EDH視点で『ゼンディカーの夜明け』カード評価
2020年9月12日 EDHカード考察https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/zendeikanoye-ming-ke-2020-09-02?aa
全カード公開されたのでいつものだよ。
なんか普段より全カード出るの早かった印象。『統率者レジェンズ』のプレビューが10月からに控えてるからってのもあるのかな?
☆白
・エメリアのアルコン
《法の定め》+《異端聖戦士、サリア》の一部、的な能力内蔵生物。
かなりきっついヘイト生物。コンボに頼らないデッキは大抵入れていいんじゃない、って感じ。
3マナ2/3飛行のボディは頼りがいある。
・スカイクレイブの亡霊
3マナで、4マナ以下のパーマネントを後腐れなく追放除去できる生物。
強いけど、単純に使うだけなら他の3マナ万能除去(《命運の掌握》や《議会の採決》)と比べて一長一短。
生物である点を上手く使えれば、って感じかなー?
・団結の標、タズリ
5色ジェネラル。無色無限から勝ち手段を探しに行ける点は評価。
ただ、起動型能力なので《食物連鎖》では決まらない。
《帰還した王、ケンリス》のような、中長期戦でのアドバンテージ優位を取りに行く扱いをしようにも、その場合は手札に加えられるカードの制限が足を引っ張る。基本的にソーサリータイミングのアクションのカードしか手に入らないので。
悪くはないけど惜しい感じ。
☆青
・怒り狂う島嶼、キャリクス
みんな大好き、対戦相手が怒り狂う島嶼、キャリクスくん。(ルールテキストより)
ぼくも好きだよ。
・当惑させる難題
ブレイゴカード。
軽くてドローが付いていて無駄になりにくい妨害カードってのは悪くないんだけど、EDHだと《迷える探求者、梓》みたいな一部デッキにしか刺さらないし、わざわざ枠を取るほどでも、って感じ。
・荒れ狂う騒音
《文飾衒才のブルバック》ジェネラルの必殺技。ブルバックジェネラル組んでる人をまだ見た事ないけど。
ジェネラル3マナ+6マナ実質1枚コンボは悪くはない感じ。
・泥棒スカイダイバー
1キッカーの3マナキャストで《魔力の墓所》やら《太陽の指輪》やらを奪えるクリーチャー。中々使い勝手が良い。
基本が2マナ2/1飛行のならず者で、エドリックやティムナみたいなジェネラルとも相性〇。
良カード。
☆黒
・切望の報奨
パーティーが増えると如実に強くなっていく感じのデモチュー亜種。
フルパーティーなら1マナデモチュー+ハンドから1枚キャストとぶっ飛んだ性能に。
パーティー2人で色拘束の緩い《不気味な教示者》レベルなので、最低でもそれくらいは安定させたい。
・大群への給餌
黒の頼れるエンチャント破壊。
《ファリカの献杯》と違い、対象を取ってしっかり確実に除去できる上2マナと軽い。
単体だとデッキに入れたくないエンチャント除去であるが、クリーチャー除去のモードも持っていて隙が無い。
文句を付けられる部分がソーサリーであるしか無いくらいの良カード。
黒単で(場合によっては赤黒デッキでも)今後はしばしば見かける事になりそう。
・石成の荒廃
黒い《広がりゆく海》の亜種。《海》と違ってマナ拘束にはならない。
EDHは言うほど恒常的に止めたい土地もないので、ドローにシナジーのあるデッキで使うかなー? って程度。
・略奪する破戒僧
生きている《血なまぐさい結合》。コンボ用に……何体目?
