公式プレヴューも始まったようで。
こうなってくると発売も秒読みだなーって気になってくるよね。
リアルに「お! ……お、おお」ってなったw
《血の公証人/Blood Scrivener》の方が強いまである。普通に使うと引けるのが出して2ターン後のアップキープってのが流石に遅すぎる。せめてアリーナ効果でも良かったんじゃない?
今回の日記の本命。
ジェネラルに出来る友好2色の小神サイクル、青白版。
まず、”白と青への信心”について一応解説。「白と青への信心」は、青と白それぞれの信心を合計した数である。ただしハイブリッドを2個には数えない。
例えば、《メレティスのダクソス/Daxos of Meletis》だと白と青への信心は2、《羽毛覆い/Plumeveil》は3、《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》なら2。
実際のカードスペックに関しては、今までのこの色のジェネラルから考えると中々期待出来そう。
☆信心7は、テーロスの神に比べるとちょっとだけ達成しにくい数字。(コイツ自身が2稼いでいるのであと5つ。テーロスは追加で4つで顕現)
勝ち手段がビートダウンになりにくいEDH、しかもそのビートダウンに向いていない青白色なので、この点はむしろ利点と呼んでいいかも知れない。
なにしろ攻撃的なデッキである《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》でさえ、「《剣を鍬に/Swords to Plowshares》されるから顕現したくねー」なんて声がプレイ中に聞かれたくらいだったのだから。
☆そうすると、非常に除去しにくい4マナの置物としての仕事を期待する事になる。ドローがどれだけ期待出来るだろうか? 自分のターンにクリーチャーをキャストするのはもちろん、対戦相手のターンにもクリーチャーを出すなどしておろー機会を増やせると望ましい。
青白でこいつの誘発を増やす手段と言えば、「瞬速」「トークン発生」「ブリンク能力」「追加ターン」辺りになるだろうか?
・瞬速
青を中心にそこそこいる……が、採用に値する瞬速持ちが意外と少ない。
よく見るのは《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》、あとはちょっと重いが《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》くらいか。
《欠片の双子/Splinter Twin》でもあれば《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》《やっかい児/Pestermite》《修復の天使/Restoration Angel》もあったのだが、青白だとこいつらが積極的に投入される事も少ないだろう。白赤青のデッキにドローソースとして投入する、という使い方もありかも知れない。
また、青白緑だと緑がクリーチャー・瞬速を得意とするおかげでより円滑にドローを進められそうだ。特に《浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician》や《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix》は相性抜群だろう。
・トークン発生
インスタントのトークン発生は、緑にこそ劣るものの特に白でそこそこの数はある。
しかしそれが使用に耐えうるかどうかと言う話になると別の話。《ウルザの工廠/Urza’s Factory》《スプリングジャック牧場/Springjack Pasture》のような、枠を圧迫しないトークン発生土地がせいぜいだろう。
これまた緑と組むとより効果が大きくなるジャンル。トークン発生が得意な色なので、《リスの巣/Squirrel Nest》のようなコンボパーツ、毎ターン確実にドローを約束してくれる《新緑の魔力/Verdant Force》など、相性いいカードが沢山ある。
・ブリンク能力
青も白も得意とするジャンル。
コンボパーツにもなる《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》、CIPクリーチャーを多めに採用する事によって優秀スペルのようにも使える《一瞬の瞬き/Momentary Blink》など、ジェネラル無しでもシナジー次第で単体での活躍が期待出来る。
これらを活かすように構築していくと、必然的に対象とするためのクリーチャーを増やす必要がある=エファラの能力誘発を起こしやすくなるというのも都合がいい。
このようにジェネラル的にも相性がいいので、そこを中心とした構築となりそうだ。
・追加ターン
一番ドローを誘発させやすいのは、当然ながら自分の次の順目のプレイヤーのターン。しかしそれだと、そこで引いたソーサリータイミングのカードを使うには3人分のターンを跨ぐのを待つ必要がある。
そこで追加ターンを使う事が出来れば、引いたソーサリータイミングのカードを即座に使用出来る。
しかもそうして得た追加ターンは(瞬速持ちでもないクリーチャーをキャスト出来るので)さらなるドロー誘発が期待しやすくなる。
EDHというゲーム的にも追加ターンカードは単体で邪魔をする事も少なく、入れて損はないだろう。
☆エファラの方向性
・上で信心が溜まりにくいのが利点、と書いていた事と逆行するが、「ドロー誘発にはクリーチャーが必要=戦場にクリーチャーが並ぶ構築になりやすい=顕現しやすい」となり、ビートが向いているとも言える。
とは言えこの色でビートはどうしても他の色に劣るので、あまり考えない方がいいかも知れないが。DCでワンチャン?
