EDH 《反体制魔道士、ケス/Kess, Dissident Mage》
2020年6月11日 EDHケスかなり久しぶりに《反体制魔道士、ケス/Kess, Dissident Mage》デッキ。
以前の型はすっかり陳腐化しているので、最新の型に直した形。
早速デッキレシピから。
☆勝ち筋
今をときめく《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》&《神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries》。
相棒である《Demonic Consultation》《汚れた契約/Tainted Pact》はケスと非常に相性が良く、
1・手札からキャストで《神託者》系を探す
2・ケスの能力で墓地からキャストしてライブラリーを吹き飛ばす
という手順により、実質ジェネラル+1枚コンボが成立する。
また、《直観/Intuition》からも
・《Demonic Consultation》《発掘/Unearth》《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》とサーチ
・手札に入ったどれか+ケスの能力による墓地からキャストでデモコンオラクルが成立
となり、ジェネラルとの1枚コンボが成立する。
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》は、ケスがいない・除去を受けた状況の際に、ケスと同じような挙動が出来るため、コンボの補助として投入されている。
また、デモコンオラクルのコンボパーツの片側がある状況で、《直観》をもう片方のサーチにも使える(《神託者》《発掘》《瞬唱》or《Demonic Consultation》《汚れた契約》《瞬唱》)ようになるし、単純にスペルが多いので単体でも使いでがある。
☆勝ち筋・海外デッキとの違い
ざっと検索して出て来たケスのcEDHデッキのリストがこちら。
http://tappedout.net/mtg-decks/kess-consultationpact-combo-cedh-primer/
http://tappedout.net/mtg-decks/kess-advanced-cedh-competitive-1/
共通しているのは、
1・勝ち筋として、《神託者》系の他に《等時の王笏/Isochron Scepter》コンボ(周辺カードとしては、《劇的な逆転/Dramatic Reversal》《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》など)を搭載
2・《発掘/Unearth》ではなく《再活性/Reanimate》
3・サーチとして《商人の巻物/Merchant Scroll》《呪文探求者/Spellseeker》の採用
4・妨害として《夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render》の採用
あたり。
1に関しては、必要枚数が多く単体で微妙なカードを入れる必要のあるセプターコンボを信用しておらず、また、確かに《Demonic Consultation》などともナチュラルに相性が良いが、それだと勝つにはターンをまたぐ必要があるためにこちらのルートも出来れば選択したくない。
そもそも《神託者》《ジェイス》で勝ち筋は十分足りている。
そのため自分は不採用とした。
2に関しては、《発掘》の「不要なタイミングで手札を回せる」「ライフが減らない」という利点と《再活性》の「《概念泥棒/Notion Thief》など、重い生物も拾える」「他人の墓地も対象に取れる」という利点と比べて《発掘》を取ったため。
3に関しては、《商人の巻物》は明確に《直観》サーチ用なのだが、あまり寄せすぎてもケスへの依存が高くなり過ぎてしまうので不採用とした。
《呪文探究者》に関しては、単純にスペックが低いため。生物である利点を生かしやすいデッキでもなく、サーチ範囲も《神託者》や《ジェイス》に直接つながらない。それに3マナ使うくらいなら、《Grim Tutor》でいい。
4に関しては好みの話。悪くない妨害カードだとは思うが、自分は採用していない。
☆その他なんか
・《死の国からの脱出/Underworld Breach》不採用
パワーはあるけど下準備が必要で、活躍タイミングが少し遅い。コンボしないなら入れなくていい。
《直観》のバックアップなら《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》で十分。
・《不気味な教示者/Grim Tutor》
俺だってイマイチ弱いとは思ってるよ。でもいいサーチが他にないんだ。
オラクルコンボの両方を直接サーチ出来る中で一番軽いのコレなんだ。
実質《悪魔の教示者》風な《闇の誓願/Dark Petition》も、BBBを余らせるのが関の山だし。
俺の脳内対抗馬が《引き裂かれた記憶/Shred Memory》の時点で察して。(デッキ内で薄い墓地対策として働きながら、《神託者》と《汚れた契約》がサーチ出来る)
遠回りを恐れないなら《親身の教示者/Personal Tutor》や《商人の巻物》、《神秘の指導/Mystical Teachings》なんかが選択肢に入ってくるんだけど……。
・妨害の枚数
打消しとバウンスを多くして状況に対する受けを非常に広くしている。
あとは《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》や《概念泥棒/Notion Thief》みたいな瞬速の穴を潰すための《猿術/Pongify》と《急速混成/Rapid Hybridization》。
・カウンターについて色々
《狼狽の嵐/Flusterstorm》はあまり信用していない。
《赤霊破/Red Elemental Blast》は対青2枚入れて両方腐るのが嫌だった。
《否認/Negate》は《対抗呪文/Counterspell》と迷っている。色拘束は不安だが、対ノンクリーチャーに少し偏り過ぎているので。