そろそろ《極上の血》も生物化して出て来てくれ。
・スカイクレイブの災い魔
最大ライフが40だと-20/-20になる生物。
《死の頂点、ネスロイ》で釣る際、マイナスも換算して計算するため、合計パワー30とか釣れるらしいですよ。
☆赤
・献身的な電術師
フルパーティーならマナが増えるけど、流石に難易度が高すぎる。
・力線の暴君
赤マナだけ貯めておけるようになる4マナドラゴン。
赤単での使用になるんだろうけど、緑以外の単色って案外無色マナ加速に頼るから、そんなに貯まらなそうなのがなんとも。
・アクームの怒り、モラウグ
上陸で戦闘フェイズが増える伝説ミノタウルス。
戦闘フェイズ条件が「あなたのメインフェイズの上陸」で、さらには追加の戦闘フェイズにはメインフェイズが付いてこない事から、無限戦闘の成立は非常に難しくなっている。
これ自身をジェネラルとするよりは、《永遠衆、ネヘブ》のようなデッキでの加速狙いで使われる事になるか。
・タクタクの瓦礫砦
生きている《熱情》。
《はた迷惑なゴブリン》と違ってリスクがなく、ずいぶん使いやすい。
ゴブリンシナジーがないならこちらを。
☆緑
・古の緑守り
《ラムナプの採掘者》の亜種。マナコスト2倍。
サイズが大きくなるとともに上陸効果が倍になるおまけ付き。
採掘者を使うようなデッキはマナが伸びるので重いが使えないほどではないだろう。上陸も使いやすい方なので、2枚目の採掘者として入れてもいいかも。
・野生の魂、アシャヤ
クリーチャーが森になる常在持ちレジェンド。
《クウィリーオン・レインジャー》で自分を戻してアンタップするコンボが出来たり、近年とみに増えた《サイクロンの裂け目》《忘却石》のような「土地でない」カードを対象としたカードを避けたり、色々遊び方が広がりそうなカード。
ジェネラルにしてみたい、って人はそこそこいそう。
☆多色
・恐れなき探査者、アキリ
赤白ジェネラルにあるまじきドロー能力。
ドローには装備品という下準備が必要とは言え、3マナ3/3と取り回しもしやすく、ドローのためにアタックした生物を守る能力までついている。
赤白はずっと脳筋しかいなかったけど、だんだんとまともなジェネラルが生まれるようになってきたなー。
・乱動追い、カーザ
インスタント・ソーサリー用のマナクリのような能力を持つ青赤レジェンド。
本人が直接的なアドバンテージに繋がる訳では無いが、2マナ・速攻と取り回しが非常にしやすい。ドローカードなどのスペルを撃ちやすくする事で、結果的にデッキに回転率を上げてアドを稼いでいきたい。
最終的にはウィザード並べたりアンタップしたりして《召し上げ》みたいな重いスペルに到達するのが目的地になるのかな?
《イズマグナスのミジックス》みたいな、スペル多めのジェネラルに添える使い方もいいかも。
・創造の座、オムナス
4色オムナス。ETBでドローが付いているのが地味においしい&食物連鎖対応ジェネラル。ただし食物連鎖のフィニッシュにコイツの無限キャスト絡める事は出来ないので注意(ドロー強制のため)。
回数に応じた上陸能力を持つのだが、EDH的には2回目の4マナ発生がもっとも使い勝手が良い。これを利用して稼いだマナでビッグアクションをするのが強みになりそう。
無茶苦茶強い、とまでは言わないけれど結構強そう。
・スカイクレイブの秘儀司祭、オラー
クレリック版《屑鉄さらい》レジェンド。しかも戦場に出る。なんとなくループコンボの臭いがする。
ただ、固有色が白黒なので、《クローン》系を絡めてループするのも難しそうなのが惜しい。
・世界を彫る者、ファイラス
伝説の《ゼンディカーの報復者》的な。色は赤緑。
伝統的な組み合わせ、《孔蹄のビヒモス》と組めば実質1枚コンボでハイパワーパンチが出来る。
《食物連鎖》《大地の知識》のようなカードども中々相性がいい。
・鎮まらぬ大地、ヤシャーン
白緑の《歓喜の天使》的妨害内蔵レジェンド。
ETBで土地2枚持ってこれるので、除去された際の再キャストはかなり容易。
ただ、ヘイトしつつ何かって戦略だと、同じマナの《艦長シッセイ》でいいや、ってなりそうなので結局ジェネラル向いて無さそう。
・トリックスター、ザレス・サン
《鬼の下僕、墨目》が色増えてパワーアップしたぞ!
