた所からさらに価格上昇が加速した。
・次に、プレイヤーの平均年齢の高齢化。
MTGを始めた当初学生だったプレイヤーの多くがその後もMTGを続けた結果、「社会人になってお金に余裕が出来、かつスタンダード落ちカードの資産もそこそこ溜まって来た」という状態になり、「それじゃあちょっとお金をかけて下のフォーマットにでも手を出してみますか」となってエターナル環境のカードを買い漁り出したのも高騰の原因のひとつと思われる。
結果高額カードの売れ行きが昔に比べて上がり、売れるたびにショップはじりじりと価格を釣り上げていき、それでも社会人パワーで課金して、のループが今現在の状況ではないだろうか? 急な爆騰でない、ゆっくりとした値上がり基調はこの要素が大きいと自分は思っている。
・それから、MTG人気の再燃。
最盛期ほどの人気はないにせよ、一時の落ち込みからは完全に回復した。
特にアメリカではトップに返り咲いており、GPなどの大規模大会の参加人数は増加傾向にある。
最近は、そういったスパイク向けの競技志向のサービスのみならず、プレリリースパーティーにちょっとしたゲーム要素を加えたりしてカジュアル層へのアピールも公式がしっかりやってくれているのは大きそうだ。
ちょっとしたパーティー気分で1日遊べて、場合によっては参加費の元が取れてしまうリミテッドなら敷居は低い。特に都市部では、大昔に比べればはるかに初心者参入はしやすくなっていると思う。(いわゆるガチデッキを組み上げて大きな大会に参加し入賞出来るかどうかはまた別の話。あくまでFNMメインなど草の根プレイヤーの話)
・最後に、円安。
ここ1~2か月のカードの値上がりペースがそれまでより早いように思える。
タイミング的にも、これは国内ショップの一部がカードを海外からの仕入れに頼っていたため、円安の影響をもろに受けたのが原因だろう。
☆これから数年後の予想。
最後に、こんな感じで価格上昇が続いたとして、数年後に大きく価格が上がりそうな現行スタンダードカードを何枚か予想してみる。
まあ大体評価も固まってるし、みんな予想がついてるだろうけどね。
評価のポイントにしたのは、ひとつがマナ発生・プレイヤーへのダメージ・アドバンテージ取得などのMTGの基本動作を高効率で行えるカード。
これらは基本的なカードゆえに多くのデッキに投入しやすく、そのため需要が大きくなって価格が上がりやすい。
また、今後類似カードが出てこなそうなオンリーワン的なカードも高めに評価した。専用デッキでしか使えないオンリーワンカードは通常そこまで大きく上がらないはずなのだが、キキジキの事例を見るに使用デッキがメタの一線を走り続けられるスペックがあると高騰する模様。
そんな訳で再確認になりそうながらカードピックアップ。
・《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
手軽にアドを稼げる。2マナ2/1瞬速というそれだけで最低限のクリーチャースペック。シングルシンボルで投入しやすい。
結果的には《永遠の証人/Eternal Witness》などのカード回収系に近い効果だが、「フラッシュバックのおかげで使い切りになるからマナ・コスト軽くしてやるよ」とのお達しで圧倒的なコスパを得るに至った。
特にレガシーでは1マナの強力呪文が目白押しなのでタチが悪い。
フラッシュバックがセットになければ通常セットには再録できない、という再録のしにくさも値上がりを予想させる要素。
今でも高いがまだ上がりそう。
・《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
バードオブグリムラバマンサーの軟泥。マナクリで、プレイヤーに直接ダメージが飛ばせて、墓地除去が出来る。これで1マナ。何考えてんだ。
スペックが特殊過ぎて再録に期待しにくく、そのくせ緑と黒どちらかしか入っていないデッキでも使えない訳ではない、というのも触りやすさに拍車をかける。
特に黒にとってはオンリーワンな1マナの《極楽鳥/Birds of Paradise》型マナクリとなるため、換えが効かない大事なカードとなる。
多分5年で今のボブに追いついちゃうんじゃないかと大胆予想。
・《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
主な戦場はモダン。3マナのPWのくせに自分を守れてしっかりアドも取れるというのは強い。そのくせ場に残りっぱなしだと+1で状況に蓋をしてくるとか非常にコントロール力が高い。
使い切りの《残酷な布告/Cruel Edict》+《濃霧/Fog》になる事もあるが、3マナならまあ許容範囲。そしてそんな使い方をせざるを得なくなる状況は意外と多く、そのためデッキに4枚投入がザラとなる。
高速デッキにはあまり合わない(まったく合わない訳ではないのがまたいやらしい)点と、色拘束の強さが不安要素だが、それでも4枚集めたい神話レアとなると高騰は必至。
今の所軽量PWが非常に少なく、しかもPWの強さもすっかり証明されてしまったため、今後も換えが効かないカードであり続ける可能性も高い。
・《グリセルブランド/Griselbrand》
釣ったりコスト踏み倒したりしたいクリーチャー代表。
多くの場合《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》には劣るため、次の踏み倒し候補の超絶クリーチャーが登場した際には《大祖始/Progenitus》のように悲しく消えていく可能性もあるが、それでも価格は安定すると思っている。
その理由は釣りやすさ。他の多くの凶悪クリーチャーはリアニメイト防止のための能力が色々と付いているのだが、こいつにはそれが一切存在しない。もう釣り放題。
そんな訳で、そもそもこれ以上のスペックのクリーチャーなんてそうそう出なそう、という事も含め、値上がりが予想される。
とはいえ使用デッキが限定的であり、頑張っても5年で2倍辺りがいい所だと思うが。
……なんかほとんど黒だった。
ボブといい思考囲いといい、なんか最近の黒の価格がヤバくないか?
レガシー参入の敷居が一番高い色として君臨する青に迫る勢いだわ。
今日はお休みだったのでピラミッドで対戦。
使用ジェネラルは《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》と、モダン版《山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord》。
いつものようにターン進行は名前順で。
・1戦目 ウーナ リクー 原形質 サーダ
1番手のウーナが1T《太陽の指輪/Sol Ring》からの2T目《粗石の魔道士/Trinket Mage》→《Mana Crypt》、3T《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》からの《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》とかいうふざけた爆速スタート。
3T目にして他全員対ウーナな構図に。リクーが《自然の要求/Nature’s Claim》でブライトハースを割り、サーダがアーティファクトを諦めてテゼを叩き殺す。原形質が《知識の渇望/Thirst for Knowledge》で《トリスケリオン/Triskelion》と《Phyrexian Devourer》を捨てる。誰か1人仕事をしてなかった気がする。
それでウーナが大人しくなった所で今度はサーダが追加ターンから《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》。しかしそれは許されずウーナにカウンター。手札の《未来予知/Future Sight》から一気に決められそうな気配があったものの、手札がそれと《知識の搾取/Knowledge Exploitation》しかなかったし、原形質の墓地が怪しかったので搾取→《時のらせん/Time Spiral》でリセット。
そっから手札が悪かったらしいリクーがさらに《Timetwister》。自分も手札がごみだったので喜んで通す。そしたらウーナが超過《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》。サーダがデッキに混ざる。
この辺りで全体的にぐだった感じに。じりじりとアドを取り合うような展開に。
自分はその流れの途中で《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》を引き、通常のゲーム状態に復帰する。
ゲームが動いたのはサーダの撃った《Timetwister》。《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》のいるおかげでドローが丸見えのリクーが引いてきたのは《召喚の調べ/Chord of Calling》。場には《やっかい児/Pestermite》。
X=5で《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》攻防戦が始まるも、(キキジキバウンスを巡るカウンター合戦、サーダがやっかい児を殺すべく原形質から《トリスケリオン/Triskelion》をパチってきてキャスト、それに対してリクーが《俗世の教示者/Worldly Tutor》で《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》を積んで、みたいな)なんだかんだで止められて終了。
その返しでマナ伸ばしたサーダが《知識の搾取/Knowledge Exploitation》→《時のらせん/Time Spiral》から《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》引いたので《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》からコンボスタートしちゃって勝ち。
・2戦目 ささ弥 ヌーマット 伍堂
モダンEDH戦。
《山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord》スタートで、そこから《鉄のマイア/Iron Myr》《パラジウムのマイア/Palladium Myr》などでテンポ上げつつマナを伸ばす……もささ弥の《忘却石/Oblivion Stone》でまとめて吹っ飛ぶ。
しかし《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》など土地が伸びるマナ加速も多めに使っていた事もあり、そこの返しで頭の間からの速攻外骨格伍堂。とりあえずタップアウトなささ弥を倒す。
その横ではヌーマットが《金粉の水蓮/Gilded Lotus》→《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》でコピーとか悪い事を繰り返したあげくに《壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator》。
結局《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》で捌かれつつ上手い事マウント取られて負け。
キル数:1。
・3戦目 ささ弥 シガルダ ヌーマット 伍堂
マナ加速が引けずに非常に遅い展開。これはヤバイ。
しかしコントロール寄りなデッキのヌーマットが《終末/Terminus》でいい感じに減速してくれてどうにかゲームの参加が間に合う。
それはいいんだけど、
伍堂キャスト→ささ弥が《映し身人形/Duplicant》
伍堂キャスト→ヌーマットが《生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton》バウンス
と押し切れない。
全体除去飛び交いまくりでどうしようもなくなってきた辺りで、ささ弥はジェネラル反転でエンドカード待ち、ヌーマットが《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》まで置いてマジで話にならない盤面になってくる。
仕方がないので《連鎖反応/Chain Reaction》→《爆裂+破綻/Boom+Bust》で、マナファクト+《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》+《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》で間に合わせようとするもささ弥の回復が思いの外早くて間に合わず負け。
キル数:0。
・4戦目 ささ弥 シガルダ ヌーマット 伍堂
結構速いターンからシガルダが《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage》経由で《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》出してきて早くも駄目駄目ムード。そのままひたすら山を置きながら死を待つのみか、な感じ。
しかしそれはささ弥が反転→《忘却石/Oblivion Stone》で一掃してくれる。そして浮かせていたマナから《歯と爪/Tooth and Nail》で終わらせに行くも、ヌーマットが《差し戻し/Remand》。動きが鈍る。
そこに伍堂を《地層の鎌/Strata Scythe》(+8)でねじ込んでささ弥をワンパン。
さらにはヌーマットもタップアウトの隙を突いて《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》でブロッカーを避けつつワンパン。
そこで伍堂がシガルダに除去られる。立て直そうとするもその前に《集団的祝福/Collective Blessing》に押しつぶされて負け。
・5戦目 ウーナ サーダ エドリック
《金属モックス/Chrome Mox》から2T目サーダの手札だったのだが、上から《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》が降ってきたおかげで1T目サーダ。
幸先よくいけそうだ、と思いきや、返しでウーナが2T目《むかつき/Ad Nauseam》。アカンw それだけはアカンwww
これで終わってしまうのか、と思うもそこで救世主・エドリックが動いてくれる。ウーナがカードを手札に加えるのを阻止するべく、手札を2枚切ってピッチで《徴用/Commandeer》。…………いやこれじゃ駄目だろ!
