統率者2013も出て結構経ったし、《森林の始源体/Sylvan Primordial》が禁止になって結構環境が動いた事だしな突発企画。
個人的にポテンシャル髙いと思ってるジェネラルトップ10。

あ、一応大きな差異のない同一アーキタイプは複数ランクインなしの予定です。
そうしないと2位以下が大変な事になるのでw

というわけで、早速第10位から順に。



◎10位《野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild》
非青系コンボデッキ代表。

《大地の知識/Earthcraft》や《ドルイドの誓い/Oath of Druids》などを中心とした軽めのパーツ中心のコンボが主力で結構速い。
白赤という弱色2つを持つが、緑のマナ加速、白のエンチャントサーチ、赤や緑に含まれる少数の優秀ドローと意外と一通り揃っている。

弱点は非青ゆえの一部コンボやカードに対する耐性のなさ。《むかつき/Ad Nauseam》とか《時間操作/Temporal Manipulation》はカウンターじゃないと対処できない。

《カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher》と迷ったが、ジェネラル自身が軽く、単体である程度制圧力がある点を考慮してこちらに。
色で見れば、白と黒だと圧倒的に黒の方が強いのだけど、プローシュは本人が重いせいで動きがもっさりになる欠点があり、それが上記の弱点を助長していると感じている。
あと、こと《むかつき/Ad Nauseam》や追加ターンに対しては、《沈黙/Silence》と一応ながらのカウンター《確実性の欠落/Lapse of Certainty》有する白の方が有効度が高い。多人数戦で手札破壊突っ込むわけにもいかないしね。
マラスの場合、コンボがほとんどエンチャント中心になるため、黒と大差ないレベルでサーチを確保出来るのも評価点。



◎9位《巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast》
アンチコンボ型ビートダウン代表。

4マナというそこそこの軽さと、強力な誘発型能力で制圧する。3、4T目に出てくる《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》は驚異の一言。
他にも《奈落の君、苦弄/Kuro, Pitlord》《狂気の種父/Sire of Insanity》《ヘルカイトの暴君/Hellkite Tyrant》といったの制圧力の高いクリーチャーや、《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon》《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight》のような便利なクリーチャーもおり、その上どれも大物で打撃力も高いため速やかにゲームを終わらせる事が出来る。
また、色的にコンボを締め付ける要素が多いのも特長。《Chains of Mephistopheles》《締め付け/Stranglehold》《法の定め/Rule of Law》《抑圧/Oppression》などは、自軍の戦略をそう大きく邪魔せずに全体を強く抑圧する事が出来る。

弱点は、黒の優秀チューターをもってしても難しい安定性の低さ。ジェネラル依存が大きいのも不安定さを助長する要因となっている。

対抗馬に上がっていたのは《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》。
キャストさえしてしまえば続唱確定なのは強力だが、しかしこちらの方が4マナも重い8マナで、しかも2回の続唱の効果は運任せと、カーリア以上に安定性が悪い点を理由に落選した。
緑の加速をもってしても4マナ差は埋めがたく、また、強色の青の強みを活かせない構成にならざるを得ないのもマイナス点となった。



◎8位《始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon》(アングリーハーミット)
《隠遁ドルイド/Hermit Druid》を起点とするコンボデッキ。

事実上の1枚コンボであり、速さだけならトップクラス。
黒のリアニメイトや緑の墓地回収系スペルのおかげで意外と粘り強くもある。

弱点はその脆さ。多少の墓地利用があっても異常に多いデッキ内の無駄牌はいかんてもしがたく、全力を傾けキャストされた隠遁ドルイドをしっかり除去されると見た目以上のアド損になり本当に厳しい。
タイミングよく墓地除去を刺されるとその時点でほぼ負け確という点も辛い。
無駄牌の多さもあってむらが酷く、それゆえに安定して勝ちきれない印象が拭い切れない。



◎7位《覇者シャルム/Sharuum the Hegemon》
青黒茶系コンボデッキ代表。

アーティファクトを利用した高速マナ加速と黒のサーチ能力、青のドロー能力で安定した動きを実現している。
攻守に使える優れたカードであるカウンター有する青を含むので、これによって身を守ったり勝ち筋を通したり出来るのも安定性の上昇に一役買っている。
青はアーティファクトと親和性が高いため、特にアーティファクト絡みのコンボを揃えやすい。
中でもシャルムは本人がアーティファクトの上にコンボパーツのため、色の組み合わせもあり非常にパーツを揃えやすい。

