迷いながら考えてるのをある程度まとめてみた。ご意見募集。
デッキレシピはhttp://kakkokari.diarynote.jp/201609122119448196/
☆《虚空の杯/Chalice of the Void》のサイドアウト。
エルドラージデッキにおいて非常に強いカードである《虚空の杯》。
1T目にX=1でキャストして相手を封殺するのが勝ち手段のひとつと言っても過言ではない強力なカードではあるのだが、『BUGカスケード』『ジャンド』戦では自分はサイドアウトする。
◎BUGカス、ジャンド以外で《虚空の杯》をサイドアウトする相手
BUGカスやジャンドの《虚空の杯》サイドアウトの話をする前に。
BUGカス、ジャンドにチャリスをサイドアウトする事に関しては、否定的な考え方をする人もいるかも知れない。
だが、全員がチャリスをサイドアウトするであろうデッキはある。
それが同系含めたストンピィ系だ。
自分には効きにくい1チャリをキャストするデッキなんだから、そりゃ1チャリが効く訳がない。
X=1以下は有効でなく、X=2以上はキャストしにくく、しかも自分のカードも打ち消される。そんなデッキ相手では、強力なカードである《虚空の杯》も無駄牌になりがちだ。
つまり、容易にキャスト出来るX=0、1が有効なマナコスト帯でない、0、1マナのカードが少ないデッキにはサイドアウトした方がいい、と言える。
◎BUGカス、ジャンドに《虚空の杯》は効くのか
ざっくりと、これらのデッキの適当なレシピをいくつか漁り、メインデッキの1マナのカードの平均的な採用枚数を見ていくと、
・BUGカス
1マナ 死儀礼4 ブレスト4 思考囲い2 計10枚
・ジャンド
1マナ 死儀礼4 思考囲い3 稲妻3計10枚
となる。デッキによって誤差はあるだろうが、概ねの合計枚数は合っているはずだ。
大体デッキの16%がX=1の《虚空の杯》が有効なカードと言える。
こう書くと悪くないように見えるが、これでも良く効くデッキに比べるとかなり比率が低い。
《虚空の杯》に極端に頼るであろうコンボ系(ANTやリアニメイトやベルチャー)を除外して、他の有力デッキの1マナのカードを挙げていくと、
・カナスレ
デルバー4 マングース4 ブレスト4 稲妻4 もみ消し4 思案4 二股の稲妻1 呪文貫き1 計26枚
・奇跡
ブレスト4 ソープロ3 独楽4 思案3 呪文嵌め・紅蓮破など1~2 計15~16枚
・スニショ
ブレスト4 思案4 定業2 呪文貫き2 ギタ調2 計14枚
カナスレで約43%、奇跡で大体25%、スニショでも23%程度。
こちらの比率を見てしまうと、有効なカードが20%を大きく割っているBUGカスやジャンド相手にチャリスを置くのは、強引に2マナをひねり出しながら1ターンのテンポを丸々失い、カードを1枚使っている効果に見合っているとは言い難い。
カードを1枚使っている以上、相手の手札で2枚のカードが滞って初めて効果が出ていると言えるのだから。
これらの事柄から、BUGカスケードやジャンドでは《虚空の杯/Chalice of the Void》はサイドアウトすべき、という結論に達した。
チャリスが有効なのは、1マナのカードの比率が最低でも20%、カード枚数にして12枚を超えるようなデッキだけだ。出来れば25%程度はないと有効とは言えない。
☆《虚空の杯/Chalice of the Void》サイドアウトの応用
良く分からないデッキ相手にもこの基準は参考になるはずだ。
それぞれの投入枚数は想像するしかないが、1枚挿しを考慮しないとすると、ゲーム1でカード種類にして4~6種類も1マナのカードを見ないようなゲームだったなら、《虚空の杯》はサイドアウトすべきだ。
注意すべきは、「見る」といっても実際にゲーム中に見た見ないの話ではなく、デッキの構造的に想像してみて4~6種類あるかどうかの話であろうという事。
例えば「《渦まく知識》を有効に使っていたようなデッキなら、《思案》も2、3枚は入っているだろう、特に《タルモゴイフ》がいたからソーサリーだし入っているだろう」といった予想をする事だ。
その際、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は非常に役に立つので、特にゲーム1では大事に使いたい。
