サーダ・アデール調整中　２

ひとつ前の日記の余談追加メモで書いた通り、「ジェネラルが青アンチ＝恐らく青であろうウーズ系以外の準強デッキ相手に軒並み有利が付く」「自身がほぼ準強デッキの青単のため、その他デッキには不利が付かない」という理由から、前ヴァージョンより対ウーズにもそっと寄せた形に変更。

エドリックが穴となり得るが、最悪同じ３マナ帯であるジェネラルが立ちんぼする事により潰しあい状態にすることが可能。
理論上は、エドリック自身の攻撃を抑制しつつ１/１を討ち取れる２/２を２～３ターン目に確実に立たせられるこのデッキならば不利は付かないはず。


これで主だった強デッキを相手にした場合、軒並み有利～微不利を付けつつ、その他標準的なデッキ相手でも有利を取れる構成に仕上がった、はず。
どうにかして単色でメタゲームに食い込んでやりてぇ。



ジェネラル
《奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor》

コンボパーツ　3
《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》
《ゴブリンの大砲/Goblin Cannon》
《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》

ドロー　14
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《渦まく知識/Brainstorm》
《定業/Preordain》
《思案/Ponder》
《思考の泉/Mind Spring》
《強迫的な研究/Compulsive Research》
《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
《意外な授かり物/Windfall》
《Timetwister》
《天才のひらめき/Stroke of Genius》
《企業秘密/Trade Secrets》
《時の逆転/Time Reversal》
《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
《時のらせん/Time Spiral》

サーチ　8
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《親身の教示者/Personal Tutor》
《Transmute Artifact》
《作り直し/Reshape》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《加工/Fabricate》
《幻の漂い/Drift of Phantasms》
《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》

カウンター　8
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《遅延/Delay》
《Arcane Denial》
《Mana Drain》
《対抗呪文/Counterspell》
《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》
《Force of Will》
《誤った指図/Misdirection》

パーマネントコントロール　9
《猿術/Pongify》
《金粉のドレイク/Gilded Drake》
《幻影の像/Phantasmal Image》
《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
《残響する真実/Echoing Truth》
《乱動への突入/Into the Roil》
《拭い捨て/Wipe Away》

その他　9
《High Tide》
《呪われたトーテム像/Cursed Totem》
《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
《呪文滑り/Spellskite》
《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》
《意識の流れ/Stream of Consciousness》
《袖の下/Bribery》
《時間操作/Temporal Manipulation》
《知識の搾取/Knowledge Exploitation》

マナ加速　17
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
《金属モックス/Chrome Mox》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《Mana Crypt》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《友なる石/Fellwar Stone》
《精神石/Mind Stone》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
《Copy Artifact》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《Basalt Monolith》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》

土地　31
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
《埋没した廃墟/Buried Ruin》
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《島/Island》　23


☆カードピックアップ

・《幻の漂い/Drift of Phantasms》
結局無限マナコンボは《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》一本に絞った。
サーチもまともに出来ない《Power Artifact》を入れるくらいなら、指輪も《Basalt Monolith》もサーチ出来、さらには《Timetwister》やフィニッシュに繋がる《加工/Fabricate》《天才のひらめき/Stroke of Genius》まで探してこれるコイツを投入し、実質的な「そろそろコンボを決めたい時間帯になった際の当たり牌」を同軸上で増やした方が安定すると判断。
というか《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》が抜けた関係上、大体同じタイムラグで《Timetwister》を撃てるのが何気に偉すぎる。


・《呪われたトーテム像/Cursed Totem》
アンチウーズの切り札そのいち。
もともとデッキ内の起動能力持ちは《呪文滑り/Spellskite》《ジェイスの文書管理人/Jace’s Archivist》《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》の３枚しかなく、これを投入しても僅かなパワーダウンで済みそうだと判断。

特に文書管理人は挙動の遅さと不安定さ（１ターン回している間に除去される可能性）が高速化したこのデッキと微妙に噛み合っていなかったので、抜けても問題なしと考えて抜いた。上にある通り、幻の漂いで大体同じ動きが臨めるしね。