結局《むかつき/Ad Nauseam》を手にしたエドリックが大量に引きまくり、そこからマウント取って《袖の下/Bribery》→《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》→《知識の搾取/Knowledge Exploitation》→《時のらせん/Time Spiral》とサーダのデッキから繋げてそのまま勝ち。
いやー、ピッチの《むかつき/Ad Nauseam》とか強すぎて禁止レベルだったわー。
・6戦目 ウーナ サーダ エドリック
《Mana Crypt》から2Tサーダ。対するウーナは2T《ネクロポーテンス/Necropotence》。エドリックもマナクリスタートから始まり、全体的にいつ死んでもおかしくなさそうなピリピリした感じにゲームが進む。
全体的には、ネクポでがっつり引いて押しつぶしたいウーナVSカウンターで重要スペルだけ誤魔化しつつクリーチャーで殴ってライフにプレッシャーをかけて行く他2名(ただしエドリックだけは通さない)な構図に。
そんな感じのまま互いに捌きあいつつゲームが進み、エドリックは2回死亡、ウーナが残りライフ一桁まで落ち込んだ所で、実質ラストターンなウーナが勝負に出る。
サーダの《Mystic Remora》をバウンスし、スペルを重ねて勝ちに行こうとするも、サーダはそれを《否定の契約/Pact of Negation》で止める。
返しのターン、5マナ払いつつもギリギリマナが間に合って《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》+《Basalt Monolith》+《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》で勝ち。
・7戦目 サーダ エドリック ウーナ
手札が非常に悪く、《島/Island》3枚と《Force of Will》キープで諦める。
エドリックが1T目から《Tropical Island》に《Elvish Spirit Guide》からの《繁茂/Wild Growth》→《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》+《森を護る者/Sylvan Safekeeper》という軽快な展開。
2T目エドリックを《Force of Will》で捌きつつも、まだエドがやばそうだったので3T目サーダキャストを諦めてウーナを対象に《企業秘密/Trade Secrets》。そしたら《Power Artifact》を引いてきたので、次ターンはそれを抱えたまま《Basalt Monolith》セット、《Mana Drain》構えつつターンを回す。
エドリックをマナドレで撃ち落として帰ってきたターン、《Power Artifact》をキャストするもそこに被せてウーナが《むかつき/Ad Nauseam》。それを《知識の渇望/Thirst for Knowledge》から引いてきた《撃退/Foil》で捌こうとするも、そこに《狼狽の嵐/Flusterstorm》。がっつり引きつつモノリスバウンスでコンボ始動を止める。
手札が弱いので仕方なくウーナにサーダがパンチ→《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》を貰ってキャストでオープンリーチかけてターンエンド。ウーナのコンボストップを祈る。
しかしそんな都合のいい事が起こる訳もなく、ウーナがしっかりコンボ決めて勝ち。
・8戦目 ウーナ サーダ エドリック
ウーナが事故気味。1T《裏切り者の都/City of Traitors》、2T《ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs》から《Timetwister》という必死っぷり。
その脇ではエドリックが《輪作/Crop Rotation》から《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》で下準備を整えつつ、大量展開。
しかしこっちもいい感じの手札が入ってきている。ターンが回ってきたら一気に決められそう、と思っていたら、ウーナが《相殺/Counterbalance》とかこっちの動きが不安定になりそうなカードをキャストしてきた。仕方がないので《徴用/Commandeer》で無理矢理奪おうとするも、それをウーナがカウンター。手札を大きく失った上に《相殺/Counterbalance》の着地を許してしまう。
しかし現時点では上が《むかつき/Ad Nauseam》で最低限のコンボパーツは通る。《厳かなモノリス/Grim Monolith》《Power Artifact》で無限マナを確保し、次ターン青マナが復帰した所で《加工/Fabricate》と《時の逆転/Time Reversal》の2段構えでどうにかしよう……と思っていたらその返しにエドが《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》。壮絶にぐだる。
挙句にサーダも《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》をエレ谷に化けさせて、本格的にぐだぐだに。
結局エレ谷を削り合う展開の末、放置されっぱなしだった無限マナを利用して《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》を囮にしておいてのX=72000とかにした《作り直し/Reshape》で相殺の上を安全に通り抜けて《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》に辿り着いて勝ち。
サーダ 4人戦 1勝0敗 3人戦 2勝2敗 総合 3勝2敗
伍堂 4人戦 0勝2敗 3人戦 0勝1敗 総合 0勝3敗
総合 4人戦 1勝2敗 3人戦 2勝3敗 総合 3勝5敗
サーダはここ数回はホントいい感じに勝ててるな。
防御用のカウンター多めにしたのとフィニッシュを厚めにしたのはホント良かった点みたい。比較的後期に加えた《払拭/Dispel》《Mana Drain》《Power Artifact》に救われた試合は結構あった。
あと、真空圧くんと「最近ピン除去対象少ないよね」的な話をしていたんだけど、やっぱり除去はある程度ないと安心出来ないわw 相殺とかエレ谷とかうっかり通った後がマジで害悪だった。こういう場面だと遅いのが原因で外れた金粉のドレイクやら幻影の像やらが追加で欲しくなるわな。
それでも基本カウンター優先だけど。ピン除去6枚+変形者ならまあ充分触れてる方でしょ。
伍堂は0勝だけど、モダンEDH大会ルール的には3戦で3キルなのでまあオッケー。序盤にキル数稼ぐ事に主眼を置いていて最後まで立ってる事はまずない構成のデッキだから仕方がない。
今日はこんな感じ。お疲れ様でした。
使用ジェネラルは《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》と、モダン版《山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord》。
いつものようにターン進行は名前順で。
・1戦目 ウーナ リクー 原形質 サーダ
1番手のウーナが1T《太陽の指輪/Sol Ring》からの2T目《粗石の魔道士/Trinket Mage》→《Mana Crypt》、3T《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》からの《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》とかいうふざけた爆速スタート。
3T目にして他全員対ウーナな構図に。リクーが《自然の要求/Nature’s Claim》でブライトハースを割り、サーダがアーティファクトを諦めてテゼを叩き殺す。原形質が《知識の渇望/Thirst for Knowledge》で《トリスケリオン/Triskelion》と《Phyrexian Devourer》を捨てる。誰か1人仕事をしてなかった気がする。
それでウーナが大人しくなった所で今度はサーダが追加ターンから《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》。しかしそれは許されずウーナにカウンター。手札の《未来予知/Future Sight》から一気に決められそうな気配があったものの、手札がそれと《知識の搾取/Knowledge Exploitation》しかなかったし、原形質の墓地が怪しかったので搾取→《時のらせん/Time Spiral》でリセット。
そっから手札が悪かったらしいリクーがさらに《Timetwister》。自分も手札がごみだったので喜んで通す。そしたらウーナが超過《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》。サーダがデッキに混ざる。
この辺りで全体的にぐだった感じに。じりじりとアドを取り合うような展開に。
自分はその流れの途中で《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》を引き、通常のゲーム状態に復帰する。
ゲームが動いたのはサーダの撃った《Timetwister》。《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》のいるおかげでドローが丸見えのリクーが引いてきたのは《召喚の調べ/Chord of Calling》。場には《やっかい児/Pestermite》。
X=5で《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》攻防戦が始まるも、(キキジキバウンスを巡るカウンター合戦、サーダがやっかい児を殺すべく原形質から《トリスケリオン/Triskelion》をパチってきてキャスト、それに対してリクーが《俗世の教示者/Worldly Tutor》で《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》を積んで、みたいな)なんだかんだで止められて終了。
その返しでマナ伸ばしたサーダが《知識の搾取/Knowledge Exploitation》→《時のらせん/Time Spiral》から《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》引いたので《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》からコンボスタートしちゃって勝ち。
・2戦目 ささ弥 ヌーマット 伍堂
モダンEDH戦。
《山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord》スタートで、そこから《鉄のマイア/Iron Myr》《パラジウムのマイア/Palladium Myr》などでテンポ上げつつマナを伸ばす……もささ弥の《忘却石/Oblivion Stone》でまとめて吹っ飛ぶ。
しかし《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》など土地が伸びるマナ加速も多めに使っていた事もあり、そこの返しで頭の間からの速攻外骨格伍堂。とりあえずタップアウトなささ弥を倒す。
その横ではヌーマットが《金粉の水蓮/Gilded Lotus》→《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》でコピーとか悪い事を繰り返したあげくに《壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator》。
結局《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》で捌かれつつ上手い事マウント取られて負け。
キル数:1。
・3戦目 ささ弥 シガルダ ヌーマット 伍堂
マナ加速が引けずに非常に遅い展開。これはヤバイ。
しかしコントロール寄りなデッキのヌーマットが《終末/Terminus》でいい感じに減速してくれてどうにかゲームの参加が間に合う。
それはいいんだけど、
伍堂キャスト→ささ弥が《映し身人形/Duplicant》
伍堂キャスト→ヌーマットが《生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton》バウンス
と押し切れない。
全体除去飛び交いまくりでどうしようもなくなってきた辺りで、ささ弥はジェネラル反転でエンドカード待ち、ヌーマットが《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》まで置いてマジで話にならない盤面になってくる。
仕方がないので《連鎖反応/Chain Reaction》→《爆裂+破綻/Boom+Bust》で、マナファクト+《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》+《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》で間に合わせようとするもささ弥の回復が思いの外早くて間に合わず負け。
キル数:0。
・4戦目 ささ弥 シガルダ ヌーマット 伍堂
結構速いターンからシガルダが《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage》経由で《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》出してきて早くも駄目駄目ムード。そのままひたすら山を置きながら死を待つのみか、な感じ。
しかしそれはささ弥が反転→《忘却石/Oblivion Stone》で一掃してくれる。そして浮かせていたマナから《歯と爪/Tooth and Nail》で終わらせに行くも、ヌーマットが《差し戻し/Remand》。動きが鈍る。
そこに伍堂を《地層の鎌/Strata Scythe》(+8)でねじ込んでささ弥をワンパン。
さらにはヌーマットもタップアウトの隙を突いて《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》でブロッカーを避けつつワンパン。
そこで伍堂がシガルダに除去られる。立て直そうとするもその前に《集団的祝福/Collective Blessing》に押しつぶされて負け。
・5戦目 ウーナ サーダ エドリック
《金属モックス/Chrome Mox》から2T目サーダの手札だったのだが、上から《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》が降ってきたおかげで1T目サーダ。
幸先よくいけそうだ、と思いきや、返しでウーナが2T目《むかつき/Ad Nauseam》。アカンw それだけはアカンwww
これで終わってしまうのか、と思うもそこで救世主・エドリックが動いてくれる。ウーナがカードを手札に加えるのを阻止するべく、手札を2枚切ってピッチで《徴用/Commandeer》。…………いやこれじゃ駄目だろ!
結局《むかつき/Ad Nauseam》を手にしたエドリックが大量に引きまくり、そこからマウント取って《袖の下/Bribery》→《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》→《知識の搾取/Knowledge Exploitation》→《時のらせん/Time Spiral》とサーダのデッキから繋げてそのまま勝ち。
いやー、ピッチの《むかつき/Ad Nauseam》とか強すぎて禁止レベルだったわー。
・6戦目 ウーナ サーダ エドリック
《Mana Crypt》から2Tサーダ。対するウーナは2T《ネクロポーテンス/Necropotence》。エドリックもマナクリスタートから始まり、全体的にいつ死んでもおかしくなさそうなピリピリした感じにゲームが進む。
全体的には、ネクポでがっつり引いて押しつぶしたいウーナVSカウンターで重要スペルだけ誤魔化しつつクリーチャーで殴ってライフにプレッシャーをかけて行く他2名(ただしエドリックだけは通さない)な構図に。
そんな感じのまま互いに捌きあいつつゲームが進み、エドリックは2回死亡、ウーナが残りライフ一桁まで落ち込んだ所で、実質ラストターンなウーナが勝負に出る。
サーダの《Mystic Remora》をバウンスし、スペルを重ねて勝ちに行こうとするも、サーダはそれを《否定の契約/Pact of Negation》で止める。
返しのターン、5マナ払いつつもギリギリマナが間に合って《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》+《Basalt Monolith》+《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》で勝ち。
・7戦目 サーダ エドリック ウーナ
手札が非常に悪く、《島/Island》3枚と《Force of Will》キープで諦める。
エドリックが1T目から《Tropical Island》に《Elvish Spirit Guide》からの《繁茂/Wild Growth》→《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》+《森を護る者/Sylvan Safekeeper》という軽快な展開。
2T目エドリックを《Force of Will》で捌きつつも、まだエドがやばそうだったので3T目サーダキャストを諦めてウーナを対象に《企業秘密/Trade Secrets》。そしたら《Power Artifact》を引いてきたので、次ターンはそれを抱えたまま《Basalt Monolith》セット、《Mana Drain》構えつつターンを回す。
エドリックをマナドレで撃ち落として帰ってきたターン、《Power Artifact》をキャストするもそこに被せてウーナが《むかつき/Ad Nauseam》。それを《知識の渇望/Thirst for Knowledge》から引いてきた《撃退/Foil》で捌こうとするも、そこに《狼狽の嵐/Flusterstorm》。がっつり引きつつモノリスバウンスでコンボ始動を止める。
手札が弱いので仕方なくウーナにサーダがパンチ→《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》を貰ってキャストでオープンリーチかけてターンエンド。ウーナのコンボストップを祈る。