・追加ターンを潤滑油とした、CIPクリーチャーを中心としたコンボデッキは、いかにもこのジェネラルに向いている方向性だ。
問題は、追加ターンも青白のクリーチャーを中心としたコンボも重い事と、青白だとクリーチャーサーチが貧弱である事。そして、これらの問題がとても致命的であるという事。
前者の問題に対してはしっかりとしたマナベースを組み上げる必要があり、後者の問題に対してはしっかりマウントを取りに行けるデッキパワーを持たせる必要がある。
ちょうど追加ターン相性が良い上にクリーチャーも並ぶ事だし、《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》《沿岸の海賊行為/Coastal Piracy》を利用した疑似エドリック要素を加えるのもアリかも知れない。4マナのドローソースを加えるとなるとさらに足回りが不安になる恐れがあるが。
元より初速に不安の残る青白という色なので(緑のようなマナエルフもなければ赤黒のような《暗黒の儀式/Dark Ritual》系もない。頼りは《Mana Crypt》を積み込める《悟りの教示者/Enlightened Tutor》くらいで、しかしその動きも《伝国の玉璽/Imperial Seal》《吸血の教示者/Vampiric Tutor》と持つ黒には及ばない)とにかく軽めのマナ加速を大事にしていきたい。
1マナ以下のマナ加速は全力投入、2マナのマナファクトも多めに投入し、《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》《古えの墳墓/Ancient Tomb》などの力を借りて僅かでも出遅れないようにしたい。ジェネラルとの相性ゆえに《銀のマイア/Silver Myr》や《海の占術師/Sea Scryer》なんかも入ってくるかも知れない。
とにかく序盤の足回りが一番のガンなので、まずはそこをしっかり押さえる要素を考えて構築したい。
・そう考えていくと、いっそフィニッシュブローはクリーチャー薄めにして、サーチしやすいアーティファクト・エンチャント中心の方が手っ取り早そうだ。
そうすればフィニッシュのサーチのしにくさに関しては無理しなくて済むし。
クリーチャーは《粗石の魔道士/Trinket Mage》《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》のようなアド源や《未来の大魔術師/Magus of the Future》のような依存度の低いコンボパーツに留め、エンチャント・アーティファクト中心の勝ち手段をクリーチャーキャストで得た物量で補助するような感じ。
まあなんにせよ、この色にしてはなかなか期待出来る新人かも知れない。
こうなってくると発売も秒読みだなーって気になってくるよね。
苦痛の予見者 1黒 レア
クリーチャー 人間・ウィザード
神啓―苦痛の予見者がアンタップ状態になるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたはそのカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。
2/2
リアルに「お! ……お、おお」ってなったw
《血の公証人/Blood Scrivener》の方が強いまである。普通に使うと引けるのが出して2ターン後のアップキープってのが流石に遅すぎる。せめてアリーナ効果でも良かったんじゃない?
都市国家の神、エファラ 2白青 神話レア
伝説のクリーチャー・エンチャント 神
破壊不能
あなたの白と青への信心が7未満である限り、都市国家の神、エファラはクリーチャーではない。
各アップキープの開始時に、その直前のターンにあなたのコントロール下で他のクリーチャーを戦場に出していた場合、カードを1枚引く。
6/5
今回の日記の本命。
ジェネラルに出来る友好2色の小神サイクル、青白版。
まず、”白と青への信心”について一応解説。「白と青への信心」は、青と白それぞれの信心を合計した数である。ただしハイブリッドを2個には数えない。
例えば、《メレティスのダクソス/Daxos of Meletis》だと白と青への信心は2、《羽毛覆い/Plumeveil》は3、《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》なら2。
実際のカードスペックに関しては、今までのこの色のジェネラルから考えると中々期待出来そう。
☆信心7は、テーロスの神に比べるとちょっとだけ達成しにくい数字。(コイツ自身が2稼いでいるのであと5つ。テーロスは追加で4つで顕現)
勝ち手段がビートダウンになりにくいEDH、しかもそのビートダウンに向いていない青白色なので、この点はむしろ利点と呼んでいいかも知れない。
なにしろ攻撃的なデッキである《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》でさえ、「《剣を鍬に/Swords to Plowshares》されるから顕現したくねー」なんて声がプレイ中に聞かれたくらいだったのだから。
☆そうすると、非常に除去しにくい4マナの置物としての仕事を期待する事になる。ドローがどれだけ期待出来るだろうか? 自分のターンにクリーチャーをキャストするのはもちろん、対戦相手のターンにもクリーチャーを出すなどしておろー機会を増やせると望ましい。
青白でこいつの誘発を増やす手段と言えば、「瞬速」「トークン発生」「ブリンク能力」「追加ターン」辺りになるだろうか?
