EDH 《時間の大魔道士、テフェリー》他人のカード
2016年12月14日 EDH PWテフェリー コメント (2)ついこの前行われた立川のEDHの大会レポで、ぎゃすたーさんが「PWテフェリー多い」みたいな事を書いていた。
その前から、テフェリーは良く見かけるジェネラルの一角として目立っていたように思える。(なんか前にそんな記事を書いた記憶がある。デリーヴィーとかプローシュとか出してたような)
自分もテフェリー組んでるんだけど、これだけ多くの人が組んでいると、レポートやレシピで自分がデッキに入れていないカードも結構出てくる。
そんな訳で、今日はそういうカードをちょくちょくピックアップして行こうかと思った次第。
☆《Power Artifact》
☆《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》
大体が無駄牌代表ことフィニッシュ手段の《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》とセットで入ってる。伝統と格式の青単御用達コンボ。
そのどちらもが、何気に《鎖のヴェール/The Chain Veil》とシナジーしているので、単なる青単デッキよりも無駄になりにくいのが利点。
◎《鎖のヴェール/The Chain Veil》に《Power Artifact》をエンチャントすれば、2マナ出るアーティファクトや土地がなくても――極論、マナソースが島のみでも――ヴェールコンボに入れる。
1・「島3枚+ヴェールアンタップ→2マナでヴェール起動」の繰り返しで1マナずつ余る。
2・最後の-1で島4枚をアンタップで計8マナで、テフェリー再キャスト可能
3・再キャスト後は+1→-1でマナを増やす余裕が出来るので再々キャストはより楽になる
欠点は、《Power Artifact》の設置が必ず《鎖のヴェール/The Chain Veil》着地後になる事。
最初のヴェール起動のために2青青を準備する必要があるので、無色4で起動からスタート出来る通常ルートに比べて色拘束がキツイ。
◎《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》もまた、《鎖のヴェール/The Chain Veil》とシナジーしている。
ヴェールおよびテフェリーの起動型能力をコピーする事により、これまた島のみのマナソースからコンボに入る事が出来る。
A・「テフェリー-1をコピー。ヴェールと共に土地をのべ7枚アンタップ→ヴェール起動」の過程で3マナ余る。
B・ヴェール起動をコピー。テフェリーの-1でヴェールのアンタップに割く回数が減り、テフェリーが+1⇔-1でマナを増やす余裕が出来る
こちらも通常ルートと比べた時の欠点がある。
テフェリーの-1かヴェール起動のどちらかのタイミングで、余計に2マナを準備しておく必要がある、という点である。
爆発的にマナやPW起動回数が増えるので動き出せば取るに足らないマナなのだが、そこに至る前の初動に2マナ余分に準備するのがかなり大変だったりする。
☆《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
☆《解放された者、カーン/Karn Liberated》
☆《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
PWたち。
ウギンとカーンは主に除去が仕事であり、ジェイスはドロソになるのが主な仕事。特にウギンは、重く、無色のクリーチャーは対象外ながら、テフェリーを攻め立てるクリーチャーをまとめて吹き飛ばせるのが偉い。
PWは追加ターンや《鎖のヴェール/The Chain Veil》と相性がよく、さらにはヴェールコンボ時のフィニッシャーにもなれる。
ウギンは《幽霊火/Ghostfire》連打、ジェイスは奥義連打で全追放、と分かりやすいのだが、カーンに関してはちょっと面倒くさい。
奥義を用いた勝ち方だと、「自分のヴェールコンボ含めたカードを色々追放→カーン奥義→ゲーム開始と同時にヴェールコンボ再開→全部出ている(他人の含めた)クリーチャーと追加ターンでボコボコにする」みたいな感じ。
+4で対戦相手の手札を追放すると、うっかりいらないもの(最悪《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》とか)を掴んでしまう可能性があるので、手札は触らないが吉。
あと、デッキに《防御の光網/Defense Grid》を入れておくとニューゲームで対戦相手が神がかったハンドでも安全に勝てるのでよろしい。
☆《Soldevi Excavations》
☆《焦土/Scorched Ruins》
☆《水蓮の谷間/Lotus Vale》
複数のマナが出る土地。テフェリーの-1と相性が良い。
ヴェールコンボの役に立ちはするのだが、自分は結局抜けてしまった。
ヴェールコンボは「ヴェール+パーマネント3つから5マナ以上発生」で成立するのだが、《焦土/Scorched Ruins》や《水蓮の谷間/Lotus Vale》は設置時にパーマネントが大きく減ってしまう上、設置できるのが3ターン目以降であるために速度や安定性に問題があると判断した。
《Soldevi Excavations》のみ、ローリスクローリターンなので採用圏内ではあるのだが、自分は土地セットで無色しか増えない点を懸念して採用を見送っている。
どうしても土地以外のマナソースが無色に寄ってしまうため、土地は出来る限り青マナを出したい。
☆《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》
軽量マナファクト2枚をくるくるして無限マナを生み出すおなじみのクリーチャー。
追加の青青さえ準備出来れば、有色無限が出ず、無色無限しか出せない状況でも
1・無色無限から青青追加でテフェリーキャスト
2・-1で青青青以上を確保。暴君で戻して出して-1を繰り返す事により有色無限に
3・テフェリー出し入れしつつ+1連打
という過程を行う事により、「有色無限マナ発生+ライブラリー引き切り」でフィニッシュまで行ける。
レシピや大会レポでカード名を見て、自分は使ってないけど、強い面もあるので納得したのは大体こんな所。
デッキを組む人が沢山いると色々出てきて参考になるね。