ストーリーで良いキャラしてた。
☆無色
・岸壁安息所の帆凧
・万能ナイフ
1マナ装備品。例によって《上級建設官、スラム》パーツ。
今回登場した新アキリも、装備しやすい軽量装備品は望まれていると思うので使いではありそう。
・見捨てられた碑
ガントレットオブ無色。
無色ジェネラルだと強力な加速になるので大喜びの事でしょう。
・石成エンジン
ブライトハース・ストリオン・コピー製造機。
実質ストリオンの2枚目が来たので《永遠王、ブレイゴ》大喜び。
ブライトハース能力の方は、タップ能力のせいでループ組めなくてがっかり。これは2枚目のブライトハースではない。
コピー能力に関しては、《劇的な逆転》や《転換》で《等時の王笏》コンボ的な使い道がある。
地味に重いコストとタップによる制限のおかげで無茶苦茶強いって訳じゃないけど、なんか《パラドックス装置》的な匂いがするのでその内禁止されかねないかもなーなんて事を考えている。
《パラドックス》も専用ジェネラルでもなきゃそこまで強いカードってワケでもなかったしね。
・スカイクレイブの秘宝
キッカーによって生成できるマナが3倍になるマナファクト。《永遠溢れの杯》や《霊体のヤギ角》の後継的な。
出るマナが3倍になるんならPWテフェリーで考えたんだけど、どうしてキッカーでマナ増やすと分裂してしまうのか。どうして……。
・予備物資
ブレイゴカード。
最近はもう色々増えすぎてるけど、無色だから使いやすいでしょ。
なんか今回ブレイゴの餌が多すぎる。公式に媚びすぎでしょあの王様。
☆両面カード
・エメリアの呼び声
白の3ライフアンタップイン土地。
マナフラした時は土地よりはマシかもしれないけど、それにしても弱くない?
3ライフ支払いや《血染めの月》意識の関係で、多分白単ですら投入が怪しい。
・オンドゥの転置
8マナでノンランドパーマネントをリセット。
タップインランドのおまけとしてはまずまず強い性能では?
贅沢な話だけど、こっちが3ライフアンタップイン土地だったらなー。
《魂流し》が泣いている。
・海門修復
裏面が3ライフでアンタップインの青土地。
もう少し強い効果を貰えなかったものか。
これを呪文で撃つのはどうせマナが伸び切ってる時なので、重いのはいくらでも我慢するが、マナが伸び切ってるタイミングである程度のハンド枚数を確保してから撃ってくれ、ってのは流石に弱い。
最低ハンド4枚くらいから撃ちたいところだが……。
それでも青単だと、《島》よりマシなタイミングの方が多くて投入しちゃいそうなのがまた悲しい。
ただ、《神秘の聖域》《妨害》《撃退》なんかを使ってる場合はバランスを考えてね。
・アガディームの覚醒
黒の3ライフアンタップイン土地。
青白緑がクソ重い中、種火3マナのXスペルという比較的軽い所が来た。
墓地利用の得意な黒の濃いデッキの場合、クリーチャーを使うのは既定路線なので腐りにくい。
結構雑に入れてもいい働きをしそうだが、ライフをよく使う色でもあるのでそこがちょっと気になる。
・髑髏砕きの一撃
赤の3ライフアンタップイン土地。
種火2つのXスペルはすこぶる重いが、アンタップイン土地のおまけと考えればまあ十分すぎるくらい。
黒同様、赤単なら雑に入れてもよさそう。
・ヴァラクートの覚醒
3マナのインスタントでハンド回転。
戻したカード+1枚のカードが引けるので、これ系でよくある手札の減少も心配なし。タップイン土地のおまけとしては破格の性能では?
・バーラ・ゲドの復活
裏面タップインランドの《喚起》。え? 強くない?
でもこれ系のカード、大抵は唯一のコンボパーツが墓地に落ちた時の保険なんだけど、土地として置いてしまって回収不能になる危険性があるのがちょっと気になる。
・変わり樹の共生
緑の3ライフアンタップイン土地。
色もコストも制限なく、トップ7枚から1枚のクリーチャーを選んで出せる。
7マナと重いが効果は中々強力で、さらに「これをキャストしたい=もう土地がいらない=重くて強いスペルばっちこい」なのでバランスがいい。
・枝重なる小道/石重なる小道 などの両面ランド
出す時に色を決めてしまうと逆側の色は出せなくなる2色土地。
2色デッキの《虹色の眺望》みたいな性質のカードなので、3色以上のデッキでは非常に使いにくい。
実質2色デッキ専用土地だなー、って印象。
こんな感じです。
気になるジェネラル、気になる強さのカードが地味に多く、大きく環境は動かなそうだけど見かけそうな雰囲気がちらほら。
良カードが多い印象。
全カード公開されたのでいつものだよ。
なんか普段より全カード出るの早かった印象。『統率者レジェンズ』のプレビューが10月からに控えてるからってのもあるのかな?