・瞬速
青を中心にそこそこいる……が、採用に値する瞬速持ちが意外と少ない。
よく見るのは《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》、あとはちょっと重いが《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》くらいか。
《欠片の双子/Splinter Twin》でもあれば《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》《やっかい児/Pestermite》《修復の天使/Restoration Angel》もあったのだが、青白だとこいつらが積極的に投入される事も少ないだろう。白赤青のデッキにドローソースとして投入する、という使い方もありかも知れない。
また、青白緑だと緑がクリーチャー・瞬速を得意とするおかげでより円滑にドローを進められそうだ。特に《浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician》や《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix》は相性抜群だろう。
・トークン発生
インスタントのトークン発生は、緑にこそ劣るものの特に白でそこそこの数はある。
しかしそれが使用に耐えうるかどうかと言う話になると別の話。《ウルザの工廠/Urza’s Factory》《スプリングジャック牧場/Springjack Pasture》のような、枠を圧迫しないトークン発生土地がせいぜいだろう。
これまた緑と組むとより効果が大きくなるジャンル。トークン発生が得意な色なので、《リスの巣/Squirrel Nest》のようなコンボパーツ、毎ターン確実にドローを約束してくれる《新緑の魔力/Verdant Force》など、相性いいカードが沢山ある。
・ブリンク能力
青も白も得意とするジャンル。
コンボパーツにもなる《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》、CIPクリーチャーを多めに採用する事によって優秀スペルのようにも使える《一瞬の瞬き/Momentary Blink》など、ジェネラル無しでもシナジー次第で単体での活躍が期待出来る。
これらを活かすように構築していくと、必然的に対象とするためのクリーチャーを増やす必要がある=エファラの能力誘発を起こしやすくなるというのも都合がいい。
このようにジェネラル的にも相性がいいので、そこを中心とした構築となりそうだ。
・追加ターン
一番ドローを誘発させやすいのは、当然ながら自分の次の順目のプレイヤーのターン。しかしそれだと、そこで引いたソーサリータイミングのカードを使うには3人分のターンを跨ぐのを待つ必要がある。
そこで追加ターンを使う事が出来れば、引いたソーサリータイミングのカードを即座に使用出来る。
しかもそうして得た追加ターンは(瞬速持ちでもないクリーチャーをキャスト出来るので)さらなるドロー誘発が期待しやすくなる。
EDHというゲーム的にも追加ターンカードは単体で邪魔をする事も少なく、入れて損はないだろう。
☆エファラの方向性
・上で信心が溜まりにくいのが利点、と書いていた事と逆行するが、「ドロー誘発にはクリーチャーが必要=戦場にクリーチャーが並ぶ構築になりやすい=顕現しやすい」となり、ビートが向いているとも言える。
とは言えこの色でビートはどうしても他の色に劣るので、あまり考えない方がいいかも知れないが。DCでワンチャン?
・追加ターンを潤滑油とした、CIPクリーチャーを中心としたコンボデッキは、いかにもこのジェネラルに向いている方向性だ。
問題は、追加ターンも青白のクリーチャーを中心としたコンボも重い事と、青白だとクリーチャーサーチが貧弱である事。そして、これらの問題がとても致命的であるという事。
前者の問題に対してはしっかりとしたマナベースを組み上げる必要があり、後者の問題に対してはしっかりマウントを取りに行けるデッキパワーを持たせる必要がある。
ちょうど追加ターン相性が良い上にクリーチャーも並ぶ事だし、《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》《沿岸の海賊行為/Coastal Piracy》を利用した疑似エドリック要素を加えるのもアリかも知れない。4マナのドローソースを加えるとなるとさらに足回りが不安になる恐れがあるが。
元より初速に不安の残る青白という色なので(緑のようなマナエルフもなければ赤黒のような《暗黒の儀式/Dark Ritual》系もない。頼りは《Mana Crypt》を積み込める《悟りの教示者/Enlightened Tutor》くらいで、しかしその動きも《伝国の玉璽/Imperial Seal》《吸血の教示者/Vampiric Tutor》と持つ黒には及ばない)とにかく軽めのマナ加速を大事にしていきたい。
1マナ以下のマナ加速は全力投入、2マナのマナファクトも多めに投入し、《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》《古えの墳墓/Ancient Tomb》などの力を借りて僅かでも出遅れないようにしたい。ジェネラルとの相性ゆえに《銀のマイア/Silver Myr》や《海の占術師/Sea Scryer》なんかも入ってくるかも知れない。
とにかく序盤の足回りが一番のガンなので、まずはそこをしっかり押さえる要素を考えて構築したい。
・そう考えていくと、いっそフィニッシュブローはクリーチャー薄めにして、サーチしやすいアーティファクト・エンチャント中心の方が手っ取り早そうだ。
そうすればフィニッシュのサーチのしにくさに関しては無理しなくて済むし。
クリーチャーは《粗石の魔道士/Trinket Mage》《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》のようなアド源や《未来の大魔術師/Magus of the Future》のような依存度の低いコンボパーツに留め、エンチャント・アーティファクト中心の勝ち手段をクリーチャーキャストで得た物量で補助するような感じ。
まあなんにせよ、この色にしてはなかなか期待出来る新人かも知れない。
コメント
軽量クロックパーミの息切れ防止によさそう
薬瓶と合わせて使ってみたい
薬瓶は確かに相性良さげですね。
上手くすると、クリーチャーを展開しながらも対戦相手の3倍の物量差を毎ターン付けられるので、エファラ自身が4マナと中堅マナ域かつクロックになりにくいのと、ターン経過でアド差が大きくなっていく点から、ちょっと遅めのミッドレンジ的なデッキになるのもいいかも知れません。