EDH 緑のクリーチャーサーチ+コスト踏み倒し系について
2013年2月26日 EDHカード考察 コメント (11)普段緑を使わない人だから見落とし、的外れがあるかもだけど。
前の日記の黒字5/4さんのコメントで見た《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》と、ビスケットハンマーさんの上げてたリクーのリストにあった《中心部の防衛/Defense of the Heart》を見てふと思った事をつらつら。
多人数戦だし、特に緑絡みだとクリーチャーが3体並ぶくらいザラだし、登場当時と違ってクリーチャー2体の即死コンボも出来たし、《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》他色々と便利な相方も増えたんだから結構強そうな気がするだけど、あまりレシピに入っているのを見ない。
ターンを1周回す必要がある、対戦相手にクリーチャー3体という発動条件がある、という欠点はあるものの、わずか4マナで大体《歯と爪/Tooth and Nail》双呪と同じ効果。
この発動の面倒さが5マナ以上であるとしても、追加の歯と爪としてデッキに投入されててもいいんだろうに、あまりにも見ない。
実際使ってみれば、採用率通りに不便な事が多いのだろうか?
☆その他の類似カードの評価
緑のクリーチャーサーチ+コスト踏み倒し系、自分の感覚だと、
《歯と爪/Tooth and Nail》>《自然の秩序/Natural Order》>>>>《再誕のパターン/Pattern of Rebirth》>>《中心部の防衛/Defense of the Heart》
くらいの遭遇率。
使い勝手や強力さも、実際この順番なのかねぇ。緑系デッキ使わないからよく分からないけど。
緑をさっぱり使用していない人である自分の感覚だと、
歯と爪>>>>中心部の防衛>自然の秩序=再誕のパターン
くらいの評価なんだけど。
1枚で勝てるんだから、重いとか発動しにくいとか多少の不便くらいどうって事ないじゃなーい。逆に言うと勝ち確にもならない中途半端なカードなら、無理にサーチ+踏み倒しなんてしなくてもいいんじゃね? っていう。
そんな思考のせいで圧倒的にキャストしやすい《自然の秩序/Natural Order》の評価が低い。緑で受けの広いコンボパーツクリーチャーってのがいないから。《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》とか《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》とかも+で速攻付与や頭数などがあってこそだしね。
☆最後に
そんな超主観的な雑感ばかり書き連ねても役に立たないので、出来る限り客観的にそれぞれの評価。
《歯と爪/Tooth and Nail》
基本9マナ。
2枚サーチして場に出せるので、《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》+《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》、《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》+《トリスケリオン/Triskelion》、《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》+《粗石の魔道士/Trinket Mage》など、1色足すだけで即死コンボを決めに行けるようになる。
うっかりコンボパーツが手札に入ってきても問題なくコンボスタートできるのが素晴らしい。
重いだけあって、もっとも強力な効果。
《中心部の防衛/Defense of the Heart》
歯と爪の半分以下の4マナで、それとほぼ同じ「2枚のクリーチャーをサーチして場に出す」効果。
ただし誘発がアップキープなので最速でも1ターン回す必要があって遅く、「いずれかの対戦相手が3体のクリーチャーをコントロールしている」という、多人数戦でも組み合わせによっては達成が稀な誘発条件があって厄介。
ただし腐っても歯と爪なのでコレ1枚で勝ちに行ける。
多分かっこかりさんは過剰に評価している。
《自然の秩序/Natural Order》
自分の緑のクリーチャーを生け贄にライブラリーの中にいる別の緑クリーチャーに交換する呪文。
緑メインのデッキなら、マナクリーチャーという優秀な低コスト勢が多数存在するので、デッキ内の緑クリーチャーを増やす事はそう難しくない。
問題はサーチ先。緑のクリーチャーは即効性のある即死コンボのパーツとなっているものが極端に少ないため、《森林の始源体/Sylvan Primordial》や《飢餓の声、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Voice of Hunger》のような単純な重いが超便利なクリーチャーや、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》や《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》のような、あと2枚くらいは相方が欲しい上に下準備やターンを回す事を前提としたフィニッシャーまでしか選択肢がない。