弱点は加速をアーティファクトに頼るが故の脆さと遅さ。
緑絡みのデッキならマナランプやマナクリーチャー、繁茂系に加速を分散するとともに優秀所を増やす事も出来るが、そうでない色なので数少ない2マナ以上を発生させる優秀アーティファクトに加速を頼らざるを得ない。しかし逆に言うとそこを割られると-2マナ。しかも緑以外は軒並みアーティファクトに頼るのでアーティファクト対策は腐りにくく投入しやすい。
また、全体的にフィニッシュカードが多め、重めなのも良く見られる点。ゆえにジェネラルがサーチやコンボパーツになる事でそれを軽減しているものが強いデッキとなるが、それでも高速デッキ相手には後手に回りがちとなる。

対抗馬に上がっていたのは《結界師ズアー/Zur the Enchanter》や《ネファリアの災い、ジェリーヴァ/Jeleva, Nephalia’s Scourge》。
シャルムはこれらに比べて2マナ重いため、本来ならば軽いジェネラルの方を優秀として推すのだが、「他に比べるとキャストした時点で仕事が出来る」「能力がリアニ効果のため、《納墓/Entomb》などのサーチが増える」という点が、デッキ全体の速度面を比べた時に2マナ差を逆転可能にしていると判断してこちらを推した。
他2枚の場合、速攻を付ける『無駄牌』を入れるか、3人分のターンを回して無事生き延びるかしないと仕事をしないため、デッキ全体の安定性で劣ってしまうのもよろしくない点。



◎6位《擬態の原形質/The Mimeoplasm》
青黒緑コンボデッキ代表。

青黒茶系デッキの弱点である、加速の脆さと勝ち筋の重さを克服した(3色デッキの中では)唯一の色組み合わせのデッキ。
《生き埋め/Buried Alive》起点の《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》コンボや、青黒の中では高速である《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》、重いが実質1枚コンボになれる《歯と爪/Tooth and Nail》などの勝ち筋を持ち、それを緑の優秀な加速でバックアップするという隙の少ないデッキ。
ジェネラル本人が5マナのリアニメイトスペルとなれるため、序盤ブン回れなかった時の長期戦でもアドを稼いで行ける。墓地利用コンボを搭載していれば、実質コンボパーツの1つにもなれるのも嬉しい所。

弱点は、強力な高速コンボである《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》コンボの副作用。
色的に《Phyrexian Devourer》《トリスケリオン/Triskelion》のコンボが勝ち筋となるため、デッキのマナコストに自由が利かない。重量級カードを投入して安定性を自ら損ないに行く必要がある。
ある程度はピッチスペル投入で軽減できるし、ジェネラルのリアニメイト能力が救いとなるが、それでも理ある程度は引いて嬉しくない重いクリーチャーを投入する必要があり、無駄牌の助長につながる。ウーズコンボ自体が無駄牌をはらむコンボなのがより悪い。
本当に問題はこの一点だけなので、デッキのマナコストを気にしないウーズコンボが発見されると一気に最強候補に駆け上がる可能性がある。



◎5位《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》
追加ターン型青茶系デッキ代表。

軽くアドを稼げるジェネラルと、それと相性のいい追加ターンを用いて一気に押し切るデッキ。
多人数戦における追加ターンの価値は非常に高い。対戦相手が3人の場合、「自分が1ターンを得る」と読むのではなく「他人の3ターンを飛ばす」と読む事が出来るからだ。単純計算で1対1の時の3倍の効果を発揮するため、5マナでもコストパフォーマンスに優れたカードと変わる。
しかしそれでも単体だと5マナからの重さが足を引っ張るのだが、その前にジェネラルをキャストしてアドを稼ぐ準備を整えておく事により、強力な追加ターンを最大限に活かす事が出来る。
ジェネラルキャストが自然と早いターンに出来るデッキは、それだけで1枚分のアドを稼いでいるも同然の効果があるのも大きい。軽くて便利なジェネラルはそれだけで値千金の価値がある。

弱点はジェネラル潰し。
追加ターン利用にもアド稼ぎにもジェネラルが深く関与しているがゆえに、ジェネラルをしっかり潰されるとデッキ全体の動きが弱まってしまう。単体で強い追加ターンは(加速出来ないためキャストしにくくなるが)まだましな方なのだが、《好奇心/Curiosity》のようなクリーチャーがいる事前提のカードは完全に死に札になる。
ジェネラルが軽めな上、1回でも殴れると《Mana Crypt》や《太陽の指輪/Sol Ring》持って来てリキャストしやすくなってしまうのが非常にうざったい。除去するなら1度のアタックも許さない最速が望ましい。