☆白
・エメリアのアルコン
《法の定め》+《異端聖戦士、サリア》の一部、的な能力内蔵生物。
かなりきっついヘイト生物。コンボに頼らないデッキは大抵入れていいんじゃない、って感じ。
3マナ2/3飛行のボディは頼りがいある。
・スカイクレイブの亡霊
3マナで、4マナ以下のパーマネントを後腐れなく追放除去できる生物。
強いけど、単純に使うだけなら他の3マナ万能除去(《命運の掌握》や《議会の採決》)と比べて一長一短。
生物である点を上手く使えれば、って感じかなー?
・団結の標、タズリ
5色ジェネラル。無色無限から勝ち手段を探しに行ける点は評価。
ただ、起動型能力なので《食物連鎖》では決まらない。
《帰還した王、ケンリス》のような、中長期戦でのアドバンテージ優位を取りに行く扱いをしようにも、その場合は手札に加えられるカードの制限が足を引っ張る。基本的にソーサリータイミングのアクションのカードしか手に入らないので。
悪くはないけど惜しい感じ。
☆青
・怒り狂う島嶼、キャリクス
みんな大好き、対戦相手が怒り狂う島嶼、キャリクスくん。(ルールテキストより)
ぼくも好きだよ。
・当惑させる難題
ブレイゴカード。
軽くてドローが付いていて無駄になりにくい妨害カードってのは悪くないんだけど、EDHだと《迷える探求者、梓》みたいな一部デッキにしか刺さらないし、わざわざ枠を取るほどでも、って感じ。
・荒れ狂う騒音
《文飾衒才のブルバック》ジェネラルの必殺技。ブルバックジェネラル組んでる人をまだ見た事ないけど。
ジェネラル3マナ+6マナ実質1枚コンボは悪くはない感じ。
・泥棒スカイダイバー
1キッカーの3マナキャストで《魔力の墓所》やら《太陽の指輪》やらを奪えるクリーチャー。中々使い勝手が良い。
基本が2マナ2/1飛行のならず者で、エドリックやティムナみたいなジェネラルとも相性〇。
良カード。
☆黒
・切望の報奨
パーティーが増えると如実に強くなっていく感じのデモチュー亜種。
フルパーティーなら1マナデモチュー+ハンドから1枚キャストとぶっ飛んだ性能に。
パーティー2人で色拘束の緩い《不気味な教示者》レベルなので、最低でもそれくらいは安定させたい。
・大群への給餌
黒の頼れるエンチャント破壊。
《ファリカの献杯》と違い、対象を取ってしっかり確実に除去できる上2マナと軽い。
単体だとデッキに入れたくないエンチャント除去であるが、クリーチャー除去のモードも持っていて隙が無い。
文句を付けられる部分がソーサリーであるしか無いくらいの良カード。
黒単で(場合によっては赤黒デッキでも)今後はしばしば見かける事になりそう。
・石成の荒廃
黒い《広がりゆく海》の亜種。《海》と違ってマナ拘束にはならない。
EDHは言うほど恒常的に止めたい土地もないので、ドローにシナジーのあるデッキで使うかなー? って程度。
・略奪する破戒僧
生きている《血なまぐさい結合》。コンボ用に……何体目?
