EDH 似たようなカード
2017年4月24日 EDHカード考察 コメント (2)
最近良く出てくる気がしている、EDHではある程度良く見るカードの互換カードについて。
性質が違うと上位互換にはなりきらなかったり、惜しい感じになったりするよね、っていう話。
☆《戦闘の祝賀者》
青を含まないタイプの《鏡割りのキキジキ》軸のコンボ要員。
「キキジキで祝賀者コピー→コピーがパンチするとキキジキアンタップ」で延々コンバットし続ける。
白赤なら、《村の鐘鳴らし》と違って《護衛募集員》でサーチ出来る点が優秀。
これまでだと青赤のみで可能だった、《帝国の徴募兵》→キキジキサーチ→徴募兵コピーで詐欺師の総督サーチでコンボ完成、みたいな1枚で勝つ動きが可能に。
……なんだけど、祝賀者は総督と違って戦場に出ただけだとアンタップを誘発しないので、コンボ完成したはいいけどその時にはキキジキが寝てる不具合。
1ターン待つのー?
赤黒なら、《士気溢れる徴集兵》との比較。
マナコストが軽いので、《むかつき/Ad Nauseam》絡みの動きをする場合には祝賀者の方が偉い。
……が、この色組和わせでありがちな《生き埋め》で《鏡割りのキキジキ》《士気溢れる徴集兵》《ファイレクシアの発掘者》と墓地に落とし、「発掘者でキキジキ釣る→キキジキで発掘者コピー→コピーで徴集兵釣る→コンボ完成」って動きが、鐘鳴らし比較の時と同様の理由で出来ない。
コンボ完成させて1ターン回すとか無茶なんで。
☆《叱責の風》
《分散》上位互換のうちの1枚。
バウンスにも使えるし、チューター潰しにも使える、微妙に幅広い汎用妨害カード。
邪魔な同名カードが並ぶ事があまりないので活躍の機会が少ない《残響する真実》や、4マナが重すぎるせいでキッカーされる事は非常に稀な《乱動への突入》に比べ、おまけが有効に仕事できるタイミングは間違いなく多い。
これは今までの2マナ汎用バウンス最強か?
……というのは、あくまで相手の妨害としての性質のみを見た場合の話。墓地回収が不得手なデッキの場合、適当にバウンスを撃ったらコンボカードが落ちて致命的に勝ちが遠のく、なんて事も起こりかねない。
墓地回収が《Timetwister》で雑にライブラリーに混ぜて引き直す、みたいな事しか出来ないデッキだと、下手に投入しない方が安全っぽい。
☆《歩行バリスタ》
マナコスト0で《粗石の魔道士》でサーチ可能、むかつきとも好相性、単体でもそこそこの性能、と《ゴブリンの大砲》を過去にした無限マナフィニッシャーさん。
……なんだけど、色々と不便な事もある。
《呪われたトーテム像》で止まる。クリーチャーだから仕方がない。
そして何より、青茶デッキで良く見るサーチの多くがバリスタを上手にサーチ出来ない。《粗石の魔道士》でサーチ出来るようになったのはいいのだが、《Transmute Artifact》《作り直し》《求道者テゼレット》でサーチすると0/0で即死するため、青茶デッキの場合のサーチカードはむしろ減ってしまっている。
《Power Artifact》《ブライトハースの指輪》の古典的な無限マナを使うようなデッキのフィニッシャーとしては、今まで通り《ゴブリンの大砲》を使った方が良さそうである。
最近のセットはEDHの強カード互換みたいなものが良く出てくる気がする。ここで挙げてないカードだと《力ずく》(《汚損破》《破壊放題》枠)、《刻み角》(《再利用の賢者》枠)、《歯車組立工》(《ゴブリンの大砲》枠)などなど。
なんにせよ、欠点・利点が違うカードを、デッキに合わせて選択出来るようになっただけでも十分素晴らしい事だよね。
性質が違うと上位互換にはなりきらなかったり、惜しい感じになったりするよね、っていう話。
☆《戦闘の祝賀者》
青を含まないタイプの《鏡割りのキキジキ》軸のコンボ要員。
「キキジキで祝賀者コピー→コピーがパンチするとキキジキアンタップ」で延々コンバットし続ける。
白赤なら、《村の鐘鳴らし》と違って《護衛募集員》でサーチ出来る点が優秀。
これまでだと青赤のみで可能だった、《帝国の徴募兵》→キキジキサーチ→徴募兵コピーで詐欺師の総督サーチでコンボ完成、みたいな1枚で勝つ動きが可能に。
……なんだけど、祝賀者は総督と違って戦場に出ただけだとアンタップを誘発しないので、コンボ完成したはいいけどその時にはキキジキが寝てる不具合。
1ターン待つのー?
