この前の日曜に北上に持って行った始祖ドラ。
レシピの希望をいただいたので上げます。
ジェネラル
《始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon》
コンボパーツ 12
《隠遁ドルイド/Hermit Druid》
《ナルコメーバ/Narcomoeba》
《命運縫い/Fatestitcher》
《戦慄の復活/Dread Return》
《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》
《献身のドルイド/Devoted Druid》
《つまみ食い貯め/Morselhoarder》
《竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius》
《再活性/Reanimate》
《生き埋め/Buried Alive》
《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》
《汚れた契約/Tainted Pact》
ドロー 15
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《渦まく知識/Brainstorm》
《思案/Ponder》
《定業/Preordain》
《入念な研究/Careful Study》
《不運な研究者/Hapless Researcher》
《Mystic Remora》
《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
《ルーンの解読/Read the Runes》
《占骨術/Skeletal Scrying》
《夜の囁き/Night’s Whisper》
《森の知恵/Sylvan Library》
《大あわての捜索/Frantic Search》
《Timetwister》
《むかつき/Ad Nauseam》
サーチ 10
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《親身の教示者/Personal Tutor》
《俗世の教示者/Worldly Tutor》
《森の教示者/Sylvan Tutor》
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《Demonic Tutor》
《適者生存/Survival of the Fittest》
《リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault》
妨害 13
《否定の契約/Pact of Negation》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《白鳥の歌/Swan Song》
《狼狽の嵐/Flusterstorm》
《払拭/Dispel》
《もみ消し/Stifle》
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《遅延/Delay》
《Force of Will》
《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《残響する真実/Echoing Truth》
《記憶の旅/Memory’s Journey》
マナ加速 18
《Mana Crypt》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《金属モックス/Chrome Mox》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《Jeweled Amulet》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《繁茂/Wild Growth》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《Fyndhorn Elves》
《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim》
《深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow》
《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
《東屋のエルフ/Arbor Elf》
《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》
土地 31
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《統率の塔/Command Tower》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《真鍮の都/City of Brass》
《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》
《色あせた城塞/Tarnished Citadel》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
《反射池/Reflecting Pool》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《Underground Sea》
《Tropical Island》
《Bayou》
《Savannah》
《Taiga》
《Volcanic Island》
《Badlands》
《湿った墓/Watery Grave》
《繁殖池/Breeding Pool》
《草むした墓/Overgrown Tomb》
《地底の大河/Underground River》
《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
早いターンから《隠遁ドルイド/Hermit Druid》を仕掛ける事に主眼を置いたデッキ。とにかく1~2ターン目の加速やドロー、サーチを重要視している。
サブプランは、
・上家ターンエンドに《むかつき/Ad Nauseam》(総マナコスト112)から引き増して《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》コンボ
・《生き埋め/Buried Alive》《再活性/Reanimate》で《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》コンボ
