今日はちょっと対戦結果をメモって来たのでレポートでも。
2戦目以降は、1番手有利、4番手不利の差が大き過ぎるという事から、試験的にハウスルールを使用した形。上手くいったら北上の交流会で採用しようとの事。
ルールは、「2番手はフリーマリガン(パリマリと同じようにカードを脇にどけて引くが、1枚減らさずに同じ枚数を引ける)を1回出来る。同様に3番手は2回、4番手は3回」というもの。
ある程度は先手後手の差を軽減出来たのではないかと。
とはいえ、個人的にはデッキの有利不利のバランスが崩れるのが問題かなー、とも思った。
フリーマリガンが多くなると、数枚のカードに依存するような高速コンボの初動が早く安定するようになったりするし、1ターン目の手札の自由度が大きく広がる結果、多少カードが足りなくても1ターン目に2マナを確保する事が容易くなり、そういった構築を助長してしまう。
自分としては、通常のルールの内にある対戦から歪んだ結果をもたらすのは、手番のバランスが良くなるとはいえ望ましくないかなぁ、と思った。
それはそれとして対戦記録。回数が多いしさくさくと書いていこうかと。
自分が使用したのは、主に《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》。
例によってターン進行は名前順。
・1戦目 サーダ 大渦の放浪者 始祖ドラゴンA 始祖ドラゴンB
始祖ドラAはボードコントロールしながらマナを伸ばし、《アカデミーの学長/Academy Rector》から《全知/Omniscience》持って来て《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon》から無限決めたり、《夜明けの集会/Congregation at Dawn》から《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》《パリンクロン/Palinchron》《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》と積んで無限マナする遊戯王みたいな大味デッキ。
始祖ドラBは通常のアングリーハーミット。
1ターン目、《Mana Crypt》→《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》(クリプトコピー)で2ターン目ジェネラルとブン回るも、次ターン大渦が《魔力の櫃/Mana Vault》から《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》で止める。
このラワンが曲者で、場に長持ちして《金粉のドレイク/Gilded Drake》や始祖ドラのジェネラルキャストや《幻影の像/Phantasmal Image》なんかを抑え続ける感じに。
しかし大渦の方も引きが芳しくなく、互いに妨害が飛び交う関係もあり中々勝ちに行けない。ジェネラルキャストはしたものの、追加ターンもアタッカーもジェネラル使いまわし要素もなく、パンチ力が大分足りてない感じ。
結局はぐだぐだに長引いた末にサーダが《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》から勝ち。ジェネラルは2回キャストして1回もパンチ出来んかったけどな。
・2戦目 サーダ 大渦 始祖ドラA 始祖ドラB
3ターン目ジェネラルは大渦のラワン→始祖ドラAの《Wheel of Fortune》で対処される。
そして始祖ドラAがタップアウトで《騙し討ち/Sneak Attack》キャスト。このデッキでは悪い事しかいないので周囲の緊張が高まる。
そっから対処法探しとパーマネント展開目的のTT祭り。《Timetwister》→意外な授かり物→授かり物で手札が回る回るw 大量にマナ加速を引いたので、自分もありがたく展開させていただく。
そんな手札回転の合間に、騙し討ちは大渦が無事に破壊成功。
その後大渦がキャストされ、《俗世の教示者/Worldly Tutor》→積み込んだ《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》で構える。
その辺でみんなパーマネント展開でタップアウト気味になったので、エレ谷を対処して置いての《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》→《時のらせん/Time Spiral》。大量に引いてコンボ決めて勝ち。
・3戦目 サーダ 擬態の原形質 始祖ドラB
始祖ドラが1ターン目《隠遁ドルイド/Hermit Druid》。それは2ターン目《金粉のドレイク/Gilded Drake》で交換して、始祖ドラにはしばらく黙っててもらう事にする。
そんな訳で、《太陽の指輪/Sol Ring》からの2ターン目キャストの準備は整っていたものの、ジェネラルキャストは3ターン目に。直後に原形質に《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》される。
