EDHでの交渉が話題になってたり、ちょうどこの前撮った動画見てたら出て来た行動とかで思う事があったので。


☆《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
対戦で、真空圧くんが《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》で見た他人の手札のカードを読み上げるプレイをしていたんだけど、それに関して。

真空圧くんは、基本的には覗いた他人の手札を読み上げていたんだけど、ある手札に関してはさらっとスルーして読み上げをしていなかった。その違いは《Force of Will》の有無。
他の手札は読み上げる事で他プレイヤーの危機感を煽る事が出来るけど、《Force of Will》などのピッチカウンターが手札にある場合は「他プレイヤーがうかつにコンボに突入し、覗かれたプレイヤーのウィルと潰しあって互いに損してくれる。その後の自分のスペルが通りやすくなる」という明確な利点になるので黙っていた方が有利に働きやすい。

また、覗いた手札があまりに弱い場合(土地しかないなど)も黙っていた方がいい。枚数があってマナが立っていれば、あくまでブラフには過ぎないのだが自分以外のプレイヤーの行動に対する抑止力になるから。

ブラフや交渉とはちょっと違う事だけど、真空圧くんのこういうプレイングは上手いと思う。


☆《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》
改めて思い返してみると、このカードで他人のライブラリーを覗けるのは、意外とアドバンテージになっている。
流石にじっくり全カードを見るのはゲームが遅延するからよろしくないにしても、最低限目を引くカードだけでも注目して置く事で、デッキの主要な勝ち手段を予測したり危険牌を確認したりが出来るし、構成によっては他人の手札を看破する事も出来る。
例えばデッキの中が《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》《トリスケリオン/Triskelion》《Phyrexian Devourer》《再活性/Reanimate》《動く死体/Animate Dead》《沼/Swamp》×20だったとすれば、そのプレイヤーの手札に《生き埋め/Buried Alive》がある=危険な状態である事が予想出来る。

また、《袖の下/Bribery》《知識の搾取/Knowledge Exploitation》などをキャストする際の判断基準にする事も出来る。




こういったアドバンテージって意外と大きい。

流石に《テレパシー/Telepathy》は色々問題があって使いにくいけどねw 効果自体が強いは強いんだけど。
アドバンテージ面でちょっとしたマイナスがあるのはともかく、公開なせいで自分以外のプレイヤーも互いに手札を見る事が出来、そのため唯一公開していない自分が余分にヘイトを集める事になってしまうっていうのがまずい。
他プレイヤーの手札盤面が危険でない事が保障されている状態だと、手札が非公開な自分がキャストした、ちょっと危険なだけのカードにも除去が飛んで来る。

これが「対戦相手の手札をいつでも見る事が出来る」とかだったら真面目に投入が検討される可能性もあったんだけどねー。

コメント

真空圧
2014年4月16日0:12

でも毎回カウンターとかの要素で読み上げるかどうか固定しちゃうとクセ見抜かれちゃうから、適度にやってかないとあれですねー

テレパシーはガチ狂カードなので是非積みましょう

かっこかり
2014年4月16日0:26

>真空圧くん
まあその辺がプレイングの見せ所なんだろうね。
攻撃的な手札の時に読み上げるのはどうあっても必要悪として残るプレイングだろうけど。次ターンほっとくと死ぬのに他人の警戒を煽らない理由がない。ブラフとリスクリターンが合わない。

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