しかしそんな都合のいい事が起こる訳もなく、ウーナがしっかりコンボ決めて勝ち。
・8戦目 ウーナ サーダ エドリック
ウーナが事故気味。1T《裏切り者の都/City of Traitors》、2T《ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs》から《Timetwister》という必死っぷり。
その脇ではエドリックが《輪作/Crop Rotation》から《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》で下準備を整えつつ、大量展開。
しかしこっちもいい感じの手札が入ってきている。ターンが回ってきたら一気に決められそう、と思っていたら、ウーナが《相殺/Counterbalance》とかこっちの動きが不安定になりそうなカードをキャストしてきた。仕方がないので《徴用/Commandeer》で無理矢理奪おうとするも、それをウーナがカウンター。手札を大きく失った上に《相殺/Counterbalance》の着地を許してしまう。
しかし現時点では上が《むかつき/Ad Nauseam》で最低限のコンボパーツは通る。《厳かなモノリス/Grim Monolith》《Power Artifact》で無限マナを確保し、次ターン青マナが復帰した所で《加工/Fabricate》と《時の逆転/Time Reversal》の2段構えでどうにかしよう……と思っていたらその返しにエドが《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》。壮絶にぐだる。
挙句にサーダも《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》をエレ谷に化けさせて、本格的にぐだぐだに。
結局エレ谷を削り合う展開の末、放置されっぱなしだった無限マナを利用して《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》を囮にしておいてのX=72000とかにした《作り直し/Reshape》で相殺の上を安全に通り抜けて《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》に辿り着いて勝ち。
サーダ 4人戦 1勝0敗 3人戦 2勝2敗 総合 3勝2敗
伍堂 4人戦 0勝2敗 3人戦 0勝1敗 総合 0勝3敗
総合 4人戦 1勝2敗 3人戦 2勝3敗 総合 3勝5敗
サーダはここ数回はホントいい感じに勝ててるな。
防御用のカウンター多めにしたのとフィニッシュを厚めにしたのはホント良かった点みたい。比較的後期に加えた《払拭/Dispel》《Mana Drain》《Power Artifact》に救われた試合は結構あった。
あと、真空圧くんと「最近ピン除去対象少ないよね」的な話をしていたんだけど、やっぱり除去はある程度ないと安心出来ないわw 相殺とかエレ谷とかうっかり通った後がマジで害悪だった。こういう場面だと遅いのが原因で外れた金粉のドレイクやら幻影の像やらが追加で欲しくなるわな。
それでも基本カウンター優先だけど。ピン除去6枚+変形者ならまあ充分触れてる方でしょ。
伍堂は0勝だけど、モダンEDH大会ルール的には3戦で3キルなのでまあオッケー。序盤にキル数稼ぐ事に主眼を置いていて最後まで立ってる事はまずない構成のデッキだから仕方がない。
今日はこんな感じ。お疲れ様でした。
EDH視点でDGM新カード 2
2013年4月13日 EDHカード考察 コメント (3)不可侵議員 2白青
クリーチャー 人間・アドバイザー
不可侵議員が戦場に出るに際し、クリーチャー・カードでも土地カードでもないカード名を1つ指定する。
あなたの対戦相手は選ばれた名前を持つカードを唱えられない。
あなたが唱える選ばれた名前を持つ呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。
2/4
とりあえず《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》って言ってみようか? 何枚目かの未来独楽コンボのコスト軽減カード。
大概のデッキが独楽を使っているため、禁止能力の方の影響も結構期待出来るのがやり手。
問題は、4マナという重さをどう判断するか。《雲の鍵/Cloud Key》ですらギリギリ採用の当落線上という現状、独楽しか軽くならないカードに4マナも払っていられるかどうか。
禁止能力も利点と言えば利点なのだが、先置きしてるとヘイト稼ぐので優先して殺されてしまいそうというマイナス点も。
《アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV》が出ているとなんと2マナでキャスト可能なので、そこには期待しておきたい。
狂気の種夫 4黒赤
クリーチャー デーモン
各終了ステップの開始時に、各プレイヤーはそれぞれ自分の手札を捨てる。
6/4
誘発が捨てる方だけ、しかも自分を巻き込む、その代わりに軽いし全員まとめて自ターンの終了時の時点で捨てさせられる《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》。
何がまずいって出してそのターンを終了した時点で全員まとめて手札が空になるという点。ジンギタと違って「手札にインスタント除去があるけどマナはない」という状況でアンタップを待つ事が許されないのはよろしくない。
6マナは決して軽くはないけれど、多くのコンボデッキを今引き勝負に叩き落とせるのはかなり優秀。ビートダウン・ロック型のデッキが黒赤絡みでいい感じに組めれば出番はあるだろう。
自分も手札も空になるから通常のデッキだと非常に使いにくく、そこまで目にする事はないだろうが要警戒。
デーモンだからカーリアから素早く出せるのはいいのだが、手札に大物抱えやすいカーリアと非常に相性が悪いというジレンマ。
全てはリンクいただいているRat-L-Trapさんの日記から。
(http://rxlxtx.diarynote.jp/201304110130224507/)
コレを自分なりに真面目に考えてみた。
☆デメリット
まずはデメリットから。
これは明確。冠雪地形に対するアンチカードが曲がりなりにも存在する事がデメリットとなっている。
採用率は低いなんてものではなく、非常に小さなリスクだが、対戦相手が氷雪土地をコントロールしている事でメリット得られるカードは確かに存在する。
そんなカードを《袖の下/Bribery》や《徴用/Commandeer》などで持ってきて自分が使用する場合にはメリットとなるが、それはつまり相手に使われるデメリットをリスクとして背負っていた上で発生し得る状況なのでリスク管理的にはトントン。
まあ正直、採用率を考えるとそこまで明確なデメリットとは言い難い。
☆メリット
続いて冠雪を選ぶメリット。
一切ない。「冠雪でない島」をわざわざ参照してどうこうするカードはない。
ただ、ここでRat-L-Trapさんも書いている通り《超次元レンズ/Extraplanar Lens》の存在が影響してくる。
対戦相手のレンズ使用者が《冠雪の島/Snow-Covered Island》を使用していた場合、通常の《島/Island》ではマナは増えない。
しかしそもそもレンズ自体の採用率がそこまで著しく高い訳ではなく、さらに多くの場合レンズを先置きしてターンを回す状況は多くない。
(レンズ除去で大きく減速・リスクは高いが《パリンクロン/Palinchron》などとのコンボパーツになるという性質のカードなので、その場で決めに行くパターンが多いはず)
そんな状況でレンズを使わない側がレンズを意識して冠雪にしても、レンズ使用者側が通常の島を使っていたら意味はなく、さらにレンズ使用者が毎回設置ターンに勝負に出てくるのならばほとんど意味を成さない。
他人のレンズの事を考えても、両者の差がほとんどない以上、《島/Island》と《冠雪の島/Snow-Covered Island》の選択肢の価値はトントンである。
しかし、ここでゲームバランス的な意味合いで考えると100%意味のない要素、「手に入りやすさ」「絵柄」というものが影響してくる。
上記のとおり、ほとんどトントンのメリットを考えてわざわざ《冠雪の島/Snow-Covered Island》を使うのは、価格的・物理的に明らかにコスパが悪い。アイスエイジとコールドスナップにしかないんだから、適当に基本土地を引っ張り出して来た時にそれが冠雪である可能性は非常に小さいから、多くの場合通常の《島/Island》になる。
また、イラストにこだわりがあって統一する場合も、《冠雪の島/Snow-Covered Island》に比べると《島/Island》のイラスト量は圧倒的で、通常の島を好みに思う者の方が多いはずである。
これはレンズを使用するプレイヤーでも大して変わらないだろう。これまで対戦した人数がそう多く方ではないが、「《超次元レンズ/Extraplanar Lens》を使っている上で青単」という人が数人いて、彼らはみな《島/Island》を使っていた。
そのため、わざわざ傾いて《冠雪の島/Snow-Covered Island》を選択してもむしろがっかり、というパターンの方が多いくらいになりそうである。
※だからこそ、逆にレンズを撃かう側は率先して冠雪を使うメリットはあると思う。心理的に、わざわざ冠雪の島を25枚とか率先して揃えて来てデッキを組む青単プレイヤーは少ない。1人でメリットを受ける事が出来る。
揃えやすさから、2色・3色デッキなどでデッキ内の10枚以下の島を冠雪で揃える人はいると思うので、そこに引っかかる可能性はあるが。
☆結論 1
《超次元レンズ/Extraplanar Lens》も使わず、氷雪であるメリットを受けられるカードを1枚もデッキに入れていないなら、《冠雪の島/Snow-Covered Island》にする価値はない。
非常に小さな確率(多分ほぼ0に近いだろう)ながらリスクが存在する。
《島/Island》が正解。」
☆結論 2
個人的には、レンズ以外の事も考えると冠雪の島と普通の島を半々くらいにするのが一番リスクが少ないと思う。レンズを使われた場合も安定してそこそこ美味しい目が見れるし、非常に限定的なパターンでメリットが存在するので。
この限定的なメリットを受けられる確率の合計は、氷雪を参照するカードを対戦相手がデッキに入れているという、ほとんど0に近いデメリットを受ける確率よりは流石に多いと思う。
では、そうやって半々に分けた場合の非常に限定的なメリットの実例を。
・《島/Island》がクリーチャー化→《撲滅/Eradicate》などをされるパターン。
それをされてもデッキに半分島が残るというメリット。
「もう土地が完全にいらない」という状況ならありがたいが、それはこのレアなパターンを発生させられた上で、相手が自分にそれを仕掛けて来て、さらにされた側の自分がそんな状況判断になる事がまずありえないレベルに稀なので。(撃たれて嬉しい状況で土地撲滅するのはプレイミス。プレイミスを期待してわざわざ構築する価値はない)
・《汚れた契約/Tainted Pact》を《徴用/Commandeer》や《呪文ねじり/Spelltwine》などで奪った場合。
多少深く掘る事が出来る確率が増える。
《Demonic Consultation》を同様に奪った場合は島を2種に分ける事がリムーブの増えるリスクになるが、それでも単色ならば即死に繋がる事は少ない。また、デモコンを持って来て「島」を指定する状況が研究室の偏執狂コンボを《徴用/Commandeer》などで止める場合のみ。(わざわざ《知識の搾取/Knowledge Exploitation》や《呪文ねじり/Spelltwine》でキャストするのは何らかのカードが欲しい状況で、それが《島/Island》であるという事はまずありえない)
そんな訳で、青単のデッキの場合は《冠雪の島/Snow-Covered Island》と《島/Island》を半々くらい(さらに厳密に言うと《超次元レンズ/Extraplanar Lens》使用者は《島/Island》を使う率の方が多いであろう事が予想されるため、ちょっと《島/Island》を多めにしておくとなおよい)、という結論に達した。
だからと言って自分は土地構成を変えないのだぜ。
こんないつ得られる分からないような小さすぎるメリットよりも、毎回得られる「絵柄を揃えた島を並べる見た目の美しさ」という気分的なメリットを自分は優先するw
(http://rxlxtx.diarynote.jp/201304110130224507/)
冠雪の島を入れることによって起こる明確なデメリットってあるのか?
(当然、《占術の岩床/Scrying Sheets》など冠雪によってリターンを得られるカードを自分のデッキに一切いれていない前提)
コレを自分なりに真面目に考えてみた。
☆デメリット
まずはデメリットから。
これは明確。冠雪地形に対するアンチカードが曲がりなりにも存在する事がデメリットとなっている。
採用率は低いなんてものではなく、非常に小さなリスクだが、対戦相手が氷雪土地をコントロールしている事でメリット得られるカードは確かに存在する。
そんなカードを《袖の下/Bribery》や《徴用/Commandeer》などで持ってきて自分が使用する場合にはメリットとなるが、それはつまり相手に使われるデメリットをリスクとして背負っていた上で発生し得る状況なのでリスク管理的にはトントン。
まあ正直、採用率を考えるとそこまで明確なデメリットとは言い難い。
☆メリット
続いて冠雪を選ぶメリット。
一切ない。「冠雪でない島」をわざわざ参照してどうこうするカードはない。
ただ、ここでRat-L-Trapさんも書いている通り《超次元レンズ/Extraplanar Lens》の存在が影響してくる。
対戦相手のレンズ使用者が《冠雪の島/Snow-Covered Island》を使用していた場合、通常の《島/Island》ではマナは増えない。
しかしそもそもレンズ自体の採用率がそこまで著しく高い訳ではなく、さらに多くの場合レンズを先置きしてターンを回す状況は多くない。
(レンズ除去で大きく減速・リスクは高いが《パリンクロン/Palinchron》などとのコンボパーツになるという性質のカードなので、その場で決めに行くパターンが多いはず)
そんな状況でレンズを使わない側がレンズを意識して冠雪にしても、レンズ使用者側が通常の島を使っていたら意味はなく、さらにレンズ使用者が毎回設置ターンに勝負に出てくるのならばほとんど意味を成さない。
他人のレンズの事を考えても、両者の差がほとんどない以上、《島/Island》と《冠雪の島/Snow-Covered Island》の選択肢の価値はトントンである。
しかし、ここでゲームバランス的な意味合いで考えると100%意味のない要素、「手に入りやすさ」「絵柄」というものが影響してくる。
上記のとおり、ほとんどトントンのメリットを考えてわざわざ《冠雪の島/Snow-Covered Island》を使うのは、価格的・物理的に明らかにコスパが悪い。アイスエイジとコールドスナップにしかないんだから、適当に基本土地を引っ張り出して来た時にそれが冠雪である可能性は非常に小さいから、多くの場合通常の《島/Island》になる。
また、イラストにこだわりがあって統一する場合も、《冠雪の島/Snow-Covered Island》に比べると《島/Island》のイラスト量は圧倒的で、通常の島を好みに思う者の方が多いはずである。
これはレンズを使用するプレイヤーでも大して変わらないだろう。これまで対戦した人数がそう多く方ではないが、「《超次元レンズ/Extraplanar Lens》を使っている上で青単」という人が数人いて、彼らはみな《島/Island》を使っていた。
そのため、わざわざ傾いて《冠雪の島/Snow-Covered Island》を選択してもむしろがっかり、というパターンの方が多いくらいになりそうである。
※だからこそ、逆にレンズを撃かう側は率先して冠雪を使うメリットはあると思う。心理的に、わざわざ冠雪の島を25枚とか率先して揃えて来てデッキを組む青単プレイヤーは少ない。1人でメリットを受ける事が出来る。
揃えやすさから、2色・3色デッキなどでデッキ内の10枚以下の島を冠雪で揃える人はいると思うので、そこに引っかかる可能性はあるが。
☆結論 1
《超次元レンズ/Extraplanar Lens》も使わず、氷雪であるメリットを受けられるカードを1枚もデッキに入れていないなら、《冠雪の島/Snow-Covered Island》にする価値はない。
非常に小さな確率(多分ほぼ0に近いだろう)ながらリスクが存在する。
《島/Island》が正解。」
☆結論 2
個人的には、レンズ以外の事も考えると冠雪の島と普通の島を半々くらいにするのが一番リスクが少ないと思う。レンズを使われた場合も安定してそこそこ美味しい目が見れるし、非常に限定的なパターンでメリットが存在するので。
この限定的なメリットを受けられる確率の合計は、氷雪を参照するカードを対戦相手がデッキに入れているという、ほとんど0に近いデメリットを受ける確率よりは流石に多いと思う。
では、そうやって半々に分けた場合の非常に限定的なメリットの実例を。
・《島/Island》がクリーチャー化→《撲滅/Eradicate》などをされるパターン。
それをされてもデッキに半分島が残るというメリット。
「もう土地が完全にいらない」という状況ならありがたいが、それはこのレアなパターンを発生させられた上で、相手が自分にそれを仕掛けて来て、さらにされた側の自分がそんな状況判断になる事がまずありえないレベルに稀なので。(撃たれて嬉しい状況で土地撲滅するのはプレイミス。プレイミスを期待してわざわざ構築する価値はない)
・《汚れた契約/Tainted Pact》を《徴用/Commandeer》や《呪文ねじり/Spelltwine》などで奪った場合。
多少深く掘る事が出来る確率が増える。
《Demonic Consultation》を同様に奪った場合は島を2種に分ける事がリムーブの増えるリスクになるが、それでも単色ならば即死に繋がる事は少ない。また、デモコンを持って来て「島」を指定する状況が研究室の偏執狂コンボを《徴用/Commandeer》などで止める場合のみ。(わざわざ《知識の搾取/Knowledge Exploitation》や《呪文ねじり/Spelltwine》でキャストするのは何らかのカードが欲しい状況で、それが《島/Island》であるという事はまずありえない)