そろそろ《極上の血》も生物化して出て来てくれ。
・スカイクレイブの災い魔
最大ライフが40だと-20/-20になる生物。
《死の頂点、ネスロイ》で釣る際、マイナスも換算して計算するため、合計パワー30とか釣れるらしいですよ。
☆赤
・献身的な電術師
フルパーティーならマナが増えるけど、流石に難易度が高すぎる。
・力線の暴君
赤マナだけ貯めておけるようになる4マナドラゴン。
赤単での使用になるんだろうけど、緑以外の単色って案外無色マナ加速に頼るから、そんなに貯まらなそうなのがなんとも。
・アクームの怒り、モラウグ
上陸で戦闘フェイズが増える伝説ミノタウルス。
戦闘フェイズ条件が「あなたのメインフェイズの上陸」で、さらには追加の戦闘フェイズにはメインフェイズが付いてこない事から、無限戦闘の成立は非常に難しくなっている。
これ自身をジェネラルとするよりは、《永遠衆、ネヘブ》のようなデッキでの加速狙いで使われる事になるか。
・タクタクの瓦礫砦
生きている《熱情》。
《はた迷惑なゴブリン》と違ってリスクがなく、ずいぶん使いやすい。
ゴブリンシナジーがないならこちらを。
☆緑
・古の緑守り
《ラムナプの採掘者》の亜種。マナコスト2倍。
サイズが大きくなるとともに上陸効果が倍になるおまけ付き。
採掘者を使うようなデッキはマナが伸びるので重いが使えないほどではないだろう。上陸も使いやすい方なので、2枚目の採掘者として入れてもいいかも。
・野生の魂、アシャヤ
クリーチャーが森になる常在持ちレジェンド。
《クウィリーオン・レインジャー》で自分を戻してアンタップするコンボが出来たり、近年とみに増えた《サイクロンの裂け目》《忘却石》のような「土地でない」カードを対象としたカードを避けたり、色々遊び方が広がりそうなカード。
ジェネラルにしてみたい、って人はそこそこいそう。
☆多色
・恐れなき探査者、アキリ
赤白ジェネラルにあるまじきドロー能力。
ドローには装備品という下準備が必要とは言え、3マナ3/3と取り回しもしやすく、ドローのためにアタックした生物を守る能力までついている。
赤白はずっと脳筋しかいなかったけど、だんだんとまともなジェネラルが生まれるようになってきたなー。
・乱動追い、カーザ
インスタント・ソーサリー用のマナクリのような能力を持つ青赤レジェンド。
本人が直接的なアドバンテージに繋がる訳では無いが、2マナ・速攻と取り回しが非常にしやすい。ドローカードなどのスペルを撃ちやすくする事で、結果的にデッキに回転率を上げてアドを稼いでいきたい。
最終的にはウィザード並べたりアンタップしたりして《召し上げ》みたいな重いスペルに到達するのが目的地になるのかな?
《イズマグナスのミジックス》みたいな、スペル多めのジェネラルに添える使い方もいいかも。
・創造の座、オムナス
4色オムナス。ETBでドローが付いているのが地味においしい&食物連鎖対応ジェネラル。ただし食物連鎖のフィニッシュにコイツの無限キャスト絡める事は出来ないので注意(ドロー強制のため)。
回数に応じた上陸能力を持つのだが、EDH的には2回目の4マナ発生がもっとも使い勝手が良い。これを利用して稼いだマナでビッグアクションをするのが強みになりそう。
無茶苦茶強い、とまでは言わないけれど結構強そう。
・スカイクレイブの秘儀司祭、オラー
クレリック版《屑鉄さらい》レジェンド。しかも戦場に出る。なんとなくループコンボの臭いがする。
ただ、固有色が白黒なので、《クローン》系を絡めてループするのも難しそうなのが惜しい。
・世界を彫る者、ファイラス
伝説の《ゼンディカーの報復者》的な。色は赤緑。
伝統的な組み合わせ、《孔蹄のビヒモス》と組めば実質1枚コンボでハイパワーパンチが出来る。
《食物連鎖》《大地の知識》のようなカードども中々相性がいい。
・鎮まらぬ大地、ヤシャーン
白緑の《歓喜の天使》的妨害内蔵レジェンド。
ETBで土地2枚持ってこれるので、除去された際の再キャストはかなり容易。
ただ、ヘイトしつつ何かって戦略だと、同じマナの《艦長シッセイ》でいいや、ってなりそうなので結局ジェネラル向いて無さそう。
・トリックスター、ザレス・サン
《鬼の下僕、墨目》が色増えてパワーアップしたぞ!