赤黒なら、《士気溢れる徴集兵》との比較。
マナコストが軽いので、《むかつき/Ad Nauseam》絡みの動きをする場合には祝賀者の方が偉い。
……が、この色組和わせでありがちな《生き埋め》で《鏡割りのキキジキ》《士気溢れる徴集兵》《ファイレクシアの発掘者》と墓地に落とし、「発掘者でキキジキ釣る→キキジキで発掘者コピー→コピーで徴集兵釣る→コンボ完成」って動きが、鐘鳴らし比較の時と同様の理由で出来ない。
コンボ完成させて1ターン回すとか無茶なんで。
☆《叱責の風》
《分散》上位互換のうちの1枚。
バウンスにも使えるし、チューター潰しにも使える、微妙に幅広い汎用妨害カード。
邪魔な同名カードが並ぶ事があまりないので活躍の機会が少ない《残響する真実》や、4マナが重すぎるせいでキッカーされる事は非常に稀な《乱動への突入》に比べ、おまけが有効に仕事できるタイミングは間違いなく多い。
これは今までの2マナ汎用バウンス最強か?
……というのは、あくまで相手の妨害としての性質のみを見た場合の話。墓地回収が不得手なデッキの場合、適当にバウンスを撃ったらコンボカードが落ちて致命的に勝ちが遠のく、なんて事も起こりかねない。
墓地回収が《Timetwister》で雑にライブラリーに混ぜて引き直す、みたいな事しか出来ないデッキだと、下手に投入しない方が安全っぽい。
☆《歩行バリスタ》
マナコスト0で《粗石の魔道士》でサーチ可能、むかつきとも好相性、単体でもそこそこの性能、と《ゴブリンの大砲》を過去にした無限マナフィニッシャーさん。
……なんだけど、色々と不便な事もある。
《呪われたトーテム像》で止まる。クリーチャーだから仕方がない。
そして何より、青茶デッキで良く見るサーチの多くがバリスタを上手にサーチ出来ない。《粗石の魔道士》でサーチ出来るようになったのはいいのだが、《Transmute Artifact》《作り直し》《求道者テゼレット》でサーチすると0/0で即死するため、青茶デッキの場合のサーチカードはむしろ減ってしまっている。
《Power Artifact》《ブライトハースの指輪》の古典的な無限マナを使うようなデッキのフィニッシャーとしては、今まで通り《ゴブリンの大砲》を使った方が良さそうである。
最近のセットはEDHの強カード互換みたいなものが良く出てくる気がする。ここで挙げてないカードだと《力ずく》(《汚損破》《破壊放題》枠)、《刻み角》(《再利用の賢者》枠)、《歯車組立工》(《ゴブリンの大砲》枠)などなど。
なんにせよ、欠点・利点が違うカードを、デッキに合わせて選択出来るようになっただけでも十分素晴らしい事だよね。
コメント
・護衛募集員の場合
「キキジキで護衛募集員コピー→祝賀者手札に加えてキャスト」の時点でキキジキが寝ていて祝賀者本人は速攻が無いので祝賀者が攻撃出来ない。
・発掘者の場合
「キキジキで発掘者コピー→墓地から祝賀者リアニメイト」の時点で同じくキキジキ寝ていて祝賀者本人も速攻が無いので攻撃出来ない。
詐欺師の総督や村の鐘鳴らしと違い、コンボするには祝賀者が出る時点でキキジキがアンタップである必要がある。