対抗馬に上がっていたのは《川の殺し屋、シグ/Sygg, River Cutthroat》。
ジェネラルによって得られるアドがシグは手札でサーダはマナ加速なのだが、マナ加速の方が追加ターンとの相性が良好であるため、色減少のマイナスをもってしてもサーダの方が優良であると判断した。シグの側のアド稼ぎの確実性が薄い事も判断基準となった。



◎4位《浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician》
正直ここでいいのか迷っている枠。

上で書いた通り強力なカードである追加ターンと好相性な戦闘誘発能力、4マナで何度でも瞬速リキャスト可能とする能力、戦闘せずとも戦場に出るだけで最低限誘発する《ぐるぐる/Twiddle》。このジェネラルのマナコストが僅か3マナ。
色的にも最高の加速装置を持つ緑とドロー・カウンター有する青を持っているがゆえ、高い安定性を保証されている。
サーチだって、アーティファクトやエンチャント、クリーチャーに絞ればかなり優秀な所が揃っているのでサーチ不足で悩む事も少ない。
ジェネラルの能力であるアンタップ誘発は様々なコンボの可能性を持つし、緑の優秀な加速である繁茂系ともすこぶる相性が良い。誘発条件もプレイヤーへの戦闘ダメージと、クリーチャーが自然と並ぶ緑と好相性。
クリーチャーが並べば《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》のようなドローを扱えるようになるのもプラス面だ。
緑でありながら、《森林の始源体/Sylvan Primordial》依存が低かったのも相対的な評価を上げている要素。

どこをどう見ても強い事しか書いてない。
ポテンシャルは間違いなく上に挙げて来たどのジェネラルより上だと思っているのだが、今一つピリッとした話を聞かない。「EDHのデリーヴィー強いわ~」って話題をあまりに見な過ぎる。悪名で言ったら原形質やハーミット、カーリアの方が大きいくらいだ。
実際に対戦してみても、弱くはないのだが圧倒的な強さを発揮しているのを見た記憶がない。対戦しているデリーヴィーが追加ターン型ではないので、自分が思っている方向性と違うというにもあるのだろうが。しかしこれで「実際は追加ターンを投入すると弱体化する」なんてオチだった場合大きく順位を下げる事になるだろう。

現状見た通りで位置づけるなら7位まで繰り下がる。(さすがに青があるから安定性は保証されてるし、大きくブレるハーミットよりは勝率を確保出来ていると思っている)
今後のより一層の研究が待たれる。



◎3位《始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon》
ハーミットじゃない形の5色グッドスタッフ代表。
ジェネラルの仕事がリアニメイトからドラゴンサーチ(《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》や《火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind》など)に変わった《擬態の原形質/The Mimeoplasm》、という印象。

基本は原形質に近いのだが、主力となる高速コンボを高マナコストを必須条件とする《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》コンボにこだわらなくて良くなった点と、赤と白の優秀カードをタッチする事を許されるようになった点が原形質に対して得られたアドバンテージ。
最初は5マナリアニメイトの方が始祖ドラの能力よりも大きく優秀だと思っていたのだが、対戦を重ねるうちにドラゴンサーチの器用さが目立つようになってきた。
例えば上で挙げた例の2枚のドラゴン、両方ともコンボがあるのだが、5+2マナで《動く死体/Animate Dead》も《鋭い感覚/Keen Sense》も受けられるコンボパーツを考えると受けの広さが目立つ。
ウーズコンボ入りデッキと比しての安定性の高さに加え、赤白の優良パーツを使用可能な利点も鑑みると、原形質より優秀であるとの判断が下された。

弱点らしい弱点はない。
というか、登場からこれだけ経ち、あれだけ多くのプレイヤーに弄られているにも拘らず、明確にコレといった形が未だ成立していない。
多色ゆえに構造上《月の大魔術師/Magus of the Moon》などを苦手とするが、これもまたマナアーティファクトや基本地形からの除去で充分回避可能な要素である。



◎2位《老いざる苦行者、アローロ/Oloro, Ageless Ascetic》
悪名高き《むかつき/Ad Nauseam》デッキ代表。

《森林の始源体/Sylvan Primordial》が消え、相対的により強くなった一発芸デッキ。《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》といったカードにより、序盤7、8ターン目までで2回くらいなら攻めていける性能を持つ。
速度的にはハーミットに平均にして1~2ターン劣るが、カウンター以外による妨害が非常に効きにくいという対処にしにくさで圧倒的に勝る。その差がそのままこの順位の差となっている。
一部デッキ以外はほとんど対処のしようがなく、速度で勝つ事も難しい。この無理ゲー感が印象の悪さを加速している。
統率者2013で加わったアローロは、この無理ゲー感を加速するゲインライフ能力持ちのジェネラル。カウンターがないデッキは、《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》のような尖った対策カードなしで戦う場合、可能な限り早く殴って《むかつき/Ad Nauseam》の有効度を下げるくらいしかやる事がないのだが、5ターン目で10ライフゲイン状態とあっては多少のダメージなど焼け石ウォーターである。