そんな訳で、青単のデッキの場合は《冠雪の島/Snow-Covered Island》と《島/Island》を半々くらい(さらに厳密に言うと《超次元レンズ/Extraplanar Lens》使用者は《島/Island》を使う率の方が多いであろう事が予想されるため、ちょっと《島/Island》を多めにしておくとなおよい)、という結論に達した。
だからと言って自分は土地構成を変えないのだぜ。
こんないつ得られる分からないような小さすぎるメリットよりも、毎回得られる「絵柄を揃えた島を並べる見た目の美しさ」という気分的なメリットを自分は優先するw
追加のフィニッシュパターン
2013年4月9日 EDHカード考察 コメント (2)無限マナだけが発生した時のはけ口かつ、もしも《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》と《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》という2枚の直接的フィニッシュカードをリムーブされた時の追加のフィニッシュパターンとして、《預言者の杖/Diviner’s Wand》の採用を考えていた昨日の日記。(http://kakkokari.diarynote.jp/201304082123115765/)
他にも何かないものかと考えていたら、いくつかパターンを思いついたのでメモ。使うのは結構普通のカードなので、違うのは運用方法だけ、みたいな。
☆《天才のひらめき/Stroke of Genius》
無限マナからのフィニッシュ。使用法は大体《預言者の杖/Diviner’s Wand》と同じ。
1・ライブラリーを最終的に1~3枚残すような形(《大あわての捜索/Frantic Search》との兼ね合いで枚数が増える。3枚残すのは《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》があり、リカバリーが効くパターン)でがっつり引いて青マナ増やして追加ターン撃ってターンエンド。
2・そしたらアンタップして回復した青マナで未来独楽成立させてから《Timetwister》。未来独楽で引き切って再び追加ターンと相手に《天才のひらめき/Stroke of Genius》。
3・その後《時のらせん/Time Spiral》《時の逆転/Time Reversal》《知識の搾取/Knowledge Exploitation》経由のTT系などで《Timetwister》と《天才のひらめき/Stroke of Genius》をライブラリーに復帰させて2に戻ってループ。
安定して(ジェネラルの戦場の有無関係なしに)青の色拘束から決めに行ける点、単体での仕事がなんぼかマシであるという点が預言者の杖と比べた場合の利点。
TT系を対戦人数分経由する必要があり、そこから繋ぐのが未来独楽であるため、《Force of Will》や《精神的つまづき/Mental Misstep》で妨害されるリスクが存在する点、インスタントなのでちょっとサーチしにくいのが欠点。
無色無限からのスタートが青青青と重すぎるのが大きな難点だが、TT回数を大幅に減らせるし、有色無限が発生可能ならその場で決められるので《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith》もあり。こっちは有名なフィニッシュパターンだけど一応書いておこう。
正直初動の青青青が厳しすぎて採用は難しいけど。
☆《妖術師のガラクタ/Conjurer’s Bauble》
未来独楽からのフィニッシュカード。手順は、
1・《High Tide》《大あわての捜索/Frantic Search》やマナファクトを駆使してとにかくマナを増やしながら数枚残しでライブラリーを引き切る。
2・追加ターン乱打。余ったマナでクリーチャー展開。一度《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》で対戦相手の場を綺麗にしておく事も忘れずに。
3・追加ターンに突入。展開したクリーチャーで殴る。余剰マナで出せそうなら、サーダは対戦相手のアーティファクトクリーチャーをパクリに行く。
4・《妖術師のガラクタ/Conjurer’s Bauble》を設置しつつ《Timetwister》。ガラクタ起動でTTをライブラリーへと戻す。
5・その後未来独楽でガッと引いて2に戻る。追加ターンを繰り返して殴り倒す。なお、その際マナに余裕が出来て来た所で《Mana Crypt》はバウンスしておくと自殺もなくて安心安全。
利点は、なんといっても《Power Artifact》《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》の無限マナ発生ルートがすべて潰れてしまった状況からでも勝ちの可能性を繋ぐ事が出来る、というのが大きい。
また、《妖術師のガラクタ/Conjurer’s Bauble》が単体でも凄い邪魔になる事が極めて少ないというのが偉い点。これまで挙げたフィニッシュカードと違い、最低限の1マナ1ドローに変わってくれる。
欠点は、非常に多い回数《Timetwister》でリセットして未来独楽で引いて、を繰り返すので、《精神的つまづき/Mental Misstep》などのピッチによる妨害が刺さる可能性が非常に高い点。
まあ他のフィニッシュ手段がライブラリーに残っていればTT撃つまでもなく決められるので、万が一の予備パターンとして仕込んでおく分には十分な性能だろう。
ぐだぐだ考えていたのは大体こんな所。
ちなみに、《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》をデッキに仕込んで置けばこれらのパターンでカウンターによる妨害が飛んで来るのを防ぐ事が出来る。(《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》は変わらず刺さるが)
単体でも非常に重いがコンボ直前ターンに先置き可能な《沈黙/Silence》となり得るため、完全に駄目牌という訳でもない。
他にも何かないものかと考えていたら、いくつかパターンを思いついたのでメモ。使うのは結構普通のカードなので、違うのは運用方法だけ、みたいな。
☆《天才のひらめき/Stroke of Genius》
無限マナからのフィニッシュ。使用法は大体《預言者の杖/Diviner’s Wand》と同じ。
1・ライブラリーを最終的に1~3枚残すような形(《大あわての捜索/Frantic Search》との兼ね合いで枚数が増える。3枚残すのは《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》があり、リカバリーが効くパターン)でがっつり引いて青マナ増やして追加ターン撃ってターンエンド。
2・そしたらアンタップして回復した青マナで未来独楽成立させてから《Timetwister》。未来独楽で引き切って再び追加ターンと相手に《天才のひらめき/Stroke of Genius》。
3・その後《時のらせん/Time Spiral》《時の逆転/Time Reversal》《知識の搾取/Knowledge Exploitation》経由のTT系などで《Timetwister》と《天才のひらめき/Stroke of Genius》をライブラリーに復帰させて2に戻ってループ。
安定して(ジェネラルの戦場の有無関係なしに)青の色拘束から決めに行ける点、単体での仕事がなんぼかマシであるという点が預言者の杖と比べた場合の利点。
TT系を対戦人数分経由する必要があり、そこから繋ぐのが未来独楽であるため、《Force of Will》や《精神的つまづき/Mental Misstep》で妨害されるリスクが存在する点、インスタントなのでちょっとサーチしにくいのが欠点。
無色無限からのスタートが青青青と重すぎるのが大きな難点だが、TT回数を大幅に減らせるし、有色無限が発生可能ならその場で決められるので《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith》もあり。こっちは有名なフィニッシュパターンだけど一応書いておこう。
正直初動の青青青が厳しすぎて採用は難しいけど。
☆《妖術師のガラクタ/Conjurer’s Bauble》
未来独楽からのフィニッシュカード。手順は、
1・《High Tide》《大あわての捜索/Frantic Search》やマナファクトを駆使してとにかくマナを増やしながら数枚残しでライブラリーを引き切る。
2・追加ターン乱打。余ったマナでクリーチャー展開。一度《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》で対戦相手の場を綺麗にしておく事も忘れずに。
3・追加ターンに突入。展開したクリーチャーで殴る。余剰マナで出せそうなら、サーダは対戦相手のアーティファクトクリーチャーをパクリに行く。
4・《妖術師のガラクタ/Conjurer’s Bauble》を設置しつつ《Timetwister》。ガラクタ起動でTTをライブラリーへと戻す。
5・その後未来独楽でガッと引いて2に戻る。追加ターンを繰り返して殴り倒す。なお、その際マナに余裕が出来て来た所で《Mana Crypt》はバウンスしておくと自殺もなくて安心安全。
利点は、なんといっても《Power Artifact》《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》の無限マナ発生ルートがすべて潰れてしまった状況からでも勝ちの可能性を繋ぐ事が出来る、というのが大きい。
また、《妖術師のガラクタ/Conjurer’s Bauble》が単体でも凄い邪魔になる事が極めて少ないというのが偉い点。これまで挙げたフィニッシュカードと違い、最低限の1マナ1ドローに変わってくれる。
欠点は、非常に多い回数《Timetwister》でリセットして未来独楽で引いて、を繰り返すので、《精神的つまづき/Mental Misstep》などのピッチによる妨害が刺さる可能性が非常に高い点。
まあ他のフィニッシュ手段がライブラリーに残っていればTT撃つまでもなく決められるので、万が一の予備パターンとして仕込んでおく分には十分な性能だろう。
ぐだぐだ考えていたのは大体こんな所。
ちなみに、《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》をデッキに仕込んで置けばこれらのパターンでカウンターによる妨害が飛んで来るのを防ぐ事が出来る。(《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》は変わらず刺さるが)
単体でも非常に重いがコンボ直前ターンに先置き可能な《沈黙/Silence》となり得るため、完全に駄目牌という訳でもない。
EDH視点でDGM新カード
2013年4月9日 EDHカード考察 コメント (3)結構並んできたので気になるカードを何枚かピックアップ。
ブロッカーが居なければカーリアパンチで即死。
パンチ力だけで言えば多分今までのデーモン・ドラゴン・天使で一番。ますますカーリアのヘイトが上がるな……。
そしてこれだけ大きな効果を持った神話レアなんだから、こいつがギルドチャンピオンでいいんじゃなかったんですかねぇ……? 初見でジェネラルに出来るレジェンドだと思ってたわw モダンEDH環境ならやばいジェネラルになれそうだったのにw
とりあえず3マナというのが偉い。ジェネラルをカラーマーカーにしないためには軽さが非常に重要なので。
タフネス4のがっちりボディーも魅力的。ズアー並にダメージには強い。最近の除去はタフネスほとんど関係ない部類が中心ではあるものの、たまーにダメージが飛んできたりする(赤デッキとかウーズコンボのうっかり《トリスケリオン/Triskelion》とか)から、タフネスはあるに越した事はない。
そして能力。エンチャントとプレインズウォーカー、特にPWを対象に取れないのが非常に残念だが、なんらかの悪い仕事は出来そうに思える。《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》みたいなのが青緑にいればよかったのにw
《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》からのPW超必殺とかがロマン要素か。《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》なら4緑青青青で始動して(多分)勝ち。
他のアーティファクト絡みのコンボも入れて、《銀白の突然変異/Argent Mutation》と《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》に手を出すのも面白いかも知れない。
新たな分割カード。「融合」という、双呪みたいな効果を内蔵している。
左側は大体《垣間見る自然/Glimpse of Nature》。唱えた時ではなくて戦場に出た時なのでトークンとかでも引けるのが違い。他人がクリーチャーを出しても引ける。マナコストは重いが概ね強化と言っていいかも。
なんか悪い事が出来そう……というか悪い事が出来そうな予感しかしない。けれどもレガシーと違ってEDH環境では垣間見る自然がそこまで活躍していないから杞憂な気もするけど。争点は垣間見る自然が禁止なモダンで禁止になるかどうか。
まあ右側はかなりどうでもいい……いやよくない。
EDH的にはその存在だけで「色が白い」という凄い足引っ張り効果を発揮してくれている。つまり青白緑か5色でしか使えないという事。
青白緑のクリーチャーと言えば、取り柄が可愛いくらいしかない《Phelddagrif》ちゃん。緑で他人に1/1トークンが出せるので、唯々で「X緑青:カードをX枚引いてもよい。Xは緑でしか支払えない」みたいな効果を期待出来る。……かなり重いなおい。
まあ、《ドルイドの誓い/Oath of Druids》以来の良さげな相方がフェルダグリフちゃんに来てくれた、朗報! という事で。
……現在、すごく不安に思っている事がひとつあります。
公開されている土地以外のカードが、すべて多色なのです。
これ、もしかして……
”アラーラ再誕”とかいうクソセットと同じ、多色カードしか存在しないパターンなんじゃね?
単色デッキをメインで組んでいる者としては、新カードが一切ないとか泣きそうになるんですけど。
残虐の達人 赤黒3
クリーチャー デーモン
接死、先制攻撃
このクリーチャーは単独でしか攻撃できない。
このクリーチャーがプレイヤー1人に攻撃してブロックされないたび、そのプレイヤーのライフの総量は1点になる。その場合、この戦闘で残虐の達人は戦闘ダメージを割り振らない。
1/4
ブロッカーが居なければカーリアパンチで即死。
パンチ力だけで言えば多分今までのデーモン・ドラゴン・天使で一番。ますますカーリアのヘイトが上がるな……。
そしてこれだけ大きな効果を持った神話レアなんだから、こいつがギルドチャンピオンでいいんじゃなかったんですかねぇ……? 初見でジェネラルに出来るレジェンドだと思ってたわw モダンEDH環境ならやばいジェネラルになれそうだったのにw
育殻組のヴォレル 1緑青
クリーチャー 人間 マーフォーク
緑青T:アーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを対象とする。それの上に置かれている各カウンター1個につき、それと同じカウンターをもう1個そのパーマネントの上に置く。
1/4
とりあえず3マナというのが偉い。ジェネラルをカラーマーカーにしないためには軽さが非常に重要なので。
タフネス4のがっちりボディーも魅力的。ズアー並にダメージには強い。最近の除去はタフネスほとんど関係ない部類が中心ではあるものの、たまーにダメージが飛んできたりする(赤デッキとかウーズコンボのうっかり《トリスケリオン/Triskelion》とか)から、タフネスはあるに越した事はない。
そして能力。エンチャントとプレインズウォーカー、特にPWを対象に取れないのが非常に残念だが、なんらかの悪い仕事は出来そうに思える。《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》みたいなのが青緑にいればよかったのにw
《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》からのPW超必殺とかがロマン要素か。《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》なら4緑青青青で始動して(多分)勝ち。
他のアーティファクト絡みのコンボも入れて、《銀白の突然変異/Argent Mutation》と《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》に手を出すのも面白いかも知れない。
唯々//諾々 緑青//4白青
ソーサリー//ソーサリー
このターン、クリーチャー1体が戦場に出るたび、あなたはカードを1枚引いても良い。
//
飛行を持つ白の1/1の鳥・クリーチャー・トークンを4体戦場に出す。
融合(あなたはこのカードの片方の半分または両方の半分をあなたの手札から唱えてもよい)
新たな分割カード。「融合」という、双呪みたいな効果を内蔵している。
左側は大体《垣間見る自然/Glimpse of Nature》。唱えた時ではなくて戦場に出た時なのでトークンとかでも引けるのが違い。他人がクリーチャーを出しても引ける。マナコストは重いが概ね強化と言っていいかも。
なんか悪い事が出来そう……というか悪い事が出来そうな予感しかしない。けれどもレガシーと違ってEDH環境では垣間見る自然がそこまで活躍していないから杞憂な気もするけど。争点は垣間見る自然が禁止なモダンで禁止になるかどうか。
まあ右側はかなりどうでもいい……いやよくない。
EDH的にはその存在だけで「色が白い」という凄い足引っ張り効果を発揮してくれている。つまり青白緑か5色でしか使えないという事。
青白緑のクリーチャーと言えば、取り柄が可愛いくらいしかない《Phelddagrif》ちゃん。緑で他人に1/1トークンが出せるので、唯々で「X緑青:カードをX枚引いてもよい。Xは緑でしか支払えない」みたいな効果を期待出来る。……かなり重いなおい。
まあ、《ドルイドの誓い/Oath of Druids》以来の良さげな相方がフェルダグリフちゃんに来てくれた、朗報! という事で。
……現在、すごく不安に思っている事がひとつあります。
公開されている土地以外のカードが、すべて多色なのです。
これ、もしかして……
”アラーラ再誕”とかいうクソセットと同じ、多色カードしか存在しないパターンなんじゃね?