・《適者生存/Survival of the Fittest》から《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》コンボ
・《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》《汚れた契約/Tainted Pact》
あたり。上ほど成立しやすい。
全体的に揃えやすさを重視していて、少ない枚数(1~2枚)でコンボに入れるため、ある程度は矢継ぎ早にコンボを仕掛けに行く事を期待出来る。
ウーズ関係が枠を要するし無駄ドローにもなりやすい。
前者に関しては可能な限りパーツ圧縮を行っており(軽量リアニメイトが《再活性/Reanimate》のみ、ほぼ完全にコンボパーツな《Demonic Consultation》の不採用)
後者に関してはドローカードをルーティング系中心とする事で対処している。
これらのデメリットは、前者がコンボが揃えにくくなる(サブプランであり、ドロー、サーチの量が多めなのでこちらの影響は少ない)事で、後者がアドバンテージを取りにくくなっている事。
後者の影響が最も目立つ弱点。
マナベースは、《適者生存/Survival of the Fittest》を使用する関係と、むかつき・速攻意識で1マナのマナクリを大量採用したのだが、《月の大魔術師/Magus of the Moon》を意識して《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》だけは投入した。また、それに合わせて除去は青いバウンスで統一。《月の大魔術師/Magus of the Moon》でも《血染めの月/Blood Moon》でも対処出来るし、サーチも黒と青のもので多めに使えるから。《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》だと小回りが利かないが《リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault》も使えるのでこちらもアリか。
まあ、実際は焼け石に水である事が多かったのだがw
デッキ的には《霊体のヤギ角/Astral Cornucopia》あたりを追加するのもありかも知れない。
☆《隠遁ドルイド/Hermit Druid》について
1枚コンボの最たる《隠遁ドルイド/Hermit Druid》なのだが、かなり対処しやすい。1ターン回す必要がある上、クリーチャー除去、墓地対策、カウンターのどれもが刺さる。
安定して1~3ターン目に出せる構成なのだが、出す方は100%ながらも結局一度たりとも速攻で勝ちきる事はなかった。(除去された、サーチをカウンターされた、ライブラリートップに積み込んだら《月の大魔術師/Magus of the Moon》を置かれた、など)
とはいえ相手に対処を求めている時点で優位は取れているので、「1回隠遁止められてから本番」くらいに考えている。
・非採用カードあれこれ
他の人が使っていて良さげに見えたのが、《召喚の調べ/Chord of Calling》と《死後の一突き/Postmortem Lunge》。
前者は原形質では採用していたのだが、今回はマナコストの重さから見送った。2~3ターン目に隠遁を出すような形ではなく、「軽いフィニッシャーだからコンボ防衛しやすい」という点に主眼を置いたゆっくり目狙いの構成の場合は非常に強いだろう。擬似速攻は本当に偉い。
後者は、完全に「1回目の隠遁は除去される」と割り切っている場合に役立つカード。
単体だと「ソーサリー・重い・出しても1ターンしか使えない」と非常に使い道が狭いのだが、1回目の隠遁を除去された後だと2緑黒青くらいからいきなり勝ちに行けるカードに変わる。
☆サブコンボあれこれ
大量の始祖ドラと対戦する機会があり、そのうち2人は隠遁絡みのデッキだったので、それらのデッキが採用していたコンボをいくつか。
・《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》
サブコンボである《生き埋め/Buried Alive》からのリアニメイトカードの枚数を多めにし、《動く死体/Animate Dead》などのエンチャント系ばかりにすると、あまり枠を圧迫せずに加える事が出来るコンボ。(リアニ追加数枚、世界喰らいの計3枚程度)
世界喰らいとフィニッシャーである《竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius》はジェネラルで《納墓/Entomb》する事が出来るため、少々重いがこれもまた事実上の1枚コンボと見る事が出来る。実質1ターン回す必要のある、5マナ(ジェネラルキャスト分)+2マナ(能力起動分)+2マナくらいのコンボと見ていいだろう。
ただしリスクは非常に大きく、隠遁以上。
・《火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind》
《好奇心/Curiosity》や《鋭い感覚/Keen Sense》で大量ドロー大量ダメージ。
通常は必要な要素が「6マナ+1マナ(+1ターンか1ドロー)」なのだが、これまたジェネラルが化ける事が出来るので、実質1ターン回す必要のある、5マナ(ジェネラルキャスト分)+2マナ(能力起動)+1マナくらいの1枚コンボと見る事が出来る。
《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》よりはリスクが小さいが、枠を比較的多めに取られる事が弱点。
これらのコンボは、1枚コンボとは言え5色5マナを比較的早い段階で揃える必要があるため、ある程度強固なマナベースが欲しい。
具体的には1マナのマナクリの弱い所を減らして代わりに2マナくらいの便利なマナ加速を追加するとか。
また、必然的にマナコストが大きくなってしまうので、投入する場合には《むかつき/Ad Nauseam》との兼ね合いになるだろう。まあ、片方なら(枠をそれなりに取られるようになってしまうものの)マナコスト120くらいで組む事も可能だろうし、良取りしてもいいかもしれない。
☆おしゃれポイント
博士こと《不運な研究者/Hapless Researcher》。
《適者生存/Survival of the Fittest》の餌になるしデッキの性質上無駄牌が手札に溜まる事も多いし置いておけば隠遁から《命運縫い/Fatestitcher》蘇生分のマナを使わなくて良くなるし1マナで扱いやすいしととっても便利。
赤マナが必要な事や《むかつき/Ad Nauseam》との兼ね合いを考えると《イゼットの魔除け/Izzet Charm》よりも100%優先されるべきカード。
でもみんな弱いって言う。1回は博士のおかげで勝てたのに。
「手札が悪いので死んでください。博士」
レシピの希望をいただいたので上げます。
ジェネラル