その後は手札が弱かったので、4ターン目に手札からキャストし直し、次ターン《Mana Crypt》を奪いながらマナを伸ばして《幻の漂い/Drift of Phantasms》変成から《Timetwister》。
返しの原形質は《金粉のドレイク/Gilded Drake》でサーダを奪いに来る。それをバウンスや除去で取り返す自分。
始祖ドラは静かに土地を伸ばし続けるばかり。6マナくらいある状態からのジェネラルキャストは《Mana Drain》で止めたし、これで事実上のタイマンだろうと原形質警戒で動く。
そんなこんなしている内に《Timetwister》経由で暴君コンボの準備が整ったので、《袖の下/Bribery》で原形質の《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》を奪い、コンボ始動……も、原形質の《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》で止められる。
そうしてターンを原形質に渡し、原形質も適当に展開とアド稼ぎ。
その返し、始祖ドラのターン。
おもむろに《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》キャスト。何もできない2人。
《適者生存/Survival of the Fittest》をキャスト。何もできない2人。
墓地にパーツを埋めての《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》キャスト。何もできない2人。
ハーミットも止めたしジェネラルキャストも遠いからって、大渦なんかとイチャイチャしてる場合じゃなかった。
・4戦目 サーダ 原形質 始祖ドラB リクー
始祖ドラが1ターン目ハーミット。しかしそれは原形質が《殺し/Snuff Out》。
自分は土地が《サプラーツォの岩礁/Saprazzan Skerry》しかないものの、2ターン以内に島を引ければどうとでもなるブン回りハンド。しかし引けない。《太陽の指輪/Sol Ring》含む大量のマナファクトを展開し、《意外な授かり物/Windfall》でアドを取り返しに行く。
そんな動きのせいでジェネラルキャストは4ターン目に。
そっから無事にターンが帰ってきて、後はブン回り。
《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》キャストからマナファクト起こして《知識の搾取/Knowledge Exploitation》→《時のらせん/Time Spiral》。
テゼレットを《呪文滑り/Spellskite》で守りつつ、妨害を適度に弾きながらターンを返してもらい、時のらせん→《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》からテゼレットの-3サーチで《Basalt Monolith》と《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》揃えて勝ち。
・5戦目 リクー サーダ 始祖ドラA
2ターン目ジェネラルは始祖ドラが《吸血の教示者/Vampiric Tutor》→《終末/Terminus》でデッキに仕舞われる。
仕方ないのでただの青茶単として戦う事に。地道にアドを稼ぐしか出来なくて間に合わないかと思ったが、幸いにも2人がマナフラッドで困っていたので助かった。
その間に手札リセットでアドを稼ぎつつ、《呪文滑り/Spellskite》や《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》などを並べてマウントをとっていく。
最終的にリクーに《袖の下/Bribery》で《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》→《Timetwister》でコンボパーツ引き込んで勝ち。
・6戦目 始祖ドラA リクー サーダ
2ターン目サーダは始祖ドラに金粉される。対処はするものの、2回目キャストの余裕はないままゲームが進む。
結果全体的にゆっくり目の場に。
リクーが《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》からぐいぐい土地を伸ばしていつでも人を殺せる準備に入る(15マナくらいはあった気がする)が、殺意のあるものを引けずにぐだった感じに。
しかし最終的にリクーがジェネラルで《嘘か真か/Fact or Fiction》をコピーして濃い所を引き込み、カウンターに守られた2段構えのコンボを決めて勝ち。
・7戦目 リクー サーダ 始祖ドラA
酷いドブン。
1ターン目ジェネラルキャスト。