その前から、テフェリーは良く見かけるジェネラルの一角として目立っていたように思える。(なんか前にそんな記事を書いた記憶がある。デリーヴィーとかプローシュとか出してたような)
自分もテフェリー組んでるんだけど、これだけ多くの人が組んでいると、レポートやレシピで自分がデッキに入れていないカードも結構出てくる。
そんな訳で、今日はそういうカードをちょくちょくピックアップして行こうかと思った次第。
☆《Power Artifact》
☆《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》
大体が無駄牌代表ことフィニッシュ手段の《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》とセットで入ってる。伝統と格式の青単御用達コンボ。
そのどちらもが、何気に《鎖のヴェール/The Chain Veil》とシナジーしているので、単なる青単デッキよりも無駄になりにくいのが利点。
◎《鎖のヴェール/The Chain Veil》に《Power Artifact》をエンチャントすれば、2マナ出るアーティファクトや土地がなくても――極論、マナソースが島のみでも――ヴェールコンボに入れる。
1・「島3枚+ヴェールアンタップ→2マナでヴェール起動」の繰り返しで1マナずつ余る。
2・最後の-1で島4枚をアンタップで計8マナで、テフェリー再キャスト可能
3・再キャスト後は+1→-1でマナを増やす余裕が出来るので再々キャストはより楽になる
欠点は、《Power Artifact》の設置が必ず《鎖のヴェール/The Chain Veil》着地後になる事。
最初のヴェール起動のために2青青を準備する必要があるので、無色4で起動からスタート出来る通常ルートに比べて色拘束がキツイ。
◎《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》もまた、《鎖のヴェール/The Chain Veil》とシナジーしている。
ヴェールおよびテフェリーの起動型能力をコピーする事により、これまた島のみのマナソースからコンボに入る事が出来る。
A・「テフェリー-1をコピー。ヴェールと共に土地をのべ7枚アンタップ→ヴェール起動」の過程で3マナ余る。
B・ヴェール起動をコピー。テフェリーの-1でヴェールのアンタップに割く回数が減り、テフェリーが+1⇔-1でマナを増やす余裕が出来る
こちらも通常ルートと比べた時の欠点がある。
テフェリーの-1かヴェール起動のどちらかのタイミングで、余計に2マナを準備しておく必要がある、という点である。
爆発的にマナやPW起動回数が増えるので動き出せば取るに足らないマナなのだが、そこに至る前の初動に2マナ余分に準備するのがかなり大変だったりする。
☆《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
☆《解放された者、カーン/Karn Liberated》
☆《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
PWたち。
ウギンとカーンは主に除去が仕事であり、ジェイスはドロソになるのが主な仕事。特にウギンは、重く、無色のクリーチャーは対象外ながら、テフェリーを攻め立てるクリーチャーをまとめて吹き飛ばせるのが偉い。
PWは追加ターンや《鎖のヴェール/The Chain Veil》と相性がよく、さらにはヴェールコンボ時のフィニッシャーにもなれる。
ウギンは《幽霊火/Ghostfire》連打、ジェイスは奥義連打で全追放、と分かりやすいのだが、カーンに関してはちょっと面倒くさい。
奥義を用いた勝ち方だと、「自分のヴェールコンボ含めたカードを色々追放→カーン奥義→ゲーム開始と同時にヴェールコンボ再開→全部出ている(他人の含めた)クリーチャーと追加ターンでボコボコにする」みたいな感じ。
+4で対戦相手の手札を追放すると、うっかりいらないもの(最悪《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》とか)を掴んでしまう可能性があるので、手札は触らないが吉。
あと、デッキに《防御の光網/Defense Grid》を入れておくとニューゲームで対戦相手が神がかったハンドでも安全に勝てるのでよろしい。
☆《Soldevi Excavations》
☆《焦土/Scorched Ruins》
☆《水蓮の谷間/Lotus Vale》
複数のマナが出る土地。テフェリーの-1と相性が良い。
ヴェールコンボの役に立ちはするのだが、自分は結局抜けてしまった。
ヴェールコンボは「ヴェール+パーマネント3つから5マナ以上発生」で成立するのだが、《焦土/Scorched Ruins》や《水蓮の谷間/Lotus Vale》は設置時にパーマネントが大きく減ってしまう上、設置できるのが3ターン目以降であるために速度や安定性に問題があると判断した。
《Soldevi Excavations》のみ、ローリスクローリターンなので採用圏内ではあるのだが、自分は土地セットで無色しか増えない点を懸念して採用を見送っている。
どうしても土地以外のマナソースが無色に寄ってしまうため、土地は出来る限り青マナを出したい。
☆《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》
軽量マナファクト2枚をくるくるして無限マナを生み出すおなじみのクリーチャー。
追加の青青さえ準備出来れば、有色無限が出ず、無色無限しか出せない状況でも
1・無色無限から青青追加でテフェリーキャスト
2・-1で青青青以上を確保。暴君で戻して出して-1を繰り返す事により有色無限に
3・テフェリー出し入れしつつ+1連打
という過程を行う事により、「有色無限マナ発生+ライブラリー引き切り」でフィニッシュまで行ける。
レシピや大会レポでカード名を見て、自分は使ってないけど、強い面もあるので納得したのは大体こんな所。
デッキを組む人が沢山いると色々出てきて参考になるね。
コメント
コンボがお手軽で青という最強色のため妨害にも強い
前々から組みたいと思っていたので大いに参考にさせていただきます
テフェリーは目指す勝ち手段がはっきりしていて組みやすく、その上で独特の動きがあるのが魅力的なのかなーって思ってます。
ヴェールと複数マナが出るマナ加速で固めれば、ひとまずある程度勝てる形にはなるので、単色の割りに構築の余地も多いですし。