《始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon》
コンボパーツ 12
《隠遁ドルイド/Hermit Druid》
《ナルコメーバ/Narcomoeba》
《命運縫い/Fatestitcher》
《戦慄の復活/Dread Return》
《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》
《献身のドルイド/Devoted Druid》
《つまみ食い貯め/Morselhoarder》
《竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius》
《再活性/Reanimate》
《生き埋め/Buried Alive》
《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》
《汚れた契約/Tainted Pact》
ドロー 15
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《渦まく知識/Brainstorm》
《思案/Ponder》
《定業/Preordain》
《入念な研究/Careful Study》
《不運な研究者/Hapless Researcher》
《Mystic Remora》
《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
《ルーンの解読/Read the Runes》
《占骨術/Skeletal Scrying》
《夜の囁き/Night’s Whisper》
《森の知恵/Sylvan Library》
《大あわての捜索/Frantic Search》
《Timetwister》
《むかつき/Ad Nauseam》
サーチ 10
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《親身の教示者/Personal Tutor》
《俗世の教示者/Worldly Tutor》
《森の教示者/Sylvan Tutor》
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《Demonic Tutor》
《適者生存/Survival of the Fittest》
《リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault》
妨害 13
《否定の契約/Pact of Negation》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《白鳥の歌/Swan Song》
《狼狽の嵐/Flusterstorm》
《払拭/Dispel》
《もみ消し/Stifle》
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《遅延/Delay》
《Force of Will》
《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《残響する真実/Echoing Truth》
《記憶の旅/Memory’s Journey》
マナ加速 18
《Mana Crypt》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《金属モックス/Chrome Mox》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《Jeweled Amulet》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《繁茂/Wild Growth》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《Fyndhorn Elves》
《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim》
《深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow》
《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
《東屋のエルフ/Arbor Elf》
《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》
土地 31
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《統率の塔/Command Tower》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《真鍮の都/City of Brass》
《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》
《色あせた城塞/Tarnished Citadel》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
《反射池/Reflecting Pool》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《Underground Sea》
《Tropical Island》
《Bayou》
《Savannah》
《Taiga》
《Volcanic Island》
《Badlands》
《湿った墓/Watery Grave》
《繁殖池/Breeding Pool》
《草むした墓/Overgrown Tomb》
《地底の大河/Underground River》
《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
早いターンから《隠遁ドルイド/Hermit Druid》を仕掛ける事に主眼を置いたデッキ。とにかく1~2ターン目の加速やドロー、サーチを重要視している。
サブプランは、
・上家ターンエンドに《むかつき/Ad Nauseam》(総マナコスト112)から引き増して《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》コンボ
・《生き埋め/Buried Alive》《再活性/Reanimate》で《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》コンボ
・《適者生存/Survival of the Fittest》から《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》コンボ
