その名はセレズニアの迷路走者、《イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris》ちゃん。
その驚きのスペックは!
これが最新セット、『ドラゴンの迷路』のレアカード。
最近のプレイヤーはクリーチャーインフレでその強さに麻痺している所があるので、大昔のセットから見た場合、彼女がどれだけ優れているのかを見てみる事にした。
まず、比較のため、出来る限り近い性能のクリーチャーを探した。
雰囲気的に大分近いものが出て来たのは、『レジェンド』のアンコモン。
問題なく非常に古いセットだし、レアリティーすらこちらの方が低い。時代的にも、レアリティー的にも、イマーラの圧勝は目に見えているだろう。
そんな訳で早速、まずはその『レジェンド』のクリーチャーを紹介。
イマーラの方が1マナ重く、レアリティーが1段階上がっている代わりに、「パワー+1」「人間→シナジーの多いエルフ」「騎士→シナジーちょっと多いシャーマン」「自軍のクリーチャー・トークンに与えられるダメージを0にする」が加わっている。
これが1マナ、レアリティー+1以上の価値のある利点なのかどうか。
他のカード達と比較してちょっと考えてみよう。
・古いカード(前例と同じ『レジェンド』)
↓
・新しいカード(前例から2個遡ったセット『アヴァシンの帰還』)
同じ色の組み合わせ、かつマナコスト+白、レアリティー+1と、かなり近い例を見つける事が出来た。
そうして+白でシガルダがケイ・タカハシに比べて得たものは、
「パワー+3」「タフネス+3」「飛行」「呪禁」「相手の生け贄を封殺する能力」となった。
1マナに色が付いた分と、「クリーチャー限定の2点軽減するタップ能力」と「人間・クレリック→シナジーの少ない天使」のマイナス分を差し引けば、まあだいたいイマーラが得た「パワー+1」「トークン限定軽減能力」とトントン……な訳ねぇだろ! パワー+3だけでお釣りがくるわ!
おいこれ一体何考えて作ったんだよR&Dは。本当にクリーチャーインフレに一石を投じる目的なのかと疑うレベルなんだけど。
そしていくら思い立ったとはいえなんでこんなくだらない日記書いてるんだ俺は。EDHもくそもない話だというのに。
まあいい書いてしまったものは仕方がないからアップしよう。
その驚きのスペックは!
イマーラ・タンドリス 5緑白
伝説のクリーチャー エルフ・シャーマン レア
あなたがコントロールするクリーチャー・トークンに与えられるすべてのダメージを軽減する。
5/7
これが最新セット、『ドラゴンの迷路』のレアカード。
最近のプレイヤーはクリーチャーインフレでその強さに麻痺している所があるので、大昔のセットから見た場合、彼女がどれだけ優れているのかを見てみる事にした。
まず、比較のため、出来る限り近い性能のクリーチャーを探した。
雰囲気的に大分近いものが出て来たのは、『レジェンド』のアンコモン。
問題なく非常に古いセットだし、レアリティーすらこちらの方が低い。時代的にも、レアリティー的にも、イマーラの圧勝は目に見えているだろう。
そんな訳で早速、まずはその『レジェンド』のクリーチャーを紹介。
Sir Shandlar of Eberyn 4緑白
伝説のクリーチャー 人間・騎士 アンコモン
4/7
イマーラの方が1マナ重く、レアリティーが1段階上がっている代わりに、「パワー+1」「人間→シナジーの多いエルフ」「騎士→シナジーちょっと多いシャーマン」「自軍のクリーチャー・トークンに与えられるダメージを0にする」が加わっている。
これが1マナ、レアリティー+1以上の価値のある利点なのかどうか。
他のカード達と比較してちょっと考えてみよう。
・古いカード(前例と同じ『レジェンド』)
ケイ・タカハシ 2緑白
伝説のクリーチャー 人間・クレリック レア
T:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを2点軽減する。
2/2
↓
・新しいカード(前例から2個遡ったセット『アヴァシンの帰還』)
鷺群れのシガルダ 2緑白白
伝説のクリーチャー 天使 神話レア
飛行、呪禁
あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力は、あなたにパーマネントを生け贄に捧げさせることができない。
5/5
同じ色の組み合わせ、かつマナコスト+白、レアリティー+1と、かなり近い例を見つける事が出来た。
そうして+白でシガルダがケイ・タカハシに比べて得たものは、
「パワー+3」「タフネス+3」「飛行」「呪禁」「相手の生け贄を封殺する能力」となった。
1マナに色が付いた分と、「クリーチャー限定の2点軽減するタップ能力」と「人間・クレリック→シナジーの少ない天使」のマイナス分を差し引けば、まあだいたいイマーラが得た「パワー+1」「トークン限定軽減能力」とトントン……な訳ねぇだろ! パワー+3だけでお釣りがくるわ!