それは《Mana Crypt》1枚パクったところでリクーの《炎の印章/Seal of Fire》で処理されたものの、2マナ増えれば十分。
3ターン目《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》からの追加ターン。そっからコンボパーツ揃えて勝ち。
・8戦目 リクー サーダ 始祖ドラA
酷いドブン。
1ターン目ジェネラルキャストはリクーに《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》
されたものの、2ターン目ジェネラルキャストは即座に対処されず。
3ターン目に《太陽の指輪/Sol Ring》を1枚パチったところで、返しにリクーが《上天の呪文爆弾/AEther Spellbomb》をキャスト。
4ターン目、ジェネラルパンチに対してボムを使ってくれたので、手札から《魔力の櫃/Mana Vault》→暴君→《思案/Ponder》でコンボスタート。《太陽の指輪/Sol Ring》に化けていた《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》を戻して暴君2つにしてバウンスしまくって勝ち。
・9戦目 リクー サーダ 始祖ドラA
2ターン目ジェネラルは処理されず、マナベースを伸ばしつつ《強迫的な研究/Compulsive Research》と《企業秘密/Trade Secrets》で着実にアドを重ねていく。
ジェネラルが除去されないまま5ターン目に突入、マナが伸び切った所で《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》→《時のらせん/Time Spiral》。
レスで《Basalt Monolith》と《厳かなモノリス/Grim Monolith》が割られるも、追加ターンからテゼレットやらTTやらでコンボパーツ集めて勝ち。
・10戦目 始祖ドラA リクー サーダ 大渦
リクーに《炎の印章/Seal of Fire》を張られ、早めのジェネラルキャストが出来ない。《呪文滑り/Spellskite》からスタートする形に。
しかしそっからジェネラルを守りつつマナを伸ばす事に成功。だが、そのせいで大渦のターゲットとなってしまい、複数並んだ《Mana Crypt》もあってライフがヤバい感じになる。
要所要所でカードを潰されたのもあって、コンボに行く事が出来ないままライフは1桁に。ブロッカーを主目的として呪文滑りを出す始末。
勢いづいた大渦は次々と脅威を示し、対戦相手の危険なパーマネントも潰し、全員まとめて殴り倒すまであと一押しという所まで行く。
……が、そこで微妙なプレイミスが重なり、隙を見せてしまう。そこを突いて手札が整っていた始祖ドラが、《アカデミーの学長/Academy Rector》→《高級市場/High Market》でサクって《全知/Omniscience》→《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon》でコンボに入って終了。
・11戦目 エドリック 始祖ドラA リクー サーダ
《Mana Crypt》スタートしたリクーが、全員自分の事で手一杯な3ターン目に《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》と《欠片の双子/Splinter Twin》をキャストしてそのまま勝ち。
どぶーん。
・12戦目 エドリック 始祖ドラA リクー サーダ
1ターン目ジェネラルキャストのための手札をマリガンでかき集めたものの、それを使って1ターン目《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》反転が可能という誘惑に耐えきれずそっちを選ぶw
結果始祖ドラとリクーが静かになるものの、エドリックがそんなのお構いなしでガンガン展開してくる。なんだあのデッキ。
「やばいこれエドリック助けて俺が死ぬんじゃね?」と思っていた所、リクーが必至のエラヨウ破壊。さらにはエドリックにも《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》で対処してくれる。
ありがとうありがとうと言いながら《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》をキャストし、それを守りながらアドを重ねて最終的に《意外な授かり物/Windfall》に辿り着いて勝ち。
リクーと始祖ドラにはホント悪い事をしたと思っている。反省はしていない。
・13戦目 始祖ドラA リクー サーダ エドリック
エドリックが1ターン目《Mana Crypt》と《金属モックス/Chrome Mox》から《森を護る者/Sylvan Safekeeper》と《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》のブン回り。そしてその状態から2ターン目ジェネラルキャスト。