ストーリーで良いキャラしてた。
☆無色
・岸壁安息所の帆凧
・万能ナイフ
1マナ装備品。例によって《上級建設官、スラム》パーツ。
今回登場した新アキリも、装備しやすい軽量装備品は望まれていると思うので使いではありそう。
・見捨てられた碑
ガントレットオブ無色。
無色ジェネラルだと強力な加速になるので大喜びの事でしょう。
・石成エンジン
ブライトハース・ストリオン・コピー製造機。
実質ストリオンの2枚目が来たので《永遠王、ブレイゴ》大喜び。
ブライトハース能力の方は、タップ能力のせいでループ組めなくてがっかり。これは2枚目のブライトハースではない。
コピー能力に関しては、《劇的な逆転》や《転換》で《等時の王笏》コンボ的な使い道がある。
地味に重いコストとタップによる制限のおかげで無茶苦茶強いって訳じゃないけど、なんか《パラドックス装置》的な匂いがするのでその内禁止されかねないかもなーなんて事を考えている。
《パラドックス》も専用ジェネラルでもなきゃそこまで強いカードってワケでもなかったしね。
・スカイクレイブの秘宝
キッカーによって生成できるマナが3倍になるマナファクト。《永遠溢れの杯》や《霊体のヤギ角》の後継的な。
出るマナが3倍になるんならPWテフェリーで考えたんだけど、どうしてキッカーでマナ増やすと分裂してしまうのか。どうして……。
・予備物資
ブレイゴカード。
最近はもう色々増えすぎてるけど、無色だから使いやすいでしょ。
なんか今回ブレイゴの餌が多すぎる。公式に媚びすぎでしょあの王様。
☆両面カード
・エメリアの呼び声
白の3ライフアンタップイン土地。
マナフラした時は土地よりはマシかもしれないけど、それにしても弱くない?
3ライフ支払いや《血染めの月》意識の関係で、多分白単ですら投入が怪しい。
・オンドゥの転置
8マナでノンランドパーマネントをリセット。
タップインランドのおまけとしてはまずまず強い性能では?
贅沢な話だけど、こっちが3ライフアンタップイン土地だったらなー。
《魂流し》が泣いている。
・海門修復
裏面が3ライフでアンタップインの青土地。
もう少し強い効果を貰えなかったものか。
これを呪文で撃つのはどうせマナが伸び切ってる時なので、重いのはいくらでも我慢するが、マナが伸び切ってるタイミングである程度のハンド枚数を確保してから撃ってくれ、ってのは流石に弱い。
最低ハンド4枚くらいから撃ちたいところだが……。
それでも青単だと、《島》よりマシなタイミングの方が多くて投入しちゃいそうなのがまた悲しい。
ただ、《神秘の聖域》《妨害》《撃退》なんかを使ってる場合はバランスを考えてね。
・アガディームの覚醒
黒の3ライフアンタップイン土地。
青白緑がクソ重い中、種火3マナのXスペルという比較的軽い所が来た。
墓地利用の得意な黒の濃いデッキの場合、クリーチャーを使うのは既定路線なので腐りにくい。
結構雑に入れてもいい働きをしそうだが、ライフをよく使う色でもあるのでそこがちょっと気になる。
・髑髏砕きの一撃
赤の3ライフアンタップイン土地。
種火2つのXスペルはすこぶる重いが、アンタップイン土地のおまけと考えればまあ十分すぎるくらい。
黒同様、赤単なら雑に入れてもよさそう。
・ヴァラクートの覚醒
3マナのインスタントでハンド回転。
戻したカード+1枚のカードが引けるので、これ系でよくある手札の減少も心配なし。タップイン土地のおまけとしては破格の性能では?
・バーラ・ゲドの復活
裏面タップインランドの《喚起》。え? 強くない?
でもこれ系のカード、大抵は唯一のコンボパーツが墓地に落ちた時の保険なんだけど、土地として置いてしまって回収不能になる危険性があるのがちょっと気になる。
・変わり樹の共生
緑の3ライフアンタップイン土地。
色もコストも制限なく、トップ7枚から1枚のクリーチャーを選んで出せる。
7マナと重いが効果は中々強力で、さらに「これをキャストしたい=もう土地がいらない=重くて強いスペルばっちこい」なのでバランスがいい。
・枝重なる小道/石重なる小道 などの両面ランド
出す時に色を決めてしまうと逆側の色は出せなくなる2色土地。
2色デッキの《虹色の眺望》みたいな性質のカードなので、3色以上のデッキでは非常に使いにくい。
実質2色デッキ専用土地だなー、って印象。
こんな感じです。
気になるジェネラル、気になる強さのカードが地味に多く、大きく環境は動かなそうだけど見かけそうな雰囲気がちらほら。
良カードが多い印象。
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