おいこれ一体何考えて作ったんだよR&Dは。本当にクリーチャーインフレに一石を投じる目的なのかと疑うレベルなんだけど。
そしていくら思い立ったとはいえなんでこんなくだらない日記書いてるんだ俺は。EDHもくそもない話だというのに。
まあいい書いてしまったものは仕方がないからアップしよう。
コメント
リンガリングと無形の美徳ある環境であんまり強くもできなかったんだろうと思います。トロスターニサモナーと能力逆でよかったのにな・・・。
確かにしょぼいおっさんに比べるとイラストアドは圧倒的ですね。
しかしあのか弱い見た目で5/7はタフガイ過ぎでしょう。
>石像くん
新旧ラヴニカ混合ドラフトですら、《ヴィトゥ=ガジーの守護者/Guardian of Vitu-Ghazi》に枠から押しのけられるクラスの悲しさ。
4マナまで落としてようやく「スタンダードなら出番があるかな」というレベルだと思っている。
>まのさん
>無限マナから爆破基地
まのさん、それほとんど全部の統率者に出来る事や!
そういえば召喚士とマナコストが一緒ですね。召喚士の方がどう見てもセレズニアらしいし強いというのは一体……。
ストーリー上において「唯一テゼレットの魔手から生き延びたジェイスの親友」というキャラなので、きっとその過程で5/7のマッスルボディが必須だったのでしょう。
前回の記事のゴルガリの伝説は楽しそうな感じでしたけど、これは(泣)
このジェネラルで使いたい、またはこのジェネラルと相性がいいカードを選べ、みたいなことを言われても困りますよね。
多くの場合、「トークンを積極的に使いたい→同じ色組み合わせのトロスターニでいい」となってしまうので、「緑緑白白が非常に出にくく無色が多い、ワクショまで入っているような茶単型」で「数を増やしてもあまり仕方がなく、強化が必須なエルドラージ・落とし子中心(無色マナ偏重に拍車をかける)」にすればどこかに意味を見いだせる……。
ような気がしましたが、そうなると落とし子は凄い勢いで生け贄になるのでダメージ無効の意味がなく、そして生け贄に捧げたマナで出てくるのは手札の茶色くて重いカードになりそう、そもそも緑白が茶単にするには色相性が悪いという。
7マナも出るなら先にワームとぐろ出しますよwww
……難しいですねw
改めてライズ見たら強すぎで吹きましたw イマーラの事を考えると、こいつ全く同スペックのままで4マナくらいにはしなきゃ駄目でしょ。
……間違いなく感覚がおかしくなっていますwww
>zamaくん
それでいい。それでよかった。
非常に分かりやすいしセレズニアっぽい。
むしろさらに強化して内蔵能力が《倍増の季節/Doubling Season》だったらもっと騒がれて使われていただろうに。
プレーンシフトのコモン「鉄葉の聖騎士(6マナ4/4先制・開門能力)」を思い出した。
アルマジロの外套っぽいエンチャントが嬉しい。さすがにアンコモンか。
イラストアドは確かにある。Foil欲しい。
Johnavon氏だったらなお良かった。EDH用に。
多分新旧ラヴニカドラフトなら、その枠を《ヴィトゥ=ガジーの守護者/Guardian of Vitu-Ghazi》に奪われるクラスの強さだと思っていますw どう見ても「ドラフトでマナコストを見なければ悪くないけどクソ重いからデッキに1刺しするにとどめておくか」な10手目コモン。