・《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》《汚れた契約/Tainted Pact》
あたり。上ほど成立しやすい。
全体的に揃えやすさを重視していて、少ない枚数(1~2枚)でコンボに入れるため、ある程度は矢継ぎ早にコンボを仕掛けに行く事を期待出来る。
ウーズ関係が枠を要するし無駄ドローにもなりやすい。
前者に関しては可能な限りパーツ圧縮を行っており(軽量リアニメイトが《再活性/Reanimate》のみ、ほぼ完全にコンボパーツな《Demonic Consultation》の不採用)
後者に関してはドローカードをルーティング系中心とする事で対処している。
これらのデメリットは、前者がコンボが揃えにくくなる(サブプランであり、ドロー、サーチの量が多めなのでこちらの影響は少ない)事で、後者がアドバンテージを取りにくくなっている事。
後者の影響が最も目立つ弱点。
マナベースは、《適者生存/Survival of the Fittest》を使用する関係と、むかつき・速攻意識で1マナのマナクリを大量採用したのだが、《月の大魔術師/Magus of the Moon》を意識して《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》だけは投入した。また、それに合わせて除去は青いバウンスで統一。《月の大魔術師/Magus of the Moon》でも《血染めの月/Blood Moon》でも対処出来るし、サーチも黒と青のもので多めに使えるから。《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》だと小回りが利かないが《リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul’s Vault》も使えるのでこちらもアリか。
まあ、実際は焼け石に水である事が多かったのだがw
デッキ的には《霊体のヤギ角/Astral Cornucopia》あたりを追加するのもありかも知れない。
☆《隠遁ドルイド/Hermit Druid》について
1枚コンボの最たる《隠遁ドルイド/Hermit Druid》なのだが、かなり対処しやすい。1ターン回す必要がある上、クリーチャー除去、墓地対策、カウンターのどれもが刺さる。
安定して1~3ターン目に出せる構成なのだが、出す方は100%ながらも結局一度たりとも速攻で勝ちきる事はなかった。(除去された、サーチをカウンターされた、ライブラリートップに積み込んだら《月の大魔術師/Magus of the Moon》を置かれた、など)
とはいえ相手に対処を求めている時点で優位は取れているので、「1回隠遁止められてから本番」くらいに考えている。
・非採用カードあれこれ
他の人が使っていて良さげに見えたのが、《召喚の調べ/Chord of Calling》と《死後の一突き/Postmortem Lunge》。
前者は原形質では採用していたのだが、今回はマナコストの重さから見送った。2~3ターン目に隠遁を出すような形ではなく、「軽いフィニッシャーだからコンボ防衛しやすい」という点に主眼を置いたゆっくり目狙いの構成の場合は非常に強いだろう。擬似速攻は本当に偉い。
後者は、完全に「1回目の隠遁は除去される」と割り切っている場合に役立つカード。
単体だと「ソーサリー・重い・出しても1ターンしか使えない」と非常に使い道が狭いのだが、1回目の隠遁を除去された後だと2緑黒青くらいからいきなり勝ちに行けるカードに変わる。
☆サブコンボあれこれ
大量の始祖ドラと対戦する機会があり、そのうち2人は隠遁絡みのデッキだったので、それらのデッキが採用していたコンボをいくつか。
・《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》
サブコンボである《生き埋め/Buried Alive》からのリアニメイトカードの枚数を多めにし、《動く死体/Animate Dead》などのエンチャント系ばかりにすると、あまり枠を圧迫せずに加える事が出来るコンボ。(リアニ追加数枚、世界喰らいの計3枚程度)
世界喰らいとフィニッシャーである《竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius》はジェネラルで《納墓/Entomb》する事が出来るため、少々重いがこれもまた事実上の1枚コンボと見る事が出来る。実質1ターン回す必要のある、5マナ(ジェネラルキャスト分)+2マナ(能力起動分)+2マナくらいのコンボと見ていいだろう。
ただしリスクは非常に大きく、隠遁以上。
・《火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind》
《好奇心/Curiosity》や《鋭い感覚/Keen Sense》で大量ドロー大量ダメージ。
通常は必要な要素が「6マナ+1マナ(+1ターンか1ドロー)」なのだが、これまたジェネラルが化ける事が出来るので、実質1ターン回す必要のある、5マナ(ジェネラルキャスト分)+2マナ(能力起動)+1マナくらいの1枚コンボと見る事が出来る。
《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》よりはリスクが小さいが、枠を比較的多めに取られる事が弱点。
これらのコンボは、1枚コンボとは言え5色5マナを比較的早い段階で揃える必要があるため、ある程度強固なマナベースが欲しい。
具体的には1マナのマナクリの弱い所を減らして代わりに2マナくらいの便利なマナ加速を追加するとか。
また、必然的にマナコストが大きくなってしまうので、投入する場合には《むかつき/Ad Nauseam》との兼ね合いになるだろう。まあ、片方なら(枠をそれなりに取られるようになってしまうものの)マナコスト120くらいで組む事も可能だろうし、良取りしてもいいかもしれない。
☆おしゃれポイント
博士こと《不運な研究者/Hapless Researcher》。
《適者生存/Survival of the Fittest》の餌になるしデッキの性質上無駄牌が手札に溜まる事も多いし置いておけば隠遁から《命運縫い/Fatestitcher》蘇生分のマナを使わなくて良くなるし1マナで扱いやすいしととっても便利。
赤マナが必要な事や《むかつき/Ad Nauseam》との兼ね合いを考えると《イゼットの魔除け/Izzet Charm》よりも100%優先されるべきカード。
でもみんな弱いって言う。1回は博士のおかげで勝てたのに。
「手札が悪いので死んでください。博士」
コメント
自分の始祖ドラはハーミットプランは入れてないコントロールよりの勝ち筋ウーズとむかつきみたいなデッキなので、一度ハーミット試したいと思います。
ありがとうございました!