弱点は、デッキパワーの低さと過剰なカウンター、そして尖った対策カード。
マナコストを低く抑える必要があるため、デッキパワーは非常に低くなりがち。それゆえに長期戦は苦手……なのだが勝つも負けるも序盤戦なデッキゆえ、中々この状態にまで持って行くのが困難である。
ほとんど唯一の弱点であるカウンターだが、1度むかつきをカウンターしても安心はしない方がいい。フラッシュバックによる復帰に対する警戒を忘れない事が肝要である。早めに《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》なんかで《むかつき/Ad Nauseam》を片付けておくと、あとは脆い《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》コンボくらいしか入っていないパワー弱小デッキになるので対処しやすくなるだろう。

対抗馬に上がっていたのは……凄い沢山w
最低限必要なのはサーチとフィニッシュに必要な青黒の固有色で、それゆえにいろんなジェネラルでデッキが組めてしまう。
同色だと《センの三つ子/Sen Triplets》《結界師ズアー/Zur the Enchanter》もそれぞれの強みがあるし、《ネファリアの災い、ジェリーヴァ/Jeleva, Nephalia’s Scourge》で青黒赤も行ける。全色のいいトコどりかつリセットによる自衛可能な《アラーラの子/Child of Alara》も良く聞くジェネラルのひとつだ。
その中でもアローロを選んだのは、「非常に早いデッキなので基本的にジェネラルの出番がないのだが、そんな中アローロだけが1T目から0マナで良い仕事をする」「最低限必要な色はむかつきのある黒とサーチの水増しが可能になる青で、他の色を足す利点が、《不快な夢/Sickening Dreams》ルートを0マナで準備できる白>>>追加マナ加速と追加0マナクリーチャーの赤>>追加の墓地利用と追加の打消し対策の緑、であり、3色で不自由しないた」といった理由で5色にする意味は薄いと判断したのがその理由だ。

なお、アーキタイプごとで順位を並べたのは、ジェネラルごとで書いてしまうとむかつきだけで2~10位がすべて埋まってしまうためだったから、という理由な模様www



◎1位《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》
もう説明はいらないよね!!

とっても強い追加ターンを最高に活かしてずっと俺のターンで殴り倒す、ジェネラル依存をより上げた代わりに爆発力も上がったサーダみたいなデッキ。
サーダ同様ジェネラル除去が苦手なのだが、加速の得意な緑のおかげで比較的リキャストしやすいのがよろしくない。
ジェネラル除去しまくってリキャスト不可能まで持ち込んでも《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》《沿岸の海賊行為/Coastal Piracy》でスタートしてしまう事があるのもウザいポイント。ジェネラル除去効いてねーじゃん!
全体的に回避能力に乏しいので2/2くらいのブロッカーを置いたり、追加ターン使いまわしを防ぐ墓地除去、並ぶクリーチャーでドローが膨らむのを防ぐ全体火力なんかも有効。これらも組み合わせていきたい。
ジェネラルリキャスト・追加ターンキャスト安定のためのマナ加速をそのままドローに変えられるシナジーが頭おかしい。
その上青いので序盤から終盤まで強いカウンター持ち。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ。

一応、現環境における立ち位置の変化を書いておく。
《森林の始源体/Sylvan Primordial》を失った事により、リキャスト性能、攻撃通し性能は若干下がった。
環境的に《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》を割りにくくなったのはマイナス要素だが、場持ちのいい6/8クリーチャーに寄るパンチ(場合によってはコピーで増えてる)で安定してドローとダメージを稼いでくるパターンが消えた方が大きい。
《老いざる苦行者、アローロ/Oloro, Ageless Ascetic》という優秀なジェネラルを得た事もあり、むかつきデッキとの差は大分縮んだ印象。メタりやすさ、メタられ具合まで考慮すると逆転があるかも知れないレベル。





☆おまけ 禁止とかなんとか雑談

正直、1位と2位がどっちもすげー強すぎるデッキなので、個人的には《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》ジェネラル禁止《むかつき/Ad Nauseam》禁止でバランスとって欲しいと思っている。そうすれば結構群雄割拠になると思うんだけど。

