https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/ravnica-allegiance-2018-12-17

今更ですが。


☆白
・情熱的な煽動者
《魂の管理人/Soul Warden》系の新人。自分のコントロールしかカウントせず、2マナと重くなっているので、EDH的には大体下位互換の頭数追加用。
まあそんなジェネラルカルロフくらいしか思い付かないんだけど。


☆青
・真理の円
置物ドロソ。
まず、下の起動型能力は重すぎるので考慮しないとして。
《自己洞察/Insight》辺りが競争相手になるのかな?
マナクリを擁する緑が最大の顧客だが、タップを含む起動型能力を持つクリーチャーは緑以外にもあるので、ある程度広い対戦相手からのドローを期待出来る。
……とはいえそんなにタップ起動型能力持ってるクリーチャー採用されてるっけ? ってなった。


☆黒
・往時軍の覚醒
5マナと少し重めとはいえ、全体全部ハンデスは流石に強い。下準備のいらない(ただし再利用はしにくい)《精神を刻むもの/Mindslicer》だ。
捨てたハンドの枚数に応じてゾンビが出るとは言え、EDHだと結構誤差なので基本はハンデスが仕事になるだろう。
墓地利用が得意なジェネラル(とかだとディスカードがメリットにすらなるが、色が下手に増えると手札で構えたいカードが増えるので、黒単向けっぽい。


・苦悶の泉
どうやってカウンターを置くかが肝のカードだが、EDHならジェネラルという安定した初手カードがあるので、ライフを支払う系統のジェネラルのデッキに向いている。
……んだけど、起動にマナ(しかも1黒)がかかるのが玉に瑕。マナを構える必要があるので、ちょっとばかり使い難さがある。
惜しい。


・執念深い吸血鬼
4マナの《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》。流石に重い。
同系パーツの追加にしても、これ系をどうしても欲しいコンボ持ちのジェネラルがいないため、追放対策を考えても《血の芸術家/Blood Artist》とズーラポートで事足りる。


☆赤
・焼身のシャーマン
《過酷な指導者/Harsh Mentor》の類型。ダメージが1点になった代わりに、タフ3と起動型能力で場持ちは良くなった。
一部無限コンボ対策になり、そういう対策として考えると指導者よりも優秀なのだが、その指導者自体の現在の採用率を考えるとあまり見る事はなさそう。
ただ、ダメージでスタックス的な事を企む《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》なんかだと見かけるので追加要因で採用されるかも。そうすると今度はダメージ1点なのの残念ぷりが目立ってくるんだけどね。


・槍播き
1マナ生物で、召還酔いがあるとはいえ合計3点飛ばせて、ブロッカー気にせずダメージ入る。
2代目ラクドス向きカード。
どうでもいいけどラクドス増えすぎて「新ラクドス」じゃ通らなくなってしまったので略称が面倒くさくなりそう。テイサとかも。


☆緑
・守護者計画
EDH的には、基本的にノントークンクリーチャーが戦場に出たら1ドローなエンチャント。
似た性質の《獣に囁く者/Beast Whisperer》に比べると、サーチしにくいのが大きな難点だけど、キャスト以外でもドローを誘発してくれるのは偉い。
結構見かける事になりそう。


・一族の暴行
4マナとはいえ、エンチャントとアーティファクトを全部割れて、しかもインスタントはかなり優秀。
ただ、壊したカード1枚につき3/3のビーストを与える事になるのがそこそこ大きなデメリット。
多少のダメージは気にならないEDHとはいえ、流石にあちこちに3/3が3体も4体も湧けば脅威になってくる。
強い面と弱い面が両方とも顕著な、いいバランスのカードだと思う。好き。
あと、がら空きの青茶にエドカスさんが殴ったタイミングで撃つと気持ちよくなれそう。


☆多色
・魔性
対象は結構広いが、3マナと重めで色拘束がキツイ。
《混沌のねじれ/Chaos Warp》的なカードなのだけれど、そうするとエンチャントに触れないデメリットが目立ってくる。
色々惜しいカード。


・生術師の使い魔
シミックの生きてる《訓練場/Training Grounds》。
《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》他、能力は悪くないんだけど起動型能力にかかるマナが気になるジェネラルに。
2マナだけど、生きている上緑色なので青緑デッキにおいてのサーチは非常にしやすくなった。