そこをリクーが必死に対処。森を護る者とエドリックを落とすも、《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》を持ってきたエドリックのマナベースがおかしい事になり、再キャスト。
その後みんなで追加ターンをカウンターしつつエドリックを除去り続けるが、揺籃の地のせいで再キャストが止まらない。最終的に11マナとかで出てくるエドリックがゴリ押ししてタイムワープモードに入って勝ち。
・おまけ 始祖ドラA 始祖ドラC リクー エドリック
最後にちょっとエドリックを使ってみた。始祖ドラCはBとは別の人が組んだアングリーハーミットタイプのやつ。
始祖ドラC土地事故、エドリックは始祖ドラAの《終末/Terminus》で沈黙。事実上始祖ドラA対リクーな感じに。
リクーが大分マウント取っている状況まで持って行ったが、時間切れでノーゲーム。エレ谷とかの防御用カードは並んでいたし、あのまま続ければ多分リクーが勝ってた。
サーダ 4人戦 4勝3敗 3人戦 4勝2敗 総合 8勝5敗
なんか馬鹿勝ちしたwww
10枚前後の2ターン目キャストカードを探しに行く、というマリガンの仕方なデッキの関係上、フリーマリガンはよくない感じ。相性良すぎる。
2番手以下なら手札7枚からの2ターン目キャスト+保険のTT系なんて手札はざらだし、場合によっては1ターン目キャストの手札すら集められた。
あと、ラワン超強かった。
4マナという微妙な重さ、青しか潰せない、スペルは止まらない、という対象範囲の狭さが気になって投入した事はなかったが、強いデッキに軒並み刺さるのはよいね。
あれだけ活躍されると枠作って入れようか、って気にまでなってくる。
あるいはより丸い選択肢として《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》の復活もあるかも。重さが気になるのはラワンと同じながら、ラワンに対処でき、サーチが容易で、相手が青くなくても便利な点で偉い。
ラワンもラワンで嵌った時の爆発力が魅力なんだけどね。大渦のキャストまで止められるのはホント偉いわ。
2戦目以降は、1番手有利、4番手不利の差が大き過ぎるという事から、試験的にハウスルールを使用した形。上手くいったら北上の交流会で採用しようとの事。
ルールは、「2番手はフリーマリガン(パリマリと同じようにカードを脇にどけて引くが、1枚減らさずに同じ枚数を引ける)を1回出来る。同様に3番手は2回、4番手は3回」というもの。
ある程度は先手後手の差を軽減出来たのではないかと。
とはいえ、個人的にはデッキの有利不利のバランスが崩れるのが問題かなー、とも思った。
フリーマリガンが多くなると、数枚のカードに依存するような高速コンボの初動が早く安定するようになったりするし、1ターン目の手札の自由度が大きく広がる結果、多少カードが足りなくても1ターン目に2マナを確保する事が容易くなり、そういった構築を助長してしまう。
自分としては、通常のルールの内にある対戦から歪んだ結果をもたらすのは、手番のバランスが良くなるとはいえ望ましくないかなぁ、と思った。
それはそれとして対戦記録。回数が多いしさくさくと書いていこうかと。
自分が使用したのは、主に《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》。
例によってターン進行は名前順。
・1戦目 サーダ 大渦の放浪者 始祖ドラゴンA 始祖ドラゴンB
始祖ドラAはボードコントロールしながらマナを伸ばし、《アカデミーの学長/Academy Rector》から《全知/Omniscience》持って来て《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon》から無限決めたり、《夜明けの集会/Congregation at Dawn》から《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》《パリンクロン/Palinchron》《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》と積んで無限マナする遊戯王みたいな大味デッキ。
始祖ドラBは通常のアングリーハーミット。
1ターン目、《Mana Crypt》→《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》(クリプトコピー)で2ターン目ジェネラルとブン回るも、次ターン大渦が《魔力の櫃/Mana Vault》から《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》で止める。
このラワンが曲者で、場に長持ちして《金粉のドレイク/Gilded Drake》や始祖ドラのジェネラルキャストや《幻影の像/Phantasmal Image》なんかを抑え続ける感じに。