単色デッキをメインで組んでいる者としては、新カードが一切ないとか泣きそうになるんですけど。
《預言者の杖/Diviner’s Wand》
2013年4月8日 EDHカード考察 コメント (2)Diviner’s Wand / 預言者の杖 (3)
部族 アーティファクト — ウィザード(Wizard) 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは「あなたがカードを引くたび、このクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに飛行を得る。」と「(4):カードを1枚引く。」を持つ。
ウィザード(Wizard)・クリーチャーが戦場に出るたび、あなたは預言者の杖をそれにつけてもよい。
装備(3)
デッキに《Power Artifact》が入った事から繋がって「単純に無色無限マナが発生した状況のアーティファクトの決め技って、《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》以外にないものか。万が一砲撃リムーブされた場合、ルートが大きく狭まる(本人とアーティファクトサーチ関連が軒並み潰れる)し」と探していたら見つけたカード。
ドローの起動型能力の起動にタップを必要としないので、マナさえあれば無限ドロー。キャストも装備も無色のみでまかなえるため、《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》同様色マナを全く必要としないでフィニッシュに移行出来る。
装備品である以上、装備先となるクリーチャーの確保が課題なのだが、EDH独自のシステムであるジェネラルの存在がそこに非常に噛み合っている。
戦場にいる状況ならば一切色マナを必要としないし、たとえ殺されて線上にいなくても青青から無限ドローに突入できる。
もしもジェネラルの色拘束が少なければより軽量に無限ドローに入れる。青なら《メムナーク/Memnarch》とか。
青青を使った場合、性質が非常に近いのは《思考の泉/Mind Spring》なのだが、「インスタントタイミングで」「1枚ずつ引ける」という要素が思考の泉よりも便利な点となる。
途中でマナファクトを展開したり《大あわての捜索/Frantic Search》や《High Tide》を撃ったりして、小まめに色マナを増やす事が可能なのだ。特にデッキを引き切ってしまうと撃てなくなる大慌ての捜索とのシナジーの影響は大きい。
《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》や《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》といった直接的なフィニッシュカードがリムーブされている状況でもちゃんとゲームを決められるのも利点。
細かな手順は、ジェネラルが召喚酔いであるパターンを仮定して、
1・とにかく引きまくりながらパーマネントを展開、青マナを増やす。
2・追加ターンを連打して下準備を整える。
3・《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》もあるなら撃っておく。
4・《Timetwister》とカウンターたっぷり抱えた状態でターンエンド
5・追加ターン。無限マナ発生させてから《Timetwister》
6・ここで相手が何らかの対処手段を引いてくる可能性もあるが、すでに無限マナが発生しているので、そこにスタックで1枚ずつドローしていってカウンターなりなんなり引けるので問題なし。
7・20枚ばかり引いた所でパンチ。ジェネラルダメージでKO。
8・途中でライブラリーに戻っているはずの追加ターンをキャストして、以下人数分繰り返し。
9・必要分の追加ターンや除去に対するカウンターがライブラリーの底に溜まっていたせいでライブリーの厚さが人数分に足りなくなった時のため、デッキに《Timetwister》系を多く持つプレイヤーを後回しにすると吉。《知識の搾取/Knowledge Exploitation》で自分の《Timetwister》含めライブラリー回復できるので、ダメージ量は十分に間に合うはず。
こんな感じ。
無限マナを持て余すような事や、墓地に《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》が落ちてフィニッシュが遠回りになって困る事が多そうならば投入を考えている。
「相手にクリーチャー除去がなくてジェネラルが場に残っている」という前提なら、大砲よりは無駄牌にならない。《メムナーク/Memnarch》ジェネラルなんかなら大砲より優先してもいいくらいかも。本人実はウィザードだし。
今日も今日とてピラミッドで対戦。
使ったジェネラルはひたすら《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》だった。
いつも通り、ターン進行は名前順。
・1戦目 ウーナ 擬態の原形質 サーダ
ウーナが1ターン目チューターから2ターン目《Mana Crypt》→《預言する妖術使い/Divining Witch》、原形質が1ターン目《花の絨毯/Carpet of Flowers》→《太陽の指輪/Sol Ring》、サーダが《Mana Crypt》→《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》という、全体的に早めのスタート。
そこから原形質がさらに加速し、3ターン目《Timetwister》。そしたら《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》が入って来たので、返しの3ターン目にウーナへサーダパンチ。通ったのでウーナから《Basalt Monolith》持って来て無限マナ、独楽キャストぶっぱ……したら全部通っちゃって勝ち。
・2戦目 原形質 サーダ ウーナ
ウーナが1ターン目から《Mana Crypt》《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》と高速かつ怪しげな動き。それは返しのターンで原形質がサーチから必死の《殺し/Snuff Out》。そっからさらに《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》キャストとこっちも怪しげ。
サーダで殴ると原形質のデッキの中に《生き埋め/Buried Alive》がねぇしw とりあえずこっちは《トリスケリオン/Triskelion》抜いたら静かになった。
しかしマナを立てているウーナも手札に《むかつき/Ad Nauseam》《払拭/Dispel》を抱えている状況。(原形質が《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》で見た)
ウーナは前のターンの《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》でこっちの手札に《Force of Will》があるのは知っているので、6マナ構えてターンエンドしている。
もう1枚のカウンターを探しに動くも、《手練/Sleight of Hand》に被せて《むかつき/Ad Nauseam》始動。ウィルは払拭で捌かれ、大量に引かれてテンパイ。
しかしカウンターを持っていないのでまだ《Timetwister》や《意外な授かり物/Windfall》で逆転の目はある……も、それらも引けずに負け。
・3戦目 原形質 旧ニヴ サーダ ウーナ
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》スタート、2Tサーダ。
マナファクト大量展開で動いていたのはニヴ、逆に《太陽の指輪/Sol Ring》はあるものの土地が《森/Forest》×2で悶絶している原形質。
3T目、手札に防衛用カードが乏しかったので、《Mana Crypt》奪取→《Basalt Monolith》→《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》から《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》ととりあえずテンパイ状況を作るぶっぱモード。
返しのターン、ウーナが《預言する妖術使い/Divining Witch》でリーチ、それに対して原形質が《トリスケリオン/Triskelion》を生キャストし、無限マナからの決め手を探しに来るであろうサーダと妖術使いを撃ち殺す構え。
ニヴは除去がなかったのでさらにサーダのマナを縛ってコンボ始動を防ぐべく《滅殺の命令/Decree of Annihilation》サイクリング。
結局キーパーツは無事だったものの、それらの妨害のせいで決めに行けず、ターンを返す事に。
そしたら次のターンウーナが《Basalt Monolith》+《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》を並べてターンエンド。原形質も《適者生存/Survival of the Fittest》からパーツをもりもり落として3人テンパイ状態に。
返しでニヴは《風見明神/Myojin of Seeing Winds》キャストで13枚ドロー。カウンターを堅め持ってどうにかしようという算段か。
次ターン、サーダの無色無限からの《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》はカウンター。そこから運ゲーに持ち込むべく撃った《時のらせん/Time Spiral》もカウンター。手札と青マナが尽きる。
返しでウーナは《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》。それにもニヴがカウンターを撃つが、《否定の契約/Pact of Negation》で守られて無限ドロー入って終わり。
・4戦目 サーダ 始祖ドラ 原形質 旧ニヴ
原形質とニヴが《Mana Crypt》スタートで早い。こっちは2T目《友なる石/Fellwar Stone》スタート、3T目、ジェネラルキャストでは遅いので《加工/Fabricate》→《Mana Crypt》→《粗石の魔道士/Trinket Mage》→《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》(手札)で追いつきに行く動き。
そこから次ターン、手札の《未来予知/Future Sight》をキャスト。手札にカウンターがあったのでトップの土地を置くに留め、独楽すら手札に残したまま青青立ててエンド。
そっから無事に一周したので、あとは未来独楽スタート。カウンターを手札に加えつつアド差を付けていき、もう1周回した所で《親身の教示者/Personal Tutor》に辿り着いて《Transmute Artifact》から無限ドロー成立で勝ち。
・5戦目 サーダ 始祖ドラ 原形質 旧ニヴ
《太陽の指輪/Sol Ring》から2Tサーダ。ニヴが遅いくらいで他も平均的な立ち上がり。マナを順調に伸ばす程度であからさまな危険牌は見えず。
そんな流れから4T目に《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》と《Basalt Monolith》を並べて無色無限発生→《Timetwister》で何かないか探しに行く動きに辿り着くも決まらない。
そうしてその返し、始祖ドラが《花の絨毯/Carpet of Flowers》から発生した大量マナを背景に、《ジャラドの命令/Jarad’s Orders》→墓地に《つまみ食い貯め/Morselhoarder》手札に《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》。
前ターンに《ルーンの解読/Read the Runes》だか《知識の渇望/Thirst for Knowledge》だかで落としていた《献身のドルイド/Devoted Druid》と組み合わせてコンボスタートし、誰も止められずあっさり終了。
・6戦目 始祖ドラ 原形質 旧ニヴ サーダ
《太陽の指輪/Sol Ring》→《厳かなモノリス/Grim Monolith》スタートで順調にいくも、始祖ドラが3ターン目《納墓/Entomb》からの《森林の始源体/Sylvan Primordial》リアニメイト。それをニヴが《幻影の像/Phantasmal Image》でコピー、原形質も自前で引いた緑始原体を生キャスト、とロクでもない感じに。
そしてそのクロックがなぜか主に自分に対して牙を剥くw バウンスや《急速混成/Rapid Hybridization》や手札リセットによるそれらの補充を駆使して被害を軽減するも、複数枚並べた《Mana Crypt》もあってライフがヤバい感じに。
それでもどうにか次ターン、上家のターンエンドに《Basalt Monolith》をアンタップして計10マナ、手札の《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》からコンボ(有色無限からのフィニッシュは《知識の搾取/Knowledge Exploitation》でチューター持って来てどうこう、の予定)行けそうな状況まで立て直す……も、原形質が《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》コンボを叩きつけてくる。仕方がないのでモノリスアンタップを諦めて独楽を回してみると《Force of Will》があったのでギリギリセーフ。
そっからターンが帰ってきて、しかし残りは土地セットしても7マナ。ライフは10で実質ラストターン。
「暴君コンボスタート出来ないじゃねーか」ってなりつつも「まあ《知識の搾取/Knowledge Exploitation》はどうにか撃てるから手札リセットくらいは……」とか考えてた所でふとニヴのデッキの中身を思い出す。そういやあのデッキ、《無限への突入/Enter the Infinite》入ってたわwww
そんな訳で搾取生撃ちからの突入が通っちゃって勝ちw
・7戦目 サーダ 始祖ドラ 原形質 旧ニヴ
2T《Copy Artifact》(《Mana Crypt》コピー)からの微妙に遅いスタート。
3T《否認/Negate》構えつつジェネラルキャストするも、ニヴが《Mana Drain》、始祖ドラが《Force of Will》で打ち消される。
そんな序盤戦を経た後の状況は、始祖ドラがマナを伸ばし、《森の知恵/Sylvan Library》も置き、減った手札は《Timetwister》で復帰させてで一番有利な感じ。
その返しに原形質が《魔力の櫃/Mana Vault》から強引に《森林の始源体/Sylvan Primordial》。それを《Mana Drain》で美味しくいただく自分。
手札に入ってきていたのが《未来の大魔術師/Magus of the Future》《粗石の魔道士/Trinket Mage》《水蓮の花びら/Lotus Petal》といった所だったので、7マナあれば一気に無限ドローコンボに行ける可能性も! ……と思ったらアップキープに始祖ドラから《沈黙/Silence》飛んできたw
そのターンのドローが《オパールのモックス/Mox Opal》で、神様がもう「いいからここで勝っておけ」って言ってる流れなのがプラチナむかつくwwww
そうして何も出来ずに返したターンに始祖ドラがトップしてきた《法務官の掌握/Praetor’s Grasp》で原形質の《生き埋め/Buried Alive》ぶっこ抜いてきてそれ撃って勝ち。
・8戦目 原形質 旧ニヴ サーダ 始祖ドラ
《水蓮の花びら/Lotus Petal》からの2Tサーダはニヴが《Mana Drain》。
せっかく手札に《知識の搾取/Knowledge Exploitation》があったのに。《Mana Crypt》パクリ→《知識の搾取/Knowledge Exploitation》→《無限への突入/Enter the Infinite》の3キルルートが潰されたw ちくしょう。
そこでケチが付いて展開で遅れる感じに。そこにニヴが《滅殺の命令/Decree of Annihilation》サイクリングでさらなる減速をかけて来て、さらにぐだる。
特にマナファクトを持ってなかった始祖ドラは壊滅状態。
そんな感じでマナ差をつけた状況から、ニヴが《全知/Omniscience》→《無限への突入/Enter the Infinite》で勝ち。
・9戦目 旧ニヴ サーダ ウーナ スリヴァーの首領
序盤を終えた時点で、上手い事マナが伸びた挙句に《Mystic Remora》を置いたニヴとサーダが実質1対1みたいな感じに。互いに手札が10枚近くというw
首領も《囁く狂気/Whispering Madness》で追いつこうとするも、それは2人でカウンター。
そうして双方十分なマナと手札が整った辺りでニヴがレモラ(累加アップキープ4)を放棄して動き出す。
しかし幸いにも決め手には欠けたらしく、「《締め付け/Stranglehold》→サーダが打消し」を挟んだのちの《滅殺の命令/Decree of Annihilation》サイクリングからの《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》(対象サーダ)で、他のプレイヤー含めマナベースをずたずたにし、次ターンを盤石にする。
そうしてサーダの場は《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》と《Mystic Remora》のみに。
しかしそこからでも手札が無事ならマナは出る。豊富な手札に有効牌は沢山ある。《Mana Crypt》から《覚醒の兜/Helm of Awakening》を置いたのを皮切りに、《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor》につないで0マナでマナファクトをばらばら並べ、《Basalt Monolith》+《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》をそれぞれ1マナでキャスト。無色無限から《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》で勝ち。
・10戦目 サーダ ウーナ 首領 原形質
首領が《俗世の教示者/Worldly Tutor》から2T《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》。《Jeweled Amulet》が吹き飛ぶも、その後即《猿術/Pongify》。
そこから順調にマナを伸ばすも、手札に《未来予知/Future Sight》抱えつつの《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》が都合の悪い事にウーナに《Arcane Denial》される。《遅延/Delay》はあったものの、他2人のためにカウンター構えておきたいし、2ドロー出来るならと通す。
そしたら次ターン、首領が《無のロッド/Null Rod》をキャストしたのでそれに《遅延/Delay》。危なかったわw
んで、そっから《時間操作/Temporal Manipulation》を使って2回のパンチで《Mana Crypt》+《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》辺りを揃えてターンを返そうと思ったら、追加ターンにトップから《時間のねじれ/Time Warp》が降ってくるw
追加で《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》も貰い、《未来の大魔術師/Magus of the Future》をバックアップしながらも次ターン《Basalt Monolith》をパチれれば勝ち(場に《通電式キー/Voltaic Key》がある)、という状況に持って行く。
しかしそれを阻止すべく飛んできたのが首領の《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》。どう見ても超ヤバいので《否定の契約/Pact of Negation》で止める。これによってマナが不足して次ターン勝つのが不可能に。
そうしてとりあえず余ったマナでキャストした《Mystic Remora》に合わせて動いたのはウーナ。《汚れた契約/Tainted Pact》でライブラリー1枚残しにする。
そうして次ターン、キャストされたのは《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》。場には《精神石/Mind Stone》もあるので通ればほぼ勝ち確。そこで独楽を回したら見えたのは《Arcane Denial》。撃ったらウーナが投了したw
そうして次のターンに動くのは首領。《花の絨毯/Carpet of Flowers》からのマナを背景に《マナの残響/Mana Echoes》と《スリヴァーの首領/Sliver Overlord》を揃え、次ターン無限突入にテンパイ。《水晶スリヴァー/Crystalline Sliver》も置いてピン除去を封じる。
返しの原形質、それに対して《花の絨毯/Carpet of Flowers》から《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》でこっちのコンボパーツやサーダやレモラを巻き込みながら全部バウンス。カウンター《妨害/Thwart》があったものの、島3枚戻すのは惜しいしスリヴァー軍団のがよっぽどヤバかったので通す。
そうして次ターン、《High Tide》からスタートして《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》から《Basalt Monolith》→《Power Artifact》→《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》と決めて終了。
サーダ 4人戦 4勝4敗 3人戦 1勝1敗 総合 5勝5敗
総合 4人戦 4勝4敗 3人戦 1勝1敗 総合 5勝5敗
勝率5割とかなり勝たせてもらったわwww
なんかcozaくんと俺が調子よくてほとんど2人で勝ってたみたいな感じ。
空いた2枠で投入した《Power Artifact》は正解だったっぽい。引けた時はちゃんと仕事してた。もう1枠に選んだ《Mana Drain》も活躍した。青青とか構える必要はあるせいでカツカツの時には役に立たないが、やっぱりカウンターは偉大。
なんか記録に残ってなくて記憶違いかもしれないんだけど、もう1回ニヴが勝ってる回があったような気がしている。生で《無限への突入/Enter the Infinite》を撃って~みたいな。
cozaくんも記録を残してたはずだから聞くけど、それってあったっけ? あったなら何戦目? 1回無限への突入を生撃ち→カウンターされたパターンがあったから、それと混ざって俺が勘違いしてるのか?