《徴用/Commandeer》は青カウント多いし行けそうかと思ったので。無理そうなら《対抗呪文》辺りと交代かなーって思ってる。
・マナソース
一般よりも少しだけ多い。ケスキャストやサーチターンに一気にコンボ決めようとすると多めにマナがかかるし、構えられるカウンターが増えるのでマナは伸ばしたい。
こんな感じです。
ご意見・質問があればコメントください。
以前の型はすっかり陳腐化しているので、最新の型に直した形。
早速デッキレシピから。
・ジェネラル 1
《反体制魔道士、ケス/Kess, Dissident Mage》
・コンボパーツ 5
《Demonic Consultation》
《汚れた契約/Tainted Pact》
《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》
《発掘/Unearth》
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
・ドロー 15
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
《渦まく知識/Brainstorm》
《思案/Ponder》
《定業/Preordain》
《選択/Opt》
《Mystic Remora》
《夜の囁き/Night’s Whisper》
《ネクロポーテンス/Necropotence》
《リスティックの研究/Rhystic Study》
《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》
《Timetwister》
《Wheel of Fortune》
《意外な授かり物/Windfall》
《神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries》
《むかつき/Ad Nauseam》
・サーチ 8
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《ギャンブル/Gamble》
《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
《リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault》
《直観/Intuition》
《不気味な教示者/Grim Tutor》
・妨害 22
《否定の契約/Pact of Negation》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《白鳥の歌/Swan Song》
《もみ消し/Stifle》
《紅蓮破/Pyroblast》
《否認/Negate》
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《遅延/Delay》
《マナ吸収/Mana Drain》
《激情の後見/Fierce Guardianship》
《偏向はたき/Deflecting Swat》
《否定の力/Force of Negation》
《意志の力/Force of Will》
《誤った指図/Misdirection》
《徴用/Commandeer》
《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《乱動への突入/Into the Roil》
《一瞬/Blink of an Eye》
《猿術/Pongify》
《急速混成/Rapid Hybridization》
《概念泥棒/Notion Thief》
・マナ加速 18
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《金属モックス/Chrome Mox》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》
《耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence》
《独創のタリスマン/Talisman of Creativity》
《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《友なる石/Fellwar Stone》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
・土地 31
《真鍮の都/City of Brass》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》
《色あせた城塞/Tarnished Citadel》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
《統率の塔/Command Tower》
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《Underground Sea》
《Volcanic Island》
《Badlands》
《湿った墓/Watery Grave》
《蒸気孔/Steam Vents》
《血の墓所/Blood Crypt》
《変遷の泉/Morphic Pool》
《特別観覧室/Luxury Suite》
《地底の大河/Underground River》
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
《島/Island》
《冠雪の島/Snow-Covered Island》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
☆勝ち筋
今をときめく《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》&《神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries》。