しかし大渦の方も引きが芳しくなく、互いに妨害が飛び交う関係もあり中々勝ちに行けない。ジェネラルキャストはしたものの、追加ターンもアタッカーもジェネラル使いまわし要素もなく、パンチ力が大分足りてない感じ。
結局はぐだぐだに長引いた末にサーダが《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》から勝ち。ジェネラルは2回キャストして1回もパンチ出来んかったけどな。
・2戦目 サーダ 大渦 始祖ドラA 始祖ドラB
3ターン目ジェネラルは大渦のラワン→始祖ドラAの《Wheel of Fortune》で対処される。
そして始祖ドラAがタップアウトで《騙し討ち/Sneak Attack》キャスト。このデッキでは悪い事しかいないので周囲の緊張が高まる。
そっから対処法探しとパーマネント展開目的のTT祭り。《Timetwister》→意外な授かり物→授かり物で手札が回る回るw 大量にマナ加速を引いたので、自分もありがたく展開させていただく。
そんな手札回転の合間に、騙し討ちは大渦が無事に破壊成功。
その後大渦がキャストされ、《俗世の教示者/Worldly Tutor》→積み込んだ《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》で構える。
その辺でみんなパーマネント展開でタップアウト気味になったので、エレ谷を対処して置いての《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》→《時のらせん/Time Spiral》。大量に引いてコンボ決めて勝ち。
・3戦目 サーダ 擬態の原形質 始祖ドラB
始祖ドラが1ターン目《隠遁ドルイド/Hermit Druid》。それは2ターン目《金粉のドレイク/Gilded Drake》で交換して、始祖ドラにはしばらく黙っててもらう事にする。
そんな訳で、《太陽の指輪/Sol Ring》からの2ターン目キャストの準備は整っていたものの、ジェネラルキャストは3ターン目に。直後に原形質に《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》される。
その後は手札が弱かったので、4ターン目に手札からキャストし直し、次ターン《Mana Crypt》を奪いながらマナを伸ばして《幻の漂い/Drift of Phantasms》変成から《Timetwister》。
返しの原形質は《金粉のドレイク/Gilded Drake》でサーダを奪いに来る。それをバウンスや除去で取り返す自分。
始祖ドラは静かに土地を伸ばし続けるばかり。6マナくらいある状態からのジェネラルキャストは《Mana Drain》で止めたし、これで事実上のタイマンだろうと原形質警戒で動く。
そんなこんなしている内に《Timetwister》経由で暴君コンボの準備が整ったので、《袖の下/Bribery》で原形質の《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》を奪い、コンボ始動……も、原形質の《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》で止められる。
そうしてターンを原形質に渡し、原形質も適当に展開とアド稼ぎ。
その返し、始祖ドラのターン。
おもむろに《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》キャスト。何もできない2人。
《適者生存/Survival of the Fittest》をキャスト。何もできない2人。
墓地にパーツを埋めての《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》キャスト。何もできない2人。
ハーミットも止めたしジェネラルキャストも遠いからって、大渦なんかとイチャイチャしてる場合じゃなかった。
・4戦目 サーダ 原形質 始祖ドラB リクー
始祖ドラが1ターン目ハーミット。しかしそれは原形質が《殺し/Snuff Out》。
自分は土地が《サプラーツォの岩礁/Saprazzan Skerry》しかないものの、2ターン以内に島を引ければどうとでもなるブン回りハンド。しかし引けない。《太陽の指輪/Sol Ring》含む大量のマナファクトを展開し、《意外な授かり物/Windfall》でアドを取り返しに行く。
そんな動きのせいでジェネラルキャストは4ターン目に。
そっから無事にターンが帰ってきて、後はブン回り。
《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》キャストからマナファクト起こして《知識の搾取/Knowledge Exploitation》→《時のらせん/Time Spiral》。