多分かっこかりさんは過小評価している。
《再誕のパターン/Pattern of Rebirth》
そんな自然の秩序の欠点である緑縛りをとっぱらったのがこのカード。
生け贄にするクリーチャーにもサーチ対象のクリーチャーにも制限がないので、クリーチャーコンボ系のデッキでは、茶色コンボ系デッキにおける《Transmute Artifact》のように扱う事が出来る。
マナコストも自然の秩序から増える事無く、それどころか色拘束も減った3緑。
しかしそんな上手い話がある訳もなく、「生け贄の仕方は別途自前で準備する事」という制限が加わっている。この制限がどれだけ重いかが評価の分かれ目になりそう。
前の日記の黒字5/4さんのコメントで見た《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》と、ビスケットハンマーさんの上げてたリクーのリストにあった《中心部の防衛/Defense of the Heart》を見てふと思った事をつらつら。
Defense of the Heart / 中心部の防衛 (3)(緑)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、いずれかの対戦相手が3体以上のクリーチャーをコントロールしている場合、中心部の防衛を生け贄に捧げ、あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを最大2枚探し、それらのカードを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
多人数戦だし、特に緑絡みだとクリーチャーが3体並ぶくらいザラだし、登場当時と違ってクリーチャー2体の即死コンボも出来たし、《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》他色々と便利な相方も増えたんだから結構強そうな気がするだけど、あまりレシピに入っているのを見ない。
ターンを1周回す必要がある、対戦相手にクリーチャー3体という発動条件がある、という欠点はあるものの、わずか4マナで大体《歯と爪/Tooth and Nail》双呪と同じ効果。
この発動の面倒さが5マナ以上であるとしても、追加の歯と爪としてデッキに投入されててもいいんだろうに、あまりにも見ない。
実際使ってみれば、採用率通りに不便な事が多いのだろうか?
☆その他の類似カードの評価
緑のクリーチャーサーチ+コスト踏み倒し系、自分の感覚だと、
《歯と爪/Tooth and Nail》>《自然の秩序/Natural Order》>>>>《再誕のパターン/Pattern of Rebirth》>>《中心部の防衛/Defense of the Heart》
くらいの遭遇率。
使い勝手や強力さも、実際この順番なのかねぇ。緑系デッキ使わないからよく分からないけど。
緑をさっぱり使用していない人である自分の感覚だと、
歯と爪>>>>中心部の防衛>自然の秩序=再誕のパターン
くらいの評価なんだけど。
1枚で勝てるんだから、重いとか発動しにくいとか多少の不便くらいどうって事ないじゃなーい。逆に言うと勝ち確にもならない中途半端なカードなら、無理にサーチ+踏み倒しなんてしなくてもいいんじゃね? っていう。
そんな思考のせいで圧倒的にキャストしやすい《自然の秩序/Natural Order》の評価が低い。緑で受けの広いコンボパーツクリーチャーってのがいないから。《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》とか《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》とかも+で速攻付与や頭数などがあってこそだしね。
☆最後に
そんな超主観的な雑感ばかり書き連ねても役に立たないので、出来る限り客観的にそれぞれの評価。
《歯と爪/Tooth and Nail》
基本9マナ。
2枚サーチして場に出せるので、《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》+《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》、《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》+《トリスケリオン/Triskelion》、《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》+《粗石の魔道士/Trinket Mage》など、1色足すだけで即死コンボを決めに行けるようになる。
うっかりコンボパーツが手札に入ってきても問題なくコンボスタートできるのが素晴らしい。
重いだけあって、もっとも強力な効果。
《中心部の防衛/Defense of the Heart》
歯と爪の半分以下の4マナで、それとほぼ同じ「2枚のクリーチャーをサーチして場に出す」効果。
ただし誘発がアップキープなので最速でも1ターン回す必要があって遅く、「いずれかの対戦相手が3体のクリーチャーをコントロールしている」という、多人数戦でも組み合わせによっては達成が稀な誘発条件があって厄介。
