入りそうで入ってないカードに書いてなかったから書く。
世間の評価と真逆な意見になるからおかしいと思う人も多いと思うけど、そういう人は「EDH始めて一月強の素人がなんかほざいてるなぁ」とスルーしてやってください。


これまで《リスティックの研究/Rhystic Study》を使ったり使われたりした試合が10戦くらいかな? それくらい見たけれども強さが今一つ認識できなかった。

一番強いパターンが《Mana Crypt》で1ターン目に出てくるパターンなんだろうけど、それでも1マナ圧迫だと周りの挙動が1、2ターン遅れるくらい。
「必ず払え」って効果じゃないから、その時間的優位でコンボ始めても1枚2枚のカードを得てコンボ止められて終わり、になる可能性が高そう。
「俺もお前も好きな事をすればいい。俺が先に勝つ」ってプレイヤーならガンガン引かせてくれるんだろうけど、普通に考えたら「1マナで相手のドローを1枚止める」って条件で払わないプレイヤーの方が少なそう。
EDHという環境の序盤戦がランド加速やマナファクト展開が多い、ってのも向かい風。最初に加速してしまえば、以降どんどん1マナ払いやすくなっていく。

通常の速度で3ターン目に張るともう微妙。後攻プレイヤーですらランパン系や印鑑、タリスマンなどで加速したあとだから1マナ圧迫がそこまで辛くない。

中盤以降だと本当に目が当てられない。6マナ7マナ貯まっている状況で1マナ支払いを強制してもドローはなかなか期待できなそう。
似た目的のカードだと《凍りつく霊気/Frozen AEther》あたりのがよく効きそう。


そんな訳で《リスティックの研究/Rhystic Study》は、しばらく前の「《神話送り/Spin into Myth》など重たいカードが強い」から「出来る限り早くコンボを決めるデッキこそが最強だ。テンポこそが神だ」というダグソンとかが強いと言われるような環境に移り始めた頃の「一世代前の強カード」ではないのかなぁ、と思う訳ですよ。

情報を集めてみた限り、今は「”テンポこそが神”は変わらず。しかし無理に一段劣るサーチやコンボ突っ込んで強引に尖るより、それより高いカードパワーの妨害カードを入れて丸っこくした方が勝率は上がる」という環境な気がする。
今の状況で速度を追い求めると、おそらくアングリーハーミット以上の速度のデッキってのはないのだろう。それなら無理にそこまで速度を追いつかせるより、「レシピを妨害寄りに振って相手を引きずり出した方が強い」と考える方が無理がない。

だから今は遅い環境だけども、初期の「神話送り強い」時代とは微妙に異なる「5マナに伸ばして2アクション」な環境であり、それゆえメタが回って再び「環境遅いし神話送り強い」とか「速度重視最強」に戻る事はないのだろうなぁ、と思う。

……え? ビートダウンの時代? そんなん来ねぇよ!
まあ環境が遅くはなってるみたいだから、一時期に比べればワンチャンは増えた感じだよね!

コメント

zama
2012年3月22日22:49

オレ、オマエマルカジリ・・・

ではなく

コンゴトモヨロシク

かっこかり
2012年3月23日5:49

>zamaくん
リンクさせてもらったよー。
エサハポークショウガヤキキボウ。

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