特にチャリスを1T目に置いた時とか、チャリスのせいで手札に溜まっていた1マナのカードをチェックすると共に、このゲーム中では重くてキャスト出来ないであろうカードなんかも確認出来る。対戦相手のデッキの方向性を知る非常に大きなヒントになるはずだ。
眠くなったので中途半端だけどここまで。
チャリスサイドアウトする、って言う理由説明だけでめっちゃ長くなったw 何やってんだ俺w
とりあえず、代わりに何を入れるかについては色々すっ飛ばして結論だけ。
現状としては、
・BUGカス
OUT 虚空の杯4
IN 歪める嘆き1 四肢切断1 漸増爆弾2
・ジャンド
OUT 歪める嘆き2 虚空の杯4
IN 四肢切断1 真髄の針2 漸増爆弾3
になってるけど、特にジャンドが怪しい。
針はヴェリアナに有効だけど、虚空の力線は特に剥ぎ取り型だった場合に有効なので入れたい気もする。
また、除去の多いデッキなので、歪める嘆き(主にヒムのカウンターとヴェリアナの-2を躱す仕事)の代わりに十手をサイドアウトするのもどうかなー、って感じ。十手ゲーに持ち込む盤面が無いとは言えない(特にタルモを前にした時)ので、十手は残す方が丸いか。
BUGカスに関しては、追加の歪める嘆きと爆弾の3枚目で迷っている。
歪める嘆きの方が梟や死儀礼に対して即効性がある除去になるのでこっち優先にしてるが、梟死儀礼は爆弾でも処理できないカードではないし、その上で爆弾なら他のカードも見れる。
現状は、ビジョンで引かれてアド差で押しつぶされる前に速度で押し切る方向性なので即効性の歪める嘆きを優先している。
デッキレシピはhttp://kakkokari.diarynote.jp/201609122119448196/
☆《虚空の杯/Chalice of the Void》のサイドアウト。
エルドラージデッキにおいて非常に強いカードである《虚空の杯》。
1T目にX=1でキャストして相手を封殺するのが勝ち手段のひとつと言っても過言ではない強力なカードではあるのだが、『BUGカスケード』『ジャンド』戦では自分はサイドアウトする。
◎BUGカス、ジャンド以外で《虚空の杯》をサイドアウトする相手
BUGカスやジャンドの《虚空の杯》サイドアウトの話をする前に。
BUGカス、ジャンドにチャリスをサイドアウトする事に関しては、否定的な考え方をする人もいるかも知れない。
だが、全員がチャリスをサイドアウトするであろうデッキはある。
それが同系含めたストンピィ系だ。
自分には効きにくい1チャリをキャストするデッキなんだから、そりゃ1チャリが効く訳がない。
X=1以下は有効でなく、X=2以上はキャストしにくく、しかも自分のカードも打ち消される。そんなデッキ相手では、強力なカードである《虚空の杯》も無駄牌になりがちだ。
つまり、容易にキャスト出来るX=0、1が有効なマナコスト帯でない、0、1マナのカードが少ないデッキにはサイドアウトした方がいい、と言える。
◎BUGカス、ジャンドに《虚空の杯》は効くのか
ざっくりと、これらのデッキの適当なレシピをいくつか漁り、メインデッキの1マナのカードの平均的な採用枚数を見ていくと、
・BUGカス
1マナ 死儀礼4 ブレスト4 思考囲い2 計10枚
・ジャンド
1マナ 死儀礼4 思考囲い3 稲妻3計10枚
となる。デッキによって誤差はあるだろうが、概ねの合計枚数は合っているはずだ。
大体デッキの16%がX=1の《虚空の杯》が有効なカードと言える。
こう書くと悪くないように見えるが、これでも良く効くデッキに比べるとかなり比率が低い。
《虚空の杯》に極端に頼るであろうコンボ系(ANTやリアニメイトやベルチャー)を除外して、他の有力デッキの1マナのカードを挙げていくと、
・カナスレ
デルバー4 マングース4 ブレスト4 稲妻4 もみ消し4 思案4 二股の稲妻1 呪文貫き1 計26枚
・奇跡
ブレスト4 ソープロ3 独楽4 思案3 呪文嵌め・紅蓮破など1~2 計15~16枚
・スニショ
ブレスト4 思案4 定業2 呪文貫き2 ギタ調2 計14枚
カナスレで約43%、奇跡で大体25%、スニショでも23%程度。