テゼレットを《呪文滑り/Spellskite》で守りつつ、妨害を適度に弾きながらターンを返してもらい、時のらせん→《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》からテゼレットの-3サーチで《Basalt Monolith》と《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》揃えて勝ち。
・5戦目 リクー サーダ 始祖ドラA
2ターン目ジェネラルは始祖ドラが《吸血の教示者/Vampiric Tutor》→《終末/Terminus》でデッキに仕舞われる。
仕方ないのでただの青茶単として戦う事に。地道にアドを稼ぐしか出来なくて間に合わないかと思ったが、幸いにも2人がマナフラッドで困っていたので助かった。
その間に手札リセットでアドを稼ぎつつ、《呪文滑り/Spellskite》や《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》などを並べてマウントをとっていく。
最終的にリクーに《袖の下/Bribery》で《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》→《Timetwister》でコンボパーツ引き込んで勝ち。
・6戦目 始祖ドラA リクー サーダ
2ターン目サーダは始祖ドラに金粉される。対処はするものの、2回目キャストの余裕はないままゲームが進む。
結果全体的にゆっくり目の場に。
リクーが《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》からぐいぐい土地を伸ばしていつでも人を殺せる準備に入る(15マナくらいはあった気がする)が、殺意のあるものを引けずにぐだった感じに。
しかし最終的にリクーがジェネラルで《嘘か真か/Fact or Fiction》をコピーして濃い所を引き込み、カウンターに守られた2段構えのコンボを決めて勝ち。
・7戦目 リクー サーダ 始祖ドラA
酷いドブン。
1ターン目ジェネラルキャスト。
それは《Mana Crypt》1枚パクったところでリクーの《炎の印章/Seal of Fire》で処理されたものの、2マナ増えれば十分。
3ターン目《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》からの追加ターン。そっからコンボパーツ揃えて勝ち。
・8戦目 リクー サーダ 始祖ドラA
酷いドブン。
1ターン目ジェネラルキャストはリクーに《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》
されたものの、2ターン目ジェネラルキャストは即座に対処されず。
3ターン目に《太陽の指輪/Sol Ring》を1枚パチったところで、返しにリクーが《上天の呪文爆弾/AEther Spellbomb》をキャスト。
4ターン目、ジェネラルパンチに対してボムを使ってくれたので、手札から《魔力の櫃/Mana Vault》→暴君→《思案/Ponder》でコンボスタート。《太陽の指輪/Sol Ring》に化けていた《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》を戻して暴君2つにしてバウンスしまくって勝ち。
・9戦目 リクー サーダ 始祖ドラA
2ターン目ジェネラルは処理されず、マナベースを伸ばしつつ《強迫的な研究/Compulsive Research》と《企業秘密/Trade Secrets》で着実にアドを重ねていく。
ジェネラルが除去されないまま5ターン目に突入、マナが伸び切った所で《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》→《時のらせん/Time Spiral》。
レスで《Basalt Monolith》と《厳かなモノリス/Grim Monolith》が割られるも、追加ターンからテゼレットやらTTやらでコンボパーツ集めて勝ち。
・10戦目 始祖ドラA リクー サーダ 大渦
リクーに《炎の印章/Seal of Fire》を張られ、早めのジェネラルキャストが出来ない。《呪文滑り/Spellskite》からスタートする形に。
しかしそっからジェネラルを守りつつマナを伸ばす事に成功。だが、そのせいで大渦のターゲットとなってしまい、複数並んだ《Mana Crypt》もあってライフがヤバい感じになる。
要所要所でカードを潰されたのもあって、コンボに行く事が出来ないままライフは1桁に。ブロッカーを主目的として呪文滑りを出す始末。
勢いづいた大渦は次々と脅威を示し、対戦相手の危険なパーマネントも潰し、全員まとめて殴り倒すまであと一押しという所まで行く。