自分も隠遁コンボを積んでましたが、妨害がキツ過ぎてどんどん依存が少なくなる形に変化しました。
マナ加速の増量、リアニメイト等で普通に強いドラゴンを出して殴るプラン、始祖ドラ単体でのコンバット一撃死コンボ等大分迷走していますorz むかつきはマナコスト的に入れられなくなりました。
・・・コンボばかり狙うのが飽きたのもありますがorz
カウンターの剪定は参考にしたいですね。
ルーター系統のドロー多めなら腐ってもディスカードに充てられるし。
ありがとうございます。
隠遁は確かに楽ですが、testamentさんのコメントにもあるように、依存を少ない形にした方がよさそうです。(緑系チューターや弱い1マナマナクリ減量、マナベース構築やアドが取れるドロー増量、みたいな)
自分が使ってみた印象も記事の通りでしたし。「1T目ボリアルドルイド→2T目アップキープに吸血・俗世から隠遁」みたいなルートを減らし、それ狙いのマリガンを減らす形にすれば安定した形になりそうです。
恐らくナツさんが今組んでいるような状態のデッキに隠遁パッケージ+ルーティングドローを足しただけ、みたいな構成になりそうな予感です。
>testamentさん
他の隠遁使ってる人からのコメントはホント参考になります。
ナツさんへの返信にある通り、自分も依存が少ない形の方がよさそうという意見に傾きつつあります。
むかつきは、現状でもかなりギリギリのマナコストなので、リアニメイトや勝ち筋を少し増やすだけで他と換わるようなバランスです。そのような構築の場合、自分も2~3マナの強いマナ加速やドローを増量し、勝ち筋のパーツを加える過程で《Wheel of Fortune》辺りと変わっていく事になるでしょう。
カウンターに関しては、真空圧くんが書いてくれてるのでそれの返信で。
>真空圧くん
《呪文貫き/Spell Pierce》は確かに高速隠遁を守れるタイミングがあるんだけど、ほとんどのパターンが高速すぎてほとんど1マナ余る状況がないので非採用になったのよ。
ピアスが役立つパターンが、0マナファクト+初手チューターか、《太陽の指輪/Sol Ring》→《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》くらいで、そこから先は使える状況が大きく減っていくし、基本カウンターも隠遁狙いでマリガンで埋まる(土地と1枚のマナクリ、0マナファクト以外はチューター探しで埋まる)ため初手に残りにくい。
毎回高速で出した隠遁で勝てる訳じゃないだろうし、起こり得る頻度が「遅延でよかった>ピアスならよかったのに」になりそうだと思って抜いちゃった。
実際はそれどころじゃなく隠遁が除去されまくってよりピアスが腐る時間が長くなってたんだけどねw
基本減速覚悟で初手に除去キープするのは負けるパターンなんで、こんなに止まりやすいとは思わなかった。やっぱ1周回すのがあかんわ。除去キープしてなくてもキープしてたチューターとかで止むを得ず風に持って来られる。
《誤った指図/Misdirection》が欲しくなった。そうすると《むかつき/Ad Nauseam》とどっち選ぶかの形になるけどね。
ミスディレはあった方がいいと思いますよー
そこまでマナコスト減らさなくてもむかつきは機能するだろうし
でもまあ良く考えたらどうせ特化するならピアスもありっぽいかもと思い始めた。
カウンター構えられる可能性が「あまりない」と「ほとんどない」の差が勝ちに直結するんだし。
そもそも「どうせむかつきはサブプランで、ダメな時はダメ」と割り切るなら《誤った指図/Misdirection》《徴用/Commandeer》って入れちゃうのもアリか。
でもそれならむかつき抜いてゴージャーにも手を出す形の方が手は早そう。
脆いコンボ→脆いコンボの2段構えの上に止まったら死ぬけど。石像くんのが多分近いタイプ。
徴用は青いカードが少なそうなので微妙かもですね
むかつきとゴージャーくらいなら共存してても問題ないような?
むしろ軽くて脆いコンボやるならそれら揃える前にむかつき打って手札厚くしときゃ通しやすくもなるし