こちらの比率を見てしまうと、有効なカードが20%を大きく割っているBUGカスやジャンド相手にチャリスを置くのは、強引に2マナをひねり出しながら1ターンのテンポを丸々失い、カードを1枚使っている効果に見合っているとは言い難い。
カードを1枚使っている以上、相手の手札で2枚のカードが滞って初めて効果が出ていると言えるのだから。
これらの事柄から、BUGカスケードやジャンドでは《虚空の杯/Chalice of the Void》はサイドアウトすべき、という結論に達した。
チャリスが有効なのは、1マナのカードの比率が最低でも20%、カード枚数にして12枚を超えるようなデッキだけだ。出来れば25%程度はないと有効とは言えない。
☆《虚空の杯/Chalice of the Void》サイドアウトの応用
良く分からないデッキ相手にもこの基準は参考になるはずだ。
それぞれの投入枚数は想像するしかないが、1枚挿しを考慮しないとすると、ゲーム1でカード種類にして4~6種類も1マナのカードを見ないようなゲームだったなら、《虚空の杯》はサイドアウトすべきだ。
注意すべきは、「見る」といっても実際にゲーム中に見た見ないの話ではなく、デッキの構造的に想像してみて4~6種類あるかどうかの話であろうという事。
例えば「《渦まく知識》を有効に使っていたようなデッキなら、《思案》も2、3枚は入っているだろう、特に《タルモゴイフ》がいたからソーサリーだし入っているだろう」といった予想をする事だ。
その際、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は非常に役に立つので、特にゲーム1では大事に使いたい。
特にチャリスを1T目に置いた時とか、チャリスのせいで手札に溜まっていた1マナのカードをチェックすると共に、このゲーム中では重くてキャスト出来ないであろうカードなんかも確認出来る。対戦相手のデッキの方向性を知る非常に大きなヒントになるはずだ。
眠くなったので中途半端だけどここまで。
チャリスサイドアウトする、って言う理由説明だけでめっちゃ長くなったw 何やってんだ俺w
とりあえず、代わりに何を入れるかについては色々すっ飛ばして結論だけ。
現状としては、
・BUGカス
OUT 虚空の杯4
IN 歪める嘆き1 四肢切断1 漸増爆弾2
・ジャンド
OUT 歪める嘆き2 虚空の杯4
IN 四肢切断1 真髄の針2 漸増爆弾3
になってるけど、特にジャンドが怪しい。
針はヴェリアナに有効だけど、虚空の力線は特に剥ぎ取り型だった場合に有効なので入れたい気もする。
また、除去の多いデッキなので、歪める嘆き(主にヒムのカウンターとヴェリアナの-2を躱す仕事)の代わりに十手をサイドアウトするのもどうかなー、って感じ。十手ゲーに持ち込む盤面が無いとは言えない(特にタルモを前にした時)ので、十手は残す方が丸いか。
BUGカスに関しては、追加の歪める嘆きと爆弾の3枚目で迷っている。
歪める嘆きの方が梟や死儀礼に対して即効性がある除去になるのでこっち優先にしてるが、梟死儀礼は爆弾でも処理できないカードではないし、その上で爆弾なら他のカードも見れる。
現状は、ビジョンで引かれてアド差で押しつぶされる前に速度で押し切る方向性なので即効性の歪める嘆きを優先している。
コメント
それとジャンドに関しても自分はヒムのカウンター兼リリアナのデコイ兼デストロイターゲットボブ死儀礼のために嘆きは残したいですね。少なくとも十手や漸増爆弾よりは優先ですが、入れるものがスペル偏重になりそうならサイドアウトもします
アメとげはコンボ用のイメージが強くて意識の外でした。確かに、即効性があって相手の減速に貢献するのでアリですね。
あと、盤面を触れる点を評価していた漸増爆弾ですが、コメント見て、起動の遅さが押し切って畳む戦略に今一つ噛み合ってない事に気付きを得ました。
また、十手も同様の理由で評価が落ちました。(特に除去の多い対ジャンド)
BUG相手に嵌ると強そうなのでそっち相手で抜くかはちょっと迷っています。
また、アメとげは4投が基本ですか?
優先順位の関係(針の評価が高い)で、対ジャンドで10枚あるスペル枠中2枚しか入らなそうなのですが。クリーチャーは減らしたくないので触ってないです。