もしその辺がはっきりしたら軽く追記予定。
使ったジェネラルはひたすら《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》だった。
いつも通り、ターン進行は名前順。
・1戦目 ウーナ 擬態の原形質 サーダ
ウーナが1ターン目チューターから2ターン目《Mana Crypt》→《預言する妖術使い/Divining Witch》、原形質が1ターン目《花の絨毯/Carpet of Flowers》→《太陽の指輪/Sol Ring》、サーダが《Mana Crypt》→《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》という、全体的に早めのスタート。
そこから原形質がさらに加速し、3ターン目《Timetwister》。そしたら《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》が入って来たので、返しの3ターン目にウーナへサーダパンチ。通ったのでウーナから《Basalt Monolith》持って来て無限マナ、独楽キャストぶっぱ……したら全部通っちゃって勝ち。
・2戦目 原形質 サーダ ウーナ
ウーナが1ターン目から《Mana Crypt》《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》と高速かつ怪しげな動き。それは返しのターンで原形質がサーチから必死の《殺し/Snuff Out》。そっからさらに《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》キャストとこっちも怪しげ。
サーダで殴ると原形質のデッキの中に《生き埋め/Buried Alive》がねぇしw とりあえずこっちは《トリスケリオン/Triskelion》抜いたら静かになった。
しかしマナを立てているウーナも手札に《むかつき/Ad Nauseam》《払拭/Dispel》を抱えている状況。(原形質が《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》で見た)
ウーナは前のターンの《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》でこっちの手札に《Force of Will》があるのは知っているので、6マナ構えてターンエンドしている。
もう1枚のカウンターを探しに動くも、《手練/Sleight of Hand》に被せて《むかつき/Ad Nauseam》始動。ウィルは払拭で捌かれ、大量に引かれてテンパイ。
しかしカウンターを持っていないのでまだ《Timetwister》や《意外な授かり物/Windfall》で逆転の目はある……も、それらも引けずに負け。
・3戦目 原形質 旧ニヴ サーダ ウーナ
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》スタート、2Tサーダ。
マナファクト大量展開で動いていたのはニヴ、逆に《太陽の指輪/Sol Ring》はあるものの土地が《森/Forest》×2で悶絶している原形質。
3T目、手札に防衛用カードが乏しかったので、《Mana Crypt》奪取→《Basalt Monolith》→《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》から《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》ととりあえずテンパイ状況を作るぶっぱモード。
返しのターン、ウーナが《預言する妖術使い/Divining Witch》でリーチ、それに対して原形質が《トリスケリオン/Triskelion》を生キャストし、無限マナからの決め手を探しに来るであろうサーダと妖術使いを撃ち殺す構え。
ニヴは除去がなかったのでさらにサーダのマナを縛ってコンボ始動を防ぐべく《滅殺の命令/Decree of Annihilation》サイクリング。
結局キーパーツは無事だったものの、それらの妨害のせいで決めに行けず、ターンを返す事に。
そしたら次のターンウーナが《Basalt Monolith》+《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》を並べてターンエンド。原形質も《適者生存/Survival of the Fittest》からパーツをもりもり落として3人テンパイ状態に。
返しでニヴは《風見明神/Myojin of Seeing Winds》キャストで13枚ドロー。カウンターを堅め持ってどうにかしようという算段か。
次ターン、サーダの無色無限からの《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》はカウンター。そこから運ゲーに持ち込むべく撃った《時のらせん/Time Spiral》もカウンター。手札と青マナが尽きる。
返しでウーナは《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》。それにもニヴがカウンターを撃つが、《否定の契約/Pact of Negation》で守られて無限ドロー入って終わり。
・4戦目 サーダ 始祖ドラ 原形質 旧ニヴ
原形質とニヴが《Mana Crypt》スタートで早い。こっちは2T目《友なる石/Fellwar Stone》スタート、3T目、ジェネラルキャストでは遅いので《加工/Fabricate》→《Mana Crypt》→《粗石の魔道士/Trinket Mage》→《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》(手札)で追いつきに行く動き。
そこから次ターン、手札の《未来予知/Future Sight》をキャスト。手札にカウンターがあったのでトップの土地を置くに留め、独楽すら手札に残したまま青青立ててエンド。
そっから無事に一周したので、あとは未来独楽スタート。カウンターを手札に加えつつアド差を付けていき、もう1周回した所で《親身の教示者/Personal Tutor》に辿り着いて《Transmute Artifact》から無限ドロー成立で勝ち。
・5戦目 サーダ 始祖ドラ 原形質 旧ニヴ
《太陽の指輪/Sol Ring》から2Tサーダ。ニヴが遅いくらいで他も平均的な立ち上がり。マナを順調に伸ばす程度であからさまな危険牌は見えず。
そんな流れから4T目に《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》と《Basalt Monolith》を並べて無色無限発生→《Timetwister》で何かないか探しに行く動きに辿り着くも決まらない。
そうしてその返し、始祖ドラが《花の絨毯/Carpet of Flowers》から発生した大量マナを背景に、《ジャラドの命令/Jarad’s Orders》→墓地に《つまみ食い貯め/Morselhoarder》手札に《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》。
前ターンに《ルーンの解読/Read the Runes》だか《知識の渇望/Thirst for Knowledge》だかで落としていた《献身のドルイド/Devoted Druid》と組み合わせてコンボスタートし、誰も止められずあっさり終了。
・6戦目 始祖ドラ 原形質 旧ニヴ サーダ
《太陽の指輪/Sol Ring》→《厳かなモノリス/Grim Monolith》スタートで順調にいくも、始祖ドラが3ターン目《納墓/Entomb》からの《森林の始源体/Sylvan Primordial》リアニメイト。それをニヴが《幻影の像/Phantasmal Image》でコピー、原形質も自前で引いた緑始原体を生キャスト、とロクでもない感じに。
そしてそのクロックがなぜか主に自分に対して牙を剥くw バウンスや《急速混成/Rapid Hybridization》や手札リセットによるそれらの補充を駆使して被害を軽減するも、複数枚並べた《Mana Crypt》もあってライフがヤバい感じに。
それでもどうにか次ターン、上家のターンエンドに《Basalt Monolith》をアンタップして計10マナ、手札の《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》からコンボ(有色無限からのフィニッシュは《知識の搾取/Knowledge Exploitation》でチューター持って来てどうこう、の予定)行けそうな状況まで立て直す……も、原形質が《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》コンボを叩きつけてくる。仕方がないのでモノリスアンタップを諦めて独楽を回してみると《Force of Will》があったのでギリギリセーフ。
そっからターンが帰ってきて、しかし残りは土地セットしても7マナ。ライフは10で実質ラストターン。
「暴君コンボスタート出来ないじゃねーか」ってなりつつも「まあ《知識の搾取/Knowledge Exploitation》はどうにか撃てるから手札リセットくらいは……」とか考えてた所でふとニヴのデッキの中身を思い出す。そういやあのデッキ、《無限への突入/Enter the Infinite》入ってたわwww
そんな訳で搾取生撃ちからの突入が通っちゃって勝ちw
・7戦目 サーダ 始祖ドラ 原形質 旧ニヴ
2T《Copy Artifact》(《Mana Crypt》コピー)からの微妙に遅いスタート。
3T《否認/Negate》構えつつジェネラルキャストするも、ニヴが《Mana Drain》、始祖ドラが《Force of Will》で打ち消される。
そんな序盤戦を経た後の状況は、始祖ドラがマナを伸ばし、《森の知恵/Sylvan Library》も置き、減った手札は《Timetwister》で復帰させてで一番有利な感じ。
その返しに原形質が《魔力の櫃/Mana Vault》から強引に《森林の始源体/Sylvan Primordial》。それを《Mana Drain》で美味しくいただく自分。
手札に入ってきていたのが《未来の大魔術師/Magus of the Future》《粗石の魔道士/Trinket Mage》《水蓮の花びら/Lotus Petal》といった所だったので、7マナあれば一気に無限ドローコンボに行ける可能性も! ……と思ったらアップキープに始祖ドラから《沈黙/Silence》飛んできたw
そのターンのドローが《オパールのモックス/Mox Opal》で、神様がもう「いいからここで勝っておけ」って言ってる流れなのがプラチナむかつくwwww
そうして何も出来ずに返したターンに始祖ドラがトップしてきた《法務官の掌握/Praetor’s Grasp》で原形質の《生き埋め/Buried Alive》ぶっこ抜いてきてそれ撃って勝ち。
・8戦目 原形質 旧ニヴ サーダ 始祖ドラ
《水蓮の花びら/Lotus Petal》からの2Tサーダはニヴが《Mana Drain》。
せっかく手札に《知識の搾取/Knowledge Exploitation》があったのに。《Mana Crypt》パクリ→《知識の搾取/Knowledge Exploitation》→《無限への突入/Enter the Infinite》の3キルルートが潰されたw ちくしょう。
そこでケチが付いて展開で遅れる感じに。そこにニヴが《滅殺の命令/Decree of Annihilation》サイクリングでさらなる減速をかけて来て、さらにぐだる。
特にマナファクトを持ってなかった始祖ドラは壊滅状態。
そんな感じでマナ差をつけた状況から、ニヴが《全知/Omniscience》→《無限への突入/Enter the Infinite》で勝ち。
・9戦目 旧ニヴ サーダ ウーナ スリヴァーの首領
序盤を終えた時点で、上手い事マナが伸びた挙句に《Mystic Remora》を置いたニヴとサーダが実質1対1みたいな感じに。互いに手札が10枚近くというw
首領も《囁く狂気/Whispering Madness》で追いつこうとするも、それは2人でカウンター。
そうして双方十分なマナと手札が整った辺りでニヴがレモラ(累加アップキープ4)を放棄して動き出す。
しかし幸いにも決め手には欠けたらしく、「《締め付け/Stranglehold》→サーダが打消し」を挟んだのちの《滅殺の命令/Decree of Annihilation》サイクリングからの《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》(対象サーダ)で、他のプレイヤー含めマナベースをずたずたにし、次ターンを盤石にする。
そうしてサーダの場は《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》と《Mystic Remora》のみに。
しかしそこからでも手札が無事ならマナは出る。豊富な手札に有効牌は沢山ある。《Mana Crypt》から《覚醒の兜/Helm of Awakening》を置いたのを皮切りに、《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor》につないで0マナでマナファクトをばらばら並べ、《Basalt Monolith》+《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》をそれぞれ1マナでキャスト。無色無限から《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》で勝ち。
・10戦目 サーダ ウーナ 首領 原形質
首領が《俗世の教示者/Worldly Tutor》から2T《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》。《Jeweled Amulet》が吹き飛ぶも、その後即《猿術/Pongify》。
そこから順調にマナを伸ばすも、手札に《未来予知/Future Sight》抱えつつの《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》が都合の悪い事にウーナに《Arcane Denial》される。《遅延/Delay》はあったものの、他2人のためにカウンター構えておきたいし、2ドロー出来るならと通す。
そしたら次ターン、首領が《無のロッド/Null Rod》をキャストしたのでそれに《遅延/Delay》。危なかったわw
んで、そっから《時間操作/Temporal Manipulation》を使って2回のパンチで《Mana Crypt》+《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》辺りを揃えてターンを返そうと思ったら、追加ターンにトップから《時間のねじれ/Time Warp》が降ってくるw
追加で《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》も貰い、《未来の大魔術師/Magus of the Future》をバックアップしながらも次ターン《Basalt Monolith》をパチれれば勝ち(場に《通電式キー/Voltaic Key》がある)、という状況に持って行く。
しかしそれを阻止すべく飛んできたのが首領の《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》。どう見ても超ヤバいので《否定の契約/Pact of Negation》で止める。これによってマナが不足して次ターン勝つのが不可能に。
そうしてとりあえず余ったマナでキャストした《Mystic Remora》に合わせて動いたのはウーナ。《汚れた契約/Tainted Pact》でライブラリー1枚残しにする。
そうして次ターン、キャストされたのは《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》。場には《精神石/Mind Stone》もあるので通ればほぼ勝ち確。そこで独楽を回したら見えたのは《Arcane Denial》。撃ったらウーナが投了したw
そうして次のターンに動くのは首領。《花の絨毯/Carpet of Flowers》からのマナを背景に《マナの残響/Mana Echoes》と《スリヴァーの首領/Sliver Overlord》を揃え、次ターン無限突入にテンパイ。《水晶スリヴァー/Crystalline Sliver》も置いてピン除去を封じる。
返しの原形質、それに対して《花の絨毯/Carpet of Flowers》から《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》でこっちのコンボパーツやサーダやレモラを巻き込みながら全部バウンス。カウンター《妨害/Thwart》があったものの、島3枚戻すのは惜しいしスリヴァー軍団のがよっぽどヤバかったので通す。
そうして次ターン、《High Tide》からスタートして《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》から《Basalt Monolith》→《Power Artifact》→《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》と決めて終了。
サーダ 4人戦 4勝4敗 3人戦 1勝1敗 総合 5勝5敗
総合 4人戦 4勝4敗 3人戦 1勝1敗 総合 5勝5敗
勝率5割とかなり勝たせてもらったわwww
なんかcozaくんと俺が調子よくてほとんど2人で勝ってたみたいな感じ。
空いた2枠で投入した《Power Artifact》は正解だったっぽい。引けた時はちゃんと仕事してた。もう1枠に選んだ《Mana Drain》も活躍した。青青とか構える必要はあるせいでカツカツの時には役に立たないが、やっぱりカウンターは偉大。
なんか記録に残ってなくて記憶違いかもしれないんだけど、もう1回ニヴが勝ってる回があったような気がしている。生で《無限への突入/Enter the Infinite》を撃って~みたいな。
cozaくんも記録を残してたはずだから聞くけど、それってあったっけ? あったなら何戦目? 1回無限への突入を生撃ち→カウンターされたパターンがあったから、それと混ざって俺が勘違いしてるのか?