呪文滑りとエレ谷は、ディスシナジーを差し引いても非常に優秀なのでそのまま残留。


・《意識の流れ/Stream of Consciousness》
――秘儀！　アンチウーズの切り札そのに。
必死でリストとにらめっこしてようやく見つけた、手札から出す形のインスタントで墓地に触れる青いカード。マナコストも２マナと非常に理想的だった。
リムーブではない事が墓地対策としては欠点であるが、自分の重要パーツを墓地リムーブから守る場合には役に立つし、アーティファクト（《トリスケリオン/Triskelion》と《Phyrexian Devourer》、お前らの事だよ！）ならばジェネラルでリムーブ可能。


・《思考の泉/Mind Spring》《天才のひらめき/Stroke of Genius》
ジェネラルが回ると特に無色マナがだぶつきがちになるので、無限マナの吐き出し口としての役割も兼ねて投入。
ジェネラルが上手く回らなかった場合でも、結構マナが伸びる構成になっている（例：ジェネラルが回らなかった場合の安定性を考え、回った時にはあまりおいしくない無色マナを増やす《スランの発電機/Thran Dynamo》が残っている）ため、最低限のドロー＋フィニッシュカードとして仕事をしてくれる。


・《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》
この軽さと手札回転カードの枚数ならいける、と判断して投入。反転さえすれば《相殺/Counterbalance》よりも確実な制限を相手にかける事が可能。
ジェネラルが対戦相手からパチって来たアーティファクトも呪文のキャスト回数に数えられるのも反転確率向上に一役かっている。


・《時間操作/Temporal Manipulation》
ジェネラルパンチを１回増やせる素敵カード。
マナ次第では《Timetwister》を《時のらせん/Time Spiral》に変えてくれる事も。
とりあえずそんな動きをしたい時にサーチ可能にしておくため、１枚だけ投入。
《時間の熟達/Temporal Mastery》はサーチ経由なら最高なのだが素引きした時残念過ぎるのでこっちとなった。

もしも大活躍して追加が欲しくなったなら、入れるのはきっと《時間のねじれ/Time Warp》。
《荊州占拠/Capture of Jingzhou》？　だってアレ白枠しかないんでしょ？　黒枠じゃないと公式で使えないんでしょ？　前に銀枠デッキに入れようとしたら怒られたよ？


・《否認/Negate》→《遅延/Delay》
現在のガチ環境は色んな意味で高速環境のため、３ターンもあれば、大きく環境が動くなり勝負が決まってるなりしている事が多い。それならば対象を選ばない遅延の方が優秀と判断した。
ガチでない環境でも、このデッキにとって３ターンの猶予はかなり大きい。中盤辺りに撃ったのなら、対処法なりエンドカードなりを準備するには十分だ。


・《リスティックの研究/Rhystic Study》
より多くの軽いドローを、と言う理由で投入されたが、マナもよく伸びる現在の環境では理想的なドローは望めなかった。
基本相手をちょっとだけ減速させる置物。序盤に置いて多少多めに引ける時もあったが、今度はセットから引くまでのタイムラグが痛かったり。
久々に使ってみたが、やはりリス研マジ頼りなし。「その場で２枚先払いしてもらえる《予言/Divination》の方が強いんじゃないの」っていうfuくん理論を信じてしまいそうな勢いだｗ


・《長期計画/Long-Term Plans》
このデッキでは「３ターン待ってね」はちょっと悠長だった。
３枚掘れる相性のいいドローは多めに投入されてるが、そういうドローは優先的にキャストされてしまって手札に残らないし、３マナ使いながらさらにドロースペル、という動きも挙動の重さが気になった。
サーチしたカードを手札に加えるまではいいんだけど、流石にそっからそれをキャスト、とかがやりにく過ぎる。
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》なら十分軽いし安定して場に残っているので相性最高なのだが、テフェリーと違ってこのデッキは独楽を優先的にサーチしないので安定して準備出来ない。


・《壊滅的大潮/Devastation Tide》
ジェネラルのパチり能力と相性最悪ながら、いざという時のリセットのために投入されていた。
しかし結局よっぽど嫌々な状況じゃない限り出番がなかったので抜いた。RtRが来ればミゼットさん所からサイクロンが届く予定になってるしねｗ




当座の目標としては、この前のピラミッドみたいな環境において、勝率２割５分から３割５分。
北上交流会みたいなもうちょっと多様性のある環境で勝率３割から４割。

最終的な目標は、「エドリック、ハーミット、青黒ウーズ」のメタゲームに食い込んで、「エドリック、ハーミット、青黒ウーズ、サーダ・アデール」の四つ巴にする事。
夢は大きく持たないとなｗｗｗ