ただし腐っても歯と爪なのでコレ1枚で勝ちに行ける。
多分かっこかりさんは過剰に評価している。
《自然の秩序/Natural Order》
自分の緑のクリーチャーを生け贄にライブラリーの中にいる別の緑クリーチャーに交換する呪文。
緑メインのデッキなら、マナクリーチャーという優秀な低コスト勢が多数存在するので、デッキ内の緑クリーチャーを増やす事はそう難しくない。
問題はサーチ先。緑のクリーチャーは即効性のある即死コンボのパーツとなっているものが極端に少ないため、《森林の始源体/Sylvan Primordial》や《飢餓の声、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Voice of Hunger》のような単純な重いが超便利なクリーチャーや、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》や《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》のような、あと2枚くらいは相方が欲しい上に下準備やターンを回す事を前提としたフィニッシャーまでしか選択肢がない。
多分かっこかりさんは過小評価している。
《再誕のパターン/Pattern of Rebirth》
そんな自然の秩序の欠点である緑縛りをとっぱらったのがこのカード。
生け贄にするクリーチャーにもサーチ対象のクリーチャーにも制限がないので、クリーチャーコンボ系のデッキでは、茶色コンボ系デッキにおける《Transmute Artifact》のように扱う事が出来る。
マナコストも自然の秩序から増える事無く、それどころか色拘束も減った3緑。
しかしそんな上手い話がある訳もなく、「生け贄の仕方は別途自前で準備する事」という制限が加わっている。この制限がどれだけ重いかが評価の分かれ目になりそう。
コメント
初めまして (^O^)/
EDHについてためになることを沢山書いていらっしゃるので勝手ながらリンクさせてもらいます、宜しくお願いします m(__)m
全種使いましたが、個人的には歯と爪>自然の秩序>中心部の防衛=再誕のパターンって感じです。
環境によるとは思いますが、中心部の防衛は割られやすく、再誕のパターンはさらに着地先の生物を焼かれたり追放されたりとで使い難かったです。
確かに、起動できたら強いのですが・・・。
リンクさせてもらいました。よろしくお願いします。
自分のリストに入ってるのはメタ的な理由が大きいです。
周りにビートが一定数いるのと、リクーの負けパターン(生物横に並べられて1,2パン)への抑止力ですね。
タイムワープと一緒に撃って、生物除去をカウンターでケアしながら無限に繋げるのもワンチャン。
こちらこそはじめまして。こちらもリンクさせていただきました。
雑文書き散らかしていますが、参考になれば幸いです。
>Bear,Maro-Sorcerer
はじめまして。こちらからもリンクさせていただきます。
>それぞれの使用感
やっぱり使用率ってのは使い勝手や強さを如実に表すものらしいですね。
「使い勝手が悪いけど強力」というカードはその解消手段がよっぽどお手軽でないと活躍は難しいようです。(相方が単体でも強く、デッキに無理なく複数入れられる・キャストしやすいコストのジェネラルが相方となっている・など)
《中心部の防衛/Defense of the Heart》を採用していたのは、1ターン待つ必要がある関係上、追加ターンとの相性は中々のものがありますし、追加ターンを入れやすいリクーとの相性もあったという事のようで。色の組み合わせ的にも、勝ち手段をクリーチャー2枚のコンボとするのが一番早道でしょうし。
言われてみれば確かに、リクーは構成上物理で殴られるのに弱くなりがちなので、それの抑止力になる点でも相性がいいですね。
ホントだw うっかり忘れてたわw
採用率は自然の秩序のすぐ後ろに付けるくらい?
強さ的にもそれくらいな感じなのかなー?
……ここまで書いて気付いたちょっと待て。
招集がちょっとそれっぽいけど実はお前はまともにコスト踏み倒してねぇよ!
マジメニXトカハラッテンジャネー。
そう考えると、隠遁ドルイドで良いと思えてしまいますが・・・
……き、基本土地入れられるし。
…………い、色も赤緑とかの黒なしでいけるし。
よろしくお願いします。
自分は歯爪>>>中心部の防衛>>>>>自然の秩序=再誕ですかね・・・。
自然の秩序は生贄に捧げるクリーチャーが少ないor持ってくる生物が微妙なので最初入れても抜いています・・・。
防衛も割られたらそれまでですけど逆に言えばそれでカード1枚使ってくれるなら御の字ですし。
再誕のリバースは隙が多いからやっぱり好きになれないですね。。
こちらもリンクさせていただきます。よろしくお願いいたします。
再誕のパターンは確かに隙が大き目ですね。(付ける時のカウンター・クリーチャー除去、エンチャントされているクリーチャーを墓地に落とす時にコストで生け贄にするのでなければエンチャント除去)
まともに運用しようとなると、種類を選ばないとはいえエンチャント先のクリーチャー、生け贄手段と追加で2種のカードが欲しくなるのも採用率が抑えられている原因なのかもです。