もしその辺がはっきりしたら軽く追記予定。
煮詰まって来た
2013年4月6日 EDHサーダ・アデール コメント (2)空いた2枚の枠と多い負けパターンをごちゃごちゃ考えていたら、なんか「ドローで弱いカードを圧縮するよりもフィニッシュに繋がるカードを投入した方が早いんじゃね?」って気分になってきた。
そんなこんなで思い付いたプラン
1・《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》+《天才のひらめき/Stroke of Genius》+《Power Artifact》
とりあえず、「キャスト出来ずに手札に残ってるんならちょっと便利なドローだろうが完全な無駄牌だろうがおなじだろう」と直接フィニッシュ出来るカードの追加で偏執狂。
そんで単体だと無意味なので、最低限完全な無駄牌にはならずに無限マナからのフィニッシュルートを増やせるひらめき。
んで、その無限マナからひらめきに繋がる《Power Artifact》。
2・《先細りの収益/Diminishing Returns》
フィニッシュカードが増えた事でリムーブで詰むリスクが減ったので強力なドローである先細りの収益を入れられるように。無駄牌は増えたがコレを投入すればデッキ全体で見たデッキパワーの減少を抑えられる。
3・《地ならし屋/Leveler》
そんでもって偏執狂を引いた時にサーチしやすい茶色で決められるカードとしてこれまた単体だと無駄牌になる地ならし屋。無色マナは沢山出るデッキだから重いけどまあ許容範囲。決めてしまえば勝ちなんだし無駄とか知らない。中途半端に重たいドローとか抱えて死ぬよりはいいだろ。
4・代わりに削る枠は空いてる2枠と除去とカウンターとドローから弱い所を順に抜いてく感じで。
と、ここまで脳内でぐるぐると妄想して、「……これ明らかに手札に複数無駄牌抱えて回らないパターンの方が圧倒的に多いだろ」と正気に返ったw
しかし多少のコンボ専用カードを投入してフィニッシュに繋がる確率を早めるのは良い考えのように思えた。
負けパターンの1/3くらいが「有利な盤面作ったはいいがフィニッシュに繋げられず、その内状況を守るカウンターも尽き、場と手札でアド差を大量に付けながらも憤死」って形だから、フィニッシュパターンが増えるのは非常に大事。
《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》に比べると受けの狭さという点で多少弱いフィニッシュカードではあるが、軽さは魅力だし、何よりフィニッシュカードの頭数が欲しい。
そんな訳で、空きの2枠の内1枠に《Power Artifact》を投入する事にしてみた。
単体だと何の仕事もしないが、リーチ状態でフィニッシュにたどり着けないパターンを減らせる、はず。
もう1枠は多分丸いカードを入れる。
《Mana Drain》辺りが無難かなーと思っているのだが、そうなると《古えの墳墓/Ancient Tomb》が《島/Island》に変わる可能性も出て来た。
流石にダブシン2マナが2枚投入されるとなると無色マナが邪魔になる率が結構上がる。
同じく丸い選択肢であるドロー(《強迫的な研究/Compulsive Research》とか《嘘か真か/Fact or Fiction》とか)を入れる形を選択した場合、色拘束が薄いので残るかもだが。
そんなこんなで思い付いたプラン
1・《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》+《天才のひらめき/Stroke of Genius》+《Power Artifact》
とりあえず、「キャスト出来ずに手札に残ってるんならちょっと便利なドローだろうが完全な無駄牌だろうがおなじだろう」と直接フィニッシュ出来るカードの追加で偏執狂。
そんで単体だと無意味なので、最低限完全な無駄牌にはならずに無限マナからのフィニッシュルートを増やせるひらめき。
んで、その無限マナからひらめきに繋がる《Power Artifact》。
2・《先細りの収益/Diminishing Returns》
フィニッシュカードが増えた事でリムーブで詰むリスクが減ったので強力なドローである先細りの収益を入れられるように。無駄牌は増えたがコレを投入すればデッキ全体で見たデッキパワーの減少を抑えられる。
3・《地ならし屋/Leveler》
そんでもって偏執狂を引いた時にサーチしやすい茶色で決められるカードとしてこれまた単体だと無駄牌になる地ならし屋。無色マナは沢山出るデッキだから重いけどまあ許容範囲。決めてしまえば勝ちなんだし無駄とか知らない。中途半端に重たいドローとか抱えて死ぬよりはいいだろ。
4・代わりに削る枠は空いてる2枠と除去とカウンターとドローから弱い所を順に抜いてく感じで。
と、ここまで脳内でぐるぐると妄想して、「……これ明らかに手札に複数無駄牌抱えて回らないパターンの方が圧倒的に多いだろ」と正気に返ったw
しかし多少のコンボ専用カードを投入してフィニッシュに繋がる確率を早めるのは良い考えのように思えた。
負けパターンの1/3くらいが「有利な盤面作ったはいいがフィニッシュに繋げられず、その内状況を守るカウンターも尽き、場と手札でアド差を大量に付けながらも憤死」って形だから、フィニッシュパターンが増えるのは非常に大事。
《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》に比べると受けの狭さという点で多少弱いフィニッシュカードではあるが、軽さは魅力だし、何よりフィニッシュカードの頭数が欲しい。
そんな訳で、空きの2枠の内1枠に《Power Artifact》を投入する事にしてみた。
単体だと何の仕事もしないが、リーチ状態でフィニッシュにたどり着けないパターンを減らせる、はず。
もう1枠は多分丸いカードを入れる。
《Mana Drain》辺りが無難かなーと思っているのだが、そうなると《古えの墳墓/Ancient Tomb》が《島/Island》に変わる可能性も出て来た。
流石にダブシン2マナが2枚投入されるとなると無色マナが邪魔になる率が結構上がる。
同じく丸い選択肢であるドロー(《強迫的な研究/Compulsive Research》とか《嘘か真か/Fact or Fiction》とか)を入れる形を選択した場合、色拘束が薄いので残るかもだが。
行ったり来たり
2013年4月5日 EDHサーダ・アデール コメント (5)☆サーダ・アデールに《彩色の宝球/Chromatic Sphere》《彩色の星/Chromatic Star》を入れて何回か試しに回してみたんだけど、どうにも微妙な感じ。
コスト軽減系がないと無色1マナ消費しての1ドローで、それなら有色でいいからもうちょい枚数見れるカードの方が欲しいタイミングになる事が多い。
《Timetwister》系に先駆けて置いておく事でアドを取るって考えも、そもそもそのTT系他有効牌を探しに行きたい場面の方が多いから中々置きっぱにする機会もない。
多く出がちな無色マナを使い、それどころか色マナを増やせるっていう利点も、マナの量が減るんじゃ話にならない。
結局単体だと微妙なカードだった。盤面におけるマイナス1マナが評価に響いた感じ。
それとは逆の理論で、久々に復帰させてみた《古えの墳墓/Ancient Tomb》は中々良さげだった。
《High Tide》や《妨害/Thwart》《撃退/Foil》抱えた状態でぐぬぬって事はあったが、それでも点数で見たマナが増える効果はそれを補うだけの価値はあった。
盤面におけるプラス1マナの差がこんなに大事だったとは。
確かに良く考えてみれば、「1マナ=毎ターンの土地セットで増えるマナ」なんだから、場合によっては1ターンの差にもなるもんな。
☆という事で、前回の日記とは逆に枠が余ってしまった状況にw
単純に《幻影の像/Phantasmal Image》と《誤った指図/Misdirection》を戻すのもいいかもだが、前回の考察で像の遅さと指図の尖りっぷりが微妙だという結論に達して弱い印象が強くなってしまっているので迷い所。
抜く前までは「十分強い」って評価だったのに調子のいい話だね。
そんな訳で、空いた2枚の枠に何を入れるか考えてみよう。
出来る限り見落としがないよう、候補を大量に上げる。
◎カウンター
ざっと出て来た候補が、《誤った指図/Misdirection》《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》《Mana Drain》《撹乱する群れ/Disrupting Shoal》《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》《記憶の欠落/Memory Lapse》《アーテイのおせっかい/Ertai’s Meddling》。
・《誤った指図/Misdirection》
ピッチで打消しやピン除去に対処しやすいのが利点な攻める時はガン強いカード。《むかつき/Ad Nauseam》《生き埋め/Buried Alive》《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》《適者生存/Survival of the Fittest》《歯と爪/Tooth and Nail》(最近身の回りで流行り出した《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》《Demonic Consultation》もか)なんかの一番消したいコンボカードにさっぱり触れないのが大きな欠点。
・《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
ピッチでいける(かもしれない)、なんでも消せる確定カウンター。zamaくんが愛用しているのを見ると、ピッチで活躍したいタイミングで活躍出来ているかどうかは五分五分くらい。特に危険なコンボは3枚目のキャスト待たずに決まってしまう事が多いのも悩みどころ。
・《Mana Drain》
なんでも消せる確定カウンターは超偉い。しかもマナが増えるので場合によっては攻撃的にも使える。しかし2マナ、ダブルシンボルと構えにくい。構える準備にマナが必要なものの、場合によってはマナを立てるだけの価値があるかも。青青の重たいコストも、レガシーの青白奇跡に中盤以降を見据えて《対抗呪文/Counterspell》を1枚挿しするような気分で入っている分には問題ない気もする。
・《撹乱する群れ/Disrupting Shoal》
ピッチで撃てる、コンボパーツに触れる。指図とマナドレのいいトコどり……と言いたいが、正直どっちつかずの残念カード。ピッチだからと一応候補に挙げるだけ挙げた。
・《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》
充分な下準備が必要なものの、反転してしまうとかなりの制圧力を持つ。軽く、カードをパチってくるおかげで呪文のキャスト回数を増やしやすいサーダとの相性はいい。欠点は初手やTT後でない時の反転の難度と、反転後に露払いをしたのちにコンボスタートされると相手のコンボを守る働きをしてしまう事。軽量カードが増えているテンポ環境ではこのパターンが多そうで不安。
・《記憶の欠落/Memory Lapse》
一応その場に限ってはシングルシンボル確定カウンター。次ターン撃たれるのと、何より《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》などドローカードがあるとその場でもう一回来られるのが弱いポイント。《差し戻し/Remand》はこの「再キャストの恐怖」が記憶の欠落以上なので候補から脱落した。ピッチや《再活性/Reanimate》みたいな軽いコンボカードだとまずゴミクズになるし。
・《アーテイのおせっかい/Ertai’s Meddling》
そんな《記憶の欠落/Memory Lapse》の持つ「再キャストの恐怖」をすっかり取り払ったカードがコレ。ただし(大概X=1なので)次ターンにはマナすら払われずに再キャストされる。大体が《遅延/Delay》の下位互換だが、「《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》経由の《むかつき/Ad Nauseam》などにも対処可能」「再キャストでなく『元の呪文のコピーとしてそれをスタックに置く』なので遅延では不可能なカードも実質確定カウンターに出来る場合もある」などの利点も存在する。
◎除去
候補は《応じ返し/Snapback》《分散/Disperse》
・《応じ返し/Snapback》
ピッチで撃てるクリーチャー除去。対象範囲は狭いが《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》なんかには有効に働いてくれる。手札に除去やカウンターがない場合、タップアウトまで全力でドローにマナを回す事が多々あり、そういう場合にピッチカードの有無は非常に重要。欠点は対象の狭さ。使った事のある人から一度使用感を聞いてみたい所。
・《分散/Disperse》
汎用バウンス信者であるかっこかりさんが大好きなカード。利点はほとんどすべてのコンボパーツに触れる点。欠点は2マナというマナコスト。
◎ドロー
候補は沢山。《噴出/Gush》《先細りの収益/Diminishing Returns》《嘘か真か/Fact or Fiction》《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》《リスティックの研究/Rhystic Study》《強迫的な研究/Compulsive Research》《幻の漂い/Drift of Phantasms》《選択/Opt》
・《噴出/Gush》
ピッチでインスタントなので、いざという時にタップアウトから望みを繋げる。《島/Island》2枚は大抵あるので、構える必要があるのは主に覚悟だけというのがいい。生撃ちが5マナというのが暇な時に撃ちにくくて困る。所詮2ドローというのもマイナス点。
・《先細りの収益/Diminishing Returns》
大体《Timetwister》。パワーだけなら候補中最強。ただしカードがランダムで10枚吹っ飛ぶ。フィニッシュに繋がるコンボがそこまで多くないデッキなので、場合によっては投了もの。見た目は4マナだが準備する必要があるのは2青青覚悟覚悟覚悟くらいという重さが気になる。
・《嘘か真か/Fact or Fiction》
4マナとかクソ重いがインスタントなのでマナを構えておいて場合によってはキャストを後回しにする事が可能なのは偉い点。期待出来るドロー枚数から見ると重たい4マナというマナコストをどう扱うかが争点。
・《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》
ゆっくり《意外な授かり物/Windfall》。《遅延/Delay》で3ターン稼いでいる内にゲームが終わるような環境で、1ターンは恐ろしく長い。しかしドローが止まってジリ貧状態の場合、そこそこのカードよりも例え待機1だろうとアドを稼げるカードが喉から手が出るほど欲しいタイミングってのはかなり多い。
・《リスティックの研究/Rhystic Study》
一周回ってワンチャン出て来たエンチャント。この前真空圧くんが使っていて、結構な枚数を引いていた。……ただし、かなりのターン数を経て。3マナ使った時点では1枚も引けない上に、3マナスロートリップで期待したい最低枚数(自分の場合は3枚)に届くまで恐ろしく時間がかかるのは難点。場合によっては3枚引くまでにゲームが終わる。《遅延/Delay》が強いのと逆の理論。ただし相手を軽く遅延させる事が可能な点、手数の多いテンポ環境で威力を発揮しやすい点は評価したい。
・《強迫的な研究/Compulsive Research》
3マナソーサリー、新しいカードを3枚見つつアド+1。非常に丸っこいごく普通のドローカード。安定して強いが爆発力はないのでほとんどのタイミングで「まあそこそこのカードかな」って感想になる。同マナコストの《リスティックの研究/Rhystic Study》と比べた場合、圧倒的な即時性が魅力。
・《幻の漂い/Drift of Phantasms》
クソ重いサーチカード。ただし持ってくるカードが《Timetwister》《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》《Basalt Monolith》《粗石の魔道士/Trinket Mage》辺りなので、多くの場合マナコスト1.5倍の《Demonic Tutor》になってくれる。しかしやっぱりコスト1.5倍のデモチューは重い。3マナ使って持ってきたカードが3マナというのもその場キャストのしにくさに拍車をかける。
・《選択/Opt》
追加の1マナドロー。《未来予知/Future Sight》と相性が良く、2ターン目ジェネラルキャストが難しいと判断された時のキープ基準にもなる。インスタントなので、中盤引いた時にギリギリまで構えておけるのもプラス点。いつ引いてもそこそこの働きをしてくれそうだが、見れる枚数が1枚というのは流石に少ない。《手練/Sleight of Hand》が強いと感じるのは2枚見れるから。
◎その他のカード