あ、あと良く聞く所だと《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》とか《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》もあるけど、個人的には両方残っていてもそんなでもないと思っている。
聖別は重くて意外と扱いにくいし、ウーズコンボも墓地除去でどの色でも対抗できるのと、マナコスト高いし無駄牌が多いのでデッキがもっさりになるマイナス面が大きいので。
……いや、流石に聖別は聖別コピークソゲーが発生するから、カードパワーが強すぎるからではなくゲーム的に禁止にされた方がいいか。

あとは、パワー的には《歯と爪/Tooth and Nail》とあんまり変わらなそうな《合同勝利/Coalition Victory》とか、あっても使われるか怪しい《Library of Alexandria》とかは解除してもいいんじゃないかなーと思う。
青一強をもう少し抑えるためにも、もう手の施しようが無さそうな白と赤はともかく、黒と緑の強化のために《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》《原始のタイタン/Primeval Titan》《Fastbond》辺りを解禁しても面白いかも。……どれもロクでもない匂いしかしないからヤバイかw まあタイタンは実際長く使われてたんだから大丈夫……なのか?
あといい加減《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》は許してやれよwww

コメント

G
G
2014年2月7日21:35

タイトルが「独楽と偏向で選ぶ〜」に見えた私は重症ww

地割れ
2014年2月8日0:12

>もう手の施しようが無さそうな白と赤はともかく

赤らしいデッキを組んでみせますよ!(意地)

なお単色ではない模様。

MTGAnglerfish.アンコウ
2014年2月8日0:52

アレクサンドリア
→ヴィンテージ勢でまだ持ってない私が死んでしまう!
+
ただでさえ、EDHに憎悪を抱いているのでやめでぇえ!!

真空圧
2014年2月8日1:31

デリーヴェーはcozaさんが諦めたら自分が組んでみようと思ってます
自分もデリーヴィーはそこらへんの位置にいるくらいにスペックは高いと思いますー

ウメ
2014年2月8日8:37

デリーヴィーはデュエルコマンダーで禁止になってしまったように1対1なら極悪ともいえる強さなんですけどね。
無難に強そうなのはタイムワープ型だとは思うんですけど、それならエドリックでいいやってなってしまうんですよね、、

かっこかり
2014年2月8日20:17

>Gさん
独楽「上3枚からジェネラル選びます」
偏向「選ぶジェネラル変えます」

>千代さん
白赤は20年かけて培った性質上どうしても厳しいのが……。
多人数だと脱出率3倍になってしまうため1対1向けのロック要素、数枚の優秀カード(通称ソープロ)4積みでパワー確保する傾向、小型クリーチャーが強く、それらを総合的に考えると相手を遅延させている間に20ライフ削るのが最も強い戦略となった白。
最近は手札整理や大型クリーチャーも加わって来たが、小型クリーチャーの除去とライフ20を削る事に全てをかけて特化してきた赤。
ライフ40持ちの4人戦には無理があるプールです。
最近、白には《天秤/Balance》くらい渡してやってもいいんじゃないかとすら思います。


>殻を着た萌豚.シェルダーさん
《Library of Alexandria》が解禁されても、どうせ《Bazaar of Baghdad》程度の採用率になるのは見えてるのできっと大丈夫かと。
危険そうなのは7ドロー+《精神力/Mind Over Matter》くらいですが、マナコスト上精神力の扱いが難しいので使うデッキは限られるかと。今バザーがアレックスより高いのはどっちかというとヴィンテージでの使いでの差が原因でしょうし。

>真空圧くん
スペックがすごい優秀で出来る事も多いから、デリーヴィーは組みたくなるジェネラルだよね。

>ウメさん
実際エドリック並のポテンシャルはあると思っています。
この両者、エドリックがカードを補充するのでマナを確保する必要があるのに対し、デリーヴィーはマナを補充するので手札を確保する必要がある、と良く似ていながらも対照的な性質です。
カードよりもマナの方が確保しやすいのでその点ではエドリックに分がありますが、色の面と再キャスト性で勝っているという利点があります。重たい追加ターンを撃ちつつ強力な重カードや起動型能力を用いてアドを取りに行く事が可能なので、そこを活かす形で組み上げればエドリックにも迫れるような気がしているのですが……。
性質上、エドリックとの相性がすこぶるいい(必要なドロー要素を向こうが勝手に提供してくれる上、向こうへのブロッカーを並べるのは容易。おまけにカウンターで追加ターンを止めにも行ける)ので、その点もプラス要素になるでしょうし。

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