カラデシュ新カード
カラデシュ新カード
☆画像1枚目
1黒黒と、マナコスト的にはちょっとお安くなった《記憶殺し/Memoricide》の亜種……なんだけど、このカードの独特な点として、手札から追放した分はドローに変わってしまうという効果が付いた。
今までの《記憶殺し》系の場合は対戦相手の手札に指定したカードがあればアドバンテージが取れてお得だったんだけど、このカードに関してはそういった方法でアドが取れなくなっている。

と、ここまでは対戦相手に撃つ普通の使い方をした場合の話。
自分を対象に撃つと、指定したカードを追放してその分ドローするという、疑似ルーティング的な効果が発生する。
もちろん、ただ適当なカードを追放するだけだと《失われた遺産》を使ってる分アド損なので、追放し得なカード、例えば《食物連鎖/Food Chain》の相方となる《永遠の災い魔/Eternal Scourge》《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》なんかを追放するのが常道となる。

また、EDH的には《影生まれの使徒/Shadowborn Apostle》を大量に入れ、プチ《最後の審判/Doomsday》みたいな効果を期待する事も出来る。
その際、ハンドで腐っていた《影生まれの使徒》もルーティングされるので、アドをほとんど失わず(《失われた遺産》をキャストした1枚分ハンドは減っている)、ハンドもライブライリーも綺麗な状態で圧縮できるという寸法だ。

《むかつき/Ad Nauseam》などで適度に引き、これでライブラリーをガッツリ圧縮して……てやる前にそれ用の構築すればむかつきだけで勝てるな。
EDHだと、《執拗なネズミ/Relentless Rats》デッキ、《影生まれの使徒》デッキのサブプランがいい所か?



☆画像2枚目
白黒の新ジェネラル。対戦相手のスペルキャストに制限をかける系。
こいつ自身が軽いのと、EDHだとノンクリーチャースペルが多く飛び交うという点ではいいんだけど、ライフ40もあるとゴリ押しが案外通るので工夫が必要そう。
実際の対戦でクレンコに2T目に《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》を置かれてすら勝率がそこそこだった所を見るに、ビートダウンプランの補助としては心もとない。こいつ本人のサイズもそんなに大きくないからクロック小さいしね。

なので、こいつは細かなゲインライフを主な仕事として考えた方が良さそう。
具体的に言うと、ジェネラルに据えるよりは《幽霊議員カルロフ/Karlov of the Ghost Council》の横で副官張ってる方が輝きそうな系。
能力が能動的なものでなく、対戦相手依存であるため不安定な面を見ても、ジェネラルとしての活躍は難しそう。




コメント

foiler
2016年9月9日12:37

配分の領事、カンバールは血の長の昇天と相性が良いですね。
単純にジェネラルとして使う事も考えましたが、それよりも
両方ともズアーにでも突っ込んでライフゲイン要員にしたほうがいいかも。
ネクロポーテンスでさらに引けるようになりますし。

かっこかり
2016年9月9日17:46

>foilerさん
確かに《血の長の昇天》は相性抜群ですね。クエスト達成は容易でしょうし、これを軸にすればそこそこの速度でライフを攻める事は出来そうです。
とは言えそれでも40点ゲームは40点ゲームなので、おっしゃる通りゲイン要員として別ジェネラルの横に置く方がデッキ自体は強くなりそう。

zama
2016年9月12日18:39

遺産の方は考えようによっては永遠の災い魔と言う3マナ3/3を4枚ハンドに加えておまけのドローがあるかも?的なカードですかね。

戦隊の鷹的な。スタンならワンチャン?

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