・燃えがら蔦
ストーム系の無限コンボを牽制しつつ、置き《破壊的な享楽/Destructive Revelry》として盤面ににらみを利かせられるナイスカード。
《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》に似ている。
ただ、群れ魔道士同様、起動に1マナかかるのが気になる。これが《原基の印章/Seal of Primordium》だったら、ってタイミングは少なからずあるだろう。
ただ、未来独楽とか暴君とかがぐぬっているのを見て「持ってて良かった燃えがら蔦」ってなる事も少なからずありそうなので一長一短。
デッキリストにぼちぼち見かける事になりそう(サーチしにくいので頻繁に見るとは言っていない)


・拘留代理人
生きている《拘留の宝球/Detention Sphere》。
緑系だと大喜びされるマイナーチェンジだけど、青白だと生物であるメリットが少ないな?


・成長のらせん
追加の《探検の地図/Expedition Map》。
アラーラの子とかの迷路走者向け。


・円環技師
地味だけど、3マナで2マナ出せるマナクリはぽつぽつ使われる傾向があるので、たまに見る事があるかも知れない。


・アゾリウスの造反者、ラヴィニア
呪文のキャストに色々面倒臭い制限が付くレジェンド。《ハルマゲドン/Armageddon》との相性抜群。
ジェネラルにされるより、アウグスティンとかデリーヴィーとか日照のトゥヴァーサとかのスタックス系のデッキのお供にされる事が多そうな気がする。


・旧き道のニーキャ
呪文のキャストに大きな制限がかかるとはいえ、自分だけ《ほとばしる魔力/Mana Flare》は強い。
しかし本人が5マナと重めなのが気になる。インスタントなどで身を守ったり2マナの追加ターンで隙を消す事が出来ないので、出した返しが無防備になりかなり危険。《森を護る者/Sylvan Safekeeper》とかでフォローしたい。


・主席議長ヴァニファール
もうみんな散々色々語ってくれたからいいよね?


・野生の律動
「クリーチャー呪文は打ち消されない」がおまけで付いてくるので、《熱情/Fervor》系ではかなり使いやすい。
色があっていて、複数体かつ継続的にクリーチャーに速攻付与をするデッキだったらこれが最優先に採用されるだろう。
……けど、そういうデッキがぱっと思い付かなかった。なんかあったっけ?


・シミックの隆盛
特殊勝利条件カードだけど、流石に無理だと思う。
+1/+1カウンター絡みにしても、多分《時の賢者/Sage of Hours》とかで勝利条件満たした方が早い。
せめて誘発をターン終了時にして夢くらいは見せてくれ。


・恐怖の劇場
ライフの支払いがいらない代わりに、誘発型能力で得たカードのキャストに制限がかかった《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》みたいな。
こいつさえ戦場に残っていれば、以前のターンに追放したカードも唱えられるので、見た目よりは使い勝手は良さそう。
ただ、どう頑張っても対戦相手のターンに追放したカードを唱えられないのが惜しい。ライフ減らしたら使えるようにしてくれればもうちょっと便利なんだけど。


・覆滅+複製
2マナの《もみ消し/Stifle》と、再活のない《模写/Quasiduplicate》の分割カード。
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》あたりだと両方上手く使えるので、使い勝手が良さそう。ゼガーナ出るまではカウンターで、出た後はゼガーナコピーを作りに行ける。





こんな所かなー。

ヴァニファールは目立ったけど、全体を見回すと今回はインパクトのあるカードが少なかった印象。
一部のデッキの地味な強化はぼちぼちあるけどね。

ある程度広い範囲で採用されそうなので、個人的に注目しているのは、《往時軍の覚醒》と《一族の暴行》。
両方とも少し重めだけど、爆発力は非常に高いので警戒しておいた方が良いかも。発売直後はお試しで使う人も多いだろうし。

コメント

そんちょう
2019年1月20日23:06

情熱的な煽動者
EDHダリアンに使えるカードを教えてくれてありがとうございます。

かっこかり
2019年1月21日18:55

>そんちょうさん
言われてみれば。
そういえば、ダリアンも確かに魂の管理人系を沢山いれるデッキでしたね。

しらたき
2019年1月21日21:48

>>真理の円
大味思考なので、アボシャンでタップさせたらええやん!ってなりました。
部族・セファリッドデッキ…。

かっこかり
2019年1月22日15:06

>しらたきさん
(人気が無かったホマリッドに代わって作ったものの、やっぱり人気が出なかったので全然追加されなくなってしまった種族なので)だめです。

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