……が、そこで微妙なプレイミスが重なり、隙を見せてしまう。そこを突いて手札が整っていた始祖ドラが、《アカデミーの学長/Academy Rector》→《高級市場/High Market》でサクって《全知/Omniscience》→《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon》でコンボに入って終了。
・11戦目 エドリック 始祖ドラA リクー サーダ
《Mana Crypt》スタートしたリクーが、全員自分の事で手一杯な3ターン目に《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》と《欠片の双子/Splinter Twin》をキャストしてそのまま勝ち。
どぶーん。
・12戦目 エドリック 始祖ドラA リクー サーダ
1ターン目ジェネラルキャストのための手札をマリガンでかき集めたものの、それを使って1ターン目《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》反転が可能という誘惑に耐えきれずそっちを選ぶw
結果始祖ドラとリクーが静かになるものの、エドリックがそんなのお構いなしでガンガン展開してくる。なんだあのデッキ。
「やばいこれエドリック助けて俺が死ぬんじゃね?」と思っていた所、リクーが必至のエラヨウ破壊。さらにはエドリックにも《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》で対処してくれる。
ありがとうありがとうと言いながら《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》をキャストし、それを守りながらアドを重ねて最終的に《意外な授かり物/Windfall》に辿り着いて勝ち。
リクーと始祖ドラにはホント悪い事をしたと思っている。反省はしていない。
・13戦目 始祖ドラA リクー サーダ エドリック
エドリックが1ターン目《Mana Crypt》と《金属モックス/Chrome Mox》から《森を護る者/Sylvan Safekeeper》と《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》のブン回り。そしてその状態から2ターン目ジェネラルキャスト。
そこをリクーが必死に対処。森を護る者とエドリックを落とすも、《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》を持ってきたエドリックのマナベースがおかしい事になり、再キャスト。
その後みんなで追加ターンをカウンターしつつエドリックを除去り続けるが、揺籃の地のせいで再キャストが止まらない。最終的に11マナとかで出てくるエドリックがゴリ押ししてタイムワープモードに入って勝ち。
・おまけ 始祖ドラA 始祖ドラC リクー エドリック
最後にちょっとエドリックを使ってみた。始祖ドラCはBとは別の人が組んだアングリーハーミットタイプのやつ。
始祖ドラC土地事故、エドリックは始祖ドラAの《終末/Terminus》で沈黙。事実上始祖ドラA対リクーな感じに。
リクーが大分マウント取っている状況まで持って行ったが、時間切れでノーゲーム。エレ谷とかの防御用カードは並んでいたし、あのまま続ければ多分リクーが勝ってた。
サーダ 4人戦 4勝3敗 3人戦 4勝2敗 総合 8勝5敗
なんか馬鹿勝ちしたwww
10枚前後の2ターン目キャストカードを探しに行く、というマリガンの仕方なデッキの関係上、フリーマリガンはよくない感じ。相性良すぎる。
2番手以下なら手札7枚からの2ターン目キャスト+保険のTT系なんて手札はざらだし、場合によっては1ターン目キャストの手札すら集められた。
あと、ラワン超強かった。
4マナという微妙な重さ、青しか潰せない、スペルは止まらない、という対象範囲の狭さが気になって投入した事はなかったが、強いデッキに軒並み刺さるのはよいね。
あれだけ活躍されると枠作って入れようか、って気にまでなってくる。
あるいはより丸い選択肢として《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》の復活もあるかも。重さが気になるのはラワンと同じながら、ラワンに対処でき、サーチが容易で、相手が青くなくても便利な点で偉い。
ラワンもラワンで嵌った時の爆発力が魅力なんだけどね。大渦のキャストまで止められるのはホント偉いわ。
コメント
>《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》
《大祖始の守り手/Keeper of Progenitus(ALA)》ではなく・・・?
すいません、間違いです。
《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》→《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》でした。結魂してパリンクロンが出入りして無限マナするコンボです。
ありがとうございますm(__)m