・《永劫での歩み/Walk the Aeons》
追加の追加ターン。ちょいと重たい、《誤った指図/Misdirection》を喰らう、と概ね《時間操作/Temporal Manipulation》の下位互換。しかし青単ゆえにバイバックという選択肢が僅かながら存在する。デッキ全体から見ても重たいカードなので、投入にはその辺りのバランスを考慮する必要がある。
・《あまたの舞い/Dance of Many》
コピーカードそのいち。詳しくは過去の日記。(http://kakkokari.diarynote.jp/201303092236286697/)
・《幻影の像/Phantasmal Image》
コピーカードそのに。上と同じく詳しくは過去の日記。(http://kakkokari.diarynote.jp/201303092236286697/)
・《摘出/Extract》
ピンポイントで自分より早くてやばいむかつきを叩っ切るカード。ただ、《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》と違ってアドを失わない形で全体を牽制、という訳にはいかず、アドを失って4人の内一番早くてヤバそうな1人を切る、という効果なので、使った時に残り2人に対する微妙な出遅れが発生するのが欠点。全体的にコンボ数の多いデッキやビートダウンの卓だとピッチの餌にしかならないのも欠点。
今の所はこの中からどれにしようか迷っている段階w ざっと候補を並べたはいいがさっぱり決まらねぇw 他にもなんかいいカードがあるぜってオススメあったら教えてください。
まあ今度の日曜に遊ぶ時までには決めるんで乞うご期待。
ちなみに現時点での本命:《応じ返し/Snapback》《分散/Disperse》《Mana Drain》《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》《先細りの収益/Diminishing Returns》あたり。
コスト軽減系がないと無色1マナ消費しての1ドローで、それなら有色でいいからもうちょい枚数見れるカードの方が欲しいタイミングになる事が多い。
《Timetwister》系に先駆けて置いておく事でアドを取るって考えも、そもそもそのTT系他有効牌を探しに行きたい場面の方が多いから中々置きっぱにする機会もない。
多く出がちな無色マナを使い、それどころか色マナを増やせるっていう利点も、マナの量が減るんじゃ話にならない。
結局単体だと微妙なカードだった。盤面におけるマイナス1マナが評価に響いた感じ。
それとは逆の理論で、久々に復帰させてみた《古えの墳墓/Ancient Tomb》は中々良さげだった。
《High Tide》や《妨害/Thwart》《撃退/Foil》抱えた状態でぐぬぬって事はあったが、それでも点数で見たマナが増える効果はそれを補うだけの価値はあった。
盤面におけるプラス1マナの差がこんなに大事だったとは。
確かに良く考えてみれば、「1マナ=毎ターンの土地セットで増えるマナ」なんだから、場合によっては1ターンの差にもなるもんな。
☆という事で、前回の日記とは逆に枠が余ってしまった状況にw
単純に《幻影の像/Phantasmal Image》と《誤った指図/Misdirection》を戻すのもいいかもだが、前回の考察で像の遅さと指図の尖りっぷりが微妙だという結論に達して弱い印象が強くなってしまっているので迷い所。
抜く前までは「十分強い」って評価だったのに調子のいい話だね。
そんな訳で、空いた2枚の枠に何を入れるか考えてみよう。
出来る限り見落としがないよう、候補を大量に上げる。
◎カウンター
ざっと出て来た候補が、《誤った指図/Misdirection》《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》《Mana Drain》《撹乱する群れ/Disrupting Shoal》《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》《記憶の欠落/Memory Lapse》《アーテイのおせっかい/Ertai’s Meddling》。
・《誤った指図/Misdirection》
ピッチで打消しやピン除去に対処しやすいのが利点な攻める時はガン強いカード。《むかつき/Ad Nauseam》《生き埋め/Buried Alive》《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》《適者生存/Survival of the Fittest》《歯と爪/Tooth and Nail》(最近身の回りで流行り出した《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》《Demonic Consultation》もか)なんかの一番消したいコンボカードにさっぱり触れないのが大きな欠点。
・《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
ピッチでいける(かもしれない)、なんでも消せる確定カウンター。zamaくんが愛用しているのを見ると、ピッチで活躍したいタイミングで活躍出来ているかどうかは五分五分くらい。特に危険なコンボは3枚目のキャスト待たずに決まってしまう事が多いのも悩みどころ。
・《Mana Drain》
なんでも消せる確定カウンターは超偉い。しかもマナが増えるので場合によっては攻撃的にも使える。しかし2マナ、ダブルシンボルと構えにくい。構える準備にマナが必要なものの、場合によってはマナを立てるだけの価値があるかも。青青の重たいコストも、レガシーの青白奇跡に中盤以降を見据えて《対抗呪文/Counterspell》を1枚挿しするような気分で入っている分には問題ない気もする。
・《撹乱する群れ/Disrupting Shoal》
ピッチで撃てる、コンボパーツに触れる。指図とマナドレのいいトコどり……と言いたいが、正直どっちつかずの残念カード。ピッチだからと一応候補に挙げるだけ挙げた。
・《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》
充分な下準備が必要なものの、反転してしまうとかなりの制圧力を持つ。軽く、カードをパチってくるおかげで呪文のキャスト回数を増やしやすいサーダとの相性はいい。欠点は初手やTT後でない時の反転の難度と、反転後に露払いをしたのちにコンボスタートされると相手のコンボを守る働きをしてしまう事。軽量カードが増えているテンポ環境ではこのパターンが多そうで不安。
・《記憶の欠落/Memory Lapse》
一応その場に限ってはシングルシンボル確定カウンター。次ターン撃たれるのと、何より《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》などドローカードがあるとその場でもう一回来られるのが弱いポイント。《差し戻し/Remand》はこの「再キャストの恐怖」が記憶の欠落以上なので候補から脱落した。ピッチや《再活性/Reanimate》みたいな軽いコンボカードだとまずゴミクズになるし。
・《アーテイのおせっかい/Ertai’s Meddling》
そんな《記憶の欠落/Memory Lapse》の持つ「再キャストの恐怖」をすっかり取り払ったカードがコレ。ただし(大概X=1なので)次ターンにはマナすら払われずに再キャストされる。大体が《遅延/Delay》の下位互換だが、「《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》経由の《むかつき/Ad Nauseam》などにも対処可能」「再キャストでなく『元の呪文のコピーとしてそれをスタックに置く』なので遅延では不可能なカードも実質確定カウンターに出来る場合もある」などの利点も存在する。
◎除去
候補は《応じ返し/Snapback》《分散/Disperse》
・《応じ返し/Snapback》
ピッチで撃てるクリーチャー除去。対象範囲は狭いが《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》なんかには有効に働いてくれる。手札に除去やカウンターがない場合、タップアウトまで全力でドローにマナを回す事が多々あり、そういう場合にピッチカードの有無は非常に重要。欠点は対象の狭さ。使った事のある人から一度使用感を聞いてみたい所。
・《分散/Disperse》
汎用バウンス信者であるかっこかりさんが大好きなカード。利点はほとんどすべてのコンボパーツに触れる点。欠点は2マナというマナコスト。
◎ドロー
候補は沢山。《噴出/Gush》《先細りの収益/Diminishing Returns》《嘘か真か/Fact or Fiction》《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》《リスティックの研究/Rhystic Study》《強迫的な研究/Compulsive Research》《幻の漂い/Drift of Phantasms》《選択/Opt》
・《噴出/Gush》
ピッチでインスタントなので、いざという時にタップアウトから望みを繋げる。《島/Island》2枚は大抵あるので、構える必要があるのは主に覚悟だけというのがいい。生撃ちが5マナというのが暇な時に撃ちにくくて困る。所詮2ドローというのもマイナス点。
・《先細りの収益/Diminishing Returns》
大体《Timetwister》。パワーだけなら候補中最強。ただしカードがランダムで10枚吹っ飛ぶ。フィニッシュに繋がるコンボがそこまで多くないデッキなので、場合によっては投了もの。見た目は4マナだが準備する必要があるのは2青青覚悟覚悟覚悟くらいという重さが気になる。
・《嘘か真か/Fact or Fiction》
4マナとかクソ重いがインスタントなのでマナを構えておいて場合によってはキャストを後回しにする事が可能なのは偉い点。期待出来るドロー枚数から見ると重たい4マナというマナコストをどう扱うかが争点。
・《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》
ゆっくり《意外な授かり物/Windfall》。《遅延/Delay》で3ターン稼いでいる内にゲームが終わるような環境で、1ターンは恐ろしく長い。しかしドローが止まってジリ貧状態の場合、そこそこのカードよりも例え待機1だろうとアドを稼げるカードが喉から手が出るほど欲しいタイミングってのはかなり多い。
・《リスティックの研究/Rhystic Study》
一周回ってワンチャン出て来たエンチャント。この前真空圧くんが使っていて、結構な枚数を引いていた。……ただし、かなりのターン数を経て。3マナ使った時点では1枚も引けない上に、3マナスロートリップで期待したい最低枚数(自分の場合は3枚)に届くまで恐ろしく時間がかかるのは難点。場合によっては3枚引くまでにゲームが終わる。《遅延/Delay》が強いのと逆の理論。ただし相手を軽く遅延させる事が可能な点、手数の多いテンポ環境で威力を発揮しやすい点は評価したい。
・《強迫的な研究/Compulsive Research》
3マナソーサリー、新しいカードを3枚見つつアド+1。非常に丸っこいごく普通のドローカード。安定して強いが爆発力はないのでほとんどのタイミングで「まあそこそこのカードかな」って感想になる。同マナコストの《リスティックの研究/Rhystic Study》と比べた場合、圧倒的な即時性が魅力。
・《幻の漂い/Drift of Phantasms》
クソ重いサーチカード。ただし持ってくるカードが《Timetwister》《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》《Basalt Monolith》《粗石の魔道士/Trinket Mage》辺りなので、多くの場合マナコスト1.5倍の《Demonic Tutor》になってくれる。しかしやっぱりコスト1.5倍のデモチューは重い。3マナ使って持ってきたカードが3マナというのもその場キャストのしにくさに拍車をかける。
・《選択/Opt》
追加の1マナドロー。《未来予知/Future Sight》と相性が良く、2ターン目ジェネラルキャストが難しいと判断された時のキープ基準にもなる。インスタントなので、中盤引いた時にギリギリまで構えておけるのもプラス点。いつ引いてもそこそこの働きをしてくれそうだが、見れる枚数が1枚というのは流石に少ない。《手練/Sleight of Hand》が強いと感じるのは2枚見れるから。
◎その他のカード
・《永劫での歩み/Walk the Aeons》
追加の追加ターン。ちょいと重たい、《誤った指図/Misdirection》を喰らう、と概ね《時間操作/Temporal Manipulation》の下位互換。しかし青単ゆえにバイバックという選択肢が僅かながら存在する。デッキ全体から見ても重たいカードなので、投入にはその辺りのバランスを考慮する必要がある。
・《あまたの舞い/Dance of Many》
コピーカードそのいち。詳しくは過去の日記。(http://kakkokari.diarynote.jp/201303092236286697/)
・《幻影の像/Phantasmal Image》
コピーカードそのに。上と同じく詳しくは過去の日記。(http://kakkokari.diarynote.jp/201303092236286697/)
・《摘出/Extract》
ピンポイントで自分より早くてやばいむかつきを叩っ切るカード。ただ、《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》と違ってアドを失わない形で全体を牽制、という訳にはいかず、アドを失って4人の内一番早くてヤバそうな1人を切る、という効果なので、使った時に残り2人に対する微妙な出遅れが発生するのが欠点。全体的にコンボ数の多いデッキやビートダウンの卓だとピッチの餌にしかならないのも欠点。
今の所はこの中からどれにしようか迷っている段階w ざっと候補を並べたはいいがさっぱり決まらねぇw 他にもなんかいいカードがあるぜってオススメあったら教えてください。
まあ今度の日曜に遊ぶ時までには決めるんで乞うご期待。
ちなみに現時点での本命:《応じ返し/Snapback》《分散/Disperse》《Mana Drain》《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》《先細りの収益/Diminishing Returns》あたり。
ちょっと思いついた小ネタ
2013年4月2日 EDHカード考察 コメント (4)Celestial Dawn / 天界の曙光 (1)(白)(白)
エンチャント
あなたがコントロールする土地は平地(Plains)である。
あなたがオーナーである、土地ではなく戦場に出ていないカードと、あなたがコントロールする呪文と、あなたがコントロールする土地でないパーマネントは白である。
あなたは、白マナを好きな色のマナであるかのように支払ってもよい。あなたは他のマナを無色マナであるかのようにのみ支払ってもよい。
《アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV》が場にいる状況で《天界の曙光/Celestial Dawn》を置くと、全ての自前のカードが白くなるので、ほぼすべての呪文が1マナ軽減される。
特に1マナのアーティファクトは0マナで唱えられるようになる。
曙光が単体だと役立たずだけれど、白ならエンチャントのサーチはしやすい。
《アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV》ジェネラルで、《断絶/Snap》《大あわての捜索/Frantic Search》《時のらせん/Time Spiral》と使いやすい所のフリースペルと、《彩色の宝球/Chromatic Sphere》などのほぞキャントリップ複数枚と、未来独楽を据えればいい感じの働きをするんじゃないかと思った。噛み合えば軽快に動けそう。
《不実/Treachery》まで入れたり、《パリンクロン/Palinchron》絡みのコンボにまで手を出すのはデッキが歪んで弱くなるだけだと判断したのでなしで。曙光が単体だとゴミなので、フリースペル絡みは単体で十分に強い所だけ。
それでレシピを考えてみたんだけど、青白って青単から色が増えた割に良いコンボが増えないんだよね。パーツが異常に多い《目覚ましヒバリ/Reveillark》関係か、弱いカード多いくせに先置きのリスクがデカイだけの《侵入警報/Intruder Alarm》くらいか。
そんな訳でサーダ・アデールと大して変わらない感じになっちゃったから割愛。
フィニッシュは未来独楽とブライトモノリスで、フリースペルとほぞとアーティファクトマナが充実して相性のいい《リスティックの研究/Rhystic Study》が入って、代わりに追加ターンとか重い所が削られてるだけ~な感じになった。
安定してジェネラルを守れるならば、相手の減速効果も相まってそこまで鈍足になる事もないはず。問題はジェネラルがヘイトのせいで大概即死しちゃいそうな事くらいか。