相棒である《Demonic Consultation》《汚れた契約/Tainted Pact》はケスと非常に相性が良く、
1・手札からキャストで《神託者》系を探す
2・ケスの能力で墓地からキャストしてライブラリーを吹き飛ばす
という手順により、実質ジェネラル+1枚コンボが成立する。
また、《直観/Intuition》からも
・《Demonic Consultation》《発掘/Unearth》《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》とサーチ
・手札に入ったどれか+ケスの能力による墓地からキャストでデモコンオラクルが成立
となり、ジェネラルとの1枚コンボが成立する。
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》は、ケスがいない・除去を受けた状況の際に、ケスと同じような挙動が出来るため、コンボの補助として投入されている。
また、デモコンオラクルのコンボパーツの片側がある状況で、《直観》をもう片方のサーチにも使える(《神託者》《発掘》《瞬唱》or《Demonic Consultation》《汚れた契約》《瞬唱》)ようになるし、単純にスペルが多いので単体でも使いでがある。
☆勝ち筋・海外デッキとの違い
ざっと検索して出て来たケスのcEDHデッキのリストがこちら。
http://tappedout.net/mtg-decks/kess-consultationpact-combo-cedh-primer/
http://tappedout.net/mtg-decks/kess-advanced-cedh-competitive-1/
共通しているのは、
1・勝ち筋として、《神託者》系の他に《等時の王笏/Isochron Scepter》コンボ(周辺カードとしては、《劇的な逆転/Dramatic Reversal》《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》など)を搭載
2・《発掘/Unearth》ではなく《再活性/Reanimate》
3・サーチとして《商人の巻物/Merchant Scroll》《呪文探求者/Spellseeker》の採用
4・妨害として《夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render》の採用
あたり。
1に関しては、必要枚数が多く単体で微妙なカードを入れる必要のあるセプターコンボを信用しておらず、また、確かに《Demonic Consultation》などともナチュラルに相性が良いが、それだと勝つにはターンをまたぐ必要があるためにこちらのルートも出来れば選択したくない。
そもそも《神託者》《ジェイス》で勝ち筋は十分足りている。
そのため自分は不採用とした。
2に関しては、《発掘》の「不要なタイミングで手札を回せる」「ライフが減らない」という利点と《再活性》の「《概念泥棒/Notion Thief》など、重い生物も拾える」「他人の墓地も対象に取れる」という利点と比べて《発掘》を取ったため。
3に関しては、《商人の巻物》は明確に《直観》サーチ用なのだが、あまり寄せすぎてもケスへの依存が高くなり過ぎてしまうので不採用とした。
《呪文探究者》に関しては、単純にスペックが低いため。生物である利点を生かしやすいデッキでもなく、サーチ範囲も《神託者》や《ジェイス》に直接つながらない。それに3マナ使うくらいなら、《Grim Tutor》でいい。
4に関しては好みの話。悪くない妨害カードだとは思うが、自分は採用していない。
☆その他なんか
・《死の国からの脱出/Underworld Breach》不採用
パワーはあるけど下準備が必要で、活躍タイミングが少し遅い。コンボしないなら入れなくていい。
《直観》のバックアップなら《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》で十分。
・《不気味な教示者/Grim Tutor》
俺だってイマイチ弱いとは思ってるよ。でもいいサーチが他にないんだ。
オラクルコンボの両方を直接サーチ出来る中で一番軽いのコレなんだ。
実質《悪魔の教示者》風な《闇の誓願/Dark Petition》も、BBBを余らせるのが関の山だし。
俺の脳内対抗馬が《引き裂かれた記憶/Shred Memory》の時点で察して。(デッキ内で薄い墓地対策として働きながら、《神託者》と《汚れた契約》がサーチ出来る)
遠回りを恐れないなら《親身の教示者/Personal Tutor》や《商人の巻物》、《神秘の指導/Mystical Teachings》なんかが選択肢に入ってくるんだけど……。
・妨害の枚数
打消しとバウンスを多くして状況に対する受けを非常に広くしている。
あとは《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》や《概念泥棒/Notion Thief》みたいな瞬速の穴を潰すための《猿術/Pongify》と《急速混成/Rapid Hybridization》。
・カウンターについて色々
《狼狽の嵐/Flusterstorm》はあまり信用していない。
《赤霊破/Red Elemental Blast》は対青2枚入れて両方腐るのが嫌だった。
《否認/Negate》は《対抗呪文/Counterspell》と迷っている。色拘束は不安だが、対ノンクリーチャーに少し偏り過ぎているので。
《徴用/Commandeer》は青カウント多いし行けそうかと思ったので。無理そうなら《対抗呪文》辺りと交代かなーって思ってる。
・マナソース
一般よりも少しだけ多い。ケスキャストやサーチターンに一気にコンボ決めようとすると多めにマナがかかるし、構えられるカウンターが増えるのでマナは伸ばしたい。
こんな感じです。
ご意見・質問があればコメントください。
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